最終更新日:2026/1/27

(株)エム・イー・システム

業種

  • 医療用機器・医療関連
  • 精密機器
  • 商社(精密機器)
  • その他メーカー
  • 不動産

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

医療の明日を作るため、誠実に、真っすぐに走り続ける

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当事者意識を強く持ちながら、仕事に向き合い続ける社員たち

整形外科領域を中心とした国産医療機器メーカーとして、技術を追求し続けてきたエム・イー・システム。職種の異なる3人の先輩たちの仕事を通して、当社事業の具体的な中身に迫ってみる。

M.K.さん
東日本営業部 主任
経済学部経営学科卒/2018年入社

H.N.さん
販売流通システム部 課長
人間科学部心理学科卒/2014年入社

S.K.さん
技術部
工学部医用工学科卒/2023年入社

【M.K.さん】あなただから任せたい。その一言が励みになる

かつてはサッカー部に所属していたのですが、骨折などの怪我で病院にお世話になっていた経験から、怪我や病気で困っている人を支えていきたいと考えるようになっていました。就職活動では製薬や医療機器メーカーを回って行き、巡り合ったのが当社。現在は完全に自社製品だけを扱っていますが、当時から輸入品のみならず、国産のオリジナル製品に注力しており、将来的に伸びていく企業だと思い入社することにしました。

入社以来、営業として骨折部位の固定に用いる整形外科用インプラントの提供に携わっています。担当エリアの病院・クリニックに足繁く通いながら信頼関係を深め、インプラントの情報を提供しつつ、適正使用のアドバイス、ときにはオペに立ち会ってその場でサポートするなど治療を多角的に支えています。

新人時代は医師とのコミュニケーションに試行錯誤しましたが、2年目に新規獲得を果たせたことが自信につながりました。ある病院に大腿骨の骨折に用いられる製品を提案したのですが、何度も医師と面談を重ねるとともに、病院内での説明会も開催しながら時間をかけて根気強く提案し続けた努力が実りました。長期的な努力を重ねることが、よりよい成果に結びつくということがよく実感できた一件でもありました。

現在は埼玉県東部と群馬県エリアを担当しています。直近では主任に昇格したことから、後輩の教育を担う場面が増えてきました。それまでは相談する側だった私が、相談される立場になったのですから、改めて教える方法を模索しているところです。こちらから指導しすぎてしまうのもよくないので、後輩たちのやりたいことに対しては否定することなく、それを実現する方法を一緒になって考えることを心がけています。

日本人の体格に合わせた当社の製品は高い評価を得ています。製品の良さから導入していただくケースも多いですが、中には「あなただからお願いするよ」と注文してくださる医師もいらっしゃいます。長く信頼関係を結んだことで人間としての自分が評価されることは明日につながるモチベーションとなります。よりいっそう信頼される営業となるべく、知識面もコミュニケーション力もさらに磨きをかけていきたいと思っています。

先輩たちのお仕事拝見

医師とのコミュニケーションを大切にしているM.K.さん。仕事の話のみならず、趣味などの雑談も交えながら医師の心の奥底に触れていく対話を心がけている。

【H.N.さん】課長として会社全体の発展に貢献するべく、視野を広げて挑戦し続ける

文系出身の私は医療業界で働きたいと考え、最初は医療事務を志望して就職活動を進めていました。企業研究を進めていくと医療機器メーカーでも事務系の職種を募集していると知り、興味を持って何社かを見て行くと当社の存在を知りました。国産メーカーだからこそ他にない魅力を感じた上に、何よりも私の話を真剣に聞いてくれる採用担当の人柄に魅かれて入社を決意しました。

所属する販売流通システム部では、製品の受注から発送の事務面を担うほか、使用されて戻ってきた製品の洗浄・検品を経て、再び出荷できる状態にしていく一連の流れに携わっています。検品に関しては部内で行っていますので、インプラントの専門知識も求められるのが難しいところ。とはいえ基準となるマニュアルなども用意されていますから、まったくのゼロからのスタートでも問題なく成長できる環境は整っています。

この仕事の繁忙期は冬場。雪が降ると転倒して骨折する人が増えるので、いつも以上の注文が寄せられます。新人時代は処理するだけで目いっぱいでしたが、キャリアを積んだ今は全体を広く見通してコントロールする力が付いており、スキルアップしていることを実感しています。直接的にお客さまから声がかかる立場ではないですが、緊急対応した後、無事に手術ができたと病院が喜んでいると営業担当から話を聞くと、医療に貢献できていると充実感を覚えます。

現在は課長という立場に昇格し、部下の教育を行いつつ、会社全体の利益を視野に入れて部署を動かしていく役割を担うようになりました。今後、女性管理職を増やしていくためにも会社から期待されているのがわかりますので、しっかりと役割を全うしようと意識してきました。現場経験が長いので自分で処理してしまった方が早い仕事もありますが、部下が育ってこそ会社のためになりますから、あえて部下にすべてを任せ、ともに解決策を練り上げていくようにもしています。

そうした中で少しずつ部下が育っている姿を見るのは頼もしい限りです。これからもよりいっそう、会社全体に貢献を果たしていくためにも、協力会社の声などに真摯に耳を傾けて新しい情報をキャッチし、いち早く対応できる体制を整えていくつもりです。

