最終更新日:2025/6/6

(株)アコーディア・ゴルフ

業種

  • レジャーサービス
  • 外食・レストラン
  • ホテル・旅館
  • 商社(スポーツ・レジャー用品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

自分たちの手で、魅力あるゴルフ場を作り出す醍醐味

  • 生物・農学系 専攻の先輩

PHOTO

コース管理部門とオペレーション部門の仕事を徹底取材!

国内約200拠点のゴルフ場やゴルフ練習場を運営するアコーディア・ゴルフ。幅広い世代のゴルフ人気を支える同社の仕事内容や社風について、3名の先輩社員に伺った。

■伊勢 理久也さん(写真中央)
アクアラインゴルフクラブ コース管理部門
2024年入社/法学部 法律学科卒

■岩沢 史浩さん(写真右)
成田ゴルフ倶楽部 コース管理部門
2009年入社/生物資源科学部 生物環境工学科卒

■逆井 智也さん(写真左)
成田ゴルフ倶楽部 オペレーション部門
2013年入社/教育学部 人間環境教育課程 スポーツコース卒

チームで美しい景観を作り出せる喜び。会員さまのスコアアップにも貢献したい/伊勢さん

コース管理という仕事の存在を知ったのは、趣味としてゴルフを楽しんでいる親からの情報でした。私は長年、野球に打ち込んできたのですが、試合時に芝の状態によってプレーが大きく左右されると感じたことから「芝の管理を通じて、プレイヤーのスコアアップに貢献したい」という思いが芽生え、当社への入社を決めました。

最初の1カ月間はフロントやレストランなど、さまざまな業務の経験をしました。研修ではゴルフの基本マナーなども一通り教わるため、ゴルフ未経験の人でも心配は不要です。施設に配属後は芝を整備するための刈払機の講習を受け、機械の操縦を覚えながらコース地形の理解に努めました。安全に作業するためには、滑りやすい場所の把握など、数多くの注意点があるため4カ月近くは、先輩と一緒に動いていましたね。少しずつ一人でも作業ができるようになり、最近はパッと見て地形や土の状態も判断できるようになりました。

芝の手入れのほかに、木の伐採や落ち葉掃除、新しいティーイングエリア(最初にボールを打つ場所)の増設など、日々さまざまな業務を担っていますが、自分の業務によってコースの景観が変わることがやりがいにつながっています。芝の成長が早い夏場は、刈り切ったときの爽快感が特に大きいですね。会員さまから直接お褒めの言葉をいただけることもあり、多くの人に見てもらえる仕事ならではの喜びを実感しています。また、自然の中で気持ち良く働けることや、3~4名ほどのチームで協力し合って楽しく作業ができる仕事環境も気に入っています。芝の生命力を感じながら愛着を持って管理ができていますし、機械での作業が多く、想像していたより体への負担が少ないです。制服などの消耗品や資格取得にかかる費用をすべて支援していただけることも有難く感じています。

最近は、一通りの業務ができるようになりましたが、作業効率や判断力といった面ではまだまだ成長途中。先輩たちのように効率良く作業できるようになることが2年目になる今年の目標です。安全意識を高く持ち、後輩に仕事を教えられる力も磨きたいですね。入社10年以内にはアシスタントマネージャーを任せてもらえるよう、いろいろなコースの地形や特性、管理の方法を学んでいきたいです。

先輩から一言!

