最終更新日:2026/2/6

(株)プロトワーク

業種

  • 金属製品
  • プラスチック
  • 化学
  • その他メーカー

基本情報

本社
大阪府

取材情報

知識ゼロからの専門職

「試作」というモノづくりの最前線に、知識・経験ゼロから飛び込んでみた!

PHOTO

技術者として成長を続ける入社2年目社員のストーリー

企業のモノづくりの最前線を担う試作業。スピードと品質で試作品業界をリードするプロトワークで、文系・美術系出身ながらゼロから学び、技術者として成長を続ける2人の若手社員に話を聞きました。

(左)東工場SFM 製造グループ 古川さん(2023年入社) 文学部哲学科卒
 専用のソフトウェアや加工機を用いて、オートバイ用部品の試作品を製造
(右)本社 製造グループ 吉田さん(2023年入社) 工芸学部美術工芸学科卒
 ソフトの使い方を学び、自分で加工データをつくり、加工機にて試作品の製造

文学部から技術の世界へ。モノができていくプロセスに触れる喜びを感じています

【古川さん】
大学では文学部哲学科で、フランス哲学を専攻していました。映画サークルにも所属し、監督をしたり、美術係として小道具をつくったことも。子どもの頃から木材で船をつくったり、もともとモノづくりは好きだったんです。

就職活動をするにあたっても、大学で学んだことより昔から好きなモノづくりがしたいと、技術職を志望しました。私のような文系でも採用してくれる企業を探すうちに、プロトワークの存在を知りました。
試作品をつくるという仕事内容がとても面白そうで、また自分の性格として経験のないことをやってみたいという思いもあり、ここで働くことを決めました。

もちろん、設計や製造といった作業は未経験で、設計ソフトを触ったこともありませんでした。入社後は先輩の作業補助からはじめて、手作業でできる仕事、そして設計ソフトや加工機を使った作業と徐々にステップアップしていきました。

現在は東工場の製造グループに配属され、主にオートバイ用部品の試作を担当しています。
自分の打ち込んだデータに基づいて素材が加工され、モノとしてできあがっていくプロセスは、何度経験しても面白いですね。

徐々に色々な仕事を任せられるようになりましたが、以前ある歯車の加工を担当した際は、シャーペンの芯よりも細い部分を加工する必要があり、とても期日に間に合わないと感じました。
「これは無理だ」と言いたくなるような状況でしたが、先輩社員に相談し、加工データづくりを見直すことで、なんとか時間内に加工できました。とてもうれしかったと同時に、自分の経験不足を痛感しました。

また、私は性格的に誰かに質問することは苦手だったのですが、技術者としてスキルを伸ばすためには、疑問点や不明点はすぐに聞くことが大事であることを実感しています。雰囲気的にも質問がしやすく、「自分はこう思うんですがどうでしょうか」と、自分の考えを添えて質問することで、専門的な理解がより深まっていくと感じています。

プロトワークはこんな会社!

入社後は、好きだったオートバイ関連の業務を任されている古川さん。はじめて飛び込んだモノづくりの世界で、さまざまな経験を重ねながら、スキルを伸ばしています。

デザイン系から製造系に志望業種をチェンジ。「ゼロからサポートします」の言葉が入社の決め手に

【吉田さん】
子どもの頃からアート、特に絵が好きで、高校卒業後は美術工芸大学に進んでレターセットやポスターといった平面のグラフィックデザインなどを学びました。
就職活動の時期を迎え、デザインの分野に進みたいという思いがあったと同時に、大好きな絵を仕事にしたくはないな、とも考えるようになりました。そこで志望業種をデザイン系から製造系に切り替え、プロトワークの選考を受けることになりました。

当時は製造業に対して「男性中心」「暗い」「厳しい」といったイメージがあったのですが、プロトワークの工場見学にきたところすごく清潔で、製造現場で活躍する女性社員の姿もたくさん目にしました。
「製造業らしくない製造業」だなと感じましたし、さらに面接でも「理系出身でなくてもゼロからサポートします」と言っていただけたことが入社の決め手になりました。

入社後は研修でモノづくりの基礎をしっかりと教わりました。
ソフトの使い方やデータの作り方を学び、先輩の作業補助を経て、実際に自分で加工データをつくり、加工機にかけてできあがったものを先輩に添削してもらいます。
私はどちらかといえば新しいことを覚えるのに時間がかかる方ですが、上司や先輩のフォローが思っていたより手厚かったので、無理なく覚えることができました。
また、同じことを何度も聞くことに躊躇する人は多いと思うのですが、先輩方からは「遠慮せずに、何度でも質問してね」と声をかけられたことにも、とても助けられました。

まだ入社して2年目ですが、徐々に仕事の優先順位がわかるようになり、効率よくできるようになったと感じています。技術者としての専門性、スキルが高まってきたことを実感しますが、先輩方にはまだまだ敵いません。特に想定外の事態に対するリカバリの早さ、またその方法の選択肢の多さには大きな差があると思うので、もっと経験や勉強を重ねていきたいと思っています。

プロトワークはこんな会社!

