最終更新日:2026/3/1

関西熱化学(株)

  • 正社員

業種

  • 化学

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本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

コークス事業を核に、新技術・新製品開発に挑戦──会社の未来を切り開く若き精鋭たち

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1年目からスケールの大きな仕事に携わり、大きく成長できる!

KOBELCOグループの一員として、コークス事業を通じて鉄鋼業の発展を支えてきた関西熱化学。その技術とノウハウを受け継ぎながら専門知識と発想力を活かし、常に新しい挑戦を続ける若手技術者3名に話を伺った。

■小林 大悟さん
加古川工場 設備部 保全課
2021年入社
徳島大学 工学部 光応用工学科卒業

■岡山 翔太郎さん
加古川工場 製造部 原料課
2022年入社
同志社大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻修了

■石原 龍司さん
研究開発センター
2024年入社
鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科 化学バイオコース修了

入社2年目にして数千万円規模のスケールの大きな設備更新を任され、大きなやりがいを実感!

学生時代は、3Dの表示技術に関する研究を行っていました。将来は生まれ育った兵庫県で電気に関する仕事に携わりたいと思っていた時、当社に出会い、化学系プラントの保全業務を通して成長したいと考え、入社を決めました。入社後2カ月間の新入社員研修では、工場のルールや安全、社会人マナーなどの基礎を学んだほか、現場実習も体験しました。そこで実際に加古川工場で当社のメイン事業であるコークスの製造技術について学んだのですが、これまで見たこともないような光景に驚きの連続でした。

配属された保全課では工事担当として、プラント設備の更新・導入の立案・仕様検討、実行に携わっています。設備は定期的な点検や保守、修理や適切なタイミングでの設備更新が必要不可欠です。例えば、モーターや受配電系の機器、配電用ケーブルなどのメンテナンス計画を考え、安定して設備が稼働できるようにするのが私たちの役割です。製造部をはじめ、機械メーカーや施工会社など人と関わることが多い仕事なので、円滑なコミュニケーションを取れるよう心掛けています。

入社当初は電気的な知識や経験が乏しく、設備検討につまずくことも多々あり、随分と苦労しました。数千万円規模の案件に携わるので、かなりの責任を伴う仕事ですが成し遂げられた時の喜びや達成感は格別です。現在、入社してから一番規模の大きな案件に携わっているところです。入社1年目の終わり頃に施設内のCDQ設備(赤熱コークスを不活性ガスで冷却し、熱エネルギーを回収する設備)の中の最も重要なモーターに不良個所が点検で見つかり、急遽更新することになりました。2年目でわからないことも多く、かなり日程的にシビアな状況下での更新計画・仕様検討となり大変でしたが、とても良い経験になりました。今は更新実行に向けた準備を進めているところで年内に完了予定です。

仕事を通じて学んだことは、計画通りに業務を進めるためにはスケジュール管理が非常に重要だということです。当社が求める機器・設備の仕様をメーカーに伝えて設計をしてもらうのですが、必ずしも100%仕様通りになっているわけではないので、細かい部分は徐々に擦り合わせを行っていきます。そういう点も考慮してスケジュール管理を行うことが必要です。まだまだ未熟な点もあるので、今後は確実に仕事を行い、周りから信頼されるエンジニアになっていきたいと思います。
(小林 大悟)

関西熱化学のココが魅力!

若いうちから多くの経験が積めるので、技術者として早期成長ができます。社内イベントも多く、先日も日帰り旅行に。若手中心の明るい職場です。(小林)

自身の知識を深めつつ、現場で働く人がより働きやすくなるような環境づくりに少しでも貢献していきたい!

大学で化学系の学科を専攻していたので、化学系の企業を中心に就職活動を行っていました。多くの企業がある中で、幅広い用途のある鉄の製造を下支えするコークスを製造している当社の事業内容に魅力を感じたことが入社理由です。

新入社員研修では、各部署の業務内容を学ぶ機会がありました。そこで各部署を見学しながら会社全体が行っている仕事内容についての理解を深めていきました。特にコークス課での現場実習では、当社のメイン事業であるコークスの製造が実際にどのように行われているのかを自分の目で見ることができたのは良い経験でした。また、新入社員研修をきっかけに学生から社会人になったという意識の切り替えもしっかりできたと思います。

私が所属している原料課は、貯蔵している石炭の水分調整を行ってコークス炉に石炭を送ることと、出来上がったコークスを神戸製鋼所に送骸するためのベルトコンベアの管理などを行っている部署です。その中で私が主に担当している業務の一つが日々の操業管理で、石炭の日/月ごとの水分量などのデータ管理や設備が異常なく稼働しているか確認を行っています。操業管理を行う中で問題が起きた際には、原因の調査・解決策や改善点を模索し、設備更新が必要となった場合は、設備投資に関する業務も担当します。

1年目はわからないことばかりで、常に上司や先輩に相談しながら業務を進めていましたが、2年目になった今ではデータが変動した時に「これが原因だな」とわかることも増えてきました。原因を追究していくのは大変ですが、解明できた時の達成感は絶大です。「もっと業務を理解したい」という知識欲も日々増しています。知識を得るためにも経験豊富な上司や先輩、現場の方々としっかりコミュニケーションを取ることを常に心掛けています。また、設備投資には数億円単位のお金が動くこともあり、責任は大きいですが、やりがいも大きいです。

業務の効率化を考え、大学で学んだプログラミングの知識を活かして、操業データを管理するシステムを作成しました。その甲斐あって、手入力作業が軽減し、情報の確実性が上がり、明確に問題の原因を解明できるようになってきました。このように、現場で働く人がより働きやすくなるような環境づくりに貢献していくことが今後の目標です。
(岡山 翔太郎)

関西熱化学のココが魅力!

