最終更新日:2025/12/24

(株)アイセイ薬局

業種

  • 調剤薬局
  • 医療機関
  • 福祉サービス
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

薬剤師としてずっと成長できる!アイセイ薬局独自の「スキルランク制度」を紹介!

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会社がしっかりとサポートし、充実した研修を受講できる!

直井 健さん(写真左)
人事・研修部 課長/2005年入社

花岡 朱里さん(写真右)
アイセイ薬局 千歳烏山店/2020年

※写真と所属部署は取材時当初のものです。

薬剤師の育成に定評のあるアイセイ薬局。その秘訣のひとつに挙げられるのが、同社オリジナルの「スキルランク制度」です。これは、薬剤師の知識・技能を7段階のランクに分け、年次やスキルランク・役職に応じた研修を活用しながらランクアップをめざすという仕組みです。
同制度の企画・運営を担う直井さんに制度の内容や魅力について、薬剤師としてランクアップをめざす花岡さんには勉強の進め方や自身の成長について伺いました。

年次やスキルランク・役職に合わせた研修制度を整え、一人ひとりの成長を支えています【直井さん-1】

「薬剤師の成長を後押しすること」を目的に設計されたのが、アイセイ薬局独自の「スキルランク制度」です。薬剤師の知識・技能を7段階に分け、年1回のスキルランク試験でそれぞれのランクを決定しています。判定は筆記テストの点数だけではなく、研修認定薬剤師等の資格取得、社内講師や地域活動、学会発表等の実績など、薬剤師に必要な要素も評価して判定を行っています。

具体的なランクは、BP1~2(ベーシック・ファーマシスト)から、AP1~4(アドバンスト・ファーマシスト)、最上位のSP(シニア・ファーマシスト)まであります。薬剤師は継続的に知識やスキルをブラッシュアップしていく必要がありますので、アイセイ薬局では研修制度を充実させることにより、薬剤師として成長し続けてほしいと考えています。

年次・スキルランク・役職に応じて多彩な研修を揃えていることが、アイセイ薬局の研修制度の特徴です。例えば、BP1にあたる入社1年目には、新入社員研修があり、まずは社会人としての基礎を学んでいただきます。店舗で求められる薬事的な内容から患者さまへの接遇・マナーまで一通り学びます。入社2年目に入ると、今度は新入社員を育成指導する立場になります。またメンター(指導者)で後輩へどのように教えるかを実践的に学ぶ研修があります。入社3年目以降は、管理薬剤師として、もしくは管理薬剤師を支える立場として活躍できるよう、店舗管理研修や在宅医療に関する研修も行っています。生活習慣病予防、セルフメディケーションなど、かかりつけ薬剤師としてより幅広い知識を身につけられるよう、外部研修への参加も推奨しています。加えて多種職の方々とコミュニケーションを図る上で必要となる、ロジカルシンキング研修やプレゼンテーション研修など、知識だけでなくヒューマンスキル研修も用意しています。

アイセイ薬局の魅力は?

明るい雰囲気で楽しく働きながら着実にスキルアップをめざせることです。スキルランク制度で目標を明確に持ち、メリハリをもって成長していくことができます。(直井さん)

努力が目に見えるかたちで評価される。成長意欲を全力で応援する会社です【直井さん-2】

薬剤師には、「かかりつけ」として薬による治療のこと、健康や介護に関することなど豊富な知識と経験を持つことが求められています。スキルランク制度においても、研修認定薬剤師や健康サポート薬剤師の資格を取得しているとスキルランクの判定の際に評価されます。当社ではその支援として、研修認定薬剤師を取得することもできるE-ラーニングを福利厚生のひとつとして用意し、多くの薬剤師が活用しています。E-ラーニングは自分が勤務する薬局では取り扱わない分野や科目についても勉強でき、既定の単位数を修了することで、研修認定薬剤師の資格を得ることが可能です。

現在アイセイ薬局では研修認定薬剤師の資格保有者はスキルランクがAP1以上になると9割以上の薬剤師が資格を保有しており、目標を定め研修を活用しながらスキルアップや資格取得に取り組むことが風土として定着している手応えがあります。

こうした一人ひとりの努力が、目に見えるかたちで評価につながることも、アイセイ薬局ならではの魅力です。薬剤師手当がランク別に設定され、BP1からランクが上がるごとに薬剤師手当の金額も上がりますので、自分の努力が直接給与に反映されモチベーションにもつながります。また、年2回実施している全国の店長が一同に会して集まるリーダーズサミットでは表彰式が行われ、ランク上位のAP4、SPになった薬剤師に対して、スキルランクバッジが授与されます。その光景を見守る店長たちは、「自分も頑張ればこうなれるんだ」とイメージでき、日々のモチベーションにつながると話してくれています。

私は薬剤師として店舗運営を経験後、研修の企画・運営へキャリアチェンジしました。店舗勤務時代、薬剤師の成長が地域の皆さんの健康づくりに大きくかかわることを実感し、その一助になりたいという思いを募らせたからです。スキルランク制度の企画・運営を担う今、入社後の継続的な成長までサポートできることにやりがいを強く感じています。

学生時代には、薬剤師の国家試験に向けて猛勉強をされた方が少なくないはずです。しかし、社会人になると、いつしか自主的に学ぶことを忘れてしまいかねません。アイセイ薬局では、スキルランク制度によって学びを継続でき、自分のめざす姿に向かって成長にチャレンジできます。教育研修制度を通して、「社会人になっても成長したい」という意欲を全力でサポートする会社です。

アイセイ薬局の魅力は?

