最終更新日:2026/1/21

(株)東洋クオリティワン

業種

  • 化学
  • 自動車・自動車部品
  • 建材・エクステリア
  • インテリア・住宅関連
  • その他メーカー

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

先輩100人100の就活

自動車シート、マットレスから明太子のシートまで。こんなところにもTQ-1のPUFが!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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決め手は商材の面白さと働きやすい環境

さまざまな製品に使われるポリウレタンフォーム(PUF)の専業メーカー「(株)東洋クオリティワン」。同社で活躍中の若手社員2名に企業研究・就職活動の思い出や仕事内容、やりがい、今後の目標などについて伺いました。

■東京化成品営業所 長尾 信之介さん(2023年入社/理学部卒) ※写真左

■製品開発課 村上 果穂さん(2023年入社/創成科学研究科修了) ※写真右

「日常生活に関わるもの」を探し続けた先にあったのは、TQ-1のPUFでした(長尾さん)

学生時代は理学部 地球圏科学科に所属。大腸菌や酵母といった微生物に関する研究に取り組む傍ら、大手通信販売会社のコールセンターのアルバイトに力を入れていました。そこで感じた「感謝の言葉をもらえる喜びを実感できること」や「人々の身近な暮らしを支える仕事」を就活の“軸”に据え、食品業界に絞って会社選びを進めていましたが、なかなか思うようにいかず、志望業界を見直すことに。そこで目を向けたのが化学素材業界でした。東洋クオリティワンの存在を知ったのも、ちょうどこの時期です。マットレスや自動車シート、水まわりで使われる止水剤やパッキンのほか、明太子の下に敷かれる白いシートなど、意外なところでも当社のウレタンフォームが活躍していることを知り「これは面白い!」と感じてエントリーを決めました。

選考対策では、自己分析を徹底するとともに、大学のキャリアセンターに足繁く通い、エントリーシートを添削してもらったり、模擬面接を行ったりして準備を重ねていきました。こうした努力の甲斐あって、無事内定を獲得。入社の決め手としては、条件・待遇面の良さもさることながら、営業所がいずれも大都市圏に位置する点が大きかったですね。転勤の可能性はあるものの、生活基盤を築きやすく、将来設計もしやすいと感じました。

入社後約3ヶ月間の新入社員研修では、川越工場の3つの製造ラインで現場作業を経験し、基本的な製品知識やモノづくりの流れを学んだ上で、東京化成品営業部に配属となりました。現在は関東・北関東エリアのお客様約30社へのルート営業を担当しています。お客様は、PUF(ポリウレタンフォーム)を加工して、瓦の止水材や下水道関連のパッキン、家電の防音材などとして製品化している会社が中心。お客様と社内の開発、製造、品質保証部門などとの橋渡し役として、新製品の開発や既存製品の汎用化を推進することも、私たち営業の重要な役割です。

営業職として日々心掛けていることは「お客様ファースト」の姿勢。納期や製品仕様に関して厳しいご要望をいただくこともありますが、製造現場と綿密に連携し、できる限り応えたいといった気持ちで対応しています。自分の提案が受注につながり、自社製品がカタチになって世に出ていくたびに大きなやりがいを感じられる仕事です。

若手は語る!

「印象に残っているのは、旅行で泊まったホテルのマットレスに、自分が納品したPUFが使われていたこと。なんだか誇らしい気持ちになりましたね」(長尾さん)

高分子化学の研究で扱った「ウレタン」が就活の検索ワードに(村上さん)

学生時代は学部・大学院を通じて高分子化学を専攻。研究室では、リング状の分子に軸状の分子が貫通する「ロタキサン」と呼ばれる超分子構造体を合成し、その特性を評価する研究に取り組んでいました。企業研究を本格的にスタートさせたのは、修士1年の夏頃のこと。はじめは食品・飲料メーカーや日用品メーカーを中心に見て回っていましたが、視野を広げてみようと思い立ち、化学素材メーカーにも目を向けることに。「ロタキサン」の合成の際に“ウレタン結合”を用いたことを思い出し、「ウレタン」をキーワードにして検索した際に出会ったのが、PUF専業メーカーである当社でした。

数ある企業の中で当社を選んだ理由は、会社説明会や面接で感じた「雰囲気の良さ」に魅力を感じたことが大きかったですね。これまでの説明会や面接は堅苦しい雰囲気で、“審査されている”といった印象が強かったのに対し、当社の人事担当者は私の考えや想いに耳を傾けてくれました。働き方や社内のリアルな空気感を率直に話してくれた点も魅力的で、「居心地の良い会社だなぁ」と思ったことを今でも覚えています。修士2年の6月頃には無事内定を獲得。迷わず入社を決めました。

入社後約3ヶ月間は、品質保証部での研修。研修中は異物混入トラブルに関するルール策定に関わる機会もあり、トラブル対応や再発防止に向けた改善手法について実践的に学ぶことができました。研修終了後は「製品開発課」に配属となり、1年目はスラブ成形、モールド成形、発泡ゴムの成形、知財・特許を担う4つのチームをローテーションし、基本的な知識・スキルを習得していきました。入社2年目からはスラブチームの一員として、マットレスなどで使用されるPUFの開発に携わっています。

営業からの依頼に応じて、原料配合を変えながら所定の物性を持った製品をつくりあげていくことが、私たちのミッションです。大学の研究とは違って、最小単位でも百グラム単位、量産試作になると、一斗缶やドラム缶単位での試作になります。スケールの大きさに最初は戸惑いましたが、やればやるほど面白さが増していくところもこの仕事の魅力。トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、量産化にこぎつけることができたときには、大きな達成感があります。

若手は語る!

