最終更新日:2026/2/16

富士倉庫(株)

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横浜でグローバルな物流を体感!身近な食品を適切に輸入・保管し、輸送につなぐ

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恵まれた環境の中で、人間力や統率力を伸ばす3人の先輩社員たち

横浜を基盤に75年の実績を誇る富士倉庫。仕事の起点となる倉庫業務は裁量も大きく、若い人材が商品の保管と出庫を指揮する。イキイキと活躍する社員3人のやりがいやキャリアパスに迫った。

藤崎 貴大さん(右)
本牧埠頭B突事業所
港湾職業能力開発短期大学校 港湾流通科卒/2016年入社

吉川 裕之さん(中)
本牧埠頭B突事業所 所長
明治学院大学 経済学部経営学科卒/2008年入社

松田 翔さん(左)
総務部
明治大学 政治経済学部政治学科卒/2009年入社

【藤崎さん】食品輸入の要衝で、ダイナミックな物流を担う。倉庫運営を通して売り上げに貢献

私たちがコンビニなどで目にする食品や食材はどこから来ているのか、その流れに興味を持ち、特に港湾流通についての学びを生かせる物流倉庫業を志望。そのなかで身近な食品輸入に関わり、さまざまなことに挑戦できそうな富士倉庫に入社しました。

現在は横浜の本牧B突堤にある大型倉庫で、倉庫運営業務を担っています。当社は大豆などの有機食品や、アーモンドなどのナッツ類といった身近な食品を扱うこともあり、クリーンな環境の維持と、作業がしやすいレイアウト、人・モノの安全管理に努めています。

北米をはじめ世界中から貨物船が本牧埠頭に到着します。入社当初は、運ばれてきたコンテナから倉庫に一時保管する際に、異物などが入らないよう箱の壊れや袋の破れがないかを確認する「リマーク」と呼ばれる作業を重点的に行いました。さらに検品し、商社などお客さまのオーダーに応えて、例えば大豆なら醤油工場へ、ナッツなら食品会社の倉庫へと行先別に振り分けます。提携する運送会社に配送をお願いする出庫の立ち会いや管理なども経験しました。

3年目からは、1フロアを1人で受け持つフロア担当者へ昇格。培ったフォークリフト技術を生かし、商品をいかに迅速に整然と収納するかが腕の見せ所。まとまった重量物の移動は協力会社にお願いしますが、時に30Kg超の麻袋をピッキングする作業が必要な場面もあります。自分なりにお客さまのご要望や商品の流れを読んだ上で、取り出しやすい工夫をし、天井近くまで安全かつきれいに収納できたときは快感。結果的に自分が担当する商品の取扱高が増え、売り上げに貢献できたときにやりがいを感じます。これらのノウハウは研修で学び、先輩たちのOJTを通して習得しました。見学に来たお客さまからいただく「いつもきれいに預かってくれてありがとう」の言葉はうれしいです。

また、当社が扱うナッツ類は世界的に有名な食品に使われたり、有機食品が隣の中華街の店舗で使われたりすることもあります。遠く世界を旅してきたものが身近で食される、その実感は面白く、グローバル物流を日々体感できることは大きなやりがいです。
職場はとても明るく、36歳の所長を筆頭に20代も多くいるため、仕事からオフの話まで何でも話せます。良い環境の中で、少しでも先輩に近づくために頑張っていきたいですね。

それぞれの個性が輝く富士倉庫

藤崎さんはフォークリフト技術に加え、フットワークの軽さと臨機応変さが抜群。フロア担当としてお客さまや作業員からも信頼を得ている。趣味はバイクでツーリング。

【吉川さん】自らPDCAを回し、仕事や裁量の幅を拡大。30代前半で所長に昇格

横浜生まれ、横浜育ち。祖父がかつて税関で働いていた関係で、港湾の仕事に興味を持ちました。日本は食料自給率も低く、輸入に頼らざるを得ない国です。食生活を支えるという重要な使命を担い、大好きな横浜で長くプライドを持って働きたいと思い富士倉庫に入社しました。

