最終更新日:2025/7/2

全国共済農業協同組合連合会 長野県本部(JA共済連長野)

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  • 共済

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取材情報

先輩100人100の就活

私たちが「JA共済連長野」に入会を決めた理由

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焦らず、比べず! 自分のペースで勝ち取った共済連の内定

短期決戦で臨んだ金澤さん。1年半以上にも及ぶ長い活動を経て、新たな夢を見つけた稲垣さん。運命を感じて唯一希望とは違う業種にトライをした松澤さん。それぞれのペースで臨んだ就職活動。その成功の秘訣とは?

(左)金澤祐輝さん(2019年入会/小布施町出身)
(中)稲垣樹里さん(2018年入会/長野市出身)
(右)松澤美咲さん(2017年入会/上田市出身)

人のためになる仕事がしたい! 相互扶助の事業理念に魅かれて入会を決意

東京の大学に進学しましたが、以前から「就職は長野で」と決めていました。東京は楽しいところでしたが、「“暮らす”となるとちょっと違うのかな」と感じていたからです。「長く勤める会社ならば、なるべく地元に近いところがいい」と思っていたので、就職先は長野県内に絞って探していました。最初から業界や業種を絞っていたわけではないのですが、「利益だけを追求する組織よりも、人のためになるような仕事がしたい」という想いがあったことから、ぼんやりとではありますが「民間企業よりも、組合のような組織で働く方が向いているのかも」と考えていました。

私が就職活動を始めたのは、解禁直前の本当にギリギリのタイミング。3年生の2月後半ぐらいから慌てて志望企業を探し始めて、駆け足で進んでいった感じです。最初から業種や業界は絞らず、合同企業説明会で話を聞きながら、徐々に絞り込んでいきました。参加した個別説明会は20社ほど。民間企業も受けましたが、気が付けばJA関連や地元密着型の金融機関など、組合系の組織を多く回っていましたね。

JA共済連に興味を抱いたのは「県内にたくさんいるJAの組合員さんの力になれる―影響を与えられる仕事なんだな」と感じたから。最終的に“相互扶助”の事業理念が自分の目指すところと合致していたことが、入会の決め手となりました。金融業界に対しては、大変そうなイメージが正直ありましたが、「やってみたい」という気持ちの方が強かったです。共済や保険は生活をしていく上でなくてはならないものですし、組合員さんの暮らしに寄り添っていける点もまた、非常に魅力的に感じられました。

「できれば組合系の組織で働きたい」という希望がありましたが、企業選びの際には、福利厚生や職場の雰囲気についても重視していましたね。面接を受けていく中で、共済連に感じていたイメージは「和やかな職場なんだろうな」ということ。同時に、「組織としてすごくしっかりした体制がとられているんだろうな」とも感じました。実際に入会してからも、その印象は変わらないですね。皆さん優しく指導をしてくれていますが、「やる時はやる」というメリハリのある雰囲気の中で働かせてもらっています。土日にきちんとお休みがとれるところもいいですね。週末にしっかりリフレッシュできるところも、自分が理想とする働き方と合っていたな、と感じています。
(金澤祐輝さん)

先輩たちが掲げる今後の目標

北信事業所JA支援課で働く金澤さん。「自分の考えで推進方針をまとめられるようになる」ことが当面の目標。「組合員の方の生活に寄り添える仕事をしていきたい」。

全力で駆け抜けた就職活動! 培った経験が今の仕事の糧になっています

元々、教員を目指して進学したのですが、大学2年生の時にマスコミへの憧れが再燃。すぐに舵を切りました。就職活動が本格的にスタートしたのは3年生の1月頃。そこからはマスコミ業界一本に絞って採用試験を受け続けていたのですが、思うような結果を得ることはできず。いったん視点を変えてみようと、一般企業も受けてみたのですが、その時には、もう4年生の夏にさしかかっていました。

マスコミ以外の業界については知識がないままでしたので、合同企業説明会では業種を問わず、ありとあらゆる会社の話を聞いてまわりました。会社の絞り込みは、人事の方とお話をしながらしていった感じです。重視していたのは、業種というよりも会社の雰囲気。あとは「学生時代に培ってきた力を、その会社でどう発揮できるか」ということを具体的に思い描けるところに絞り込んでいきました。業界研究はしませんでしたが、企業研究はHPをくまなく調べて念入りに行いました。分からない言葉はそのままにせず、インターネットや本で調べてノートに書き出すようにしていました。このような作業を繰り返していると、だんだんその企業のいいところが見えてくるんです。「私はここでこういう仕事がしたい」というビジョンもクリアになってくるので、挑戦してみたいことを自分の言葉で伝えることができました。

共済連に興味を持った理由は、災害で家が壊れてしまった組合員の方の「共済金に助けられました」というエピソードを聞いて、泣くほど感動したから。地域の皆さんのためになっている団体であることを知り、エントリーシートには「多くの方に知ってもらうためのCMを作りたい」ということを書いて熱意をアピールしました。現在はその夢を叶えることができる普及・広報に携わることができる部署に配属され、地域の方々に普及活動をしたり、JAの方々に向けて広報誌を作ったりしています。就職活動の時に抱いた「JA共済を地域の方々にもっと知ってもらいたい」という想いが、入会後の今も働く原動力になっているので、あの時、しっかり企業研究をしていてよかったと思っています。回り道もしましたが、マスコミ関係の試験対策で対人力を磨けたことが自信に繋がり、その後の就職活動では自分らしいアピールをすることができました。人前で司会をする仕事もありますし、すべてが糧になっています。無駄なことって何もないんだ、と実感しています。
(稲垣樹里さん)

