最終更新日:2026/2/13

コーアツ工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

先輩100人100の就活

橋梁工事のプロとして専門性をとことん突き詰め、「地図に残る仕事」を手掛ける

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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橋づくりの現場を見学した際のインパクトなど就活体験を振り返る

鹿児島県に本社を構え、橋梁工事に特化し九州及び全国で建設事業を展開しているコーアツ工業(株)。若手施工管理者として活躍する2名に、就職活動の振り返りや入社後の印象を聞きました。

(写真右から)
■堂免 大輔さん/工事部工事一課
2021年入社(西日本工業大学工学部総合システム工学科卒業)

■内村 航暉さん/工事部工事一課
2023年入社(鹿児島大学工学部海洋土木工学科卒業)

【堂免さん前編】野球一筋の学生生活から、コーアツ工業へUターン就職を決めた理由

子供の頃から野球に取り組み、地元を離れて福岡へ進学した大学選びも強豪野球部の存在が決め手でした。大学でも野球に打ち込んでいたのですが、大学3年の末に世の中がコロナ禍となり、活動中止を余儀なくされました。

ちょうど就職活動を始める時期でもあったので、将来について考える中で浮上したのが「地元」というキーワードです。大学進学で鹿児島を離れる前から地元には愛着があり、Uターンして鹿児島に戻って働きたいという希望をもちました。コロナ禍で就活イベントなどが中止になったこともあり、自宅で企業や業界について調べることからスタート。私は工学部の中でも電気情報工学系の学部で学んでいましたが、「理系学部卒を活かし、地元の企業で」という縛りで、様々な業界について検討しました。その中で、デスクワークと屋外の両方で仕事をする工事の施工管理職に魅力を感じました。結果、地元である鹿児島県の建設会社を検索する中で興味を惹かれたのがコーアツ工業でした。

その後、2月の冬季インターンシップで橋梁工事の現場を見学させてもらったことで、仕事により興味が沸いてきました。大きな橋げたを架設している現場だったのですが、そのダイナミックさにワクワクしたことを覚えています。また、人事の方が親身に接してくれて、気になることを何でも遠慮なく質問、相談できた点も心強かったです。当社は鹿児島県を拠点に九州・全国で橋梁工事を行っていますが、私には地元で働きたいという希望があり、その不安を伝えたところ、全国で仕事をすると言っても、本社のある鹿児島県や九州内の仕事が多いことや、県外で仕事をした場合の魅力や楽しみ方について、リアルな話を正直に教えてくれました。その為、納得して入社を決めることができました。

先輩社員の仕事風景

「工事の最中は目の前の仕事に必死ですが、工事が終わって完成した橋を冷静に見ると、その巨大さから『すごい仕事をやり切ったな』と充実感が沸いてきますね」(堂免さん)

【堂免さん後編】専門知識ゼロで入社し、3年目にして施工管理者として活躍中

学生時代に土木や建築を学んでこなかったので、入社当初は「何が分からないのかすら分からない」ような状態でしたが、最初に配属された現場に年齢の近い先輩が複数いたことが支えになりました。約1年半の長期にわたる現場でしたが、先輩方が一から丁寧に教えて頂き、自分からも積極的に会話に加わったことで徐々にスキルアップ。自分の成長を日々実感できることが、モチベーションになりましたね。施工管理の仕事の中には、作業を行う協力会社の職人さん達に自分たちが計画する工程や作業内容を指示・管理する仕事も一つですが、最初は経験豊富な職人さん達から教えてもらうことばかりでした。その点、野球部時代に培ったコミュニケーション能力が役立ちました。

また、私は入社後も社内の野球部に所属して軟式野球の試合を楽しんでいます。試合には九州や全国で働いているメンバーも集まったりするので、普段接する機会のない先輩方と交流を深めることができます。私たちの仕事は一つの工事ごとに同じ先輩、上司と一定期間過ごす事になるので、野球部の活動を通して人脈が広がることは、部に所属している私ならではの特権といえるかもしれませんね。

新人の頃に配属された現場が終わり、現在は別の橋梁工事で施工管理補助を担当しています。規模の大小はありますが、最初の現場では複数いる施工管理者の一番若手でしたが、今の現場では所長と2人で施工管理を担当しています。その分、任される仕事の幅が広がり、申請書類の作成、現場で働く職人さん達の安全管理の徹底や、CADを使って施工図を書いたり等、様々な役割を担えるようになりました。二級土木施工管理技士の資格も取得し、現在はより高度な一級土木施工管理技士の合格を目指して勉強中です。独学で勉強するだけではなく、会社も試験対策のサポートをしてくれるのでありがたいです。入社時の不安を思えば、3年目でここまで成長できたことは自分でも驚きです。

土木・建築系学科外の私でも、ここまで成長させてもらえることは当社の魅力といえます。もう1点あげるとすれば、プライベートと仕事のバランスをとって働けるという点です。私は入社後に結婚し、子供が生まれた際には育児休暇を取得しました。また、野球部の活動も強制ではなく、プライベート優先で活動できるので、仕事、趣味の野球、家族の時間などのバランスをとりながら、充実した日々を送ることができています。

先輩社員の仕事風景

「設計や施工を担当した橋が地図に残るというのは、この仕事ならではのやりがい。早くその醍醐味が主体的に味わえるように、向上心を忘れずに学んでいます」(内村さん)

