最終更新日:2025/6/1

阪急阪神不動産(株)

業種

  • 不動産
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「阪急阪神」のブランド力と信頼のもと、自分らしさを100%発揮!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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マンションの企画、ブランディングに携わる先輩の思いとは

阪急阪神ホールディングスグループの総合不動産デベロッパーとして、幅広い事業を展開する同社。
若手でありながらマンションの企画やブランディングを任されている先輩に、仕事の面白さや目標を伺った。

◆亀川 翔玄さん(写真右)
住宅事業本部 マンション事業部 事業推進グループ
2021年入社/工学部卒
マンション事業のトータルプロデュースを担当。
計画から引き渡し直前まで、さまざまなフェーズの物件を動かす。

◆森上 瑠那さん(写真左)
住宅事業企画部 商品企画グループ 商品企画担当
2020年入社/生活環境学部卒
入居者の声を次のマンションに反映させる商品企画とブランディングを担当。
生活者の視点を住まいづくりに取り入れている。

デベロッパーは、いわばオーケストラの指揮者。裁量権を持って、ものづくりをできるところが魅力。

子どもの頃から住まいづくりに憧れ、大学では建築を専攻。設計事務所に就職するのかなとぼんやりと想像していたのですが、当社のインターンシップで「デベロッパーはオーケストラで言うなら指揮者。担当者の工夫次第で物件の魅力はさらに向上していく」と聞き、多くの人と協力しながら物件をつくりあげることができるデベロッパーを志すように。大阪の中心に本社を構え、ネームバリューのある当社でぜひ働きたいと思いました。

今は違うようですが、私の入社当時はまず新入社員はマンションの販売を経験するという方針だったため、私も3年間は販売業務や広告戦略に携わり、現場運営を学んできました。事業推進グループに移ったのは4年目。マンションのトータルプロデュースを担当し、建物デザインから事業収支の管理まで幅広い業務に携わる部署です。用地開発部が仕入れた土地を引き継ぎ、どんなデザインの建物を建てるのか、どんな間取りでどんなお客様に買っていただくのかなど、建物のコンセプトメイクから販売戦略の検討に至るまで、各協力会社さんと一緒に一丸となってマンション全体をつくり上げていきます。工事が始まってからは、現場事務所での打合せに何度も足を運び、細かな素材の選定なども設計者さんと一緒に行います。

まだ配属されて1年なので先輩と一緒に動くことが多いですが、メインで任せていただける物件もでき、やりがいを感じています。最近でいうと、お風呂やキッチンなど、様々なショールームに足を運び、物件にどの商品を選ぶことがベストなのか、先輩や上司に相談しながら決めていけるところが面白く、全力で取り組みました。

やりたい仕事ができていることを楽しみながらも、受け持つ物件が多くなるにつれ、大変に感じることも。調整するべきことや、決めなければならないことなど、時には仕事が山積みになってしまいますが、多くの人に意見を聞きながら着実、かつ精度高く、前に進むことを意識しています。まずは今の業務を滞りなくこなし、「亀川に任せてよかった」と言っていただけるようになりたいです。今後は多くの経験を積み重ねる中で自分の持ち味を磨き、大阪市内のタワーマンションや、地元神戸のマンションに携わることが目標。いずれは「亀川さんのようになりたい」と後輩から頼られ、憧れられる存在を目指したいですね。

(亀川さん)

学生の皆さんに伝えたい!

当社は事業主として数多くのマンション開発・街づくりに携わることができ、私もそうした点に惹かれました。自分のやりたいことに妥協せず企業研究を行ってほしいですね。

人々の生活に寄り添い、さまざまな声を反映しながらモノづくりを行う仕事です。

私も亀川さん同様、入社後は新築マンションの販売に携わり、4年目に販売所長を経験。こんなに早く所長になるとは思わず、はじめは不安もありました。しかし、課長やベテラン所長からの手厚いサポートや、自分よりも年上の販売スタッフも「森上さんが頑張っているから応援しよう」と温かく支えてくださったおかげで乗り越えることができましたね。若手にも責任ある仕事を任せてくれるところは当社の魅力だと感じます。

所長になって、「お客様の視点」、「いろいろな世代の方とのコミュニケーション」、「マネジメントの仕方」など多くのことを学んだ経験は、現在の仕事にも生かされていると感じますね。亀川さんのいる事業推進グループはマンションの全体的なプロデュースを行う一方、私たちの商品企画グループは、生活する方の視点に寄り添いながらモノづくりを行う点が大きな特徴といえるでしょう。お客様に入居後のアンケートを取り、ご自宅を訪問することで得た、生活のなかでの実感や視点を次の企画に反映させます。

商品企画グループに配属となって半年ほどですが、印象的な気づきを得る場面は多々あります。一つ例を挙げると、掃除機を入れていただくことを想定して廊下収納を設けていた物件に、入居後にお伺いしてみると掃除機はリビングに置いてあったのです。それならばとリビングに掃除機専用の収納庫を検討。結果が出るのはこれからですが、お客様の行動をもとに考えたことを形にする仕事に、やりがいを感じました。

より多くの方に『ジオ』の魅力を知っていただくためにブランディングを進めることも私たちの仕事です。特に20代、30代のお客様への認知度向上に力を入れています。若年層の心を捉える写真や動画をSNSにアップしたりしています。ブランディングに正解はなく、難しさも感じますが、トライ&エラーを繰り返しながらみんなで話し合う過程も楽しみの一つですね。当社はいろんなことに携わるチャンスがあるので、まずは今の部署で世の中にたくさんのものや情報を届け、将来的には事業推進グループの仕事にもチャレンジしてみたいです。

(森上さん)

学生の皆さんに伝えたい!

