最終更新日:2026/2/17

(株)たちばな

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 通販・ネット販売
  • フォトサービス
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
長野県

取材情報

記事で読む社会科見学

きものを通じて感動を創る。お客様の思いを汲んで、特別な日を彩る一枚を提案します。

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きもの初心者から学べる研修体制とサポートを用意。

◆山田海さん(左)/2022年入社
◆店長/三島黎さん(中)/2017年入社
◆チーフ/西川日向さん(右)/2021年入社

着物の販売・レンタルやフォトスタジオ事業、着物に触れていただけるイベントの開催等を通して、着物文化の魅力を広く伝える「たちばな」。今回は愛知県内の店舗で働く、店長の三島さんとチーフの西川さん、入社2年目の山田さんの3名に、呉服事業部でのお仕事について伺いました。着物を通して、伝統的な日本文化や匠の技を伝えること、お客様の特別な日の思い出作りに関わること。単なるモノの販売ではない、人と人との絆を生み出す呉服店の魅力をぜひ知ってください。

非日常を感じさせる特別な装い。きものを通じて、お客様一人ひとりの思いに応えます。

単なる物品販売ではなく、着物の持つ魅力や伝統文化の価値を多くの人に伝え、着物ファンを増やしていくことがたちばな・呉服事業部の仕事です。今の日本は洋服が主流となっている分、まとうだけで「非日常」を演出できるのは着物の大きな魅力。私自身、学生時代は情報システム系の勉強をしていてSEを目指していたのですが、知人の影響で着物に興味が持つようになってから、その魅力に強く惹かれ、最終的に仕事にするまでになりました。

現在は、着物に触れていただくきっかけづくりに力を入れています。ショッピングモール内のテナントのため、利用されるお客様へアンケートにお答えいただいたり、次の展示会にご案内をしたり。興味を持っていただいた方と一緒に展示会を回り、好みの色柄に合わせたご提案をすることもあります。ご購入いただいた後は、自社で開催する「着物を楽しむ会」など、着物を着る機会をつくることも大切。長いおつきあいを通して信頼関係を育むことで、次のご縁にもつながっています。先日は、車椅子で店内をご覧になっていたお客様に、「しあわせ仕立て」というユニバーサルデザインの着物をご提案しました。これはワンタッチで着られて、帯も結び部分が別になっているので、立ち上がれない方でも簡単に着物を楽しめるお仕立てです。「着物は一生着られないと思っていた」「山田さんに出会えて本当に良かった」と涙ながらに感謝された時は、この仕事をしていて本当に良かったと嬉しくなりました。さまざまな事情で「着物が着たくても着られない」と考えている多くの方にも、こんな方法がありますよとご提案し、「着たい」という思いを叶えていけたらと思います。

着物はお式ごとで使われ、人生の節目を彩ってくれる大切な装いですが、逆に言えば必ずしもないと生きていけない商材ではありません。ですから入社前は、自分にお客様を作れるのかが不安でしたね。働き始めて驚いたのは、思っていた以上に着物を好きになっていただきご縁をいただける方が多いこと。20~30代の方も多く、思い思いに着物を楽しんでいらっしゃる様子に自分も刺激を受けます。敷居が高いイメージを持たれることもありますが、そこをフラットにしていくのは私たち営業の役割です。まずはお客様に一番合ったご提案ができるよう、知識と経験を積んで、これからもお客様に喜ばれる接客を続けていきたいです。
(山田さん)

先輩たちの働き方

当社では最低でも10年間、お客様にきものライフを満喫いただくためのフォローを実施。イベントも多く、長くおつきあいを続けられるのは大きな魅力です。(山田さん)

