最終更新日:2026/3/13

(株)柿安本店【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 食品
  • 外食・レストラン
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
東京都、三重県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

155年の歴史に、若い熱意を。技術、接客、マネジメントで「食」の常識を変えていく

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ここから、自分らしいキャリアを切り拓く

松本さん/精肉営業部/2025年入社  ※写真左
大久保さん/惣菜営業部/2019年入社 ※写真中央
松田さん/和菓子営業部/2022年入社 ※写真右

明治4年創業の牛鍋店から発展し、現在は精肉、惣菜、和菓子、外販、レストランを全国展開する柿安本店。
今回は現場で活躍する先輩社員にインタビューを行い、入社の決め手や印象的な先輩のサポート、各事業部の魅力、そして今後のビジョンについて、彼らのリアルな声をお届けする。

美しさと鮮度を極める、プロへの道。憧れを一生の仕事にしたい/松本

長い歴史と絶大なブランド力を誇る企業で、確かな技術を学びたいと考え入社しました。もともと精肉加工の動画を見てその奥深さに魅了され、直感的に「これを一生の仕事にしたい」と考えていた私。柿安本店は、店内でカットしたお肉をすぐに売場へ並べるスタイルです。「一番おいしい、新鮮な状態でお客様に届けられる」という点にも、大きな魅力を感じました。

現在は厨房での精肉加工(ミンチ・牛肉)を中心に、日によっては接客のヘルプに入っています。入社後の1ヶ月間は接客研修に専念しましたが、当時は知識が浅く、お客様の質問に答えられず戸惑うこともありました。そんな時、すかさずフォローに入ってくれたのが先輩です。商品ごとの特徴や調理法を魅力的に伝える先輩の姿はまさにプロフェッショナル。間近で接客の極意を学びました。その後、厨房配属となってからも、加工技術の習得に苦戦する私に向けられる先輩の眼差しは、厳しくも温かいものです。根気強く丁寧な指導のおかげで、安心して色々なことに挑戦できています。

私たちの仕事はお肉を切ることだけではなく、商品としての見栄えや盛り付けの美しさにもこだわる必要があります。適切な手順を踏んでお肉を切ったうえで、お客様が「綺麗でおいしそう」と自分が作った商品を購入いただいた時に手応えを感じます。厨房への配属後、ハム加工から始まり鶏肉、ミンチを経て、今は牛肉の加工を習得しているところ。私が働いている小田急町田店は特にお客様が多い店舗であり、忙しい中で、いかに見栄えの美しさとスピードを両立するかが課題です。自分が急いで加工した商品を見て「まだまだだな」と感じることも多いですが、先輩からのアドバイスを受けて、少しずつ上達できている実感があります。

クリスマスや年末年始の繁忙期は、自身の成長を試す絶好の機会です。先輩からのフィードバックを即座に技術として定着させ、期待に応えていきたいです。一日も早く品質とスピードを兼ね備えた「精肉加工のプロ」になれるよう、これからも邁進します。

成長のために心掛けていること

憧れの先輩に一歩でも近づくために。助言はその場ですぐに実践し、自分の技術として定着させます。「速さ」と「美しさ」を極め、信頼される職人を目指します。

「見てくれている安心感」を次世代へ。柿安の接客を進化させる挑戦/大久保

学生時代は食物学を専攻し、料理の味に加え、器や空間を含めて「食の価値」は完成すると学びました。日本の食文化に惹かれていた私は、柿安本店の説明会で「おいしさと接客サービスのエクセレントカンパニー」というスローガンに出会い、「理想の就職先はここだ」と直感的に心を動かされました。柿安本店の惣菜は彩り華やかで「ハレの日」にふさわしい商品です。味へのこだわりは大前提として、そこに質の高い接客による「気持ちの良いお買い物」という付加価値を添える姿勢に深く共感しました。

現在は店舗を離れ、惣菜営業部の新人教育を担当しています。私の原点は、店舗配属直後の新人時代、先輩たちに助けられた経験にあります。ある時、お客様からのアレルギーに関する質問に答えられず困っていた私を、先輩は他のお客様の対応中にもかかわらず、さっとフォローしてくれました。「自分のことをちゃんと見てくれている」。その安心感は何よりの支えでした。この経験から、新人には「いつも見守っているよ」と伝えることを大切にしています。また、食の安全に関する情報は、お客様から聞かれる前に先回りして伝えるなど、プロとしての指導を徹底しています。

魅力ある売場作りには技術も欠かせません。惣菜の盛り付けでは、柿安独自の技法で高さを出し、商品が迫ってくるような迫力を演出します。これはパック詰めも同様です。お客様がご自宅で蓋を開けた瞬間の感動を想像し、最もおいしそうに見えるよう配慮するのがプロの腕の見せどころ。また、常に賑わうデパ地下店舗では、通りやすいトーンの声出しや、身振り手振りを交えた活気あるご案内も、売場の空気を作る重要な要素として意識しています。

私の目標は、指導を通じて接客レベルを底上げすることです。現在は若手社員を担当していますが、将来的にはベテラン層への指導も行い、全員が接客の重要性を再認識できる体制を作りたいですね。25年11月から新店立ち上げのサポートで現場に立っています。可能性にあふれる若者から刺激を受け、私自身も学びながら、柿安ならではの価値を次世代へと繋いでいきます。