当社は本牧のA突事業所とB突事業所、大黒事業所、第2事業所の4カ所に大型倉庫を有しています。私は入社以来、各事業所を数年ずつローテーションしながら運営管理を経験。コーヒーやナッツ類、有機食品など取扱商品のほぼ全てに関わり、各商品の検品チェック、入出庫チェックなど、1日数十トン規模の商品の出し入れに関わってきました。

お客さまのご要望に合わせた商品の保管から配送準備、流通加工まで、全ての仕事に興味を持ち、自分のポジション以外、例えば違うフロアの商品の動きなどにも目を向けて商品全体の流れや会社の動きの把握に努めてきました。常に自分でPDCA(計画・実行・評価・改善)を回すことを心掛けた結果、取扱量が増え、会社の利益への貢献を実感。事業のために幅広く挑戦を重ねていたら、先輩から「いつも頑張っているところは見てるから」と励ましの言葉をもらい、とてもうれしかったですね。2019年にはB突事業所の所長に昇格。しっかり人を見て評価してくれる点は、当社の良さの一つだと感じます。

仕事では時に1tの重量物を包み込むビッグな袋詰め商品も取り扱いますし、フォークリフトを駆使してそれらを運搬し、4~5mもの高さに積み上がる様は圧巻です。近年はコロナ禍で、特に飲食店などに向けた商品の取扱いはやや減少しました。ただ、巣ごもり需要で穀物や嗜好品のニーズは高くてむしろ取り扱いが増えるなど、商品の流れから世相や経済の動きも伝わってきて、それが仕事の面白さでもあります。

当社では若手が多く活躍しており、裏表なく意見が言い合える環境が何よりの魅力。自主性を持ってどんな仕事やどんな場面でも楽しめる人、臨機応変に動ける人、弱点を自覚しつつそれを長所で補える人、成長意欲を持ちつづけられる人、そんな人が当社では活躍しています。今後は倉庫の環境をより良く変革し、今以上にやりがいを感じてもらえる魅力あるフィールドにしていけたらと思っています。

それぞれの個性が輝く富士倉庫

30代前半で所長にキャリアアップした吉川さん。商品への飽くなき好奇心と、業務範囲を広げる挑戦心で後輩や作業員をリードする。趣味はバレーボール。

【松田さん】倉庫や営業を経て、総務人事へ。採用に関わった学生たちの成長する姿に喜び

ネームバリューではなく、充実感を持って日々働けるかどうかを第一に、顔と名前が一致する規模感といった条件で会社を探したところ、当社と出会いました。業界業種よりも人を重視して面接に向かいましたが、出会う人が皆さん優しく、こちらの立場に立って考えてくれる人の良さ、社員同士の連携のしやすさに魅力を感じ入社しました。

すでに述べられているように、当社は横浜に大型倉庫4つを保有し、輸入食品や原料をメインにお客さまの大切な商品を一時的に保管、お客さまのオーダーに応じて配送手配する倉庫保管業を営んでいます。輸出入申告の際に必ず必要となる通関業に加え、近年はさらにフォワーディング事業(国際複合一貫輸送サービス)も手掛け、事業の幅を広げています。

私たちの生活に身近な商品の一つに、コーヒーがあります。当社は海外から生豆で輸入したものを適正温度で保管し、誰もが知る小売チェーン店やコーヒーチェーン店の焙煎工場などに送り出しています。また、落花生などは外装のチェックだけでなく中身の選別までを展開。加工、梱包なども含めて付加価値を提供し、従来の倉庫業に捉われないサービスに努めています。また、アーモンドやカシューナッツはアイスやチョコ製品などにも加工されていますし、栗やハチミツはさまざまな食品に使われます。ほかにも食卓で見かける穀物や嗜好品など、数知れません。私たちの生活にリンクした数多くの商品を取り扱っており、さまざまなサービスの付加価値を模索していける点も興味深いといえます。

