(株)KSC

〈S.Wさん〉
高校では理系を専攻、大学では文理融合の学部で経営を学んでいました。将来どんな仕事に就こうかと企業研究を行うなかで「手に職を付けたい」という思いが強くなり、システム開発という技術職に興味を持ちました。大阪勤務を軸に企業を絞り込み、当社を知ったのですが、入社の決め手になったのは「新入社員研修」の手厚さです。私はITに関する知識や技術がなかったので、約6カ月間という長期にわたる研修がとても心強かったです。社内イベントが豊富で先輩後輩の仲が良いと感じたことも入社を決意した点ですね。

「新入社員研修」では最初の2カ月間でITの基礎知識を学ぶことに集中し、次の3カ月間で課題に挑みました。先輩社員が開発した実際のシステムを使い、検索や入力などの機能追加を行うことで実践力を養えます。さらに最後の1カ月間は実際のプロジェクトに参加させていただき、チームの一員としてプログラミングを担当。なかでも私は、販売管理システムの検索画面に関わる仕事を任されました。と言ってもすべてを一人で担うわけではなく、先輩がマンツーマンで指導してくれるので安心感があったことをよく覚えています。

知識ゼロからの挑戦でしたが、研修が終わるころにはソースコードを見てどのように処理がされているのかを理解できるようになり、自分の成長を感じられたのがうれしかったです。また、研修期間中は毎週週報を書き、添削をしてもらっていたのですが、後半にはその添削数が減り、文章力の向上を実感。入社前はシステム開発＝プログラミング技術だと思っていましたが、この仕事はお客さまの要望をまとめる資料作成が必要不可欠。開発の意図を伝え、納得していただくための文章力が欠かせないとわかったのも新たな発見になりました。

〈M.Aさん〉
私も前述のS.Wさん同様に未経験からの入社だったため、決め手になったのは手厚い「新入社員研修」です。一から教育してもらえる環境に魅力を感じ、当社を選びました。入社後は研修を経て工場の生産管理システムやERPパッケージを使った販売管理システムのプログラミングなどを担当。4年目からはシステムエンジニアとして要件定義への参加、設計書の作成など上流工程に携わっています。

今思えば、仕事と私生活の両面で転機になったのが入社3年目。仕事ではプログラミングから設計へと携わる領域が変わり始め、プライベートでは妻の妊娠が発覚しました。最初から「育休取得」を考えていたわけではありませんが、妻の体調変化が著しく、会社に相談して育休を取得することに。私が望むこと・会社ができることをすり合わせ、ベストな環境を整えてもらうことができました。期間としては1カ月半の休暇をいただき、その前から「在宅勤務」をスタート。仕事量も調整してもらえ、安心して出産当日を迎えることができました。

現在も週2日は在宅で仕事をしており、夫婦で子育てをできるのがとてもうれしいです。仕事が終わればすぐに子どもの面倒を見られるので、お風呂に入れたり、ごはんを食べさせたり、父親になったことを実感できるのも当社で働くやりがいです。この春からは妻の復職、子どもの保育園入園とまた新たな動きがありましたが、その都度、会社に相談ができるので不安はありません。当社は「働き方改革」に熱心なので、「有給休暇の取得推奨日・消化日」もあらかじめ決められており、有休が取得しやすいのも魅力。土日祝日が休みの完全週休2日制、年間休日125日以上など、メリハリをつけて働ける環境が整っているため、とても働きやすいと感じています。

〈S.Wさん〉
少しずつ任されることが増え、仕事がどんどん面白くなっています。特に印象的だったのは、先輩と一緒に設計書のレビューに参加したことです。それまでは仕様変更の要望は先輩を介して聞いていましたが、この時は直接お客さまの声を聞くことができ、なぜ仕様変更が必要なのかをダイレクトに知ることができました。お客さまの生の声を聞くことでモチベーションが上がり、やりがいもアップ。今後はより上流に携わることを目指し、お客さまの課題をヒアリングして提案ができるシステムエンジニアへと成長したいと思っています。

さて、そんな私のイチオシ制度は…「社内での交流イベント」です。私が入社した時はコロナ禍で実施されませんでしたが、忘年会やボウリング大会など社内イベントが盛りだくさん。先輩社員のみなさんとコミュニケーションを取ることができ、同期とも仲良くなれるのでおすすめです。働く人の雰囲気がわかると安心ですし、関係構築もとてもスムーズになりますよ！

〈M.Aさん〉
私のイチオシ制度は「奨学金返済支援制度」です。毎月1万円を上限とする手当を5年間（60カ月）支給してもらえるもので、私が当社を選んだ大きな理由の一つになったと言っても過言ではありません。実は私は社内の制度をかなり使っており、フル活用していると言えるかも（笑）。

例えば、「資格奨励金制度」では一時金としてお祝い金をいただくとともに、毎月の手当も支給してもらっています。ちなみに私は「基本情報技術者試験」「情報セキュリティマネジメント試験」「オラクルマスター ブロンズ」を取得し、現在は「応用情報技術者試験」の結果待ち。若手社員の早期取得を支援するため、手当額も年々上がっており、ますますやる気がアップしています。また、当社は「通信教育」の受講も可能。100コース以上から好きなものを選び、修了すれば費用はすべて会社が負担してくれ、さらに受講期間中のレポートで優秀な成績を収めると報奨金が支給されるのもうれしいところ。

これらの制度は社員の声を聞きながら随時ブラッシュアップされており、あったらいいな、使いたいなと思えるものが常にあるのが当社の魅力。社員の成長、安心、安定など、多角的に働きやすい環境を整えてくれるので、本当に働きやすいと感じています。