先輩たちのお仕事拝見

H.N.さんは10年以上勤務しているが、働き方改革が進んだおかげで一昔前に比べると残業も少なくなり、世の中の変化に会社が対応していると実感している。

【S.K.さん】開発から製造、メンテナンスまで。モノづくりのすべてに携わることができる

大学時代は医学の観点からの工学を専攻し、研究室ではプラズマを用いた骨折の治癒期間の短縮をテーマに学んでいました。就職活動では学業経験が生きてくる医療機器メーカーを志望。当社に関しては研究テーマに直結する骨折の治療を専門としているのが入社の決め手となりました。

所属する技術部では、骨折治療機器の製造や修理、医師の要望による特注品の対応、さらには新製品の開発も手掛けており、当社のモノづくりを総合的に支える部署となっています。入社当初は部品の組み立てや検査などを通して、インプラントなどの各製品を形にする一連の流れを学んでいきました。技術部のメンバーは私を入れて5名程度。新卒で技術部に配属された社員は私が初めてだったそうですが、だからこそ周囲のベテランの先輩たちが何かと気にかけてくださって、おかげで少しずつできることを増やすことができました。

ほどなくして修理やメンテナンスも手掛けるようになり、2年目に入ってからは特注品に関しては開発面を任されるチャンスに恵まれました。既存の製品では対応できない特殊な症例に関して、医師の要望を受けて新しい形に変えていくのが特注品対応の業務。求められるクオリティに辿りつくには、営業をはじめとする関係者と長い時間をかけてコミュニケーションをするプロセスが欠かせません。製造自体は外部の協力会社に依頼していますから、通常と違うオーダーを理解してもらうように説明する能力も問われます。試行錯誤の連続ですが、医師にとって真に使いやすい医療機器を作るべく、挑戦を重ねています。

自分が携わった製品が出荷された後、医療の最前線で活用され、患者さんの助けになっているとの話を聞くと、作り手としては大きなやりがいを感じます。ただ、特注品を作っているといっても、現状は先輩の手を借りないと形にできていません。これからは1人で完結できることを増やしていきたいと考えています。製造やメンテナンス、そして開発と多くの実践を経験できるだけに、厚みのある技術者に成長できるのが当社の良さ。これからもさまざまな業務に挑みながら自分の幅を広げたいですね。

先輩たちのお仕事拝見

開発から製造、メンテナンスまでを一貫して手掛けるのが当社の技術部の役割。S.K.さんは挑戦をしながらスキルを伸ばし、部署内で欠かせない存在に成長を遂げている。

企業研究のポイント

世の中に存在する医療機器は、実に4000種類以上に達するといわれています。病院内はもとより、日常生活の中にも医療機器は多くあり、家庭にある体温計や血圧計もそうですし、視力の弱い方には欠かせないメガネやコンタクトレンズも医療機器の一つに数えられます。本当に多様なモノがある世界だけに、もし医療機器業界を志望するのであれば興味のアンテナを広げて調べていくことをおすすめします。

その中で当社が製造する骨折治療機器にも興味を持ってもらえると幸いです。ハードなスポーツをしている人は別ですが、若い人が骨折をするケースはそれほど多くはありません。しかし、年齢を重ねると骨が弱くなり、ちょっとしたことで骨折をしてしまう高齢者が高齢化社会の進行とともに年々増加しています。身近にいる高齢者は当然のこと、将来の自分にとっても他人事ではないと考えれば、骨折の治療に関しても深く知りたいという気持ちが湧き上がってくるのではないでしょうか。

当社では「もしも家族が患者だったら」というモットーを掲げています。社員一同、まさに自分に関わることと捉えながら、骨折という疾患に向き合っています。翌年創立40周年を迎えるにあたり、これまで以上に日本の医療に貢献していこうとする当社を通して、医療機器業界の可能性を感じ取ってください。

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骨折した骨にインプラントを埋める最大の利点は、 手術後の不便を最小限に抑え、短期間で日常生活に復帰できること。 当社は安全で簡便な製品の提供で現場に貢献している。

マイナビ編集部から

1987年に創業されたエム・イー・システムは、もともとは医療機器商社として海外の整形外科用インプラントなどの輸入を手がけていた。しかし、日本人の体格にマッチした製品を開発するべく、約20年前に整形外科領域における国産の医療機器メーカーに転身した。

実はその後も輸入商社機能は並行して維持してきたが、2024年11月には外国産の扱いを完全にストップし、純然たる国産医療機器メーカーとして歩んでいくことになった。新たなスタートに伴い、骨折の多い手首の橈(とう)骨用のインプラントを新規発売するなど、果敢にチャレンジをしていく姿勢を見せている。

骨折は高齢者に多い怪我である。高齢化社会が進む日本において、治療に欠かせないインプラントを製造する企業の存在意義はますます重要なものとなるだろう。翌年には創業40周年の記念すべき年を迎えるが、日本人にいっそう適合する製品づくりに挑み、社会からの期待に応えていく構えだ。

今回は営業、事務、技術系の3人の先輩が話をしてくれたが、医療を通して社会貢献したいという気持ちをそれぞれが強く持っているのがよく伝わってきた。大志あふれる社員たちの背中から、当社の前に広がる明るい未来が垣間見られるようだった。

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技術職以外の職種は文系理系を問わず活躍中。整形外科領域はスポーツと関係が深い分野でもあるため、スポーツが好きな社員も多く見受けられる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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