私は入社後、倉庫業務、営業職、子会社の倉庫会社への出向などを経験。2018年から総務人事として、採用活動、認証の登録手続き事務、備品発注管理など、経理以外の仕事に幅広く携わっています。私はもともと総務の仕事がやりたくて10年目で念願がかないましたが、これまでの経験も会社の説明などに役立っています。ちなみに当社は倉庫業務を起点として、スペシャリストを目指す人、所長などの管理職を目指す人など、それぞれの志向や資質、成長に合わせてキャリアを積めるようにサポートしています。

実際に自分が採用に関わった社員が、その後1年、2年とかけて成長する姿を見ることができるのは楽しいですね。現場を仕切って堂々とした様子を見ると「採用してよかった」と感慨深くなります。今後も良い出会いを糧に、会社を盛り上げていきたいと思っています。

それぞれの個性が輝く富士倉庫

穏やかな人柄と誠実さで総務人事全般に対応している松田さん。学生と会社を結ぶ接点として、どんな質問にも答えてくれる。音楽が好きで、趣味はマンドリン演奏。

企業研究のポイント

企業研究の初期段階では、自分が今まで見聞きした企業しか選択肢にないのは当たり前のこと。ただ、それに捉われず、なるべく多くの業界業種を知ることを心掛けてください。そこから自分の心に響く企業にぜひ出会ってほしいと思います。今はインターネットを通して、企業について理解を深める学生さんは多いことでしょう。コロナ禍においては、会社訪問や面接もリモートで行われるといった制限もあったかもしれませんが、収束に向かう今後は、実際の仕事風景を見られる企業にはぜひ積極的に足を運んでみてください。倉庫は通常、関係者以外は立ち入り禁止ですが、当社は学生さんのためにコロナ対策もしっかり行った上で特別にご案内しています。ほかの倉庫会社も仕事見学を実施しているようなので、見比べてみると立体的・多角的に業界を理解できるようになると思います。
(人事担当 松田さん)

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本牧埠頭B突事業所内にある富士倉庫の外観。コンテナ荷物が運ばれ、各フロアに適宜保管される。お客さまの多様なニーズに応える、柔軟な発想力と行動力が生きる。

マイナビ編集部から

富士倉庫は創業75年。横浜と東京を基盤に、「保管」を中心とした物流事業や通関事業などを営む会社だ。倉庫保管業務では、世界各地から届く食品を中心とした輸入貨物を幅広く取り扱い、国際物流に求められる安全・安心な商品管理とスムーズな配送に貢献。食の6割超を海外に頼っている日本にとって、同社は海外と日本をつなぐ重要な存在といえる。

今回は3名の方に取材させていただいたが、従来の倉庫業の既成概念を超え、イキイキと仕事に取り組む姿が印象的だった。仕事の枠や持ち場に捉われず、会社やチーム、自分のためにプラスになると思ったことは貪欲に実行。好奇心旺盛に仕事の幅を広げ、フットワーク軽く何事にも挑戦しようという姿勢が息づいていた。倉庫現場は20代、30代が多く、若い力とエネルギーが近年の業績の好調さにつながっているようだ。

倉庫業というと夜勤があるのではと考えがちだが、同社はBtoBがメインで、就業時間も8時30分から17時30分が基本。しかも横浜の本牧埠頭からは中華街やみなとみらい地区も近く、仕事帰りも楽しめる街であることは間違いない。オン・オフのメリハリもしっかりしており、趣味などを通して休日やアフターを充実させていることも伝わってきた。

倉庫業務を起点に、キャリアの道筋も多様に広がる同社。国際貿易の現場を直に感じながら、食の輸入を支えていこうという気概と挑戦心のある人に一考の価値がある会社だ。


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倉庫内は安全のためのヘルメットと、連絡のための無線は不可欠。クオリティに影響しやすい商品に対応した定温定湿倉庫も完備し、常にクリーンに整備された環境を誇る。

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