自分のやりたいことができるか、一緒に働きたいと思える人がいるかが大切。そんな環境なら楽しく働けると思います。私も人の魅力が決め手になりました。

フレックス制で在宅勤務も。自己管理のもとで自由な働き方ができる点もポイント!

【亀川さん】当社のインターンシップで感じたのは、人事の方がとても話しやすく、先輩たちの雰囲気が良かったこと。「素敵な人たちと、いいものをつくりたい」と思えたことも入社の決め手になりました。入社して4年が経ちますが、その印象は今も同じ。メーカー様など社外の方からも「阪急阪神さんは社員の皆さんの人柄がいいね」と言われます。同じように物件を進めている同期や先輩と各物件の進捗や工夫について話したりするの時間が楽しいので、忙しい時期でも切磋琢磨しながら充実した日々を過ごせていますね

またフレックス制度で1ヶ月の規定時間を満たせば、出勤・退勤の時間は自由に働くことができます。子どもの授業参観などで午後3時に退社している人もいますし、私も「今日は散髪に行くから夕方4時に退社」「昨日は会食で夜遅かったので、今日は10時ごろに出社」と柔軟に活用することができて助かっています。

幅広い事業を展開する「阪急阪神」の看板を背負って仕事ができるのが当社の大きな魅力。現在の業務や販売グループに所属していたときにも、お客様から想像以上に厚い信頼を寄せていただけているのだと実感することがよくありました。期待値が大きい分、良い物件を生み出すためには何をしていくべきか突き詰めて、責任を持って考えていきたいですね。

【森上さん】企業研究をしている頃は、悩むことも多かったですね。そんなとき、当社の人事の方が親身に相談に乗ってくださったことがうれしく、この会社で働きたいという気持ちが強くなりました。社風の良さ、人柄の良さに加え、多くの経験を得られ、将来につながるスキルが身に付く企業を目指したいという思いもあり、そうした点に合致したのが当社でした。

入社して、さまざまな働き方をしている先輩を見てきました。育児をしながら仕事をしている先輩、運動会があるからとフレックス制度を使って出勤時間を調整している先輩も。素敵なロールモデルがたくさんいるので、自分の将来についても具体的にイメージを持つことができます。服装も自由で、社内ではジャケットを着用しない人も多いですね。なかには子育てをしながらも在宅勤務の制度があるので、仕事の状況に合わせて利用している方も多くおられます。ライフステージの変化に合わせて、柔軟な働き方ができる環境も気に入っています。

学生の皆さんに伝えたい!

事業推進グループと商品企画グループ、その他関係部署が密に打ち合わせを重ね、形になっていく。設備メーカーやデザイナー、施工会社など社外の人々との信頼関係も大切だ。

企業研究のポイント

阪急阪神不動産は、阪急阪神ホールディングスグループの総合不動産デベロッパーです。高いブランド力があるからこそお客様からの期待も高く、社員の誰もが常にお客様と向き合い、期待を超える価値の提供に誇りを持って取り組んでいます。また総合不動産デベロッパーとして幅広い事業フィールドを持っており、不動産に関することならどのようなことにも挑戦できる環境です。
不動産業界に限らず、会社選びで大切にしてほしい点は二つあると思っています。一つは「やりたい仕事」であること。もう一つは「働く環境」です。どのような会社でも、入社してすぐにやりたい仕事ができるかどうかは分かりません。そこで大事になるのが環境です。福利厚生などはHPや説明会で知ることができますが、企業風土や雰囲気は会社や社員訪問でしか感じ取れません。それを知る機会の一つがインターンシップです。インターンシップは早いタイミングで会社を知るチャンスと捉え、ぜひ活用して欲しいと思います。自分の軸を決めるためにも、様々な業界のインターンシップを活用し、有意義な企業研究を進めてくださいね。
(人事部 人事グループ 柴田亜衣さん)

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「マンション、商業施設、オフィス、街づくり、仲介、リフォームなど事業フィールドは広大。たくさんの可能性とチャレンジの場があります。」柴田さん

マイナビ編集部から

100年以上の歴史を誇る阪急阪神ホールディングスグループ。阪急阪神不動産は、その不動産事業を担う総合不動産デベロッパーとして2018年4月に発足した会社である。
鉄道母体の不動産会社というと沿線開発を中心とした地域密着の事業をイメージするが、同社のフィールドはそれだけに止まらない。100年を超えて街をつくり続けてきた開拓者としての自負のもと、マンション、商業施設、オフィス、仲介、リフォームなど多彩な事業を手がけ、総合不動産デベロッパーとしての存在感を高めている。特に製・販・管をすべて自社で行う一貫体制を築いていることは大きな強みだ。

今回2人の若手社員に取材して感じたのは、そんなスケールの大きな組織でありながら和気あいあいとした和やかな社風。若いうちから大きな裁量権を持ち、のびのびと自分の意見を言い、成長している姿が印象的だった。阪急阪神ブランドという確かなバックボーンがあるからこそ、先輩たちの温かいサポートのもと、どんどん新しい仕事にチャレンジできるのかもしれない。
今後さらに首都圏・海外での事業を拡大していく方針の同社。ここでなら街をつくるというダイナミックなやりがいを感じながら、自己成長できるのは間違いない。興味がある方はぜひ企業研究の選択肢に入れてほしい会社である。

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前例のない挑戦で、新しい価値、新しい感動を生み出していく。『まちを拓き、住まいを築く』という創業の思想は、今も脈々と息づいています。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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