最終更新日:2026/2/12

三菱UFJインフォメーションテクノロジー(株)

  • 正社員

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

金融を支えるIT技術者の仕事とキャリアパスを知りたい!

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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業務系、基盤系、AIと異なるキャリアの3人が集合

三菱UFJインフォメーションテクノロジーの事業内容は多岐にわたり、キャリアの重ね方も個人で大きく異なる。入社10年前後の社員たちはどのような仕事に携わり、成長してきたのか。その軌跡を語ってもらった。

■石福 貴啓さん(写真左) 
インフラサービス部/2013年入社

■伊藤 美彩さん(写真中央) 
融資部/2012年入社

■富永 晃司さん(写真右) 
デジタルプロデュース部/2008年入社

業務系システムはユーザーと二人三脚。深い業務知識が求められる

私は融資部に所属しており、その名のとおり、銀行の融資業務で使用するシステムを担当しています。具体的には個人向けローンの審査をする際に、銀行員が使用するシステムを改修したり、保守を行ったりしています。例えば住宅ローンの審査をするときは、多くの書類が必要になりますので、銀行員は必要書類の提出漏れや記入漏れがないかを細かくチェックしなければなりません。これをペーパーレス化したり、なるべく人の手を介さずに行えるようなシステムを構築していけば、銀行員の業務が効率化できます。

私自身は入社以来、ずっと業務系のシステムに関わってきました。3、4年目までは自分で実際にプログラムを組み、4年目頃から先輩と一緒に融資業務を取り纏めるユーザーのところに伺うようになりました。6年目頃から自分が前に出てユーザーと直接議論したり、要件調整をしたりしています。実際に自分も作ってきたシステムなので、ユーザーが「こうしたい」とおっしゃったときに「こういう方法を取ればできる」「これぐらいの期間でできる」ということがわかるようになりました。これは長く同じシステムに関わり、保守などを通して業務知識に詳しくなってきたからだと思います。

このような業務系システムは、システムの開発知識と同時に、ユーザーと同じかそれ以上の業務知識が求められるため、日々アップデートしていかなければなりません。その分、ユーザーと信頼関係を構築し、業務知識も学んで、提案できるようになれるのは大きなやりがいです。直接、ユーザーとお話しする機会が多いので、自分たちの開発したシステムの評価を直接伺う機会も多く、「とても使いやすくなりました」というお声をいただいたときは、とてもうれしいですね。反面、矢面に立つことにもなるので、自分がしっかりユーザーの業務やニーズを把握していないと、開発が進まなくなるという面もあります。
しかし、ユーザーとコミュニケーションをとりながら、より良いシステムの開発に携わっていけることは自分に合っていると思うので、今後も業務系のシステム部門で頑張っていきたいと考えています。
(伊藤さん)

私の休日

「3年ほど前からゴルフを始め、コロナ禍以前は同僚たちと一緒にコースに出ていました。スポーツは見るよりやりたい派。最近はジムで汗を流しています」(伊藤さん)

クラウドを活用した基盤の構築で、開発の効率化の可能性を探る

私は入社以来、基盤系の3つの部署を経験していますが、順調にキャリアをステップアップできたと思います。最初の3年間は当社の開発の基本となる、基盤の標準設計を決めるチームに所属していました。ここでは多くのシステムで要件を満たせる汎用性をもった基盤を決めるということで、システムの幅広い知識が求められ、自身のインプットにとても役立ったと思います。
次の4年間は、システムの基盤構築プロジェクトに携わり、OSやアプリケーションサーバを担当しました。自分たちが決めた標準設計の基盤をもとに、実際にシステムを開発していったので、前の業務の成果を試すような経験だったと思います。

この2つの業務を経て、現在所属しているのがインフラサービス部内のAWSラインです。当社は社内全体でクラウドを積極的に活用するという方針を打ち出しています。そのため、システム開発を行う際は、まずクラウドで構築できるかどうかを検討し、どうしても難しい場合は、通常のオンプレミスで開発を行うという方法を取っています。そういう意味では、Amazon社のクラウドサービスであるAWSを利用してシステム開発・設計・構築・運用を担当するAWSラインは重要な役割を担っているのです。

クラウドを活用した開発は、物理的なサーバーなどが必要なく、初期投資が少なくて済みます。またAWSの場合、コンソールの画面から数クリックするだけでサーバーが立ち上がる状態になるので、システム構築にかかる時間を大幅に短縮できる点がメリットです。反面、クラウド事業者の環境下でシステムが動くことになりますから、そこに格納するデータの情報漏えいには注意をする必要があります。特に私たちは三菱UFJフィナンシャル・グループ向けのシステムを開発しているので、絶対に情報漏えいが起きないよう徹底的に検討するというプロセスがあります。

システム開発は最初に設計があり、そこから着手するわけですが、当初の設計通りにうまく進まない場面もあります。だからこそ、自分で実機を触って挙動を確かめながらシステム開発をしていくことが大切だと考えています。最初は難しいと思ったことも、実際にやってみると問題点が明らかになり、それを改善してまた挑戦していく。その繰り返しによって徐々にゴールに近づいていくようなところが、非常に面白いと思っています。
(石福さん)