「日曜は完全休みで、基本的に平日業務が中心です。朝が早い分、終業も早いので夕方から皆で打ちっぱなしに出かけるなど、健康的な社会人生活が送れています」(伊勢さん)

技術とマネジメント力を磨き、理想のコースを作れるように日々試行錯誤しています/岩沢さん

学生時代は、屋上緑化について研究していました。このテーマを直接的に扱える会社はあまりなかったため、ほかの業界を考えた際に注目したのがゴルフ場の仕事。緑の管理という点に共通点を感じたことや、小さい頃にゴルフを楽しんだ経験があったことが理由です。国内で数多くのゴルフ場を保有している当社に最も魅力を感じ、入社を決めました。

入社後はまず福島県のゴルフ場でコース管理の基礎を習得し、4年目からは三重県のゴルフ場に配属。6年目には茨城県のゴルフ場へ配属となり、ここで初めてリーダーを経験しました。コースの整備に加え、この頃からは少しずつ上司とスタッフの間に立って連携を図る役目も担うように。10年目には岐阜県のゴルフ場に移り、現場をまとめるアシスタントマネージャーの立場になりました。その後、茨城県のゴルフ場でコースマネージャーとなって以降は、自分の中にある「こういうコースを作りたい」というイメージを形にできる手応えを感じています。

コースの形や土の質、気象条件、使用する薬剤や道具はゴルフ場によって異なります。さまざまな地域で経験を積んだことで、判断力や対応の引き出しを磨くことができました。マネジメントを行う立場になってからは、さまざまな考え方を持ったスタッフを一つの方向性に導いていく難しさを感じることもありますが、論理的に根拠を伝えることや自ら率先して行動することを心がけています。

昨年から着任している成田ゴルフ倶楽部は、競技志向の人も集まるゴルフ場です。ボールが転がりやすい芝を作るために、芝の状態に合わせて手刈りでの整備も行っているので、スタッフも16名体制と大所帯。大変ではありますが、手をかけた分だけ芝も応えてくれる実感があり、自然の中で働ける喜びを改めて実感しています。会員さまからも細かな要望を伺いながら整備していますが、近年、グリーンに求められるものが一段階上がったという感覚がありますね。「今日のコース素晴らしいね!」といった感想をいただくこともあり、モチベーションにつながっています。常にコースのことを考えている毎日ですが、さらにクオリティを追求していくことが今後の目標。現職でしっかりと経験を積み、グループマネージャーやエリアマネージャーも目指したいと考えています。

先輩から一言!

「アメリカの視察研修やプロの大会応援などをはじめ全国の仲間と切磋琢磨し合ってきました。世界に通用するコース管理技術も磨ける会社ですよ」(岩沢さん)

多様な会員さまのニーズに応えながら経験値を磨き、ステップアップできる環境です/逆井さん

大学まで陸上に打ち込んできたことから、スポーツ関連の業界で幅広く企業研究を行っていました。ゴルフというジャンルに目を向けた理由は、スポーツ産業の中でも規模が大きく、市場拡大の余地があると知ったことが理由です。当社は一般の方へゴルフの普及に努めており、その姿勢に魅力を感じたため入社を決めました。

入社後はまず5年間、埼玉県のゴルフ場で経験を積みました。最初はフロントの接客から始めて徐々に営業や経営側に業務の幅を広げ、競技の運営や大会チケットの取り仕切り業務も担当。トーナメントも行われるような大きな施設だったため、多様な経験を積むことができました。Webサイトの運営や価格のコントロール、DMなどでの集客活動、特別チケットやイベント開催なども広く手がける中で、副主任、主任、業務マネージャーと着実にステップアップを果たすことができました。冬場限定で企画した「ステーキランチ付きの利用券」がヒットしたことも良い思い出です。

6年目から8年目にかけては、京都府のゴルフ場へ配属。初心者向けのコースもあり、ライトな会員さまの層へのアプローチや、西日本ならではの特性や傾向を学べたことが有意義な時間でした。その経験も活かしながら9年目からは茨城県のゴルフ場にて総務マネージャーを務めたのち、昨年から統括マネージャーとして現在の成田ゴルフ倶楽部に配属。大手企業の社内コンペで使われることも多く、貸切営業のニーズも高い特殊なゴルフ場のため、企業の担当者との打ち合わせなど、新たな業務も経験できています。コース管理やレストラン部門の方々とも連携をしながら施設全体を動かしていく役割として、常に柔軟であることを心がけています。

コロナ禍以降はゴルフを始める人が増加し、運営スタイルにもさまざまな変化が求められていますが、その分チャレンジ精神を発揮できる場も増えていると実感しています。できる仕事や任される仕事がどんどんレベルアップしており、やりがいは尽きません。国内で数多くのゴルフ場を運営している会社として、多種多様なゴルフ場で経験を積めることや、横のつながりで社内の仲間を多く持てることは、当社で働く大きな魅力だと感じています。仕事でさまざまな土地に行けることを楽しめる人には、面白い仕事だと思いますよ。

先輩から一言!

