最終更新日:2026/5/29

川崎近海汽船(株)【川崎汽船グループ】

  • 正社員

業種

  • 海運
  • 物流・倉庫

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

海運を丸ごとカバーする“川近”だから、できる経験と成長がある!

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イキイキ働く川崎近海汽船(通称・川近)の先輩社員たち

海運に関する事業の幅広さが同社の強み。そこで活躍する先輩社員たちは、どんな仕事をして何を思っているのか。それぞれの視点から、会社や仕事について話してもらいました。

◆小田 啓太さん(内航定期船 第1部/2025年入社)
◆林 連太郎さん(外航営業部/2024年入社)
◆クロストークの若手社員
磯 健斗さん(経理部/2025年入社)
橋村 悠希さん(経営企画部/2025年入社)
稲本 優奈さん(総務部/2025年入社)

【小田さん】仕事を通して成長し、将来は造船にも携わりたい

父が石油やLNGなどの燃料を調達する仕事をしており、幼い頃から船が身近な存在であった私は、その環境がきっかけとなり、自然と海運業界に興味を持つようになりました。海運業は地政学的な影響を受けやすい側面もありますが、当社は外航・内航・フェリーなど、各部署が連携して安定した経営を実現している点に魅力を感じて入社を志望しました。

現在は入社以来担当している内航の釧路航路で、主に船の動静管理、いわゆるオペレーション業務に携わっています。毎朝、船長と連絡を取りながら海象を確認し、最適な出港・入港の判断を行います。天候悪化が予想される場合は、支店や関係者と調整し、出港時間を早めるなど素早い対応が求められます。分単位で判断が必要な場面も多く、常に緊張感を持って取り組んでいます。

また、航路の収支管理や予算作成にも関わっています。実績をまとめるだけでなく、社会情勢や原価変動を踏まえながら将来を見据えた予算を考える中で、数字の裏にある背景を意識するようになりました。先輩に同行して値上げ交渉に向かった際には、お客さまに納得いただくことの難しさと、交渉の重要性を実感しました。責任は大きいですが、自分の仕事が会社の経営に直結していると思うと非常にやりがいを感じますね。

仕事を通じて特に強く感じているのは、「インフラを支えている」という使命感です。釧路航路では主に生乳を運んでおり、毎日の運航が全国の生活につながっているだけに運航を止めることはできません。情報共有が遅れると大きなトラブルにつながる可能性もあり、報告・連絡・相談の大切さを身をもって学びました。

入社後は乗船研修や支店を巡る研修、ブッキング研修など、現場に根差した教育を受けました。実際に船に乗り、港や支店を訪れることで、机上では分からない現場の動きを理解できたことは、現在の仕事に大きく役立っています。また、オフィスがリニューアルし、フリーアドレスになったこともあって、以前に釧路航路を担当していた先輩から励ましやアドバイスをもらいやすくなりました。部署を越えた会話が増え、オープンな環境で日々やりがいを感じながら働くことができています。

今後は航路への理解を一層深め、将来的には新造船計画にも関われるように、長期的な視点で考えられる人材になることが目標です。

あらためて感じる“川近”の良さとは?

「若手でも挑戦できる環境にワクワクしながら働いています。思っている以上に大きな仕事を任され、自身の成長を実感できるとうれしいですね」

【林さん】フォローがあるからこそ、思い切って挑戦ができる!

私は国際学部出身で、オーストラリアに2年間留学していました。その経験から英語を活かせる仕事に就きたいと考え、グローバルに事業を展開する物流業界に興味を持つようになりました。海運業界を中心に調べる中で一段と存在感を放っていた当社に惹かれ、入社を決意しました。

現在は外航部門でオペレーション業務を担当しています。お客さまからお預かりした貨物を、船で安全かつ効率的に運ぶための調整が主な役割です。具体的には、運航スケジュール管理、船長への指示、天候確認、請求書や各種資料の作成など、業務は多岐にわたります。台風などのリスクがある場合には、航路や速度を調整し、コストと安全性のバランスを意識しながら対応します。

私が担当しているのは、日本から台湾、マレーシア、フィリピンなどアジア圏を結ぶ航路です。スラグ、ドロマイト、石炭、ウッドチップといった産業に欠かせない原料を扱っています。遅延が発生すると取引先の生産活動に影響するためプレッシャーはありますが、社会を支えている実感が大きく、やりがいを感じています。また、船の速度調整一つで燃料費や待機コストが変わるため、状況に合った数字を意識するようになりました。船長は外国人が多く、時間をかけてお互いが納得のいくまで意見を交わすこともあります。留学経験が活きる場面があることもやりがいにつながっています。

入社当初は海運用語や専門知識が分からず、戸惑うことも多くありましたが、先輩が一つひとつ丁寧に指導してくれました。分からないことはすぐに聞け、毎日の情報共有やミーティングを通じて、知識を積み重ねることができています。もちろん報・連・相を意識して行動していますが、全員で情報共有をできているからこそ漏れがなく、思い切った挑戦がしやすい環境があります。失敗してもチームで振り返り、ノウハウとして蓄積されていく点も当社の大きな強みだと感じています。

社内の雰囲気は非常にオープンです。特にオフィスリニューアル後は、部署間の垣根がより低くなりました。フリーアドレスによって自然と会話が生まれ、上司や先輩からのアドバイスをもらいやすくなりました。

入社後の研修や日々の業務を通じて、海運業界の奥深さと、自分が成長している実感を得られています。今後は、より難易度の高い航路や案件にも挑戦し、会社を支える存在になっていきたいです。

あらためて感じる“川近”の良さとは?

