最終更新日:2025/6/1

(株)タカサキ

業種

  • 調剤薬局

基本情報

本社
福岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「くすり」を通して地域に貢献したい!自分らしく成長できる薬局です。

  • 薬学・医療系 専攻の先輩

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地域に根ざし、和やかな雰囲気の職場で伸びやかに成長。

オンコロジー分野から難病指定まで、知識豊富な先輩たちから幅広く学べる大学病院の門前薬局で「自分らしさ」を大切にしながら仕事と向き合える環境が自慢だと話す先輩たちに仕事の魅力をインタビュー。

■タカサキ薬局産医大前店
重松 舞里絵(薬学部/2020年入社)

■タカサキ薬局産医大前店
宗 晃平(薬学部/2021年入社)

「患者さまの声にしっかりと耳を傾け、医師、患者間での懸け橋になりたい。」

私は現在、大学病院の門前薬局で調剤・監査・服薬指導・在宅業務などを行なうとともに、個人業務として在庫管理を担当しています。大学の門前となると在庫数はもちろん、高額品の取り扱いも多くなります。また、毎月新しい薬の採用があるため、私たちとしても常に学び続ける姿勢が大切だと感じています。とはいえ、幅広い診療科を扱うため、それぞれに興味のある分野や得意分野は人によって異なります。たとえば、私自身がいちばん興味を持って取り組んでいるのは、オンコロジー分野です。反対に、ホルモンや甲状腺関係の薬については、知識豊富なベテランの先輩に質問することが多く、互いに助け合いながら業務に取り組んでいます。在庫管理をしていて嬉しいのは、自分の予想した在庫数と患者さまの処方日数がぴったりと合い、在庫不足が起こらなかった時。万が一、在庫不足があれば、患者さまにご迷惑を掛けてしまうため、そのようなことがないよう管理できた時は嬉しいですね。

普段の薬剤師業務の中で、患者さまと接している時に心掛けているのは、患者さまが医師の先生に伝えられなかったことを聴きだし、患者さまと医師の懸け橋になることです。患者さまとの距離を縮め、関係を築くことで、さまざまな不安や悩みをヒアリングし、患者さまに必要な情報を伝えたいと考えています。その一環として、最近は電話でのフォローアップに力を入れています。患者さまが薬に対して悩んでいることがあれば、トレーシングレポートなどを通じて医師にフィードバック。問題や課題に対する改善を見つけ出し、処方提案したことが採用された時には嬉しく思います。それによって、患者さまの不安を解消することができ、「ありがとう」と喜ばれることが何よりの喜びにつながっています。特にはじめて飲む薬が長期間出ている患者さまやオンコロジー領域で抗がん剤治療をされる患者さまへのフォローアップを積極的にしており、これからもどんな些細なことでも見逃さず、自分が納得できるまでしっかり患者さまに介入できる薬剤師でいられたらと思っています。そして、外来がん認定薬剤師の資格をめざすためにも、1日の時間は限られているので、優先順位をつけて時間を有効活用しながら取り組みたいと思っています。
(重松 )

先輩たちの仕事場を拝見!

「何事にも全力で取り組む人が多いのも当社の魅力。私も負けずに取り組みたいです!」明るく朗らかな重松さんは、患者さまからの信頼も厚く、後輩からも慕われる存在。

「注射薬の管理や在宅・居宅に向けた管理指導まで幅広く対応できる環境」

調剤や服薬指導などの薬剤師業務に加え、現在は高額な注射薬の管理を中心に、ロスが出ないよう店舗内で動いていない薬を必要としている店舗にまわすなど、薬の発注管理から在庫管理まで任されています。注射薬の在庫管理をする一番の難しさは、治療の中心になることも多い注射薬だけに、在庫不足を起こすことなく患者さまにお渡しできるよう準備することです。特に注射薬に関しては、代替薬を見つけることが難しく、注射のデバイスが変わることで、患者さま側での対応が難しくなることもあり、場合によっては入院を余儀なくされることもあります。だからこそ、どうにか揃えなければという使命感を持ちながら取り組んでいますね。とはいえ、注射薬の発注・在庫管理を任されて、まだ半年。在庫を確保する難しさを知るとともに、さまざまな種類の注射薬について勉強しているところです。大学病院の門前薬局でもある当店だからこそ取り扱う薬も多く、難病指定の患者さまに対して服薬指導させていただく機会が多いのも特徴の一つ。そのような環境から、薬剤師としての経験値を重ねられるのも当社の強みだと感じています。

さらに、最近は在宅や居宅に向けた薬剤師業務にも少しずつチャレンジできるようになりました。今はまだ分からない部分も多くありますが、自分なりに工夫しながら服薬指導できるよう努めています。薬局だと、患者さまから「医師からこんな風に言われたよ」と伺うことも多くありますが、在宅や居宅では、患者さまの生活状況などを確認しながらヒアリングできますし、患者さま自身からいろいろな質問を受けることもあります。患者さまの相談を受け、医師に報告書などを通じて提案する機会も多いと感じますね。その結果、私の提案した内容を採用していただき、処方変更があった時には、患者さまの役に立つことができたと嬉しく感じます。先日も薬の飲み間違えが多い高齢のご夫婦の患者さまに対し、一包化をご提案。それでも、飲み間違えることがあったことから、服薬カレンダーを用意したところ、飲み間違えることが無くなったと喜んでいただけました。特に在宅や居宅では、服薬方法や飲み間違え防止で私たち薬剤師が力を発揮できると感じています。
(宗)

先輩たちの仕事場を拝見!

