最終更新日:2025/6/1

西武ハイヤー(株)【西武グループ】

業種

  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 旅行・観光

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

知識ゼロからの専門職

手厚い研修と先輩たちのサポートのおかげで、乗務員として順調にスタート!

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入社2年目の若手社員3名が語る、それぞれの成長ストーリー

2020年に新卒で入社した同期3名に、入社後の研修や先輩の皆さんからのフォロー、職場の雰囲気などについてインタビュー。ゼロから学び、西武ハイヤーでのキャリアをスタートさせた足取りと成長に迫ります。

◆中田 虹輝さん(写真右)
タクシー部門 所沢営業所 乗務員/2020年入社

◆中善寺 克哉さん(写真左)
タクシー部門 入間営業所 乗務員/2020年入社

◆吉岡 慶悟さん(写真中)
所沢営業所/2020年入社
タクシー部門 所沢営業所 乗務員/2020年入社

【中田さん】お客さまから厚い信頼を寄せられる、トップ乗務員を目指します

合同説明会で社名を見かけ、話を聞いてみようと思い立ったのが、西武ハイヤーでした。車の運転が好きで、所沢に生まれ育ったので「西武」のブランドに親しみがあったからです。話を聞くと、「隔日勤務なので自分の時間を取りやすい」「乗務中は単独で行動するので自由度が高い」「西武ハイヤーは無線での配車が多く、お客さまをお乗せする機会が豊富」など、初めて知ることばかり。がぜん興味が掻き立てられました。

もちろん、自分に務まるのだろうかという不安もありました。しかし、手厚い研修と先輩たちのサポートのおかげで、入社後に一つずつ不安を払拭することができています。

研修は、約2週間の本社研修からスタートしました。そこで西武ハイヤーの概要や乗務の心得などを学んだ後、乗務員に必要となる第二種運転免許を教習所で取得。その後、タクシー協会で地理や接遇について学び、所沢営業所に配属となりました。配属後も約2週間、班長との同乗研修を受け、実際にお客さまを送迎しながら乗務のポイントを学ぶことができました。班長が乗務するタクシーの助手席で仕事ぶりを見て学び、慣れてきたら私がハンドルを握り、助手席の班長からアドバイスを受けるという内容です。実際の乗務を経験できたことで、不安が和らいだことを覚えています。

単独での乗務をスタートしてからも、先輩たちが営業所や専用乗り場の待機所で気さくに声をかけてくれて、「この時間帯にはここを走るといいよ」「この道を使えば最短で行けるよ」など、惜しみなくアドバイスしてくれます。話しやすい先輩ばかりで、本当に心強いです。また、入社6カ月後、1年後には本社で振り返り研修を受け、講師とドライブレコーダーの映像を見ながら自身の運転をチェックし、安全面を徹底できています。

私は学生時代、アルバイト先でリーダーを務め、大学では映像制作サークルに所属。学生の頃から幅広い人たちと接してきた経験が、お客さまへの応対にも生きていると感じています。そして、研修で学んだことや先輩たちのアドバイスを実践し、入社1年目から個人の売り上げも順調に推移。休日には、自分へのご褒美に購入したマイカーでドライブを楽しんでいます。

私が目指すのは、お客さまからご指名をいただけるくらい信頼され、売上No.1のトップ乗務員になること。そのために、もっと自分を磨きたいと思っています。

若手社員が感じる仕事の魅力

「先輩に教わったルートを駆使し、『こんな道もあったんだ。さすがだね』とお客さまに喜んでいただけるとうれしいですね。先輩たちから吸収する毎日です」(中田さん)

【中善寺さん】乗務や事務を幅広く経験し、ゆくゆくは本社で経営に携わりたい

西武鉄道に勤務する父から「西武グループは福利厚生が手厚く、安心して働きつづけられる」という話を聞いていました。また、学生時代にサッカー部に所属していたのですが、試合の際には自分の運転する車で各地に遠征していました。そうした運転経験も生かせると思い、西武ハイヤーへの入社を決めました。

私も同期入社の中田と同じく、本社研修、タクシー協会研修、第二種運転免許の取得、配属先での同乗研修という流れで基本から学ぶことができました。なかでも勉強になったのは、班長との同乗研修。経験豊富な班長と乗務できたことは貴重な経験になりました。班長からのアドバイスで今も大切にしているのは、「お客さまに気持ちよくご乗車いただくための配慮」です。その教えに沿って、私はお客さまをお迎えする際、お会計をする際、ドアをお閉めする際などに、バックミラー越しではなく、後部座席を振り返ってお客さまにお声がけするようにしています。そうすることで、お客さまも安心してくださり、「さすが西武だね」「ありがとう」と、うれしいお言葉をかけてくださいます。その一つひとつが励みになっています。

私は埼玉県出身なのですが、地理については不安がありました。しかし、研修で主要な道路や施設、生活圏などを詳しく教わり、全車両にカーナビも付いているので、乗務しながら少しずつ慣れることができています。先輩たちの地理の知識は、さすがの一言。混雑を避けられるルートや、安全に走行できるルートなど、カーナビでは出てこないレアな情報も教えてくれて、とても心強く感じています。

ベテランの先輩方も親身に接してくれて、待機場で話しかけると、わざわざ運転席から降りて質問に応じてくれます。営業所に戻れば事務の先輩たちに温かく迎えられ、「どうだった?」「困ったことない?」と聞いてくれるので、何かと相談しやすく、居心地のよさを実感しています。私は学生時代の部活動で日頃から年上の監督や先輩たちと接してきたため、その経験も職場の先輩たちとのやりとりに生きているのかもしれません。

