最終更新日:2025/7/30

(株)TBC

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 専門コンサルティング
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

業界最先端の技術を学び、市場価値の高いエンジニアへ成長できる環境がある

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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大手企業の事業戦略を技術で支えるプロフェッショナルたち

◆兼本 峻平 (写真左)
技術部(大手損保会社 デジタル戦略企画部門)
2019年入社
◆須藤 拓海 (写真右)
技術部(大手損保会社 営業推進部門)
2014年入社

金融、メーカーなど、さまざまな業界で大手企業の事業パートナーとしてシステムソリューションに携わっているTBC。今回は、大手損保会社のプロジェクトで活躍中の二人の若手エンジニアに、それぞれの仕事の苦労ややりがい、TBCという会社の魅力について話を伺いました。

入社の決め手は人を大切にする社風。最新技術が学べる環境も大きな魅力

──TBCに入社した理由は?

【兼本】
私は学校の会社説明会でTBCのことを知りました。いろんな会社が参加していた中で唯一TBCだけ社長が来られ、学生一人ひとりと対話されていたのが印象的でした。私も社長と直接お話をさせてもらいましたが、とても親身に話を聞いてくださいました。また、その時に社長がおっしゃった「TBCのエンジニアはクライアントに育ててもらっている」という話にも共感しました。取引先が各業界の大手企業が多く、幅広い知識や最先端の技術を学べる環境があるのは、エンジニアにとって大きなメリットだと思ったのです。

【須藤】
私の入社理由も兼本くんとほぼ同じです。もともと私は理工学部の物質生命理工学科出身。将来は化粧品メーカーへ就職したいと思っていたのですが、実際に勉強してみると自分は研究職に向いてない気がして…。他の仕事にも目を向けてみたところ、興味がわいたのがITエンジニアでした。将来的にもニーズが大きくなる業界で、専門的なスキルを身に付けたいと考えたのです。説明会では社長と直にお話ができて、人を大切にする社風もよく伝わってきましたし、ここなら安心して長く働けそうだと思いました。

──今の仕事について教えてください。

【須藤】
私も兼本くんも同じ大手損害保険会社に常駐していますが、部署は異なります。私は自動車保険の販売促進を手掛ける部署で、セールスフォースを活用した営業支援ツールの開発や運用を担当しています。自動車保険は自動車ディーラーを介してエンドユーザーに販売してもらうので、ディーラーが保険商品を売りやすくなるようなシステムを開発し運用までサポートするのがミッション。自動車保険は保険会社の売り上げの約半分を占める商品ですから、営業ツール次第で会社の業績に影響を与えることもあり、とても責任とやりがいのある仕事です。

【兼本】
私が所属しているのは、ビッグデータやAI活用といった業務全体のデジタル化を推進している部署。その中でも私のチームは、保険の契約者からデータをお預かりして分析し、クライアントの課題解決につなげる取り組みを行っています。私が担当しているのは、お預かりしたデータをPythonやSQLなどの言語を使用して分析しやすい形に整える業務。データ分析における根幹の業務ですので、かなり重要な仕事を任されているという自覚を持って取り組んでいます。

先輩たちの横顔

入社後は本社で受託開発のプロジェクトに参加し、開発の実務経験を積んでから今の部署へ異動した兼本さん。現在はビッグデータ活用のスペシャリストを目指して奮闘中。

ビジネスのコアな部分に関わりながら、クライアントの成長を支えるやりがい

──仕事をするなかで苦労することはありますか?

【須藤】
私が依頼をいただくのは、保険会社の営業推進部門の方々になります。「この条件に合致する契約者をピックアップしてほしい」などの要望をいただいて、それを元にExcelマクロのVBAなどを駆使してデータを提供したり、業務効率化につながるツールを作ったりするのですが、時折、依頼が集中した時はやはり大変ですね。あとは、新しい技術を使ったツール開発を依頼されることもあるので、常に勉強は欠かせません。新技術については自分で調べることもありますが、チーム内の先輩で新しい技術に詳しい方がいらっしゃいますので、相談に乗ってもらうことも多いですね。

【兼本】
わからないことがあれば先輩エンジニアに気軽に相談できるのも、この会社の良いところですね。
苦労することといえば、受け取るデータによって形式や状態が異なるので、毎回同じ方法で正規化できないことです。データを受け取ったら、まずは中身を確認して処理の仕方を決めて、プログラミングを進めるのですが、データごとに方法が変わるので苦労しています。そこで最近は効率的に作業するために、一度実施した処理はドキュメントに残しておくなどして、チームで共有するようにしています。

【須藤】
あとは、保険業界の知識を覚えるのも最初のうちは苦労しましたね。でも、同じ部署に保険会社の営業出身の先輩がいらっしゃるので、何かあればその方に質問して教えてもらっています。常に周りの人に助けてもらいながら成長している実感があります。

【兼本】
そうそう、保険会社特有の用語などもありますからね。私も正確に内容を把握するために、細かいことまで詳しく掘り下げて質問するようにしています。

【須藤】
クライアントとはかなり密にコミュニケーションをとれる環境だと思います。細かく要望をヒアリングして課題解決につながるツールを開発し、「おかげで便利になった」「処理が早くなった」などと感謝してもらえると、一番やりがいを感じますね。

【兼本】
時々分析業務も行うのですが、先日Tableauという分析ツールでデータの可視化を行ったとき、営業の方から「このデータのおかげで今までわからなかったことが見えてきた」と感謝の言葉をいただきました。自分の仕事がクライアントの事業の発展に直に貢献できていると感じられて、とてもうれしかったですね。

先輩たちの横顔

プログラミング未経験で入社した須藤さん。入社後は金融機関でヘルプデスクを経験し、ITの基礎知識と相手の要望を的確に汲み取るコミュニケーション能力を養ったという。

成長意欲を力強くバックアップしてくれる環境

──入社して感じるTBCの魅力とは?

