最終更新日:2025/11/18

(株)サクセン

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 環境・リサイクル
  • 建築設計

基本情報

本社
長野県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地下水活用の技術を高めて、信州の、そして日本の豊かな水資源を守ります。

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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地下水開発から地熱発電まで、次世代の水環境を支える仕事。

地下水と地質のプロとして、井戸掘削から水環境整備まで幅広い事業を展開するサクセン。今回は技術・設備・工事の各部で活躍している先輩3名に、水に関わる仕事のやりがいや印象深かった案件について伺いました。

■釼持 龍司さん(写真中央)/2020年入社
工事部技術課

■美濃 宗俊さん(写真左)/2012年入社
工事部設備課

■堀内 永斗さん(写真右)/2017年入社
工事部工事課

調査データから地下水の在りどころを探る─宝探しのようにワクワクする仕事です。

学生時代は地質学を専攻し、ミジンコのような小さな生物の化石から、過去の気候変動や地球環境の変化を調べる研究を行っていました。台湾チームとの共同研究で、台湾島の環境変遷を調べたことは良い経験です。
就活も専攻を生かせるような環境系の仕事に絞って進めました。当社を知ったきっかけは、企業説明会を回る中で、当社のキーワードとなる「地下水」に惹かれたこと。他ではあまり見ない事業内容でしたし、水資源という将来性のある分野で、安定した仕事ができると思ったことも入社の理由となりました。

入社後は技術課に配属。お客様から「こういう場所で井戸を掘りたい」と要望があった時に、本当にそこに地下水があるか調査・検討をする部署です。
今はまだ「必ず水がある」と断言できる調査法は確立されておらず、地下の地層データを採取し、ここなら水があるだろうと予測するのが主な手法。例えば電気探査では、ある深度での電流の流れやすさを測り、周囲の地層との対比から「粘土層だから水は出にくいだろう」「砂が多いから出るのではないか」という予想を立てるのです。
実際に山の中を歩いて、データを取ることも少なくありません。入社1年目に同行させてもらった調査では、数メートル単位で地層の様子を予想だてて、ある地点を掘削。最初は出るかどうか怪しいと思われていた場所だったのですが、掘ってみると本当に予想通りの地層から水が出て、「こんなに正確に当てられるんだ」と感動したことを覚えています。
調査では登山道や林道を使うことはほとんどなく、道なき山の中を分け入っていきます。大変と思う人もいるかもしれませんが、私にはむしろそこが面白い部分。欲しいものを求めて歩く感覚に、いつもワクワクしています。登山やトレッキングはそれほど好きではないので、この特別な「宝探し感」が自分の性に合っていたんでしょうね。

技術課は現在6名ほどのアットホームな部署。若手からも意見を出しやすく、居心地の良い環境です。今後は、今携わっている地下調査のスキルを高めて、例えば温泉掘削や地熱発電にも関わっていきたい。環境事業に社会の注目が集まる中、学んできたことを生かし、時代に貢献できる仕事ができれば嬉しいです。(釼持さん)

「データから検証を重ねて、実際に水が出た時の『おおっ』という感じがすごく好き。山道を分け入って宝物を見つけるようなワクワク感があります」(釼持さん)

未経験から安心して学べる社風。経験を積むほど仕事の幅も広がります。

設備課が扱うのは、井戸の水を地上部に汲み上げるポンプ部分です。水中に入れて稼働させるものや地上に設置するものなど、その仕様は多岐に渡るので、どのメーカーのどんなポンプをどう取り付けるか、土地の状況や井戸の深さ・種類などを考えながら設置していきます。
70年以上の歴史がある企業なので、「以前に取り付けたポンプの調子が悪い」「メンテナンスをしてほしい」という要望も多数。お客様ごとに取付け方も井戸の様子が違い、その時々で状況に合わせて対応していくことが、この仕事のやりがいです。始めての状況に戸惑うこともありますが、工事部の担当者と協力して、自分の考えで裁量大きく動けるので面白いですよ。現在、設備課は30代からの5名が在籍。長野県内を中心に、群馬・山梨等の近県の現場にも出向き、それぞれ活躍しています。

井戸という特殊な仕事に携われることが魅力で入社を決めたのですが、実は私は接客業からの転職。入社前は給排水設備の知識もポンプの知識もゼロで、仕事を始める前は不安も感じていました。
そこをフォローしてくれたのが、一から育てる会社の体制です。入社後はまず工事部で、実際に井戸の掘削工事を経験。4年ほどかけてさまざまな現場・工法を体験し、じっくりと工事の流れを理解できたことが、今の仕事に役立っています。
分からないことがあれば、ベテランの先輩方がその都度教えてくれたことも心強かったですね。ポンプのメンテナンスも、基本的にはドライバー1本を使えればスタートが可能。もともと機械いじりが好きだったので、設備部の仕事はとても自分に合っていると思います。
「水が出なくなった」「水量が減った」等、既存井戸のトラブルに対応した時に、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのも、この仕事を続けて良かったと思うことの1つです。気をつけているのは、お客様に納品するポンプをとにかく丁寧に扱うこと。重量がある製品も多いので、クレーンでつり上げたりトラックに乗せて運んだり、周囲に気を配って作業を進めます。クレーン免許や大型車の運転免許は、入社後に会社補助で取得が可能。社内外の技術講習もあり、スキルアップしながらできる仕事の幅を少しずつ広げていけるのも、当社で働く魅力だと思います。(美濃さん)

