最終更新日:2026/4/24

(株)三笠書房

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東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新卒1年目から編集者としてめきめき成長。本作りの第一線で活躍できる環境が魅力!

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2023年入社の若手編集者が語る、仕事術と本作りへの想い

自己啓発本やビジネス書を中心に数々のベストセラーを生み出してきた「(株)三笠書房」。2023年入社の若手編集者2名に、入社理由や編集の仕事へのこだわり、やりがい、今後の目標などについてお話を伺いました!

■編集本部 信田大河さん(2023年入社)
【主な担当本】
・『人は、こんなことで死んでしまうのか!』(上野正彦著)
・『おとな「ひとり温泉旅」のススメ』(植竹深雪著)
・『任せる勇気』(五十嵐 剛著)
・担当書籍のパブリシティ(ネット媒体への売り込みなど)にも注力しています。

■編集本部 沢村亮太さん(2023年入社)
【主な担当本】
・『競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた』
(ナーツゴンニャー中井著)
・『眠れないほどおもしろい古今和歌集』(板野博行著)
・翻訳書『SAME AS EVERこの不確実な世界で成功する人生戦略の立て方』
(モーガン・ハウセル著・伊藤みさと訳)

“編集脳”は止まらない。日常の中で心が動いた瞬間をタネに新たな企画を生み出し続ける(信田さん)

学生時代は文学部で教育学を専攻する傍ら、ダンスサークルの代表を務めたり、大学近くの書店でアルバイトをしたりと、わりと充実した学生生活を送っていました。子どもの頃から本が好きだったこともあり、就職活動では出版社に絞って会社選びを進めていました。当社への入社のきっかけは、『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』(枡野俊明著)を読んだことです。悩んだときに「放っておく」という言葉が頭に浮かぶようになり、「自己啓発書やビジネス書には、人生の選択を変える力があるのだ」と実感。「自分もこうした本を作ってみたい」と思い、当社の入社を決めました。

2023年に入社後は編集部に配属されました。最初の数カ月間は研修を受けながら、編集補助として先輩編集者が担当する書籍の制作をサポート。著者やデザイナーとの打ち合わせに同席したり、原稿の編集や校正を行ったりしながら、本が完成するまでの一連の流れを OJT で学んでいきました。初めて自分で企画を出して担当したのが、『人は、こんなことで死んでしまうのか!』(上野正彦著)です。現在は、年間およそ10点のペースで書籍を手掛けています。

当社には編集会議がありません。新しい本の企画が思い浮かんだら、まず先輩や部長に相談し、著者とも壁打ちを重ねながら企画書を練り上げていきます。社長決裁でゴーサインが出た後は、編集者が主体となって本作りを進めます。この体制の最大の魅力は、自分の好きなことや興味のあることを、そのまま企画に反映できる点にあります。だからこそ、一冊一冊に強い熱量がこもります。編集者一人ひとりの企画力をここまで重視している出版社は、当社ならではの特色だと思います。

新たな企画を生み出し続けるために大切にしているのは、「日常の中で心が動いた瞬間を見逃さない」こと。友人との何気ない会話の中で「面白いな」「怖いな」「そういう悩みもあるよね」と感じたことが、企画の核になることも少なくありません。仕事以外の場面でも“編集脳”を休めることはないですね。一方、著者とのやり取りでは、自分の熱量をしっかりと伝えること。対等に意見を交わせる関係を築き、「良い作品を作る」「売れる本を作る」という共通の目標に向け、お互いに高め合いながら本作りを進めていくことを意識しています。

若手は語る!

「担当書籍のネット媒体への売り込みなど、パブリシティにも注力。ウェブで話題となり本の売れ行きが伸びたり、著者のテレビ出演につながったこともあります」(信田さん)

自分の頭の中にあったアイデアが、想像を遥かに超えるかたちでモノになる喜び!(沢村さん)

大学では文学部で社会学や文化人類学を学びながら、競技かるたサークルの活動に力を入れていました。私の場合、就職活動を始めた当初から出版業界が第一志望だったわけではなく、教育業界や人材業界など「人の頑張りに伴走する仕事」を中心に会社選びを進めていました。しかし、企業研究を進める中で「自分が本当にやりたいことは、これなのだろうか?」と自問自答する場面が増えていきました。迷った末に辿り着いたのが、「どんなに厳しい条件のもとでも、心から頑張りたいと思えることを仕事にしよう」という考え方でした。

子どもの頃から、自分のこだわりをモノとして形にするのが好きだったこと。そして、元来の読書家というわけではありませんでしたが、コロナ禍で時間ができたことをきっかけにビジネス書や自己啓発書、哲学書を読むようになっていたこともあり、出版社の編集職を志望するようになりました。数ある出版社の中で当社を選んだ理由としては、入社1年目から編集の仕事に本格的に挑戦できる点が大きかったですね。当社では編集本部で採用されると、他の部署の仕事からキャリアをスタートすることなく、いきなり本づくりの最前線に立つことができます。新入社員研修やメンター制度のもと、編集の仕事をゼロから安心して覚えられる点も魅力でした。

現在は年間で10冊ほどの書籍を担当しています。競馬やかるたなど自分の趣味や経験を活かして企画した本も少なくありませんが、もともと「本をたくさん読んできたタイプではない」ことも強みになっています。正直な話、年に数百冊も本を読むような読書家は少数派です。普段あまり本を読まない一般読者の目線に立った編集を心がけることが、“売れる本作り”につながっていると思います。

本づくりは、企画を立てる段階からワクワクの連続ですが、一番のやりがいは、自分の頭の中にあったアイデアが、著者やデザイナーの力を借りることで想像をはるかに超える形で具現化されること。デザイナーが仕上げてくれた素敵なカバーを束見本に巻くたびに、「自分の企画がなければ、この本は世の中に存在しなかったのだ」と感動しますし、それは何度経験しても言葉に尽くせないものがあります。何冊作っても、ワクワクが止まらないですね。

若手は語る!