知識ゼロから着付けを勉強。特別な日を彩る振袖のお着付けにも、積極的に挑戦します。

ちょうど企業研究の時期と成人式の準備期間が重なったことが、私が呉服業界を志したきっかけです。振袖を着せていただいたり、友人と着物の話をしたり、成人式を迎えるワクワクした雰囲気の中で、着物に関わる仕事って素敵だなと感じるように。コロナ禍でしたが、当社がWeb上で最初から最後までしっかりサポートしてくれたことも入社の決め手です。新しい技術にすぐに対応して、ネット越しでも相手をきちんと見てくれる会社なのだと、その時に強く感じました。入社時には着物知識はゼロで、それこそ成人式で振袖を着た程度。反物等の商材知識や色柄の組み合わせのことも、先輩に教わりながら少しずつ学んできました。1年目が終わる頃からは、お客様にお着付けをする「他装」の練習もスタート。着付け師の先生から教わり、マネキンに着付けながら手順を勉強しているところです。同時進行で自分の着付けも練習するので、時には左右が混乱することも。それでも最近は、イベントに来られるお客様のお着付けを任されるようになり、やりがいを感じています。次の目標は、振袖の他装技術を磨いて、来年の成人式までに1人で対応できるようになること。人生の節目であるお式で、「西川さんにお願いして良かった」と言っていただけたら嬉しいです。

半期ごとの売上基準によって、早い段階からキャリアアップを目指せるのも当社の特徴です。私は先輩方のサポートもあって基準を満たすことができ、1年目の後半からチーフを任されるようになりました。当時は右も左も分からず、先入観なくさまざまな年代の方にお声がけできたことも成果につながったのかもしれません。若い女性の方から店頭でご相談を受けて、つい2~3時間近く話し込んでしまったこともあります。「興味はあるけれど着物を着たことがない」というその方には、その日のうちに最初の一枚をご提案することができ、今でも長いおつきあいが続いています。

今後はチーフとして、後輩指導にもいっそう力を入れていきたいですね。店長や先輩チーフからの情報をしっかり共有し、自分が先輩方からしていただいたように、相手に寄り添った指導で一人ひとりの成長をサポートしていけたらと思います。
(西川さん)

先輩たちの働き方

振袖や訪問着などお目当てに合わせ、好きな色柄を伺ってお着付けまで対応。「この柄素敵だな」等の思いを汲み取って、ご縁のきっかけにしています。(西川さん)

前任の店舗で培った経験やお客様との関係を生かして、地域の基幹店を目指します。

アパレルや着物に興味を持ったきっかけは18歳で、ビーチバレーの世界選手権に出場した時。選手団の衣装がシルクのシャツで統一されていて、すごくいいなと感じたことが最初です。そこからシルクの勉強を始め、仕事選びもテーラーやシャツメーカーを中心に進めてきました。着物業界も、素材の共通点から着目。オーダーメイドで、反物から1人ひとりに合わせて一から作る工程にも惹かれました。入社して知ったのは、単に販売して終わりでなく、お客様と関わりを持った上で購入いただく着物という商材の特殊性。店員と客という枠を超えた人と人との関わりが長く続くことも、この業界の魅力だと感じています。

入社後は2年半ほど長野県の茅野店に勤務。その後、豊橋店の店舗スタッフや営業部スタッフを経て、6年目で茅野店の店長となりました。あまりバリバリと数字を追究するタイプではないので、若くして店長に抜擢されたことには戸惑いましたが、配属先は新人の頃からなじみのある店舗。顔見知りのお客様に改めて歓迎いただけて、自分らしくやっていこうと思えたことは大きかったです。一般スタッフと異なるのは、お客様だけでなく一緒に働く仲間にも目を向け、相手のことを考える必要があること。年上のメンバーが多い中、まずはあいさつなど基本のコミュニケーションを心がけてきました。その後、今春に豊橋店店長へ。他店と比べて、着物を趣味で楽しまれる若いお客様も多い店舗なので、着物と合わせて和小物も前面にレイアウトするなど、個性を出した店づくりを目指しています。

