最終更新日:2025/7/11

(株)YSLソリューション

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

IT知識ゼロからでも大丈夫!一人ひとりを大切にする職場で、自分らしく成長できる

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グループマネージャーの育成への想いと、文系出身者の本音!

IT知識ゼロ・文系出身から入社したエンジニアが半数を占める「(株)YSLソリューション」。エンジニアの育成を担当するグループマネージャーと、文系出身の若手エンジニアにお話を伺いました。

伊藤 茂さん(写真中)
システムインテグレーション事業部 IT Co-Creation部 グループマネージャー
2010年入社
コンピュータ・グラフィックス科卒

八木 駿汰さん(写真左)
システムインテグレーション事業部 IT Co-Creation部
2021年入社
経済学部卒

清宮 美穂さん(写真右)
システムインテグレーション事業部 IT Co-Creation部
2024年入社
人文学部卒

お客さまの課題を解決し、喜んでいただくサービス業!文系出身者も多数在籍

現在はグループマネージャーとして、組織のマネジメントやお客さまとの調整・交渉などを担当しています。特に力を入れているのが、若手メンバーの育成。特にこの3年間は、新人エンジニアの教育にも深く関わってきました。 私たちの仕事は、システムを通じてお客さまの課題を解決し、喜んでいただく“サービス業”です。だからこそ、文系出身者が活躍できるフィールドが広がっており、実際に当社では文系出身のエンジニアも数多く活躍しています。サービス業である以上、人と関わる場面が多くあります。特に、お客さまの課題を引き出し、システムの方向性を決める要件定義という上流工程では、文系出身者ならではのコミュニケーション力が大きな強みとなるでしょう。

これまで若手メンバーを育成するなかで、まず行動してみるタイプや物事を論理的に考えるタイプなど、さまざまな後輩たちに出会いました。一人ひとりの特性を見極めて、細かく説明するのではなく「○○をやってみて」と簡潔に指示したり、根拠をしっかり示したりと、指示の仕方を使い分けるように意識しています。また、育成にあたって「何年目には○○を目指してほしい」といった目安は特に設けていません。その理由は、人それぞれで成長のペースが異なるからです。ただし、20代のうちに幅広いチャレンジを通じて自分の得意なことを見つけ、30代からは強みを伸ばしながら理想のキャリアを形成していってもらいたいと思いながら、育成にあたっています。

育成で大切にしていることは、本人の希望を考慮してプロジェクトにアサインすることです。特に入社1~2年目の若手には、こちらで選んだ仕事を押し付けるのではなく、本人がやりたいことに挑戦できる機会を提供するようにしています。自分で選んだことなら高いモチベーションで取り組むことができ、やりがいも得られやすいはずです。こうした経験を重ねるうちに、自分の強みを見つけてもらえるようにサポートしています。私が目指しているのは「あのとき、あの人がいてくれてよかった」と思ってもらえるマネージャーになること。私自身、多くの先輩や仲間に支えられてきたため、今度は自分が後輩たちにとってそんな存在になれたらと考えています。
〈伊藤 茂さん〉

先輩社員の横顔

エンジニアが自分らしさを生かせるよう、サポートを行っている伊藤さん。型にはめるのでなく、一人ひとりがそれぞれの個性を発揮できるようなマネジメントを心がけている。

知識ゼロからの挑戦、今ではプロジェクトの中核を担う存在に

経済学部出身でITに関する知識はありませんでしたが、高い将来性と手に職をつけて活躍できる点に魅力を感じ、この業界を目指しました。当社のインターンシップに参加した際には、簡単なプログラミングを体験。自分がつくったものが動いたときには大きな喜びを感じました。一人ひとりに丁寧なフィードバックをくれるなど、人を大切にする社風にも惹かれたことを覚えています。

コロナ禍だったこともあり、研修はほとんどがリモートでの実施。先輩たちも慣れないなかでより密にサポートしてくれたため、安心して知識やスキルの習得に励むことができました。最初に携わったのは、大手人材サービス会社の社内システム改修プロジェクト。先輩が手がけたシステムが想定通りに動くかどうかをチェックするテスト業務を担当することからスタートしました。次第に開発にも携わるようになり、入社3年目には要件定義や設計といった上流工程も含めて担当できるまでに成長しました。

その後、倉庫管理システムを手がけるプロジェクトに異動し、入社4年目からはサブリーダーのような役割を任されています。自分のことだけに集中して仕事に取り組んでいた今までとは違って、後輩育成に携わる機会も増えてきました。指導するうえで大切にしていることは、まずやってみてもらうこと。実際に手を動かして経験することで、知識やスキルがスピーディに身につくと考えています。できなかったことができるようになったときには、自分のことのように嬉しくなりますし、教えがいがありますね。また、お客さまから頼られたり、相談されたりしたときも嬉しい瞬間。スムーズにアドバイスできたときには、自分自身の成長を実感できます。

当社では、幅広い業界のプロジェクトにさまざまな形で関わることができます。最初のプロジェクトは自社内開発でしたが、現在は客先常駐で仕事をしています。自社内での開発は気心知れた社内のメンバーと働けることが楽しかったですが、客先常駐での仕事はお客さまからの反応や評価がダイレクトに返ってくることに魅力を感じています。この4年間を振り返って、知識ゼロからでも自分次第で着実に成長できるということを実感しています。お客さまからさらに信頼を獲得し、少しでも早くリーダーへステップアップしたいです。
〈八木 駿汰さん〉