「日頃から心掛けているのは、早め早めの“報連相”。上司や先輩へ気軽に質問・相談できますし、いつも丁寧に対応してくれるので本当に助かっています」(村上さん)

自慢の福利厚生や、2名が語る今後の目標とは (長尾さん/村上さん)

■“縁の下の力持ち”として、人々の暮らしを支え続ける(長尾さん)
2023年の入社から数年経ち、自己成長を実感する場面も増えてきています。製品知識が身についてきて、お客様と専門的な内容についても踏み込んだ話ができるようになりました。これは先輩社員との同行訪問や日々の営業活動を通してトライ・アンド・エラーを積み重ねてきたからこそ。失敗しても諦めることなく、粘り強く挑戦し続けてきたことで、少しずつ自信を持って提案できるようになってきたという実感があります。

今後の目標は、新製品の立ち上げや新規顧客の開拓、大型案件の獲得といったチャレンジングな課題に積極的に取り組んでいくことです。そのために、展示会への参加などを通じてネットワークを広げ、当社の製品の魅力をより多くの人々に発信していきたいと考えています。PUFは皆さんの想像以上に多用途で、まだまだポテンシャルに満ちた素材です。これからも“縁の下の力持ち”として、人々の暮らしを支える仕事に誇りを持って取り組んでいきたいと思います。

■他部署との連携を大切に、開発を進める(村上さん)
働きやすい環境が整っていることも当社の魅力です。私の所属する製品開発部では、業務スケジュールを自分である程度コントロールできるので、有給休暇も取りやすく、フレックス制度も整っていることから、仕事とプライベートを無理なく両立することができています。月5,000円で利用できる「借上社宅制度」もありがたいですね。

これからの目標として、まずは一人前の開発担当者として自分の考えを的確に伝えながら、関係各所と円滑に連携する力を身につけたいと考えています。製品開発の仕事では、製造現場のメンバーをはじめ、他部署との連携が必要な場面も多く、共通認識をもって仕事を進めるためにも的確なコミュニケーションが欠かせません。自分の意見や考えをわかりやすく説明する力に磨きを掛けていきたいですね。

若手は語る!

フレックスタイム制度やテレワークなど、仕事とプライベートの両立を支える制度も充実。育児休業を取得する社員も増えてきているという。

企業研究のポイント

【長尾さん】
企業研究期間は、さまざまな業種・業界を知ることができる、またとないチャンスです。学生時代の専攻分野にとらわれることなく、できるだけ視野を広げ、さまざまな業界・企業を見て回っていただきたいですね。当社でも文系出身者やウレタンに関わったことない状態で入社した社員が多く活躍しています。そして、悩んだときは一人で抱え込まずに、大学のキャリアセンターや周囲の人々に相談してみてください。人に話すことで自分の考え方が整理されたり、思いがけないアドバイスや新たな気づきを得られたりすることもあるはずです。

【村上さん】
企業のホームページやパンフレットを読むだけでは、同業他社との違いを見極めるのは難しいと思います。大切なのは、企業セミナーやOB・OG訪問などに積極的に参加して、ホームページやパンフレットには載っていない情報を集めること。その会社ならではの特徴や、先輩社員の人柄、職場のリアルな雰囲気を知る努力を重ねていただきたいと思います。企業研究期間中は迷うことも多く、壁に直面することもあるかと思います。そんなとき、私はよく研究室の教授に相談していました。皆さんも周りの人に相談したり、励ましてもらったりしながら企業研究を進めてください。

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新入社員研修や配属先でのOJTのほか、通信教育や資格取得支援制度、海外研修の援助制度も充実。意欲さえあれば、自分の意志で学びを深めていける環境が整っている。

マイナビ編集部から

PUF(ポリウレタンフォーム)の専業メーカーとして、自動車・飛行機のシートから建築・土木、電気・電子、農業などの産業資材、家具・クッションなどのインテリア、スポーツ用品、健康器具に至るまで、私たちの暮らしを支える多彩な分野に製品を供給している「(株)東洋クオリティワン」。2025年4月にはある別企業が手掛けていた特殊発泡ポリウレタン製品の製造・販売事業を承継し、事業領域のさらなる拡大を図っている。

今回、同社で活躍中の若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、自社の製品に強い誇りを抱きつつ、自らの成長を心から楽しみながら仕事に取り組む様子が見受けられたことだった。こうしたことが可能なのは、約3ヶ月間の新入社員研修や職場でのOJTをはじめとする教育・研修制度の充実ぶりもさることながら、社員一人ひとりの挑戦を後押しする、風通しの良い社風の存在も大きいのだと感じられた。

アジアをメインに海外にも拠点を持ち、グローバルにビジネスを展開している点も注目ポイント。化学・素材業界に興味関心をお持ちの方の中でも、「仕事を通じて成長し、自分の可能性を広げていきたい」といった志をお持ちの方に企業研究をお勧めしたい会社である。また、同社が扱うPUFを日常生活の中で探してみると、長尾さんや村上さんのように関心が高まり、企業研究も深まるのではないだろうか。

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埼玉県川越市の「本社・川越工場」にて。このほか東京、愛知、大阪、広島に営業所を構える。中国をはじめ、自動車需要が見込まれる地域への海外進出にも力を入れる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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