最終更新日:2026/5/14

SOMPOケア(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)
  • 芸能・映画・音楽
  • ホテル・旅館
  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「支える」ではなく「ともに生きる」介護へ

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一人の人生と向き合い続けるSOMPOケアで、自分らしく歩む

ご利用者さま一人ひとりを「人生をともに生きる人」として見つめてきた山田さん。介護とは何か、人と向き合うとはどういうことなのか。現場での経験を通して育まれた想いや、仕事のやりがいについて話を伺った。

■山田 佳穂さん
SOMPOケア ラヴィーレふじみ野
2021年入社/社会福祉学科卒

「あなたの幸せって何?」その一言が、私の原点

高校3年生のオープンキャンパスで、ある教授に投げかけられた一言があります。「あなたの幸せって、何ですか?」その問いに、私はすぐに答えることができず、しばらくその言葉が頭から離れなかったことを覚えています。当時は、将来やりたい仕事がはっきりと決まっていたわけでもなく、大学の学部選びにも迷っていました。ただ、「この問いを投げかけてくれた先生のもとで学びたい」という気持ちだけで、その教授がいる大学の学科である社会福祉学科へ進学しました。

SOMPOケアを選んだ理由は、「未来の介護を変えていく」という言葉に共感したからです。これから先、介護の在り方は変わっていきますし、変えていかなければいけない。その中で、自分も関わっていきたいと思えたのが、この会社でした。

私が所属している「ラヴィーレふじみ野」は、人の温かさが根づいている施設です。そのことを、心から実感した出来事があります。ある日、一人のご利用者さまが、ぽつりと「私はずっと一人なんだ」と打ち明けてくださいました。身寄りのない方で、施設にご入居されてからも、「ここにいても、私は一人」という思いを抱え続けていた方です。その言葉をきっかけに、ケアマネジャーをはじめ、さまざまな職員が関わり続けました。「そんなことないよ」「ふじみ野のみんなが、あなたのことを想っているよ」と、時間をかけて何度も想いを伝えていったのです。そしてある日、その方は涙を浮かべながら、「ありがとう。私、幸せだね」と言ってくださいました。一時は、お看取りという状態にまでなった方ですが、今では当時とは比べ物にならないくらい素敵な表情で日々前向きに「満足です」と話しながら生活を送られています。その姿を見たとき、介護は“何かをしてあげる仕事”ではないのだと、改めて感じました。人として向き合い、その人自身が自分の幸せに気づく時間を、そっと支えていく仕事だと思っています。

ご利用者さまが歩んでこられた90年、100年の人生をすべて知ることはできません。それでも、今、何を思っているのか。何に不安を感じ、何を大切にしたいのか。知ろうとし続けることだけは、諦めたくない。その積み重ねこそが、介護なのではないでしょうか。

山田さんの仕事風景

ご利用者さま一人ひとりの声に丁寧に耳を傾け、その方らしい時間を何より大切に。日々の何気ない対話を重ねながら、信頼関係を育んでいます。

現場の想いを束ね、ケアを前へ進める「ケアコンダクター」の役割

入社当初は一日も早くご利用者さまに認められたいと必死に現場に立っていました。目の前のご利用者さまのケアに精一杯で、先輩たちの背中を追いかけながら、一つひとつを覚えていく毎日だったと思います。そんな中、入社して1年ほど経った頃、当時の上司から「ケアコンダクターを目指してみない?」と声をかけていただきました。正直、とても驚きましたね。ケアコンダクターは、当時の私にとって憧れの存在で、「自分がなるもの」というより、「遠くで輝いている人たち」という感覚だったからです。ただ、その上司から「周りが見えるようになってきた今こそ、目指すべきだよ」と背中を押してもらい、挑戦してみようと思いました。

ケアコンダクターとしての仕事は、多岐にわたります。日々のご利用者さまへのケアに加え、より良いケアを実現するためにカンファレンスを行い、一つひとつのケアを丁寧に見直していきます。また、「ケア会議」を主催し、スタッフ一人ひとりの意見を受け止めながら、チーム全体で同じ方向を向いてケアに取り組めるよう、考えを共有していく役割も担っています。

私が大切にしているのは、ご利用者さまへの「対人間」としての関わりと同じくらい、「対スタッフ」としての関わりにも時間をかけることです。後輩に対しては、想いを受け止め、背中を押せる存在でありたい。「これをやってみたい」と感じた気持ちを大切にし、できるだけ応援できる環境をつくりたいと思っています。一方で、ベテランの先輩方に対しては「私はこう思うのですが、どう思われますか?」と率直に意見を交わしながら、一人ひとりが積み重ねてきた経験や想いを束ね、チームとして納得したケアにつなげていきたいと考えています。コミュニケーションは、言葉だけで完結するものではありません。時間や空間を共有し、少しずつ理解を重ねていくこと。その積み重ねが信頼につながると思っています。

介護の現場では、知識や技術はいくらでも身につけることができます。けれど、人の心を動かすのは、目の前の相手に向き合う姿勢や、安心して挑戦できる環境、そして仲間との信頼関係です。その土台があってこそ良いケアは生まれる。今は、そう実感しています。