長く働き続けやすいことも、技術者のメリットと感じている吉田さん。「結婚・出産を経て職場復帰する女性の先輩も多く、励みになります」と語ってくれました。

選択は間違いではなかった。モノづくりに向き合ってはじめてわかる、その奥深さ

【古川さん】
文系学部出身の私が、プロトワークの製造職で働いてみて思うことは、モノづくりの世界は思っていたより奥深いということです。専用のソフトウェアや高度な加工機を用いても、こちらの想定通りのモノができあがるとは限りません。また、熱などの条件で素材が変形してしまうこともあれば、加工に使う刃物との組み合わせによっても仕上がりに差が生まれてしまいます。

難しいと感じることもありますが、お客様が求める仕様、品質を満たさなければ、せっかくつくっても認められませんし、失敗の中で学ぶ日々です。また、モノづくりの現場で試行錯誤を繰り返すうちに、技術者として何かをつくり、その仕事によって生活をしているという自負が徐々に芽生えてきたように思います。

今いる先輩方が5年目にできるようになった仕事を、3年目でできるようになりたい。そんな目標に向かって、今後もモノづくりに向き合っていきたいと思います。

【吉田さん】
絵を描いたり、平面のデザインをつくることと、加工機を使ったモノづくりには大きな違いがあります。例え完璧な加工データがつくれたとしても、加工機の刃物の状態によって、表面の美しさに差が出ることもあります。「こうやれば100%間違いない」という正解がないからこそ、経験や粘りが求められるんです。

以前担当したある仕事でも、加工中に刃物が折れたり、何度やっても求める数値が出なかったことがあります。結局ギブアップして、他の人にお願いすることになりました。
当時は仕事を任されるようになりだした頃でしたから、「自分の力で解決しないと」という気負いが悪い方に働いたんだと思います。

その悔しさから「次に同じ製品の依頼がきたときは私に任せてほしい」と上司にお願いしたところ、実際にその通りになり、なんとか成功させることができました。
一つずつの工程を着実にこなしていく。そして困ったときには周囲にサポートを求める。今後も仕事を通して色々な知見を得ながら、技術者として成長し続けたいと思います。

プロトワークはこんな会社!

理系以外の学部からチャレンジし、それぞれの持ち場で活躍する二人。入社後の意欲、モノづくりへの興味関心があれば、技術者としての専門性を高め続けられる環境です。

企業研究のポイント

大手メーカーを含む製造企業が新しい製品を開発する際、試作品づくりを依頼するのが私たちのような「試作屋」です。その中でも、「スピード」「品質」で群を抜く当社は5軸加工機をはじめあらゆる加工機を揃えており、素材も樹脂から各種金属まで対応できることもお客様からの信頼につながっています。大手企業を支えているモノづくり企業はたくさんあると思いますが、試作をメインにされているプロフェッショナル企業も多いので、モノづくりの研究・学び・体験をしたい方はお勧めです。(本社 製造グループ 弘川さん)

当社はモノづくりを主業としていますが、実は理系出身者がほとんどいない企業なんです。ですから知識や経験のない人をゼロから育成することには、自信をもっています。入社動機については、工場を見学して「ここで働きたい」と決める人が多いですね。いわゆる「町工場」的な製造業のイメージとは違い、社屋や工場は新しく、ユニフォームのデザインにも気を使っています。ですので、知識や経験がなくてモノづくりに興味がある方は、歓迎してくれたり学ばしてくれる会社は多いということを忘れずに、見学・学び・研究に勤しんで欲しく思います(東工場SFM 製造グループ 松谷さん)

PHOTO
文系出身者、近年では美術・芸術系の出身者も増えています(松谷さん、右)/年功序列もなく、自主性を尊重する社風も感じていただきたいですね(弘川さん、左)

マイナビ編集部から

「成長企業」という言葉を良く見聞きするが、プロトワークほど成長の勢いを感じさせる企業はそう多くない。第二、第三、第四と工場を次々に増設し、最新鋭の加工機も次々導入。「10年前とはやっていることが全然違います」というように、訪問するたびに「新しいプロトワーク」を感じさせてくれる。

そこで働くスタッフも若く、女性社員が多い。ガラス張りの開放的な社屋で、ブルーやオレンジを基調としたスタイリッシュなユニフォームを着ていきいきと働く様子を見ていると、従来の「製造業」のイメージが大きく覆される。インタビューをしていても、それぞれの社員が自分の言葉で語り、興味関心やファッションを含めて「自分」をもっている人が多い。また企業としてそうした自主性や個性を尊重する雰囲気も感じられる。

ここまで事業の発展をリードしてきた田村社長も、「会社の成長を支える原動力は社員さんの力」であることを強調する。名だたる大手メーカーを含め、ここを訪れた企業が仕事をお願いしたくなる、というエピソードにも納得できる。

海外進出も含めて、まだまだ成長を続けている同社は「モノづくりの格好良さ」を改めて教えてくれる企業である。

PHOTO
モダンで開放的な工場の中には、最新鋭の加工機がズラリ。まだ世の中にない新しいモノを生み出す「試作・モノづくりの最先端基地」のような雰囲気をぜひ感じ取ってほしい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)プロトワークの取材情報