「フリースペースで情報交換しながら仕事をしたり、集中したいときは半個室のスペースを活用したりと、その日の予定に応じて過ごせます」

【クロストーク】入社後に学びつつ、やりがいのある仕事を担当できる

《磯さん》私はもともと商社志望でしたが、海運業界について知ったことをきっかけに当社を志望しました。採用担当の方と話す中で、ちゃんと一人ひとりを見ていてくれていると感じられたのも入社の理由です。

《橋村さん》私は海運業界とエンタメ業界を見ていました。どちらも広い意味で人々の生活を支える存在だと感じていて、その中でも安定性や将来性の高さから当社を選びました。

《稲本さん》私は留学などを通して国際物流や海運業に興味を持ちました。現在は総務部で新卒採用を担当しているほか、社内報の制作など幅広い業務に携わっています。

《磯さん》私が所属する経理部では、伝票起票が主な業務です。それ以外では、決算に向けて3ヵ月ごとの数字の動きを分析して報告するのも大事な仕事です。

《橋村さん》私は経営企画部で働いています。以前は燃料チームと企画チームに分かれていたそうで、私は燃料系の補油、船を動かすための油を調達する業務を担当しています。何十万ドルというお金が動く仕事なので、責任感を持って取り組んでいます。そのほかは、議事録の作成など企画系の業務もあります。

《稲本さん》入社前は「仕事についていけるだろうか?」と不安があったのですが、研修や先輩方の丁寧なご指導のおかげで少しずつ理解が深まり、業務への向き合い方が分かってきました。

《磯さん》確かに、やさしい先輩ばかりですね。私は情報系の学部出身で、経理の知識は入社後にゼロから学びました。「数字は嘘をつかない」という面白さを感じています。船の運航が効率的に行われると数字に表れてくるので、学生時代よりも天気予報や台風、地震などの自然災害に敏感になりました。

《橋村さん》働いてみないとわからないこともありますが、仕事へのやりがいや、「誰かのためになっている」という実感は日々感じますね。

《稲本さん》やりがいに加えて、働きやすい環境が整っている点も当社の良さですよね。福利厚生も充実していると思います。

《磯さん》社内のゴルフコンペにみんなで参加したよね。

《橋村さん》休みも取りやすいし、オンとオフのメリハリをつけて働けるのがうれしいです。

《稲本さん》この環境を活かして、これからも任される仕事の幅をどんどん広げていきたいですね!

あらためて感じる“川近”の良さとは?

眺めの良いフリースペースで同期同士、ランチをしたり、カフェエリアでひと息ついたりと、勤務時間中にもメリハリをつけられるのも魅力という若手社員たち。

学生の方へメッセージ

◆就職に対して不安を感じている学生の方は多いと思いますが、実際に働き始めてみると、想像以上にワクワクする瞬間が多くあるでしょう。特に私たち川崎近海汽船では、学生時代には経験できないスケールの大きな仕事に、若手のうちから関わることができます。大型船の運航を担う手応えは大きいですよ!分からないことがあっても、周囲がしっかり支えてくれる環境があるので心配無用です。不安を抱えたままでも一歩踏み出してみることで、新しい視点や成長の機会が必ず見えてくると思います。

◆就職活動にあたっては、業界や職種をあまり限定せず、少しでも興味を持ったら、いろいろな会社の説明会に参加することをおすすめします。また、面接では取り繕わず、ありのままの自分で臨んでください。それでご縁のあった企業こそが、自分に合った場所だと思います。世の中にはさまざまな業界・業種があるように、一つの会社にも多様な部門が存在します。当社で言えば、補油がなければ船が動かないように、管理部門は船の運航に直接関わらなくても、事業を支える不可欠な存在であり、誇りを持って働けます。特定の業界や一つの職種にとらわれず、広い視野を持って自分らしく働ける環境を探してみてください。あなたに合う会社が、きっと見つかると思いますよ!

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普段からコミュニケーションを取りやすい社内だけに、和やかな雰囲気で笑顔が絶えない先輩社員たち。

マイナビ編集部から

川崎近海汽船(株)は、海上輸送という社会インフラを担う企業として、堅実かつ柔軟な経営姿勢を持つ会社であると取材を通して感じられた。内航・外航・オフショア支援船という複数の事業を展開することで、外部環境の変化に耐えうる経営体制を構築している同社。長年にわたり事業を継続してきた実績からも企業としての安定性は明らかであり、社会からの信頼の厚さがうかがえる。

印象的だったのは、人材育成とコミュニケーションを重視する企業文化である。若手社員が早期から責任ある業務を任され、失敗を含めた経験を組織全体で共有する仕組みが整っているのは、長期的な企業成長に直結する要素といえるだろう。また同社は、売上の規模の割には社員が少なく、全員の顔と名前を覚えられるくらいの距離感で、社員同士が協力し合う社風だ。昨秋のオフィスリニューアルで、部署を越えた対話が多く生まれるようになったと皆さんが語ってくれた。単なる働きやすさの向上にとどまらず、海や船をイメージした空間づくりは、企業としての意思や価値観を体現する取り組みといえる。

創立60周年を迎えた同社は、過去の実績に安住することなく、次の100年を見据えた基盤づくりを着実に進めている。人と人とのつながりを大切にしながら、社会に不可欠な海上輸送を支え続ける企業として、今後も重要な役割を果たしていく存在であると感じた。

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海や船をモチーフとしたインテリアのほか、大型スクリーンには海図と現在の船の位置を映し出すなど、現場との一体感も大切にしている本社オフィス。

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