最終更新日:2026/2/12

(株)TADコーポレーション

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • 物流・倉庫
  • 商社(教育関連)
  • サービス(その他)

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

経営者の視点

お客様に寄り添いながら、「伝えたい情報を伝えたい人へ」お届けします!

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40年にわたって築き上げた信頼とノウハウで社会に貢献!

●代表取締役社長 井口 浩治さん

1985年の創業以来、大学の願書や資料の発送業務を請け負ってきたTADコーポレーション。これまでに積み上げてきた実績を武器に、現在では大学に留まらず、官公庁や民間企業などの発送業務にも対応し、幅広い事業を展開しています。今回は、井口社長にインタビューをして同社の事業内容をはじめ、経営理念、社風、今後の展望などを語っていただきました。

大学と受験生に寄り添いながら、双方に行き届いたサービスを提供しています

TADコーポレーションは、データ管理を含めて、資料やDM(ダイレクトメール)などの発送業務を代行する企業です。なかでも、大学の広報に関する発送代行が、事業の中心で、その理由は当社の創業に由来します。
創業時の1985年頃は、受験生が大学の入学願書を手に入れる方法は、大型書店もしくは大学に直接問い合わせるかしかない時代。私たちは地方に住む受験生のハンディキャップをなくしたいという想いから、入学願書の通信販売事業をスタートさせました。多くの大学から理解を得たこの事業は、提携する大学の数が増えるとともに、受験生のなかには、合格が決まったことをハガキに書いて返信してくださるケースも。私たちのお客様は大学ですが、その先にいる受験生にもしっかりと寄り添った仕事をしていると、こうした嬉しい反応に社員も元気をもらえます。やがて大学広報全般の発送を担うようになり、最初数大学から始まった発送代行事業は、現在では、日本全国の約150の大学と連携しています。

お客様の大部分を大学が占める当社の強みは、大きく分けて2つあります。1つは、各大学のニーズに応えるため、1校ごとに専任スタッフを配置し、日常的に大学側と連携を取っている点です。大学の社外スタッフのようなポジションで、大学の思いや考えを共有することで迅速かつ的確に対応することができます。
具体例を挙げると、資料請求をしてきた受験生に対して、同じ資料を発送するのではなく、大学側の発送計画を伺い、それらをシステム登録することで、それぞれに最適な情報を提供。何十パターンにも及ぶ複雑な作業ですが、大学の魅力が受験生にしっかりと伝わることで、大学側は出願数を伸ばすことができ、受験生側は本当に行きたい大学に挑戦できます。そうしたお客様へのサポートが、私たちの大きなやりがいとして働くことの原動力となっています。

そして、2つ目の強みが、独自のデータ管理システムを構築している点です。当社では、蓄積した個々の大学のデータベースをもとに、振り返りや分析を行い、大学にとって有益な情報を提供しています。たとえば、どの進学情報サイトに出稿するのが良いか、どのイベントを定期的に開催すれば良いかなどをデータで提示。大学は受験生の行動分析をもとに、効果的な施策を打つことができます。
このように、大学広報を多角的に支えているのが当社の強みであり、大きな特徴です。

TADコーポレーションの魅力とは?

「社名のTADには“先進的な(Advanced)情報処理サービスと発送管理サービスで総合的にサポートする”という意味が込められており、社名が使命と捉えています。」

全社員が想いを一つにして、目の前の業務に誠意を持って取り組んでいます

現在、当社が掲げる経営理念の『お客様へ誠意を尽くし 努力をいとわず 信頼を得ることを誇りとする』は、私が社長に就任したタイミングで、これまでの理念を一新したものです。これは「入試に向けて一生懸命頑張っている受験生を応援したい、大学をしっかりとサポートしたい」という創業当初の想いにプラスして、お客様が変わっても本質を変えることなく、送り手側と受け取り手側の双方をしっかりと結び付けていくという会社の想いを表しています。

この経営理念(想い)に沿った考えの社員が多く、当社には真面目で誠実、かつ人を支えることを好む人が多く集まっている印象です。結果、社員間の横のつながりが強く、困っている人がいればサポートし合う企業風土ができています。特に、大学の資料請求などが集中する繁忙期を迎えると、部門や役職の枠を越えて一致団結しながら高い壁に挑戦している姿が見受けられ、とても頼もしいですね。普段から密にコミュニケーションを取り、お互いを信頼しているからこそ力を発揮できているのだと私は確信しています。

今の社風を大切にしつつ、新しい風を吹き込んでくれる方が加われば、さらに強い組織ができるはずです。引き続き、相手を尊重できる人を仲間に迎え入れる一方で、何事にも前向きに挑戦する姿勢を持った人にも大いに期待しています。
もちろん、社員に一方的に求めるのではなく、会社としても社員のエンゲージメントを高めるために、さまざまな取り組みを進めています。その一つとして、人事制度の見直しが挙げられます。現在は、営業職だけが数字で評価されていますが、他の職種に関しても正当な評価ができるように、業務の数値化に着手。社員一人ひとりの頑張りを可視化することで、しっかりと目標を定めながら成長意欲を持って働ける環境を整えていきたいと考えています。

加えて、事業とは別のカタチで社会貢献できる取り組みにも注力。当社は「TAD SDGs宣言」を行い、環境に配慮し太陽光パネルを設置したり、社員のMY SDGs宣言の実施や地域の清掃活動にも積極的に参加したりしています。
最近では、社員のご家庭にある食材や物品を預かって、子ども食堂に寄付する活動(フードドライブ)にも取り組んでいます。まだまだ最初の一歩を踏み出した段階ですが、持続的に続けていきます。

TADコーポレーションの魅力とは?