山田さんの仕事風景

分からないことがあれば、すぐに声をかけられる関係性。先輩の手厚いサポートがあるからこそ、安心して一歩踏み出し、挑戦することができます。

問い続けた先に見えた、私の使命

ケアコンダクターとして仕事に向き合う中で、私の視野を大きく広げてくれたのが、若手社員を対象とした選抜型研修でした。一定の役割や経験を積んだ人が集まる研修で、毎回、高い意識を持つメンバーから多くの刺激を受けていました。与えられた課題をこなすだけでなく、「自分はどう考えるのか」「何を大切にしたいのか」を問われ続ける時間だったと思います。中でも印象に残っているのが、「マイパーパス」を言語化する課題です。自分の使命を言葉にすることは想像以上に難しく、これまでの経験や選択、そしてこれからの在り方と、何度も向き合うことになりました。そうした時間を通して、「誰かの幸せに、自分から一歩踏み出して関わりたい」という想いが形になり、「あなたの幸せ咲かせに行きます」という言葉にたどり着きました。今では、迷った時や判断に悩んだ時に立ち返る大切な指針となっています。

選抜型研修の一環として参加した、子供のお仕事体験テーマパークでのプロジェクトも、私にとって忘れられない経験の一つです。入社5年目までの若手社員の有志が集まり、企画から当日の運営までを担いました。何も決まっていない状態から企画を立ち上げ、限られた予算の中で内容を詰め、役員へのプレゼンを経て形にしていく。半年以上かけて仲間と一つのものをつくり上げていく過程は、今振り返っても特別な時間です。当日は、社員の子どもたちが目を輝かせながら参加してくれました。「介護って楽しそう」「人を助ける仕事ってかっこいい」。そんな言葉に触れ、この企画に携わることができて本当に良かったと感じると同時に、介護の仕事をもっと魅力あるものにしていきたいという想いが、より強くなりました。

今、私が目指しているのが、社内の介護職として最高峰とされる「マイスター」です。より高い視点でケアを考える力を身につけるために、これまで培ってきたものを自分の中で一度きちんと形にしたい。その延長線上に、マイスターという目標がありました。介護の仕事は、目の前の方の人生に向き合い続ける仕事です。だからこそ、自分自身も成長し続けなければならない。未来の介護を変えていく、その一端を担える存在でありたい。そんな想いを胸に、私は今日も現場に立っています。

山田さんの仕事風景

職種や立場の垣根を越えて、自然と笑顔と会話が生まれる職場。チームの温かい空気が日々の連携を深め、より良いケアへとつながっています。

学生の方へメッセージ

介護の仕事に対して、大変そうというイメージを持っている方は多いかもしれません。私自身、昔はそうでしたが、実際に働いてみるとその印象は大きく変わりました。優しい職員が多く、人と本気で向き合える仕事です。その中で、「自分は何にやりがいを感じるのか」「誰のために頑張りたいのか」を見つけられます。

20代の私たちは、ご利用者さまから見れば孫のような存在です。最初は可愛がってもらう立場でしたが、関わりを重ねるうちに「この方のために、自分はどうありたいか」を考えるようになりました。考え方や価値観を育ててくれたのは、間違いなく現場で出会ったご利用者さまたちです。介護の仕事は、誰かを支える仕事であると同時に、人としての自分を育ててもらえる仕事だと感じています。

もし、少しでも介護に興味を持ったなら、ぜひ一度当社の施設を見学してみてください。一歩踏み出すことで、見える景色が変わるはずです。その上で、SOMPOケアは可能性の幅がとても広い会社であるということを知ってほしいです。自分のやりたいことに向き合い、挑戦することを応援してくれる環境があります。最終面接でかけてもらった「可能性は無限大だよ」という言葉を、今は日々の仕事の中で実感しています。皆さんと、現場でお会いできる日を、心から楽しみにしています!
<山田さん>

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「SOMPOケアで描くキャリアや働く魅力が少しでも伝われば嬉しいです。皆さんの想いや不安も、ぜひ聞かせてください」と採用担当。

マイナビ編集部から

今回の取材で感じたのは、SOMPOケアが「介護をする会社」という枠を超え、人と向き合うことそのものを大切にしている会社だということだ。中でも印象に残ったのが、「私はずっと一人なんだ」と語ったご利用者さまのエピソードである。最期の場所として選んだその施設は、職員が想いを伝え続ける中で、「生きる場所」へと変わっていった。介護とは、何かをしてあげることではなく、その人が自分の幸せに気づく時間をそっと支えること。その姿は、「人間の尊厳を大切にし、その人らしい生き方を支える」という同社の理念を体現している。支援する・されるを超え、人として向き合う。その積み重ねが、SOMPOケアの介護を形づくっているのだろう。

また、若手社員にも積極的に挑戦の機会が与えられている点も印象的だった。山田さんが参加した選抜型研修やプロジェクトの話からは、現場経験を土台に、自分自身の価値観や使命と向き合う時間が大切にされていることが伝わってきた。「介護職として入社することは、スタートに過ぎない」。この言葉は、同社の人材育成の考え方を象徴している。SOMPOケアは、介護の現場で人と向き合いながら、同時に“未来の介護を変えていく側”に立てる会社である。人の役に立ちたい、自分の可能性を一つに決めたくない。そんな想いを持つ学生にこそ、知ってほしい企業だ。

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全国各地に介護施設や在宅サービス拠点を展開するSOMPOケア。施設介護から訪問介護まで幅広い事業を通じて、その人らしい暮らしを支えている。

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