和歌山県信用保証協会

当協会では和歌山県で事業を営む方々が円滑に資金調達できるよう信用保証業務に取り組んでいます。私が所属している企業支援部保証課では中小企業の方からの保証申込について、決算書などを基に申込金額の妥当性や事業の将来性等を審査しています。ただ、書類だけでは事業の表面的な部分しか評価できないこともあるため、より詳しく知るために金融機関の担当者や事業主の方と面談することもあります。保証課1年目の私は担当を受け持っていませんが、次年度以降は担当を受け持てるよう日々学びながら業務を行っています。

私は大学生時代、地方創生に関するゼミに所属していました。ゼミ活動を通して日本の経済を支える中小企業に関心を持つようになり、就職活動の軸の一つとして多くの中小企業の事業に携わることができ、地方創生に繋がる仕事がしたいと考えていました。就職活動の中でたくさんの金融機関ついて調べていたところ信用保証協会を知り、仕事内容が私の軸と一致していたため、志望することに決めました。まだまだ未熟で覚えなければいけないこともたくさんありますが、現在こうして協会の職員として働けていることを嬉しく思っています。

分からないことがあればすぐ先輩に相談でき、円滑なコミュニケーションが取れる良い職場です。皆さんには保証協会の雰囲気が想像しにくいかもしれませんし、金融関係なので堅苦しいイメージを持つ方もおられると思います。もちろん仕事中は集中しており、そういった雰囲気を感じ取ることもあるかもしれませんが、普段はとても話しやすい雰囲気で共通の趣味の話で盛り上がるようなこともあります。分からないことを相談したり、ミスをして先輩に迷惑をかけたりすることもあります。そのような場合は一度自分で考えるよう促してくれ、その後親身に疑問点や改善点を教えてくれます。自分で考える力を養うことができるので、自己成長に繋がると感じています。