最終更新日:2026/3/1

丸一海運(株)

  • 正社員

業種

  • 海運
  • 物流・倉庫
  • 空輸

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

化学工業薬品・危険物の輸出入をコーディネートする物流のプロフェッショナル!

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海外へ、国内へ、お客様の荷物を安全・確実に届けるために

化学工業薬品や危険物の国際物流を手がける丸一海運。物流業界でも専門性の高いビジネスを展開しているが、実際にはどんな業務があるのだろうか。各部署で活躍する先輩に、仕事の醍醐味や面白さを聞いた。

◆梶屋 貴さん(写真左)
営業部 CS第2グループ輸入課
2012年入社/外国語学部(中国語専攻)卒

◆泉 穂乃花さん(写真中央)
営業部 CS第1グループ輸出課
2019年入社/外国語学部卒

◆西原 香さん(写真右)
国際物流部
2025年入社/経営学部卒

【梶屋さん】危険品/特殊な貨物を取扱上でライセンスは必須!必要専門知識でお客様をサポート!

新入社員研修が終わり、7月に配属されたのは木津川倉庫でした。そこでは主に輸入貨物を社内システムに登録する事務職を経験し、またお客様が倉庫に来社された際は、倉庫アテンドも対応しました。暑くても大雨でも、貨物は丁寧に扱わなければなりません。私自身がフォークリフトに乗るわけではなかったのですが、作業を間近で見ることでその大変さを知ることができました。この貴重な現場経験3年間がなければ、現在携わっている営業の仕事も十分にこなせなかったと思います。また木津川倉庫での在籍時はフォークリフト作業員やトラックドライバーの方々も情に厚い人が多く、私を温かく迎えてくださいました。

その後、内勤営業を行う現在の部署に異動となり、輸入をメインにお客様への提案や貿易業務を行っています。お客様には、ケミカル品や危険品を扱う商社、メーカー様がいらっしゃいます。港に着いた輸入貨物に対して、輸入通関手続きを進めた後、国内各地への輸送手配を行っております。仕事をしていてやりがいを感じるのは、お客様から頼りにして頂いたときです。例えば、国外から日本に着いた貨物の輸入通関手続きを行う際、特殊な貨物であればライセンスであったり、別途特別な書類が必要になります。ところが、お客様がライセンスを持たないまま輸入手配をしてきてしまったり、書類に不備があるなどトラブルやお困りごとがあれば、真摯に対応することを常に心掛けております。必要な手続きについてご説明をし、お客様がご理解頂けた時にとても喜んでもらえるので、その時に仕事をしている楽しさ・嬉しさを感じます。

お客様から「いつも本当にありがとう」という意味で、頻繁に御礼会・会食にお招きいただけるのも嬉しいですね。たくさんのお客様からお誘い頂くことが多く、それだけ信頼されていると思うと嬉しくて、「もっと頑張ろう!」とやる気が湧いてきます。このやりがいと、子供の頃から憧れていた貿易の仕事に携われているという喜びが、私の元気の源です。倉庫/現場で3年、営業で10年の経験を積み、仕事に関しては、やり切ったという実感があります。今は後輩に私の知識やノウハウを継承して、立派に育て上げたいという気持ちが強いです。後輩たちは非常に努力しており、貿易実務や危険品の取り扱いなどの資格を取得して専門性を高めています。私も負けないように挑戦しなければ!と思っています。

普段心がけていることは?

「まずはお客様/クライアント様のことをよく知り、その担当者様のことを好きになりたいと思っています」(梶屋さん)

【泉さん】小さなミスが事故につながる。だからこそ慎重に、化学品を扱っているという責任感を持って!

企業研究をしているとき、新聞で「日本の貿易量の99%以上が船で運ばれている」という記事を読んだことがきっかけで、貿易に興味を持つようになりました。その中でも、生活に必要な物資を届ける物流会社に目を向け、色々な会社を見る中で家から近く通勤がしやすかったこともありますが、何より雰囲気が自分に合っていると感じ、当社への入社を決めました。

現在私は、輸出業務を担当しています。お客様から輸出手配に必要な通関書類を受け取ったら、システムに入力していきます。そのデータをもとに社内の各部署が手配を進めていくことになるため、確認作業をしっかりと行います。コンテナの手配/現地での貨物引き取りの際に必要となるB/L(船荷証券)データの作成依頼/輸出申告等を各担当課へ依頼し、倉庫へはお客様の貨物に対して必要な作業内容をまとめた指示書を作成しています。また、お客様とも直接電話やメールでやりとりをしています。

当社では化学品を数多く取り扱っております。危険な性質を持つ商品もあるので、何か起こった時の対策についても事前に検討しておく必要があります。記載ミスが命にも関わることも考えられるため、入念な確認作業が必要な仕事です。大変なことも多くありますが、輸出する貨物の中には、便座シートや消毒剤など、日常生活の中で見かけるものも多々あり、「この商品を海外に出荷しているんだ」と思うとやりがいを感じることができます。

私が仕事をする上で大切にしているのは、素直に一生懸命に仕事と向き合うことです。少しでも手配上で疑問や不安を抱いたら、社内で確認を取ったり、お客様に直接お伺いするようにしています。正直、細かいと思われてしまう事も多々あるのですが、その確認作業によってトラブルを未然に防ぐこともできてきました。そんな私の姿勢に対して先輩やお客様から「いつも丁寧に一生懸命取り組んでくれている。ありがとう」と言われたことが何度もあり、そういった言葉を聞くと、地道に続けていることを誰かが見てくれているのだと感じ、日々の努力が報われています。

今後も仕事に真摯に取り組み、お客様から安心して任せていただける存在でありたいと思っています。信頼関係は、日々の積み重ねによって築かれるもの。一方でそれが崩れるのは一瞬であることを忘れずに、これからも続けていこうと思います。

普段心がけていることは?