先輩たちが掲げる今後の目標

JA支援部JA総合支援課で普及・広報活動に励んでいる稲垣さん。「CM作りの他にも、県全体の施策の策定にも挑戦していきたい」と意気込みを語ってくれた。

同僚とは一緒に旅行にも行く仲! 一番の魅力は人に恵まれているところです

県内の短大に進学したので、就職先も地元で探したいと考えていました。それまで「自分が将来、どんな仕事をしたいか」きちんと考えたことがなかったのですが、「転職することなく、長く仕事が続けられる職場で働きたい」という想いが強かったので、土日にしっかりお休みが取れるなど、福利厚生が充実しているところを重点的に探していました。以前より自分には営業職は向いていないと思っていたので、応募していた職種は事務職がほとんど。「居心地のよい職場がいいな」「結婚後も続けられるところがいいな」という希望があったので、説明会の雰囲気で感じたインスピレーションも参考にしながら、企業を絞り込んでいった感じです。ドライな雰囲気のところは「ちょっと私には合わないのかな」と思っていたので。

事務職で土日もお休みがとれるところを探していたので、志望先はメーカー系が多かったのですが、唯一私が受けた中で毛色が違っていたのが、共済連でした。親から「こういうところがあるよ、受けてみたら?」と勧められたのですが、ちょうど同じ頃、学校の掲示板に共済連の募集要項が張り出されているのを見かけたんです。「短大生も採用しているんだ! ちょっと受けてみようかな」。一気に関心が高まったのを覚えています。利益を追求しないという事業理念や、組合員の方の生活や人生を多岐にわたってサポートしているところに興味をひかれたこと、これまでお世話になった地元に地域貢献をしたいという想いがあったことなどから、私の中で共済連の志望順位がどんどん上がっていきました。

現在は、サービスセンターで働いていて、事故後の電話対応を行っています。契約内容やケガの状況、相手の有無を確認したり、工場やレンタカーの手配まで一連の業務を請け負っているのですが、事故の内容も利用者さんもさまざま。対応の難しさを感じることもありますが、直接「ありがとう」の言葉をいただける部署でもあるので、やりがいを感じる機会も多いです。共済連に入ってよかったなと思うことは、何よりも人に恵まれているということ。同期や年齢の近い同僚が多いので、仕事の悩みを相談し合ったり、休みの日に一緒に旅行に出かけたり、職場以外での交流も多いです。カレンダー通りの仕事なので、旅行の予定が立てやすいところもいいですね。休みの日は、外に出かけて、リフレッシュをしています。
(松澤美咲さん)

先輩たちが掲げる今後の目標

長野自動車損害調査サービスセンター損害調査課に所属している松澤さん。今の目標は「交渉力を磨き、“あの人に任せれば安心”と言ってもらえるような存在になること」。

企業研究のポイント

企業研究の中で特に興味が出た企業には、ぜひインターンシップに参加して「実際の仕事」を経験してみてください。
地域の皆さんが安心して暮らしていただけるように共済をお勧めするのが我々の仕事。共済にご加入いただいてから、万が一の時に共済金を受け取っていただくまでの幅広い業務があります。より具体的な業務の内容を知りたいという方は、3年生の夏と冬に行っているインターンシップに参加してもらうと、説明会よりもより詳しい業務内容を知ってもらうことができると思います。職場の雰囲気を感じてもらうだけでなく、詳しい仕事の内容が見えるので「どんな仕事に就きたいのか」がイメージしやすく、今後の活動準備がしやすいというメリットがありますよ。共済連の仕組みに興味を持たれた方はぜひ、当会のインターンシップに参加していただきたいと思います。

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OJT制度を導入しているので、新入職員も安心して業務を覚えられる。人材研修や専門研修といった研修制度が整っているので、入会後のスキルアップが期待できる点も魅力!

マイナビ編集部から

元々、民間企業よりも非営利組織で人の役に立つ仕事がしたいと考えていた金澤さん、被災した方から寄せられた感謝の言葉に感動し、自分のことのように涙を流したという稲垣さん、お世話になった地元に恩返しがしたいと思った松澤さん。今回の取材では3名の先輩職員に話を伺ったが、入会の決め手について問うと、皆「相互扶助の理念に共感をして」と答えていた。「自分さえ良ければいい」のではなく、「地域の人たちの役に立ちたい」「人の役に立っている共済連の仕組みを、もっと広めたい」という想いが、それぞれの背中を押し、入会へと導いたようだ。共済連に興味を持ったきっかけも、これからなりたい自分もバラバラながら、一人ひとりが“相互扶助”という軸でつながっているように感じられた。揺らぐことのない事業理念が、強固な組織を作り出し、地域住民の信頼獲得につながっているに違いない。

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JA共済連長野があるJA長野県ビル。松澤さんが所属する長野自動車損害調査サービスセンターや、金澤さんが所属する北信事業所も、ここからほど近い場所にある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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