「後輩にとって一番に相談できる先輩でいたい。何でも聞いて欲しいと思っています。」後輩育成や在宅業務など、次々と新しい業務をこなし、大きく成長している宗さん。

「外来がん認定薬剤師の資格を取得したい(重松)」「資格取得で専門性を高め、知見を広げたい(宗)」

最初は病院志望でしたが、薬局にも興味を抱くようになりました。同級生に薬局志望の友人が多く、話を聞いていく中で、薬局の方が患者さまとより長く関わることができるのではないかと考えるようになりましたね。実際、薬局を選んで良かったと感じるのも、患者さまと長く関わることができる点。かかりつけ薬剤師の制度もあり、継続的に患者さまをサポートできることにやりがいを感じています。また、薬局の中でも当社を選んだのは、店舗見学で出逢った女性薬剤師の先輩に憧れたから。テキパキと現場で活躍する先輩と一緒に働いてみたいと思いました。さらに、どの店舗も若手社員が多く、ワイワイしていて楽しそうだと思ったのも大きな理由の一つです。その時の楽しそうというイメージはそのまま。同世代が多く、働きやすいと感じています。私自身の次の目標は、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得することです。がんに詳しい薬剤師がいることを患者さまに伝えることができれば、さらに相談に応じやすくなると思いますし、何らかの副作用や症状が出た時にも対応しやすいと考えています。(重松)

薬局と病院のどちらに進むべきか迷いましたが、患者さまと接する期間が短い病院より、より多くの患者さまを長期的にサポートできると考え、薬局を志望しました。認定薬剤師の資格取得をめざす私にとって、大学病院や総合病院の門前で多くの外来患者さまと接した方が学びも深くなるのではないかと考えましたね。その中でも当社を選んだのは、インターンで訪れた職場の雰囲気がとても良かったから。人事の方や働く先輩方の魅力に触れることができ、当社を志望しました。そんな私がこれからの目標に掲げるのは、いろいろな特色を持つ調剤薬局で仕事に取り組むことです。また、実務経験3年以上で資格取得をめざせるようになるので、何かしら資格を取りたいと考えていますね。具体的に興味を持っているのは、「外来がん治療認定薬剤師」や「リウマチ財団登録薬剤師」、「腎臓病薬物療法認定薬剤師」など。自分の興味のある分野で資格取得をめざすことで、専門性をより高めることができたらと思っています。(宗)

先輩たちの仕事場を拝見!

新薬が出るとすぐに採用となる産医大前店では、日々新しい薬や治療法を知る機会があり、医師から質問を受けて調べるなど薬剤師としての知識を広げられる環境が整う。

企業研究のポイント

実際に働いている人の話しを聞くことがとても重要だと感じました。私自身最初は病院志望でしたが、患者さまとの距離感が近く、長期的に関われることに魅力を感じ、調剤薬局を希望するようになりました。最終的には、店舗見学で会った先生の元で学びたいと思い、タカサキ薬局を志望しました。まずは、自分がどのようなことが向いているのか考えてみることをお薦めします。いろいろな分野の企業を調べて、自分が興味を持てる環境を見つけて欲しいですね。(重松)

当社の企業研究を進める学生さんに伝えたいのは、一緒に働く人の良さと休みが充実している点です。早くから伝えておけば、休みが取りやすいなど、趣味の時間をしっかり確保できます。クラフトビールが好きな私の場合、ご当地のクラフトビールを求めて旅行したり、ゲームやサウナを楽しんだり、何かとリフレッシュできる時間があります。基本は定時で上がれるなど、働きやすい環境があることも当社の魅力かも知れません。福利厚生や制度などにも目を向けて自分のライフスタイルに合う企業を見つけてほしいです。(宗)

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自分にはどんな環境が向いているのか、実際に体験してみることをお薦めします!

マイナビ編集部から

1979年に設立以来、高齢社会や医療保険制度改革などのさまざまな課題やニーズと向き合いながら、地域患者の立場に立った服薬指導やサービスを提供してきた(株)タカサキ。同社ではここ数年、在宅や居宅への対応やかかりつけ機能の強化が進んでおり、薬剤師を対象とした手厚い研修を行なうとともに、地域性や店舗毎の特徴をみながら時代ニーズに応じた店舗展開を行なっている。取材のために訪ねた産医大前店は、北九州唯一の特定機能病院である大学病院の門前薬局であり、社内でも最先端の取り組みを進めるモデル店舗として存在感を示す店舗だ。

インタビューに応じてくれた重松さんと宗さんも、オンコロジー分野を含む幅広い疾患を学べる環境が魅力だと口を揃える。また、2人から熱心に語ってもらったのは、職場の働きやすさ。大学病院の門前薬局と聞けば、日々忙しく一人ひとりへの負荷も大きいとつい想像してしまいがちだが、設立からずっと社員の働きやすさを大事にしてきた同社では、思いやりのある先輩や上司に恵まれ、若手が伸び伸び業務に携わることができる職場の雰囲気があるということをインタビューを通して強く感じた。近年は、他社との差別化を図るため、調剤や監査チェックをはじめ、各方面からの社内DX化を進めることで自動化や効率化を推進。対人サービスにより時間を掛けられる環境を整えている職場であることも特筆すべき点だろう。

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「くすりを通して社会に貢献する、くすりのプロとして患者さまのための一歩進んだ医療分業をめざす」を理念に、九州を中心に山口県、島根県で調剤薬局36店舗を展開。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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