ご縁をいただいた多くの方が、購入後も店舗に顔を出してくださるのは嬉しいですね。前店舗から異動する際には、異動日に合わせて大きな花束を持ってきてくださった方もいました。ほかにも「京都旅行に行ってきたよ」とお土産持参で顔を出してくださる方や、誕生日に尾頭付きの鯛を焼いてきてくださった方も。ほかの販売業ではあまり聞かない、親戚や友人のようなおつきあいができるのはこの仕事のやりがいです。今後目指すのは、時代に合わせて柔軟に変化しつつ、芯となる和の文化や礼儀作法を守っていける店舗。スタッフにもその思いを共有して、「着物屋さんってやっぱりしっかりしているね」と信頼され、選んでいただける存在になれたら嬉しいです。
(三島さん)

先輩たちの働き方

愛知県内はまだ1店しかないので、今後2店舗目3店舗目と広げていきたいです。その中でこの豊橋店を、地域を盛り上げる基盤にすることが目標です。(三島さん)

企業研究のポイント

企業研究を進めるにはまず、自分の好きな分野や興味のある業界を知ること。最初は単純に「この商品が好き」という点からスタートして、少しずつ似た商材を扱う企業や目指したい職種へと視野を広げていくと、自分の軸に合った業界を幅広く見ていけると思います。例えば当社は狭い意味では「呉服」を扱う企業ですが、広く見ればアパレル全般が好きな方にフィットする業界です。実際、「オシャレが好き」「ファッションが好き」という先輩も多く活躍しています。おもてなし要素が強いため、観光業や接客に興味を惹かれている方にも合うでしょうし、お客様の特別な記念日に関わる商材という点ではブライダル関連にも近い部分が多数。さらに高級商材を扱うという点では、不動産や自動車の営業とも共通の特徴があります。イメージする仕事の軸を少しずらすと、意外と同じような価値を提供できる仕事は多いですよ。

実際の商材についてもっと深掘りしたい時は、お客様向けのコーポレートサイトをチェックするのもおすすめです。可能であればその店舗や会社を直接訪れてみるのも良いでしょう。具体的な特徴やサービス内容を知ることは、きっと選択の幅を大きく広げてくれると思います。
(人事担当 青木さん)

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「和の文化に興味がある」「ファッションが好き」という人が集まる当社。それぞれのスタイルできものを楽しみつつ、和気あいあいとした雰囲気でその魅力を発信しています。

マイナビ編集部から

長野県を中心に新潟、愛知、山形、富山、東京、北海道で30店舗以上を運営する同社。「家族の幸せづくり」のサポーターとして、着物・振袖の販売やフォトスタジオ事業を広く手がけている。より気軽に着物を楽しんでもらいたいとのコンセプトで、新スタイルの専門店「あかしろき」も展開。いずれも商品を販売するだけでなく、着物や和の文化の価値・魅力を多くの人に伝え、顧客と共に感動や思い出を創ることをビジネスの要としている。

今回は愛知県内の店舗から、三島店長をはじめ3名の若手の先輩に登場いただいた。お話を伺う中で印象的だったのは、どの先輩も人との関係づくりに力を入れている点。単に売上を上げるための接客ではなく、お客様の思いに寄り添い、全力でサポートしていることが伝わってきた。着物を買うのが初めてという人に対して、1時間でも2時間でも相談に乗るという社員一人ひとりの親身な対応が、敷居が高いと思われがちな呉服店のイメージをくつがえし、世代を問わず広く着物の魅力を伝える結果となっているのだろう。聞けば、入社前は着物を着る機会はほとんど無かったという社員の方も多いとのこと。一から着物知識を学びながら、伝統文化を伝えるやりがいも、「たちばな」でならきっと感じられると思う。

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きものの販売、レンタルをはじめ、着付け教室やイベントまで幅広く実施。企画やレイアウトは現場に任されるため、地域性も鑑みて店舗ごとの個性を出しています。

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