成長のために心掛けていること

「教える」立場でありつつ、新人から「教わる」機会も多いのが教育担当の仕事の面白いところ。初心を忘れず、接客ロールプレイングなどを通じて高め合っていきたいです。

現場を知るから、言葉に熱が宿る。手作りの味を守り、次なる目標は20店舗を導くSVへ/松田

入社を決めた最大の理由は、「おいしいものをお値打ちに提供する」という経営理念に共感したからです。就職活動をしていた時期はコロナ禍の最中であり、惣菜を中心とした「中食」の需要の高まりを肌で感じていました。当時は柿安本店=高級惣菜店のイメージがあり、興味を持って説明会に参加。そこで、「こだわり抜いたおいしさに質の高い接客サービスを掛け合わせて付加価値を生み出す」という考え方を知り、「これが自分のやりたいことだ」と確信したんです。ホテルのダイニングバーでのアルバイトで身に付けた接客マナーが活かせそうだと感じたことも大きかったですね。

現在はスーパーバイザー(SV)として、和菓子ブランド「口福堂」8店舗のマネジメントを担当しています。店舗研修中、現場業務に追われる日々に「このままでSVになれるのか」と焦りを感じたことがありました。そんな時、頻繁に店舗を訪れてくれた先輩が、「まずは現場業務を極めよう。それが完璧になれば、自然と次のステップに進める」と声を掛けていただき、具体的なロードマップを示してくれたのです。親身なアドバイスのおかげで焦りは消え、目の前の仕事に集中することで着実に成長できたと感じています。

「口福堂」の最大の魅力は、「手作り・出来立て」の商品です。特に人気のおはぎは、作り手によって品質に差が出やすく、素早さと美しさの両立が不可欠。SVはスタッフのお手本になる技術が求められます。自ら製造の難しさと楽しさを知っているからこそ、「出来立てのおはぎをどうぞ!」というおすすめの言葉にも自然と熱が入ります。自分たちの手で作り上げた商品を、自信を持って提供できることが何よりのやりがいです。

今後の目標は、日々のタスクの優先順位付けや、店舗への指示出しのための資料作成のスピードと精度を上げること。ゆくゆくは20店舗をマネジメントできるほどのスキルを身につけたいですね。挑戦できる環境の中でできるだけ多くの場数を踏み、さらなる成長を目指したいと考えています。

成長のために心掛けていること

日々のタスクではPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを丁寧に回すことを意識しています。この繰り返しによって一つひとつの業務の精度が確実に向上しました。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 松本さんが感じる職場の雰囲気
  • 大久保さんが感じる職場の雰囲気
  • 松田さんが感じる職場の雰囲気

学生へのメッセージ

2026年に創業155年を迎える柿安本店は、精肉、惣菜、和菓子、外販、レストランと多角的な事業を展開しています。そのすべてに共通しているのは、「手作りへのこだわり」と「本物志向」です。現在は伝統を守りながらも、人気アニメとのコラボレーションやコンビニとのコラボなど新しい挑戦にも力を入れています。

当社では店舗内の厨房で調理・製造を行っているからこそ、厨房と販売(営業)の絆は強固です。「自らの手で作り上げた商品」や「作り手の顔が見える商品」を、自信と熱意を持ってお客様にお届けできる。食を扱うプロとして、これ以上なくやりがいのある環境だといえるでしょう。

柿安の商品は、クリスマスや年末年始といった「ハレの日」のご馳走として選ばれることが多くあります。「お客様の笑顔を間近で見られるのが何より嬉しい」と語る社員も少なくありません。ご家族の大切な思い出の1ページを私たちの商品が彩る。その感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいのです。「食」への強い関心があり、お客様の喜びを自分の喜びにできる方とお会いできるのを、心から楽しみにしています。
(人事担当)

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「食」の品質と信頼を守ってきた歴史は、「安定感」「社会的信用」に繋がります。また、常に変化し続けてきた「老舗」として新たな挑戦を続けています。

マイナビ編集部から

多岐にわたる事業を展開する同社だが、老舗の看板にあぐらをかく様子は微塵もない。人気アニメやコンビニとのコラボレーションなど、次世代へ「柿安ブランド」を届けるための挑戦を続け、実に革新的かつアグレッシブだ。

そして、同社の最大の武器は、効率化が進む現代においても店舗内厨房にこだわり、生み出し続ける「手作り・出来立て」のクオリティだ。取材を通じ、精肉の加工技術や惣菜の美しい盛り付け、繊細な和菓子製造といった高度な専門性に、若手が真摯に向き合う姿に心を打たれた。また、年次に関わらず意欲ある人材には早期から裁量を与えており、入社数年でチーフや店長、教育担当へ抜擢されることも珍しくない。経験を自信に変え、堂々と次のビジョンを語る彼らの姿は頼もしい限りだ。

販売、マネジメント、そして匠の技術。一社にいながらこれほど多様な「食のプロ」への道が開かれている環境は稀有だろう。「食への興味」を入り口に自分だけの適性を見つけたい人にとっても、特定の技術を極めたい本格派にとっても、ここには一人ひとりの可能性を開花させる広大なフィールドが広がっている。

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異なる立場の3人が集まれば話題は尽きません。互いの挑戦や想いを語り合い刺激し合う時間が、日々の仕事への活力とプロとしての視座を高めてくれます。

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