風通しが良く、自分の意見を積極的に言えるところが魅力。上司にも相談しやすく的確なアドバイスももらえるので、とても働きやすく成長できる環境です。(岡山)

若手の意見を受け入れてくれる環境のもと、新しい知識や技術を吸収して成長!

大学院では、植物プランクトンの遺伝子組換技術を研究し、燃料や医薬品などの有用物質の生産につながる可能性を探っていました。この研究を通して、将来は社会や人々の役に立つ仕事に携わりたいという思いが強くなりました。就職活動では、生物分野に限らず、食品や化学、工業など幅広い分野の企業を調べていました。そんな中で当社を知ったきっかけは、研究室の先輩が入社していたことです。鉄は産業の米と呼ばれていますが、その鉄をつくり出す際に欠かせないコークスの専業メーカーとして、日本の基幹産業を支えるスケールの大きさに惹かれ、入社を決意しました。

入社後は、2カ月間の新入社員研修を通して、工場の各設備の動きやものづくりの流れ、各部署の役割について理解を深めました。研究開発センターに配属後は、先輩の指導のもと、実践的なスキルを磨きながら、さまざまな文献を読み、知識の習得に取り組んでいます。現在は、当社の主製品であるコークスの品質向上や製造コスト、製造効率について研究しており、その中で私は分析技術の開発を担当しています。学生の時は、目の前の研究に没頭する日々でしたが、社会人となった今は、先を見据えたスケジュール管理を大切にしています。

私が所属するグループは、積極的に意見交換ができる風通しの良い職場です。異なる分野で学んできたメンバーも多く、私自身も気づいたことや考えを気軽に発信できる環境だと感じています。そうした意見を上司や先輩方が「なるほど!」と真摯に受け止め、議論を深めてくれるため、経験の浅さから間違った方向へ進みそうになった際にも、的確なアドバイスを受けて軌道修正することができます。また、収集したデータを展開するための統計学的な知識が足りず苦労することもありますが、周囲の支えのおかげで着実に成長を実感しています。最近では上司から「目的と手段をはき違えないように」とご指摘をいただき、頭の中の考えをノートに書き出して整理するなど、工夫を重ねています。今後の目標は、製造現場が抱える課題に対して解決策を提示できる技術を習得することです。そして会社の利益向上に貢献していきたいと考えています。
(石原 龍司)

関西熱化学のココが魅力!

安定した経営基盤と社会的な信頼が当社の強みで、若いうちから住宅購入を将来の選択肢として考えられる点も大きな魅力。安心して長く働ける環境が整った会社です。(石原)

学生の方へメッセージ

当社ではコークスの製造を半世紀以上に渡って続けてきました。その過程で蓄積された炭素に関する知見は、様々な先端分野の製品開発にも役立っています。また、当社が開発したコークス製造技術は、中国の製造現場にも技術供与され、CO2の削減に大いに役立っています。

甲子園球場約20個分ある広大な敷地の当社工場では、年間約230万トンのコークスを製造しています。その製造過程のほとんどはコンピュータにより制御されており、合理化・効率化を進めています。また、今後当社が競争力を増していくためには、更なる技術開発・プロセス開発を進め、より効率的に高品質なコークスを安定的に供給することが求められます。

そこで、当社では、自分から進んでものごとを判断でき、新しいことに主体的に取り組める人材を求めています。実際、入社わずか2年目の社員に数億円のプロジェクトを任せる例もあり、若手が即戦力となり、大きな仕事を担う体制となっています。また、当社はコークス製造を専門に手掛けていますが、事業は多岐に渡っており必ずしも学生時代の専門がコークスである必要はありません。むしろ製造のプロセスでは、機械や電気の知識が求められることもあり、幅広い層の人材を求めています。

人と協調して仕事の輪を広げられる方、自ら新しいことに積極的に取り組んでいける方にお会いできるのを楽しみにしています。
(人事部 採用担当)

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「化学メーカーにも機械や電気の知識を必要とする部署は数多くあります。ものづくりに欠かせない設備・装置を守る仕事で力を発揮しませんか!」(採用担当)

マイナビ編集部から

製鉄を行う高炉の炉内の温度は、約2,200度にも達するという。こうした高温の燃焼を可能にするのが、関西熱化学の手掛けるコークスだ。1956年の設立以来、日本の基幹産業である鉄鋼業の発展を支え、先進的な技術開発に取り組んできた。グループ全体で保有する100件以上の特許のうち、コークス製造に関する特許が6割を占めることからも、その実力がうかがえる。

石炭を最も効率よく、クリーンに利用するコークス製造技術は、市場から大きな支持を得てきた。さらに長きに渡る炭素への知見の蓄積をもとに、新規の機能性材料を開発するなど、より高付加価値分野への進出を目指す。こうした同社の技術力は世界的にも高く評価され、海外からの見学者は後を絶たないという。スケールの大きさと先端性、その双方に大きな魅力を持った、歴史ある先端的企業だと言える。

このような先端分野の研究開発は、若手社員が中心となり手掛ける。2カ月間の新入社員研修を経て、配属後はOJTによるきめ細かな指導を受ける一方で、1年目からそれぞれに研究テーマや業務を与えられ、個性や専攻分野を活かしてチャレンジする。さらに部活動や社内イベントなども盛んで、部署や拠点の枠を超えた「人の和」が、アットホームな社風と働きやすい環境を生み出している。そんな同社は、腰を据えて開発研究に専念して、長期的にキャリアアップを図りたい方にぜひおすすめしたい。

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年に一度、関西熱化学グループ全社の従業員や家族が集まるイベントが実施されます。このような活動を通じてグループ会社の垣根を越えアットホームな社風が育まれています。

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