先輩たちのアドバイスを受けながらスキルを磨き、売り上げを伸ばしていくことが今の目標です。その先には運行管理や収入金管理などを担う事務職を経験し、ゆくゆくは本社で経営に携わっていきたいと、大きな目標を描いています。

若手社員が感じる仕事の魅力

「親しみやすい先輩たちが、若手も自然と溶け込める雰囲気をつくってくれています。隔日勤務なので休みが多く、しっかりリフレッシュできるところも魅力」(中善寺さん)

【吉岡さん】配車センターでお客さま対応を磨き、いよいよ乗務員デビュー

子どもの頃から乗り物が好きな私は、運輸関係を中心に企業研究を進めました。なかでも西武ハイヤーに興味を持ったのは、会社説明会でとてもいい印象を持ったからです。それは、社員の皆さんの笑顔。皆さんが学生の私を迎えてくれた雰囲気が温かく、この人たちと一緒に働きたいと強く思ったのです。だから、内定をもらったときは本当にうれしかったですね。

私は同期の二人とは違い、入社後は配車センターの業務に就きました。タクシー乗務員に必要な第二種運転免許は、第一種運転免許の取得から3年経たないと受けることができないからです。私は入社時の2年前に運転免許を取っていたので、取得条件を満たすまでの1年間は配車センターに勤務することになりました。

配車センターでは、お客さまからの依頼の電話を受け、車両を手配するという業務を経験。電話応対の難しさを痛感しましたが、先輩が「次はこうしよう」「うまくいったね。大丈夫だ」と寄り添ってくれたおかげで、一歩ずつ成長することができました。体調が優れないお客さまから依頼を受けた際、「お大事になさってください」とお声がけし、「ありがとう。助かりました」と言っていただけたこともありました。そうした経験を重ねながら、お客さまのお役に立てることにやりがいを深めていった日々でした。

そして、入社2年目に晴れて第二種運転免許を取得し、同乗研修を経て、タクシー乗務員としてデビューすることができました。この取材を受けている当日は、乗務2日目。先輩たちが私のことを気にかけてくれて、「落ち着いてやれば大丈夫」と背中を押してくれています。

私は引っ込み思案で、人と話すことが苦手でした。しかし、自分の殻を破ろうと、専門学校では学校の応援団に入団。地域の祭りでも応援を披露するなど、積極的に活動に参加し、友達もたくさんできました。自分をポジティブに変えることができ、成人式で久々に会った同級生たちも「印象が変わったね」と言ってくれて、うれしかったですね。

学生時代に育んだ積極性を生かし、上司・先輩の心強い支えも受けながら、乗務員としての新しいチャレンジも、ポジティブにのびのびと楽しみたいと思っています。西武ハイヤーの看板を背負って乗務することに責任感を持ち、お客さまを安全・確実に目的地へお送りしていきたいと、意気込みを新たにしています。

若手社員が感じる仕事の魅力

「配車センターではお客さまのお役に立つ仕事のやりがいを実感。先輩たちのアドバイスを肝に銘じ、お客さまに安心して乗車していただける乗務員を目指します」(吉岡さん)

企業研究のポイント

タクシー会社の仕事には、乗務員はもちろん、営業所の事務職、配車担当、運行管理、本社部門など、実はさまざまな職種があります。タクシー業界は「いろいろなことに興味を持ってチャレンジしたい」というタイプの方にはピッタリだと思います。

学生の皆さんには、なじみの薄い業界かもしれません。今回登場した3名の先輩社員も、最初はそうだったと言います。しかし、企業研究を通じて、「タクシーはこうやって運行されているんだ」「自由度の高い働き方ができるんだ」と、知れば知るほど興味を募らせました。

「どんな業務があるのか」「どんな働き方ができるのか」「職場はどんな雰囲気なのか」など、企業研究を行う際には、社員たちの働く姿や仕事内容、職場の雰囲気などを自分の目で見てみることをおすすめします。

(人事担当/鈴木 宏介さん/高田 麻実さん)

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「企業研究を通して、明るい雰囲気を感じてみてください。」(人事チーム)

マイナビ編集部から

創業56年という歴史を誇り、西武グループの一員として地域を支えつづける西武ハイヤー。強固な安定基盤のもと、社員育成に力を注ぎ、若手社員たちがのびのびと成長していることを、今回の取材を通してうかがい知ることができた。

先輩社員が受けてきたように、研修では運転、お客さまへの応対の仕方、地理などをみっちりと学ぶことができる。また、タクシー運転手になるために必要となる第二種運転免許も、入社後に会社の全額負担で取得可能だ。同乗研修を経て乗務をスタートさせた後も、先輩たちが何でも相談に応じ、安全なルート、時間帯に応じた待機場所、休憩の取り方など、経験に裏打ちされた“生きたアドバイス”を惜しみなく伝授してくれるという。

さらに、入社6カ月後、1年後の振り返り研修、事務職員研修など、研修機会が豊富に用意されているため、継続的にスキルアップを図っていくことが可能だ。人事担当の太仲さんからも、「不安はつきものだと思いますが、先輩たちもみんな研修や先輩のフォローを受け、安心してチャレンジしています。乗務を通して仕事の理解を深めることで、本社へのキャリアも広がっていきます」と心強い言葉をいただけた。

職場の雰囲気、手厚い研修、キャリアの広がり、西武グループの充実した福利厚生など、さまざまな角度から同社の魅力を掘り下げていくと、きっと興味が掻き立てられるはずだ。

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ベテラン社員が安全第一の運転を伝授する「振り返り研修」。入社6カ月後、1年後、3年後と定期的に開かれ、ドライブレコーダーの映像をもとに安全への意識を徹底できる。

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