「最近は翻訳書の編集も担当。邦題の付け方や推薦コメントの工夫など、自分の企画する本とはまた違う視点を学ぶことができ、仕事の幅が広がりました」(沢村さん)

思い入れのある本は?今後の目標は?(信田さん/沢村さん)

【信田さん】
最近手掛けた『任せる勇気』(五十嵐 剛著)は、私自身の実体験から生まれた企画です。学生時代、ダンスサークルの代表をしていた頃、メンバーに仕事を任せられなかった自分の姿が原点になっています。「当時の自分に読ませたい本を作ろう」「読者の心を動かし、行動へと駆り立てる本を作ろう」と考え、単なるハウツー本ではなく、ビジネス自己啓発書を目指しました。
著者選定にあたってはビジネス書を集中的に読み漁り、自らの失敗エピソードを率直に語っている点に共感した著者に依頼。原稿は基本的に著者本人に執筆していただきつつ、“読者ファースト”の視点でフィードバックを行いながら伴走していきました。

発行部数10万部を超えるベストセラーを作ることが現時点での目標ですが、編集者としてより大事にしているのは、人生の選択にそっと関わるような本を作ること。私が『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』に影響を受けたように、まだうまく言語化されていないモヤモヤした感情や悩みを丁寧に汲み取り、人々の救いとなる本を形にしていきたいと思っています。

【沢村さん】
どの本にも全力で取り組んでいますが、「これで売れなかったら仕方がない」と思えた自信作があります。趣味の競馬をテーマに企画した『競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた』(ナーツゴンニャー中井著)です。中高年男性だけでなく、若者や女性にも届く競馬本を作りたいという思いで企画を立てタイトルやカバーなどの装丁にも徹底的にこだわりました。これまでの競馬本のイメージを覆すことを強く意識していました。オンライン書店のランキングで、1位を獲得できたのは本当に嬉しかったですし、東京・港区で開催した出版記念講演会も大盛況。香川県や大分県から足を運んでくれた読者もいて、「自分の作った本にここまで思い入れを持ってくれている人がいるんだ」と大きな励みになりました。

今後の目標は、発行部数10万部を超えるベストセラーを生み出すこと。“売れることが正義”とは思いませんが、ベストセラーになるということは、それだけ多くの人々の人生にプラスの影響を与えられた証です。まだ世に知られていない才能を発掘し、新たな価値観を発信していく挑戦にも力を入れていきたいと思っています。

若手は語る!

オフィスは東京・飯田橋。上司や先輩社員にも企画の“壁打ち“を気軽にお願いできる、風通しの良い社風が浸透している。自由度の高いワークスタイルを実践できるのも魅力。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 信田さんが感じる職場の雰囲気
  • 沢村さんが感じる職場の雰囲気

学生の皆さんへ、三笠書房からのメッセージ

たとえ自分ではエジプトに行ったことがなくても、エジプトに詳しい人を捕まえて本を出せる。
それが編集者という職業です。

読者が今、何を知りたいのか、時代のニーズを的確にとらえて、魅力的に、伝わりやすい手法を考案して形にしていく。
ひとつ上の次元の視点で物事を見ることのできる人とも言えるかもしれません。

一口に編集者といっても、企業によっていろいろなスタイルがあると思います。
好きな服と似合う服が違うように、あなたに合った働き方というものを考えてほしいと思います。

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「読者が今、何を知りたいのか。時代のニーズを捉えひとつ上の次元の視点で物事を見ることができる人は大歓迎。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」と押鐘社長

マイナビ編集部から

入社1年目から編集者として主体性を発揮しながら本作りに打ち込める環境がある。かしこまった編集会議がなく、自分のひらめきやアイデアをもとにした企画を、そのまま本作りへとストレートに結びつけるチャンスが広がっている――。これが(株)三笠書房の最大の魅力といっていいだろう。

今回ご登場いただいた信田さんと沢村さんは、2023年入社の同期。お互いに切磋琢磨しながら、普段から本作りや編集という仕事への想いをざっくばらんに語り合う仲だが、最近は後輩とともに「ベストセラーを作る会」を結成。インタビュー前日も3人でカフェに集まり、午後5時半から11時半まで、最近読んだ面白い本や新たな企画について、ひたすら語り合っていたそうだ。
自由で柔軟な働き方を実践できる社風もさることながら、同じ志を持ち、好きなものについて本気で語り合える仲間の存在が、編集者としての成長を強く後押ししているのは間違いないだろう。

新入社員研修や経験豊富な部長陣のもとでのOJTなどを通じて、編集に必要な知識やスキルをゼロから身に付けられる点も大きな魅力である。
出版業界を志望している方の中でも、「自分の企画力で勝負したい」「ベストセラーとなる自己啓発書・ビジネス書を生み出し、人々の人生をより豊かにしたい」という志を持つ方に、ぜひ企業研究をお勧めしたい会社である。

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自己啓発書やビジネス本、教養書を中心に多彩なジャンルのタイトルを刊行。1933年の創業以来、数多くのロングセラー、ベストセラーを世に送り出し続けている。

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