先輩社員の横顔

新規案件の立ち上げメンバーとして初の客先常駐に着任。積極的な姿勢が評価され、現在は6名体制へと拡大。やりがいを感じながら現場を支えている。

3カ月間の研修でITの基礎を習得!配属後も、面倒見の良い先輩のもとで成長を実感

養護教諭を目指して人文学部で学んでいましたが、自分の可能性を広げたいと思い、民間企業を調べ始めました。手当たり次第に企業研究を進めるなかで「替えのきかない人材になりたい、手に職をつけたい」といった想いからIT業界に興味を持ちました。当社のインターンシップでプログラミングの楽しさを体験し、自然体で話すことができたことも印象に残っています。また、IT未経験の私にとって安心材料となったのが、3カ月間の新人研修です。社会人マナーやITの基礎知識、プログラミング言語を学んだ後、個人で名刺管理アプリの開発に挑戦。無事に完成したときの達成感は格別でした。最後の1カ月間は、チームでの模擬開発にチャレンジ。システム開発の一連の流れを、しっかり理解することができました。メンバーと密にコミュニケーションを取りながら、認識を擦り合わせていく大切さを学べたことも大きな収穫となりました。

新人研修後から現在まで、倉庫管理システムを手がけるプロジェクトに携わっています。OJT担当の先輩が、実践を通して丁寧に指導してくれたので安心して業務に入ることができました。また、どれだけ忙しくても、質問をすれば必ず手を止めて丁寧に答えてくれる先輩ばかり。何でも聞きやすい雰囲気なので、わからないことがあればすぐに質問するようにしています。しかし、最初の頃はITスキル以前に、専門用語がまったくわからず、お客さまの言っていることを理解することに必死でした。わからない言葉が出てきたときはすぐに調べ、お客さまや先輩にも積極的に質問し、認識のズレがないよう心がけてきました。そうした積み重ねを通じて、着実に知識が身についていると実感しています。今では、作業スピードも格段にアップ。先輩に頼らず、開発を進められるケースが増えてきました。

この仕事の醍醐味は、成果が目に見える形であらわれること。自分がプログラミングした通りに画面が動くと、大きなやりがいを感じます。この達成感は何度経験しても薄れることはありません。当面の目標は、さらにスキルを磨いて専門性を高めていくことです。要件定義や設計を任されるエンジニアへと成長していくことも、目標のひとつ。そして、お客さまに対してプラスαの価値を提供できるような人材を目指したいです。
〈清宮 美穂さん〉

先輩社員の横顔

ITの知識ゼロでこの世界に飛び込んだ清宮さん。充実した教育制度と面倒見の良い先輩たちの手厚いフォローのおかげで、不安は次第に安心へと変わっていったとか。

企業研究のポイント

やりたいことが見つからない方は、ひとまず幅広く企業研究をしてみると良いでしょう。さまざまな業界や職種に触れることで「やってみたい」「おもしろそう」と興味が湧く仕事が見つかるはず。さらに、そう感じた理由を深掘りしていくと、自分の価値観や軸が見えてくると思います。また、やりたいことではなく、やりたくないことに焦点を当ててみる方法もおすすめです。そうすることで、逆に自分に適した仕事が見えてくるでしょう。加えて、同じ学部の先輩に話を聞いてみることもポイント。似たような環境で学んだ人がどういった進路を歩んだのかを知るなかから、ヒントが見つかるかもしれません。

ミスマッチを防ぐためには、人事担当者と現場社員の両方に会ってみて雰囲気を確かめることが大切です。また、あまり多くの社員と接することができない場合は、社内イベントの写真を見せてもらうことでその会社のカルチャーに触れることができると思います。

当社については、受託開発と自社開発の両方を手がけている点、幅広い業界のシステムに関わっている点、上流から下流までに関わることができる点に注目してください。多彩な活躍のフィールドがあり、自分の可能性を広げることができる環境が整っています。
〈人事部 HR推進室〉

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「当社の一番の自慢は“人の良さ”。ぜひ5日間のインターンシップや会社イベントに参加して、当社の社風や社員の人柄に触れてみてください」と人事部の皆さん。

マイナビ編集部から

120年以上の歴史を誇るYSLグループを支えるIT企業として、1991年に誕生した「(株)YSLソリューション」。現在はグループ内にとどまらず、公共・金融・通信・建設・製造・流通など、幅広い業界のシステム開発を担う会社へと成長を遂げた。大手SIerのパートナーとして開発にあたるほか、ユーザー企業から直接受託する案件や自社開発案件を手がけていることも特徴。また、上流工程の要件定義から設計、開発、テスト、導入、運用まで、システムのサイクル全体に関わっている。

エンジニアの半数が文系出身という同社では、人材育成に力を注いでいる。3カ月以上の新人研修があるほか、配属後も丁寧な指導を通じて、知識ゼロからの挑戦をサポート。グループマネージャーの伊藤さんの話からも、一人ひとりとしっかり向き合い、若手の成長を応援している会社だということが伝わってきた。また、サブリーターと同等の役割を担っている八木さんや、着実に成長を遂げている清宮さんのインタビューを通して、文系出身でも安心して一歩を踏み出すことができ、活躍できることがよくわかった。

同社のインターンシップでは、実際にプログラミングを体験することができる。同社に限らずこのような機会を活用して、仕事内容や職場の雰囲気を知り、自分の「向き」「不向き」を見極めてみてはいかがだろうか。

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会長や社長のことも「さん」付けで呼ぶなど、穏やかでフラットな社風。先輩たちと積極的に意見交換をしながら、上流工程から担えるスキルをじっくりと育める環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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