「チームで仕事を進めることが多いため、一人で悩みを抱える心配はありません。急な休みでも周りのフォローがあるので、安心してプライベートを過ごすことができます。」

今後の課題に対して明確な方針を定め、社会の変化に柔軟に対応していきます

今後の課題として挙げられるのが、閑散期と少子化に伴う対応の2点です。
まずは、閑散期に伴う対応についてです。前述のとおり、当社では大学のお客様から預かったデータを一元管理して、必要な資料などを受験生へお届けする業務が全体の大部分を占めています。大学の広報活動自体は一年サイクルで動いていきますが、大学の一般入試が終わるタイミングで資料請求などの発送業務が落ち着いてくるため、当社も閑散期を迎えます。
現状の打開策としては、この時期に合わせて一般企業向けの発送代行業務を受注。企業のカタログやDMの発送を請け負っています。しかし、都合よく閑散期だけを埋め合わせる仕事などあるわけなく、期間限定のお付き合いではなく繁忙期を含め1年を通じて、継続的に対応しているのが実情です。
今後は、大学のお客様と並行して、一般企業のお客様にも安定的に対応していくことを目的に、さらなる業務の効率化をめざします。すでに、社内のDX化や物流部門における省人化など、さまざまな取り組みを推進しているので、引き続き注力していく方針です。

次に、少子化に伴う対応についてです。こちらは、日本全体の課題でもあり、実際に一部では大学淘汰が進んでいる様子も見受けられます。当社としても、固定観念にとらわれない柔軟な発想が必要になってくるでしょう。今後は、情報発信のプラットフォーム化やデジタルマーケティングといった発送業務以外のデジタル分野にも取り組みつつ、世の中のニーズをいち早く捉えた事業展開を進めていく方針です。
また、今後の大学の取り組み次第では、今までになかった業務への挑戦も積極的に行っていきます。たとえば、社内に編集職の部署を立ち上げてお客様の資料やDMを制作するなど、クリエイティブな方向で広報活動に貢献していくのも良いですね。現在あるコンテンツをうまく組み合わせて、よりお客様に必要とされる企業をめざします。

このように、今後の課題に対してあらゆる角度から解決策を模索し、企業の発展に努めていきます。同時に、SDGsへの取り組みや地元の経済会との連携など、社会貢献を通じて、社員のエンゲージメントを高め、社員一人ひとりが自信と誇りを持って働ける会社づくりに挑戦します。

TADコーポレーションの魅力とは?

「情報や物の流通がある限り、当社のようなサービスにはニーズがあります。時代の流れに沿って、お客様とともに成長できることを目指しています。」

企業研究のポイント

まずは、自分が何をしたいのか、どういう働き方を求めているのかを理解したうえで、幅広い視野を持って多くの企業を調べてみてください。インターネット情報だけではなく、自分の目や耳や足で情報を収集し、事業内容や企業の理念が自分に合うものなのか見極めてください。

当社では、発送代行業務を通して、大学を主とした教育機関や広告・出版社、物流・運輸、情報通信サービスといった業種と広く関わっています。それぞれの業種の仲介役的な立場であるため、多方面で何かの役に立ちたい、人をサポートしたいという想いで入社した社員が多く在籍しています。当社もその想いを大切にしており、多岐にわたって業界のことが知れるのでキャリアの幅も広がる環境です。

まずは、色んな企業のオープン・カンパニーやインターンシップ、説明会など積極的に参加して、表面的な情報と体験した情報を照らし合わせてみてください。思いがけないギャップや新しい発見があるはずです。当社が実施予定のオープン・カンパニーや仕事体験でも、画面上では伝えきれない会社の雰囲気や仕事の流れ、物量や作業スピード、正確性といったリアルな現場を体験してもらえるかと思います。

学生にとって今の時期は、人生の節目ともいえるので、ぜひ時間をかけて、自分に合った業種や企業を見つけてください。

(人事担当 古川 裕児さん)

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「企業研究では、働く場所に着目して進めていくのもおすすめです。当社の場合、転居を伴う異動がほとんどないため、安心して長く勤められるのが特徴です」と話す古川さん

マイナビ編集部から

大学の入学願書の通信販売から事業を始めたTADコーポレーション。誠実かつ丁寧な対応が高く評価され、徐々に提携する大学を増やしながら、資料請求や会報誌といった大学広報全般の発送業務にも携わってきた。40年にわたって培ってきた知識やノウハウを活かして、今では大学以外の官公庁や一般企業の発送代行も手がけている。資料請求の受付から発送、データ管理までの発送業務を一貫して請け負い、滋賀を拠点に日本全国へ迅速に発送できる対応力が同社の強みといえる。

そんな同社では、井口社長の就任を機に、大学と受験生の双方に寄り添ってきたこれまでの想いを継承しつつ、経営理念をブラッシュアップ。今回のインタビューからも、新しい経営理念に込められた「時代が変わっても本質を変えることなく“送り手側“と“受け取り手側”の橋渡し役をしていく」という同社の想いが伝わった。社長が話していたように、この理念は全社員に浸透しており、一人ひとりが努力を惜しまずに、日々の業務に誠実に向き合っている。全国の約150もの大学と連携している同社の実績が何よりの証拠だといえよう。

今後の課題を見据えて、すでにさまざまな取り組みを模索している同社は、社会にとっても社員にとっても非常に頼もしい存在だ。変化の激しい時代において、柔軟な姿勢でお客様のニーズに応えていくTADコーポレーションの未来は明るいだろう。

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滋賀県高島市に本社を構えるTADコーポレーション。日本地図の中心ともいえるこの土地を拠点に、全国各地へお客様の大切な資料やDMを発送している。

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