【内村さん】2週間の濃密なインターンシップ経験からコーアツ工業への入社を志望

学生時代から土木を学んでおり、将来は地元の建設会社で働くか、または公務員の土木職かで迷っていました。転機となったのが大学3年の夏に参加した当社のインターンシップです。2週間じっくりと仕事を体験できることに魅力を感じ参加しました。インターンシップでは設計部署と工事部署をそれぞれ1週間ずつ体験。建設会社の中でも橋梁工事に特化した当社の特殊性に何度も触れたことで興味が沸いてきました。大学でもCADは使っていましたが、橋の設計となると勝手が違い、図面を見ても複雑で分からないことばかり。難しそうだけど面白そうだなと感じたことを覚えています。さらに、橋梁工事の現場でコンクリートを打ち込んでいる光景は迫力満点でした。何もない場所に橋をつくり、そこを車や人が通り、何十年も残る仕事。現場を見ながらそんなことを思い浮かべて、どんどん引き込まれていきました。インターンシップを終える頃には、工事を発注する側ではなく、つくる側の仕事がしたいと決意が固まり、橋を専門に扱う建設会社という魅力やインターンシップ中に接した先輩方の雰囲気の良さが当社への入社を後押ししました。

新人研修を終え現場に入りまだ数か月ですが、その間だけでも何もなかった場所に足場が組まれ、コンクリートを流し込む型枠が完成し、どんどん現場が動いています。常に現場が変化し、職人さんも動き回っているので、意思疎通を図るためのコミュニケーションが欠かせません。職人さんは自分より年上の人ばかりなので学生時代のコミュニティで経験できる人間関係とは異なりますが、私は飲食店でのアルバイトが長く、多様なお客様を接客していたので、当時の経験が活かされています。

当社で技術系総合職が活躍する部署は施工管理を行う工事部署だけでなく、設計部署や積算部署など、様々なキャリア形成が実現できます。私自身はインターンシップで体験した設計部署への興味があるので、現場で働いている今も、どんな設計図が現場で作業する人にとって読みやすいのかなど、施工管理の経験から設計に活かせるポイントを意識的に考えています。ただ当社の仕事の根幹となるのは実際に橋をつくっている『現場』であり、『施工管理』だと思っていますので、まずは施工管理技術者として一級土木施工管理技士の資格取得を目指し、橋づくりの難しさを深く知ったうえで、自分の思い描くキャリアプランを実現し活躍することが目標です。

先輩社員の仕事風景

20代の若手社員が多く活躍しており、年の近い先輩に囲まれて仕事ができる新人にとって心強い環境がある。社員同士の顔が見える適度な規模感もコーアツ工業の魅力といえる。

企業研究のポイント

モノづくりを手掛ける建設業界の仕事は、どの職種であっても1人で完結するものではありません。社内のメンバーや協力会社の方とチームワークを発揮しながら、“地図に残る仕事”を行っていくことになります。そのため、職場の雰囲気や環境を自分の目で見て、肌で感じることがとても大切です。職場見学やインターンシップの機会を設けている企業が多くあります。そのチャンスを活かして、実際に職場に足を運んで体験することをおすすめします。

雰囲気以外の面で企業ごとの違いを比較する判断材料としては、大手ゼネコンのように様々な工事を手掛ける企業もあれば、橋梁工事を得意とする当社のように、特定のジャンルに特化する企業もあります。いろんなモノづくりに携わってみたいのか、あるいは専門性を発揮したいのかによって選択する企業が変わってくるでしょう。当社の例でいえば、橋梁工事を専門としていますが、同じ作業ばかりのルーティンワークではありません。むしろその逆といえます。橋ごとに架ける場所も、適した工法も異なるため、一つひとつの現場で学びがありますし、新たな技術も習得されます。キャリアを重ねる中で、橋づくりのエキスパートとして知識や技術を深掘りしていけるというのは、当社ならではの魅力といえるでしょう。

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一言で橋の建設と言っても、現場が違えば勝手も違う。橋だからと言ってルーティンワークな訳ではなく、毎回どんどん新しい学びがあります。

マイナビ編集部から

橋梁工事に特化し、大規模な工事や高い技術が求められる工法に対応できるというのはコーアツ工業の強みである。最近では、複数の企業が合同で工事を手掛けるジョイントベンチャー(JV)形式でビッグプロジェクトに参加する機会も多いと聞いた。これは地方に本拠地がありながらも長年にわたり橋梁工事を専門にしてきたことで、橋づくりに関して全国規模で専門性を発揮できることの証明といえる。

大掛かりな現場の施工管理を通して培った橋づくりのノウハウを、次の現場で転用する…と簡単にいかないところが、橋梁工事の難しさであり、面白さでもあるようだ。

今回取材した社員からも「現場が変わると、また一から学ばねばならないことが多くて大変ですけど、技術者として成長できている実感があります」という声が聞かれた。また、子育てサポート企業の認定制度である「くるみん」の上位認定である「プラチナくるみん(※1)」を取得しているなど、働きやすい職場環境の整備に力を注いでいることも同社の魅力。取材でもオンとオフのメリハリがとれる環境であることを、それぞれの体験談から聞くことができた。
鹿児島にこんな特徴的で魅力的な建設会社があるということを、多くの人に知ってほしいと感じられた取材だった。
(※1.プラチナくるみん認定企業一覧を参照)

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東シナ海を望む日本三大砂丘・吹上浜にあるサンセットブリッジ。吹上浜海浜公園のシンボルとして親しまれているこの美しい橋も、コーアツ工業が手掛けたものだ。

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