「わらおう。」というスローガンの通り、笑顔の多い職場です。オンオフのメリハリをつけやすく、オフにはスイッチを切り替えて推し活を楽しんでいます。(花岡さん)

かかりつけ薬剤師としての成長を実感。地域と連携し、在宅医療にも貢献したい【花岡さん】

アイセイ薬局にスキルランク制度があることは、企業研究などを通じて入社前から知っていました。私はどちらかというと、主体的に勉強することが苦手なタイプ。毎年定期的に試験があり、背中を押されて勉強するほうが向いているので、スキルランク制度が合っていると思っています。

試験対策には、無料で受講できるE-ラーニングを活用しています。試験3カ月前頃になると出題範囲が提示されますので、疾病に関するガイドラインから情報収集したり、薬学書を見直したり、過去問題をプリントし勉強会を開くこともあります。店長や先輩から「ここを重点的に勉強しておいたほうがいいよ」といったアドバイスをもらえますし、私からも後輩へのアドバイスを惜しみません。入社1年目の後輩は国家試験の勉強に励んで間もないので、記憶に新しい薬学について逆に教えてもらうこともあります。普段の業務でも、「この薬、過去問で出たよね」といったやりとりをしながら知識を確認しあうこともあります。試験は決して簡単ではありませんが、勉強に追われる感覚はあまりないですよ。

入社してから5年目となり、これまで4回スキルランク試験を受験しましたが、スキルを一つひとつ高められている手応えがあり、ランクアップや手当増額などの結果にも結びつくので、モチベーションを高くもってチャレンジできています。もちろん調剤や患者さまへの服薬指導など、業務においても学んだ知識を生かすことができ、かかりつけ薬剤師としての成長も一歩ずつ実感しているところです。

5年目の今は、がんの薬物療法に関する研修を受講するなど、専門的な領域に踏み込んだ研修を受講し始めています。これからもスキルランク制度を活用しながら知識・スキルの習得に励み、かかりつけ薬剤師としてより多くの患者さまをサポートしていきたいです。また、地域包括ケアの一翼として、地域の医療職・介護職の方々と連携し、ニーズの高まる在宅医療にも貢献していきたいと思っています。

アイセイ薬局の魅力は?

「勉強会を開いて知識習得に励んでいます。年1回のスキルランク試験では、店舗の距離が離れていて普段中々会えない同期とも再会できるのでそれも楽しみです」と花岡さん。

企業研究のポイント

資格を生かして長く活躍できるのは、薬剤師の特長でもあります。それぞれが思い描く人生設計を実現するためには、長く活躍できる企業と出会うことが大切です。当社の場合、一人ひとりが自分のペースで一歩ずつ着実に成長できる充実した研修と独自の「スキルランク制度」により、成長レベルを実感して自信が持てるようになり、やりがいにつながるという好循環を生んでいます。
また、キャリアを継続するためのさまざまな制度も整備。単に制度を整えるだけでなく、活用を推奨した結果、多くの実績をつくり、誰もが利用しやすい環境づくりを進めてきました。
休暇の取りやすさや残業削減などに取り組んでいる企業であれば、資格を取得するための勉強時間はもちろん、休暇を取得して気分をリフレッシュできると思います。「自分らしい」キャリアを継続するためにも、成長を実感できる環境、ワークライフバランスを実現できる環境がとても大切だと考えています。当社のような制度や環境に注目して企業研究してみてください。

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かかりつけ薬局として地域に根差し、多くの人たちから頼りにされているアイセイ薬局には、薬剤師として着実に成長し、安心して長く働ける環境が整っている。

マイナビ編集部から

今回取材に協力頂いた直井さんに「アイセイ薬局の薬剤師さんに共通する素養は?」と聞くと、「誠実」というキーワードが真っ先に挙げられた。アイセイ薬局という社名も、「誠実な気持ちで他者を愛する」という想いを込めて名付けられたというから、企業の理念が従業員の皆さんに浸透していることが伺える。

「わらおう。」というスローガンもそう。これには、病気のために気持ちが落ち込んだり、不安を覚えたりしている患者さまに対して薬剤師が自ら笑顔で、心を開いて語りかけることで少しでも安心感を届けたい、という思いが込められている。花岡さんが言うように、職場には笑顔が多く見られ、なごやかな雰囲気が育まれているという。

代表取締役社長を務める藤井江美さんは、自身も薬剤師として長年活躍し、産休・育休、時短勤務を経験した。現場をよく知る薬剤師が代表を務めていることも、同社の人を大切にする社風や制度に大きく影響しているのだろう。

今回フォーカスしたスキルランク制度も、薬剤師の成長について考えられたものであり、薬剤師それぞれが自分のペースで成長を重ね、理想の薬剤師像を追求している。花岡さんの話からも、店舗の上司・先輩や同期の仲間と協力し、切磋琢磨し、みんなでランクアップしていこうという風土があることが伺えた。成長意欲の高い学生には、ぜひ目を向けてほしい企業である。

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チラシや販促物にも現場社員のアイデアが生かされる。PR誌には藤井社長が登場。数少ない薬剤師出身の女性社長として業界でも注目を集めている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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