最終更新日:2025/5/1

(株)アイザック

業種

  • 環境・リサイクル
  • 紙・パルプ
  • プラント・エンジニアリング
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(紙・パルプ)

基本情報

本社
富山県
PHOTO
  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系
  • 専門系

自分の仕事が社会貢献に繋がっていると実感

  • S・Y
  • 2017年入社
  • 新潟大学
  • 自然科学研究科 環境科学専攻
  • 環境事業本部 技術部 分析センター
  • 廃棄物の分析と分析装置の導入検討

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名環境事業本部 技術部 分析センター

  • 仕事内容廃棄物の分析と分析装置の導入検討

現在の仕事内容

産業廃棄物の事前評価を主に担当しています。分析センターでは営業から受け取った廃棄物サンプルの簡易的な物性・濃度測定から、機器を用いた超微量分析まで幅広く対応しています。また、各処理施設の処理後の濃度測定を行い、処理が成功しているか確認する仕事も行っています。中でも私が主に担当しているのは蛍光X線分析と粉末X線回折、原子吸光分析です。他にもよく使う装置として誘導結合プラズマ質量分析装置、イオンクロマトグラフ分析装置などがあり、これらの業務は入社2年目の12月頃から担当しています。その傍らで分析装置の更新や新しい分析装置の導入検討も行っています。装置の導入のためには、まず装置に関連する勉強から始め、セミナーや展示会で情報収集を行い、色々なメーカーの方々と打ち合わせを行いながら、当社に適した装置を選び、企画書や比較表などを作成することなど行っています。新しい分析手法の開発を行ったり、仕事の効率化を計るためにExcelのマクロを作成したり、省力化に向け機器分析のリモート解析を実現しようとネットワークの構築を行うなど、様々な事を行っています。


今の仕事のやりがい

昨今では世界的に持続可能な開発目標(SDGs)と呼ばれる取り組みが広がってきています。その中には環境に関する目標も多く、そこに弊社が貢献できていると感じていることです。例えば、弊社ではSDGsが叫ばれるようになる以前からリサイクルに力を入れていました。その成果もあって最近では廃棄物の加工を依頼してくる企業も多く、これがSDGs目標の「つくる責任、つかう責任」や「パートナーシップ」などが関係してくるかと思います。また、最近は台風や地震などの激甚型災害も増えてきましたが、この時に発生した災害廃棄物を積極的に引き取る活動も行っており、これは「気候変動に具体的な対策を」として、弊社ができる社会貢献活動だと感じています。「エネルギーをクリーンに」やエコアクション21のカーボンニュートラルとして貢献できていると思います。 一般的な企業と比べ、弊社ではメインの活動が多くのSDGs目標に貢献できており、自分が仕事を頑張れば社会貢献にもなっていると思えて、それがやりがいに繋がっています。


アイザックのここがいい

アイザックは廃棄物の運搬から最終処分まで全てをグループ会社で請け負うことができる珍しい会社ではあるのですが、それだけではありません。様々な処理施設を有しており、固形物に廃酸・廃アルカリ、廃油に食品から、ニッチなところでは廃棄物入りドラムの丸ごと処理まで対応できます。基本的に弊社に廃棄物を依頼すればどうにかなる、と言えるほど設備は充実しているところが良いポイントだと思います。このような今の工場ができるまでの過程には、廃棄物の処理ニーズを上手く読み取り、設備運用の中で細かい装置のブラッシュアップを行ってきたからだと思います。
 また営業部や技術部から人材が集結してできたリサイクルに特化した部署が存在していたり、メタンガス化や廃棄物処理の火力発電など、付加価値の高い処理設備を導入していたことで、今ではSDGsの先駆けとして活躍できていることも良いポイントであると思います。
 そして、来年には新事務所が完成する上に、今後も積極的に設備投資を続け、また新たなニーズを読み取って事業開発を目指そうともしています。それら変化や向上心が会社の発展や活気に繋がっていることが一番の良いポイントです。


こんな人におすすめ

IZAKと単にすると難しいですが、分析センターにおすすめできる人としては、環境貢献や課題発見・解決型の仕事に興味があって、アイディアを積極的に考えていける人だと思います。分析センターでは「現在の仕事内容」に記した通り、単純に測定だけをする部署ではなく、自分たちで分析手法の改善や仕事の仕方を考えて工夫をしたり、装置の検討等をすることが必要になります。また、処理困難物の処理法検討を行う担当も分析センターにはおり、様々な課題をクリアすることが求められます。単純作業とは違い、このような課題をクリアして行くにはモチベーションは欠かせないものだと思います。そのため、仕事にやりがいを持てる人に向いている仕事だと思います。
 特にアイディア発見能力は必要だと思います。技術部には開発科が分析センターと併設されてあります。分析センターに配属なった人は、将来的に一時的なものも含め、その開発科に移動になる可能性があります。開発科では最新の処理技術を学び、新しい処理設備の導入に役立てたり、リサイクル手法の開発などを行っています。そこでは、手にした知識をアイディアまで昇華できる人材が必要であり、重要となります。


会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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