私の休日

「2022年に子どもが生まれ、日曜日はベビースイミングの日なので、一緒に行って楽しんでいます。子どもと遊ぶのはいい気分転換になります」(石福さん)

公募制度でキャリアチェンジ。AIをシステム開発に活用できるか検証する業務に

私はITシステムのさまざまな分野を広く経験したいと思い、ネットワークや業務アプリケーションの構築など、さまざまな業務を担当してきました。インフラ構築のキャリアが長くなってきたところで、別のキャリアを積んでみたいと思い、公募制度に応募して合格。現在の部署に異動することになりました。この社内公募制度はエントリーできる職種と要件がリストアップされていて、最終的に面談を経て決定されます。ここで自分なりにどういう準備をしてきたかを説明する必要もあったので、私はAIのコンペに参加したり、できる限りの準備をして臨みました。

私の所属しているAIラインは、R&Dの一貫として三菱UFJ銀行のシステム部門と協力し、ユーザーの業務改善要望を収集して、実際にAIを用いてどういうシステムに適用できるかを検証する役割を担っています。例えば、銀行からお客さまに電話して金融商品をご紹介する場合、過去の通話日時の履歴を定量的に分析し、AIが「このお客さまなら何曜日の何時に電話すれば在宅されている可能性が高い」と担当者に教えてくれるようになります。そうなれば電話しても不在という空振りがなくなり、効率化を進められるというわけです。

私が担当しているのは、AIを用いたシステムがユーザーの業務に耐えうるものなのかどうかを検証するPoC(概念検証)です。定量的な指標を設けて、1サイクル半年間の期間でPoCを行い、そのまま開発を進めるか撤退するかを確認していきます。PoCは、それまで先入観で見ていたものが数字で裏打ちされたり、思いがけないものが実は重要な項目であったりと新しい発見ができるので、興味深い仕事です。ただ、銀行内部の重要な情報を扱うことから、銀行員か当社の社員しかAIモデルを作ることができないので、かなりの部分を自分でやらなければいけないというプレッシャーがあります。

とはいえ、先端技術に触れる機会が多いので、幅広く情報を収集し、社内の開発部署に還元する必要があると思います。開発者が困っている課題に対し、先端技術を使って解決し、開発者の負荷を減らす。そうすることで、開発者が本当に必要なことに時間をかけられる環境づくりに役立てられたらと考えています。
(富永さん)

私の休日

「以前は生活リズムが夜型でしたが、異動してからは早寝早起きをするようになり、朝の散歩も日課にしています」(富永さん)

企業研究のポイント

意外に思われるかもしれませんが、SEは理系出身でないと入社が難しい・活躍できないということは一切なく、私のように文系出身の社員も多く在籍しています。企業研究では多くの業界に触れる良い機会なので、先入観を持たず様々な企業を見ることをお勧めします。最初はやりたい仕事のイメージが固まっていなくても、会社見学などを通して見つけることができるので、心配せずに飛び込んできてください。(伊藤さん)

今、社会ではデジタル化が加速していて、その中心にいるのがIT企業だと思います。当社は経済の血流といわれる金融の日本最大のグループをITの面から支えているので、金融の知識も身につけつつ、自分のITスキルも生かせるのが魅力だと思います。金融とITに少しでも興味がある方はもちろん、英語を使った仕事にチャレンジしたい!という方にも当社は興味を持っていただける会社だと思います。(石福さん)

三菱UFJ銀行は海外にも法人のお客さまが沢山いらっしゃいます。国内のITシステムを業務面やインフラ面で開発するだけでなく、海外に提供するITシステムを海外で作ることもできます。一方で私のようなR&Dの業務もあり、ITシステムとひと口に言っても色々な仕事があります。なかなか自分の積みたいキャリアを見つけることは難しいかもしれませんが、皆さんがやりたいと感じることができる仕事と出会えることを願っています。(富永さん)

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法学部出身の伊藤さん、システム工学の石福さん、情報工学の富永さん。それぞれのキャリアパスは異なるが、3人とも業務を通して自身の成長を感じられる環境にいると話す。

マイナビ編集部から

日本の金融を支える三菱UFJフィナンシャル・グループのデジタル・IT戦略を支えているのが三菱UFJインフォメーションテクノロジーである。IT業界の中で特定のグループのシステム開発を行うユーザー系の企業に属し、待遇面や福利厚生が整い、働きやすい環境にある。さらに、さまざまなプロジェクトと職種があり、文系出身者も半数近くを占めるという事実に少なからず驚いた。文系出身者が開発現場に入っても戸惑わないように、新入社員研修は3カ月にとどまらず、配属された現場でもさらに1、2カ月、開発言語を中心に個別研修が続くという。その後はOJT期間に入り、マンツーマンで先輩社員がついてくれる。新入社員時の研修としては、これほど手厚い企業はそう多くはないだろう。また、社内公募制度などを実施し、キャリアパスの多様性を担保していることも興味深い。グループメリットとしてグローバルに活躍できるチャンスもあり、技術者としての成長以外にも得られる経験は多そうだ。ITもしくは金融に興味がある学生にとっては、大きな成長のチャンスがある企業といえるだろう。

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ユーザー系IT企業だけに、ユーザーと一緒に上流工程から開発に参加できるのも大きなやりがいにつながる。上司や先輩に相談しやすいという環境も成長への追い風になる。

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