【須藤】
私たちは普段クライアント先に常駐しているので、本社に集まる機会はそれほど多くありません。でも、今日のようにたまに本社に帰ってくると、皆さん必ず温かく迎えてくださり、気さくに声をかけてくれるのでホッとしますね。これは、ずっと変わらない当社の魅力だと思います。

【兼本】
私も須藤さんと同意見です。入社の時も感じたのですが、経営トップが話しやすくて親しみやすい方なので、同じような人が集まってくるのかなと。また、常駐先には定期的に営業担当の人が来てくれるので、困ったことがあってもすぐ相談できて助かっています。

【須藤】
あとは、資格取得のバックアップ体制も手厚いですね。基本情報技術者など、システム関係の資格を取る際は受験料を補助してもらえるので、前向きにスキルアップを目指せる環境だと思います。

【兼本】
エンジニアとしてハイレベルな開発環境で働けていることも、モチベーションになっています。私は情報系の専門学校出身でプログラミングの基礎は一通り修得していたのですが、当社に入ってPythonなど近年注目されている言語も初めて扱い、エンジニアとしてかなり成長できたと感じています。


──今後の目標を教えてください

【須藤】
私自身、プログラミングは全く未経験で入社しましたが、着実に知識や技術を習得して成長している実感があります。経験を積んだ分、今ではクライアントから依頼されたことをそのままやるのではなく、自分からも付加価値ある提案ができるようになりました。ですが、まだまだ技術不足ですので、これからセールスフォースやAWSなどトレンドの技術を幅広くマスターし、クライアントに最適な提案ができるエンジニアになりたい。ゆくゆくはプロジェクトマネージャーとしてチームマネジメントにも携わってみたいです。

【兼本】
私はまだ入社2年目で、依頼されたことをそのままこなすだけで今は精一杯です。須藤さんのように、自分からもプラスアルファの提案ができるエンジニアになることが当面の目標。また、データの加工など、分析する前段階の作業を中心に担当しているのですが、次は分析にも携われるよう知識や技術を磨いていきたいと思います。ゆくゆくは加工から分析までビッグデータ活用にトータルに携わるデータサイエンティストになれたらうれしいですね。

先輩たちの横顔

フラットで経営層との距離も近い組織風土に惹かれてTBCを選んだという二人。入社して数年が経ってもその印象は変わらないという。

企業研究のポイント

社会人になって働きはじめると、一日の大半の時間は仕事が占めます。そのため、会社の風土は、やりがいやモチベーションにもつながる重要なポイントです。
社風はそこで働いている人によって醸成されるもの。ですから、実際に働いている先輩社員と会って話を聞くことは、社風を肌で感じることができる貴重な機会といえるでしょう。コロナ禍において社員と直接会うことはなかなか難しいかもしれませんが、最近では会社のHPで社員が業務について語っているコンテンツも増えています。企業研究の際は、それらのコンテンツも参考にして会社の雰囲気を探ってみてはいかがでしょうか。
当社でも働いている社員に実際に会社のことを話してもらう動画などコンテンツを多数用意しています。
当社は、経営者との距離感も近く、風通しの良いフラットな組織ですので、ぜひそういった社風を先輩社員たちの声から感じ取ってください。そんな当社について理解を深め、ここで働いてみたいと思っていただけるとうれしいですね。
(業務部 朝倉)

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社員の表情や話の内容からもその企業の社風が感じ取れるはず。企業研究の際は、ぜひ先輩社員のコメントにも注目して自分に合う職場を見つけてほしい。

マイナビ編集部から

日本のビジネスの中心地、東京・日本橋に本社を置き、国内を代表する数々の大手企業の発展をITの力で支えてきた(株)TBC。創業から30年以上の歴史を持つ業界の老舗企業だが、新たな技術分野にも積極的に挑戦することで成長を続けてきた。近年ではネット系金融の分野でも存在感を発揮し、その事業フィールドはますます広がりつつある。
そんな同社の躍進を支えているのは、エンジニア一人ひとりの存在だ。「人」が何よりの財産と考える同社では、社員教育やサポート体制に力を入れ、エンジニアが安心して業務に専念できる環境を整えている。例えば入社後の研修に関しても、本人のIT知識レベルに合わせてグループ分けを行い、プログラミング未経験の文系出身者も着実に専門スキルを習得できるようなカリキュラムを準備しているという。また、勤務先には定期的に営業担当が訪問して、エンジニアの悩みや要望に対応するなどフォローも手厚い。何より顧客企業と密に連携しながら世の中に大きな影響を与える技術やシステムに携わる経験は、エンジニアにとってかけがえのない財産になるはず。
今後さらにニーズが高まるIT分野で、エンジニアとして確かなキャリアを築いていきたい方には必見の企業といえるだろう。

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人を大切にする社風はTBCの魅力のひとつ。経営も安定しており、福利厚生や資格支援制度も万全に整っているので、安心して長く働くことができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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