私が企業研究で重視していたのは、「人間関係」と「福利厚生」です。どんなにお金を稼いでも、体調を崩してしまっては何の意味もありません。有給休暇を含めて休みはきちんと取れるのか、残業はどれくらいあるのか、あるいは家族手当をはじめとする福利厚生制度はどの程度充実しているのか。働き方はもとより、働いていない時間のことも考慮に入れて、会社選びを進めていただきたいと思います。(鈴木さん)
もともと人前で話すのが得意ではなかったこともあり、会社訪問に苦手意識を持っていました。そこで、専用のノートを作り、事前に確認したい項目を整理。その上で、志望企業の事業内容や強みについてリサーチし、面接対策として定番の質問に対する答え方を自分なりにまとめていました。企業研究にもつながるという意味では、一石二鳥の取り組みといえますね。(古川原さん)
会社選びにあたって「やりたいこと」が見つけられず、頭を悩ませている方は少なくないと思います。かくいう私もその一人でした。ただ、「やりたいこと」が特になくても、努力次第で、いい会社と出会うチャンスは十分あります。例えば「これから成長が期待される業界」を探してみる。あるいは「どのような人材が活躍している会社なのか」に注目し、企業研究を進めてみてはいかがでしょうか。(仲地さん)