「未経験からスキルアップできるところ。会社補助でクレーン資格を取ったり、専門工具の使い方を覚えたり、自分が成長するほど仕事の幅を広げられます」(美濃さん)

予測がつかない自然相手の仕事。地下という未知の部分に触れられる面白さ。

当社の強みは「水」という、暮らしに欠かせない資源・インフラを手がけていること。1946年に手掘り井戸の掘削を始めてから70年以上、長年積み重ねてきた井戸データと約3700本におよぶ井戸施工実績で、お客様のニーズに応える確かな設計・施工を行っています。私が入社するきっかけも、ライフラインに直接関わる、将来もなくならない仕事という点に魅力を感じたから。加えて多数の実績を持つ確かな技術力と、近県に競合他社が少ないことも決め手となりました。

入社後は、主に井戸掘削の施工管理を担当。現場の安全やスケジュールを考えながら、適切な工法で工事を進めていくポジションです。井戸内のポンプ交換やメンテナンスも重要な仕事になります。
見えない地中の様子をイメージしながら掘り進める井戸や温泉は、例えば生き物を相手にしているような感じ。掘ってみないと分からないことも多いですし、状況がその時々で変化して、思い描いた通りに工事が進まないこともよくあります。未知の部分に対応するのが井戸掘削の最も苦労する点ですが、同時に一番面白いところだとも感じています。

2021年初頭には岐阜・奥飛騨温泉で、温泉井を使った地熱発電事業に関わりました。発電関連のプロジェクトは当社でも初めての試み。元請け企業のエンジニアリング部門や配管を担当する設計会社と連携し、試行錯誤しながら進めてきました。源泉が108度にも上る高温の温泉地なので、その都度距離を取り、安全対策を徹底して掘削。これまでエアリフト方式で人工的に汲み上げていた温泉水を、自噴井に改修することで、発電効率を上げることができました。
この時は試作段階での参画でしたが、自分たちの仕事が新しい事業の先がけになる、大きな手応えを感じられた案件でもあります。今後この地熱資源が、地域の活性化や再生可能エネルギー事業の発展に繋がっていけば嬉しいです。

まだ実務経験年数が足りませんが、将来的には土木施工管理技士1級を取得して、より幅の広い工事を手がけることが目標。設備や機器のメーカーさんや設計担当の方など、社内外の専門職の方にも話を聞きながら、知識を自分のものにして、新しい事業にも積極的に関わりたいと考えています。(堀内さん)

「温泉も井戸も、掘る場所や状況によって具合が変わること。現場ごとに違う対応が必要なので、その都度考えて試行錯誤することが面白いです」(堀内さん)

企業研究のポイント

似たような事業に携わっている企業でも、会社ごとにそのカラーは違います。事業の中でもどの分野に力を入れているか、どんな技術を得意としているかなどを比べてみると、最終的に自分に合った企業を見つけられるのではないでしょうか。インターンシップなど企業を深く知る機会があれば、積極的に参加すると良いと思います。(釼持さん)

仕事の内容以外にも待遇や社内の雰囲気を見ることで、自分がその会社でどう働いていくかをイメージしやすいと思います。インターンシップや会社見学の機会を利用して、実際に働いている社員の方の声を聞いたり、社員同士の距離を感じたりするのもオススメです。(美濃さん)

私が企業研究を進める時に重視したのは「その会社の強みがどこなのか」ということ。どんな企業と競合しているかや特殊な技術があるか等を、公式サイトを見ながらチェックしました。当社は70年以上の歴史があり、確かな技術力と安定性があるところが魅力。さらに暮らしに欠かせない水に関わる領域ということで、将来も無くならない仕事だと考えたことが入社のきっかけです。待遇や福利厚生面を比較するのも良いですが、企業の強みをしっかり把握しておけば、自分の将来をよりハッキリと見通せるでしょう。(堀内さん)

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メンター制度や自己啓発支援制度あり。入社後は配属部署の先輩がついて、業務の流れや基本知識を丁寧に教えてくれます。困ったことは何でも聞ける頼もしい存在です。

マイナビ編集部から

同社は井戸・温泉掘削から地質コンサルティングまで、信州の地下水と地盤を知り尽くすプロ集団だ。会社設立から70年以上、豊富な井戸データと高い技術力で県内外に安全な水資源を届けており、その施工数は4,000本に近い。
今回3名の先輩からお話を伺う中で、改めて感じたのは「井戸」という特殊領域で技術を磨く面白さ。他にない独自技術を学び、水という暮らしに欠かせないインフラに携われるやりがいが、各部署の具体的な話から伝わってきた。掘削工事、設備メンテナンス、地質調査など事業内容が広い分、入社するには複雑な専門知識が必要かとも思っていたが、実際には一から若手を育てる環境もしっかり整っているとのこと。「先輩も未経験・専攻外からスタートした人がほとんど」「特殊な分野だからこそ、必要な技術は入社してから教えます」という声には、先輩と後輩の間の信頼関係やアットホームな仲の良さも感じられた。
自然環境や水資源は今、社会が注目する重要なキーワード。同社では安全・安心な地下水活用社会を築くための取組みもさかんだ。山歩きやアウトドア活動が好きな人、モノづくりが好きな人、環境問題に本気で取り組みたい人…ここでならきっと、誰もが自分の思いを大切にして、より良い社会に向けた働き方ができるだろう。

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井戸・温泉掘削の分野で全国トップクラスの施工実績を誇るサクセン。「まつもと城下町湧水群」など、地域の豊かな水環境の整備にも大きく関わっています。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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