最終更新日:2025/6/1

(株)ニシコン 【テレビ西日本グループ】

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
福岡県

取材情報

先輩100人100の就活

放送局向けのシステム開発で業界をリード。文系出身のSEも多数活躍中!

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高いシェアと豊富な実績、ノウハウで放送局を全面サポート

放送局向けのシステム開発を事業の柱として成長を続けるニシコン。入社後の職種や学生時代の学部が異なる中堅社員2名に、就職活動や、入社後に感じたニシコンの魅力などについて話を聞いた。

●桑山 祐一/2015年入社【技術職】
宮崎大学 大学院工学研究科修士課程修了
鹿児島県出身

●中村 純也/2015年入社【営業職】
福岡大学 法学部卒業
熊本県出身

1分1秒を争うニュース番組の制作で、業務効率化をサポートしています【桑山】

●入社のきっかけ
大学では物理学を専攻し、大学院で量子力学の研究を行っていました。研究者になる道もありましたが、一般企業に就職することを決断。そこからは、メーカー、アパレル、商社など、さまざまな業界の企業説明会に足を運びました。当社は、当時「西日本コンピュータ」という社名だったのですが、「西日本」の名前からイメージする以上に、全国的な仕事を手掛けていることに興味をもちました。選考については、苦労話が思い浮かばないくらいスムーズに内定をいただけた記憶があります。それだけ自分に合った企業だったのかなと思いますね。入社して10年目ですが、働きやすさを常に感じています。

●就職活動中に力を入れたこと
書類選考のことだけを考えてエントリーシートに書く内容を決めるのではなく、面接で話すことまで想定するようにしていました。自分が続けてきたことであれば、緊張せず堂々と話せると思います。

●現在の仕事内容とやりがい
報道支援システム「Japrs(ジャプルス)」を開発しています。ニュース番組は生放送なので、限られた時間内での業務効率化が欠かせません。「Japrs」はニュース番組を制作するために必要な「取材を行う」「原稿を書く」「ニュース項目を構成する」「ニュース素材を管理する」といった業務をサポートするものです。社内での開発業務に加え、放送局に直接打ち合わせに行くこともあります。報道部の皆さんの「1秒でも早く、最新の情報を分かりやすく伝えたい」という熱意に触れ、その思いに応えるシステムを提供することが大きなやりがいです。

●入社して分かった当社の魅力
相手の気持ちを汲み取って提案できる「ヒアリング能力」に優れた社員が多いことが、当社を支えていると感じます。ユーザーにとってベストな提案をするためには、技術力はもちろん課題やニーズをとらえるヒアリングが重要です。クライアントとの密なコミュニケーション、信頼関係の構築を各担当者が行っているからこそ、これだけのシェアを獲得できているのだと思いますね。このヒアリング能力は社内においても同じ。どんなに忙しそうでも先輩や上司に声をかければ話を聞いてくれますし、私の言いたいことを察して質問、提案を投げかけてくれることも多いです。私も見習って、後輩に頼られるような存在になりたいです。

先輩からひと言

「開発を担当した放送局のニュース番組を見ると感慨深いものがあります。TV、ニュースといった身近な媒体に携われるので、やりがいを感じやすいと思います」と桑山さん。

大手ベンダーとも互角以上にわたり合い、営業として全国を飛び回っています【中村】

●入社のきっかけ
就職活動では営業職を志望し、業界は絞らず企業を検討していました。一度入社したら長く働き続けたかったので、企業の安定性や実績は自分なりに調べて重視していましたね。インフラ系、不動産など4社から内定をいただきましたが、入社の決め手になったのは当社で働く社員の皆さんの柔らかさ。私はどんなに業績や待遇がよくても、一緒に働く人に恵まれなかったら長くは働けないと考えていたので、企業の雰囲気が自分に合う、合わないを大切にしていました。さらに、ベンチャー系など歴史の浅いIT企業が多い中で、50年以上の歴史があるという点にも魅力を感じましたね。