「仕事でも私生活でも、素直に向き合うこと。感謝や申し訳ないという気持ちを電話やメールで伝えています。日常の中でまめに伝えることが大切だと思います」(泉さん)

【西原さん】専門性の高さに加え、安定性と将来性を感じ、入社を決意!

当初は「この業界で働きたい」という明確な希望はありませんでしたが、企業研究を進める中で、日頃から利用しているネットショッピングをきっかけに物流という仕組みに興味を持つようになりました。丸一海運は専門性を持つ貿易会社であり、幅広い知識や経験を得られると考えたことに加え、将来性や安定性にも魅力を感じたことが入社の決め手です。

入社後は研修として、お客様から受け取った貨物情報の入力と手配を行う輸出課、B/L(船荷証券)のドラフト(下書き)の作成を行う受渡課での業務を1週間ずつ経験し、現在は国際物流部に配属されています。お客様から「この貨物をコンテナに積み込みたい」という依頼を受け、内容や成分を確認しながら安全に積載できるかどうかを検討しています。

入社して半年。今の率直な感想は、想像以上に専門的な知識が求められる業務だということです。当社が扱うのは化学品や危険品ですから、コンテナに空きがあればよいというわけにはいきません。貨物によっては酸性とアルカリ性を隔離する必要があることや、成分の確認も重要です。危険品には「UNナンバー」という4桁の番号が付与されており、この番号をもとに危険性を確認しながら慎重に作業を進めています。危険物は以外にも身近なものにあり、ヘアスプレーや香料、バッテリーなどにも使用されていてとても興味深く感じます。

国際物流部では、船会社や海外の代理店とやりとりを行う業務もあり、今後はこのような業務にも携わっていく予定です。部署全体として、幅広い業務に対応できるようになることを方針としており、現在はそのための基礎を学んでいる段階です。今後は危険品についてさらに理解を深めるとともに、業務で英語を使用することもあるため苦手な英語にも挑戦していきたいと考えています。日々新しい知識が増えていく状況ですが、国際物流部では定期的に勉強会が開催されており、貿易のより専門的な部分について学ぶ機会があります。こうした機会も活用しながら、お客様に自信をもってご説明できるよう、着実に成長していきたいです。

普段心がけていることは?

「ときには、お客様からいただく書類が間違っていることも。小さなミスが事故につながる可能性があるので、書類の確認は慎重に、しっかりと行っています」(西原さん)

学生の方へメッセージ

【梶屋さん】私は最初、銀行員になろうと思い、金融機関のことばかり調べていました。しかし、思い通りに進まずに落ち込み、物流や貿易に目を向けるようになりました。すると、それまでとは打って変わって、どの企業とも相性が良く感じられ、「これはうまくいく」という感覚がありました。丸一海運も、その中の一社でした。自分に合う企業は必ず見つかります。私の経験も参考に、諦めずに取り組んでほしいと思います。

【泉さん】いろんな業界を見ることができる貴重な時期だと思うので、この機会を活用してみるのもよいのではないでしょうか。気になる企業が見つかったら、現地を訪問し、企業の雰囲気にも触れてみてください。それほど興味がないと思っていた企業でも、ふと「いいな」と感じる可能性もあります。やりたいことが見つからない場合は、「これも誰かの仕事なんだ」と意識して身の回りのものを見てみると、新たな気づきが得られるかもしれません。

【西原さん】企業研究は、自分なりの軸を決めることから始めるとよいと思います。その軸の決め方ですが、きれいごとではなく、本当の気持ちを大切にしてください。どのような働き方が理想的かを現実的に考えながら、企業を見ていくとよいのではないでしょうか。やりたいことが見つからないときは、日常生活に関わりのあるものに着目してみるのもおすすめです。身近なものなら、想像しやすいと思います。

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社員全員が情報を共有し、チームワークを発揮することで、同社の業務は円滑に進む。部署間の垣根もなく、協力的な雰囲気が社内に広がっている。

マイナビ編集部から

創業は江戸時代中期の宝暦元年(1751年)。大阪・堂島で諸大名の御座船を建造していたのが、丸一海運の始まりである。約270年の歳月を経た現在、同社は海上輸送を中心に、陸・海・空の輸送手段を駆使して国際物流をコーディネートする物流会社へと発展した。同社の特長の一つは、化学工業薬品や危険物に関するライセンスとノウハウ、そして長年の実績を保有しており、専門性を活かした物流サービスを提供していることだ。

危険物の取り扱いには、一般貨物とは異なる難しさがある。低温で発火するものもあれば、混載によって反応しやすい化学物質の組み合わせもあり、すべての部署において深い知識とノウハウが求められる。責任の重い仕事ではあるが、社風は決して堅苦しいものではなく、先輩たちがいきいきと、のびのびと活躍している様子がうかがえた。社内外の人から親しまれている梶屋さんは、「助けてくれる上司や先輩がいるから、安心して仕事ができる」と話す。社内では“カジ”と呼ばれ、「カジは丸一の顔。思い通りにやってみていいよ」との言葉に感動したエピソードをお伺いした。

資格取得支援制度や外部ビジネスセミナー、e-ラーニングの制度もあり、教育・研修体制も充実している。通関士や消防法関連の資格取得にも挑戦でき、生涯を通して成長できる環境が整っている。キャリアアップを目指し、長く働いて活躍したい方にとって、やりがいのある会社だと感じた。

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大阪本社内のフリースペースでは、ゆったりくつろいだり、打ち合わせをすることができる。業界に関する書籍も置いてあり、自由に閲覧可能。働きやすい環境が整っている。

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