「オペレーション部門は平日休みが多いですが、子どもの行事がある日などは土日も休めます。ゴルフという趣味を持つことができるのも当社の魅力だと思います」(逆井さん)

企業研究のポイント

私は当初、営業や企画の仕事を考えていましたが、体を動かすことが好きなのでオフィスワークをする自分のイメージが湧きませんでした。その気付きとアルバイトでの接客体験で感じた楽しさなども併せて働く自分の姿を想像し、企業研究の視野を広げたところ当社に出会うことができました。これから企業研究をする方も、実際に自分が働いている姿をイメージしながら取り組んでみると良いと思います。
(伊勢さん)

企業研究では経験の有無にかかわらず、本当に自分のやりたいことを追求し、そこに合致する会社を調べると良いと思います。コース管理の仕事は専門性が高いように見えますが、当社には入社後に一から勉強できる環境が整っているので、農学系以外の出身者も多数活躍中。入社後は先輩たちがサポートしますし、一人前になってからもプロの大会応援などに参加しながら、自分の腕を磨き続けることが可能です。
(岩沢さん)

企業研究の際には、先入観や思い込みを取り払って情報収集をすることをおすすめします。私は当初「ゴルフは裕福な人が楽しむスポーツ」というイメージを持っていましたが、調べていくともっとカジュアルに楽しめるスポーツだと分かり、自分も趣味として楽しんでみたいと思うように。当社にもさまざまなバックグラウンドを持った人が未経験から入社しているので、ゴルフに興味があればぜひ企業研究を深めてみてほしいですね。
(逆井さん)

PHOTO
入社後にゴルフを始める社員も少なくないそう。「教えてくれる存在に困らない」「一緒にラウンドすると仲が深まる」など、社内交流にもゴルフが一役買っているようだ。

マイナビ編集部から

国内で数多くのゴルフ場を運営しているアコーディア・ゴルフ。同社の施設には、世界的に有名なトーナメントを行う本格的な競技者向けのゴルフ場もあれば、初心者向けのコースを備えているゴルフ場もある。レベルも規模もさまざまな施設を有していることは、すなわち社員たちが幅広い経験を積むことができるということでもある。取材でも、社員たちがキャリアを通じて複数の施設を経験し、それによって専門職としての実力を磨いている様子を見て取ることができた。

スポーツの中でも、広大な自然の中でプレーを楽しむのがゴルフの特徴。美しい景観やプレーしやすい芝の状態を支えているコース管理部門の社員たちがいるからこそ、初心者もベテランも、それぞれに合った環境でゴルフを楽しむことができる。さらに、オペレーション部門の社員たちが細やかなホスピタリティを提供し、顧客満足を追求しているからこそ、多くの会員に選ばれるゴルフ場となって発展していく。そんなゴルフ場のバックヤードがよく見えた取材であった。

話を伺う中で「楽しみながら仕事をしているのだな」といった発見が多く、皆さんもきっと同じ感想を持つのではないだろうか。今回登場いただいた先輩社員たちのように「魅力あるゴルフ場作りに貢献したい」という志のある方は、同社の企業研究を深めてみてはいかがだろうか。

PHOTO
全国172のゴルフ場と26のゴルフ練習場(2025年1月現在) を運営する同社。約400万人の顧客に対して仕事ができる仕事のスケール感や業界の成長性にも注目だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)アコーディア・ゴルフの取材情報