●現在の仕事内容とやりがい
22社の放送局を担当させていただき、放送局向けのさまざまなソリューションを提案しています。クライアントは全国に及ぶため、月の半分以上は出張になりますね。放送局向けのシステムに関してはサービスの範囲、内容ともに他社に負けないクオリティがあるというのが当社の大きな強み。誰もが名前を知っている大手ベンダーと競合する中で、当社のシステムを採用していただけるケースも多くあります。また、他局で使われているシステムの評判を聞いて、お問合せをいただくことも珍しくありません。自信をもって提案できるシステムを有しているということは、営業にとって何より心強いポイントです。

●入社して分かった当社の魅力
私は入社2年目から担当を任され、億単位の商談を行うこともありました。また、営業に限らず、開発担当者も早い段階から重要な仕事を任されています。その一方で、経験やスキルが不足する部分は、上司がしっかりとバックアップ。若手にチャンスを与えてくれる環境は当社ならではの魅力だと思いますね。担当を任されるということは、そのクライアントにとっては私が会社の顔。責任の重さと、大きな仕事をしているやりがいを同時に感じています。

●当社の社風や職場環境について
社長をはじめとする役員とも距離が近いというのは当社の特徴。役員室のようなかしこまった感じではなく同じフロアで一緒に働き、若手社員とも気軽に雑談しています。他部署との打ち合わせでも、仕事の話だけではなくプライベートな話題で盛り上がったり、わきあいあいとした雰囲気。入社前に感じた柔らかな空気感の通りで、人の良さは自慢できます。

先輩からひと言

「全国に約130局ある(地上波民間)放送局のなかで、既に100局以上が当社のクライアントです。全局制覇という壮大な目標に向かってチャレンジしていきます」と中村さん。

企業研究のポイント

【桑山】
その企業を知るには、とにかく社員の方とよく話すことです。人事担当者はもちろんですが、説明会に先輩社員が参加していれば、積極的に話すことをおすすめします。自分以外の学生と社員との会話も、チャンスがあれば聞いておくべき。人を通じて感じたその企業の雰囲気が、自分に合っているかを大切にしてほしいと思います。私は志望企業を決める際に、「自分がその企業で働くイメージを描けるか」を基準にしていました。

【中村】
私は文系学部出身だったので、企業研究に臨むにあたって「自分には技術職はできないだろう」と考えていました。そのため、当社でエンジニアとして働く社員に文系出身者も多くいると、入社後に知った時には驚きましたね。私の場合は現在の営業の仕事にやりがいを感じているので良かったのですが、学生の皆さんは最初から決めつけず、広い視野で自分に合う企業を探してみてください。

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取材中に何度も耳にしたのが、社内の良好な人間関係について。ニシコンビアガーデンや大忘年会などイベントも多く、社員同士の交流を深めることに一役買っている。

マイナビ編集部から

我々が何気なく見聞きしているテレビ放送やラジオ放送において、同社のシステムはなくてはならない存在だ。番組編成、CMの素材や進行管理、ニュース原稿管理、映像アーカイブ管理、会社としての財務会計や従業員の人事・給与管理など、そのサービス範囲は多種多様。全国に約130局ある地上波民間放送局のうち、実に100局以上にソリューションを提供していることが、同社の優れた技術力を物語っている。さらに、放送業界のみならず、官公庁や一般企業向けのシステム開発・コンサルティング・保守運用なども手がけており、幅広い顧客層を獲得していることも同社の強みだと感じた。

2018年に創立50周年の節目を迎え、2019年には「西日本コンピュータ」から「ニシコン」へと社名を変更。加速度的に進化、変化を続けるIT業界にあって、創立50年の歴史は同社が挑戦を続けてきた何よりの証。半世紀にわたる実績にあぐらをかくことなく、同社は“次の50年”に向けて既に歩みを進めている。

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社名変更と同時に新たなスローガン「すべてに+01(プラスゼロワン)を。」を設定。北九州を拠点に、全国のクライアントの多様なニーズに応え続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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