最終更新日:2026/6/1

(株)日本レジストリサービス(JPRS)

業種

  • 通信・インフラ
  • インターネット関連
  • ニュース・データ通信
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

止めてはならないインターネット基盤を支える仕事

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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「.jp」ドメイン名とDNSを支える技術職の役割とは?

日本レジストリサービス(JPRS)では「.jp」ドメイン名の管理をはじめとする業務を通して、インターネット社会を支えている。今回は社内外に関わるさまざまな業務に挑む先輩に話を聞いてみた。

I.K.さん
システム部/技術研修センター
コンピュータサイエンス学部コンピュータサイエンス学科卒
2023年入社

特別な役割を担う仕事を通して、社会に貢献したいからJPRSを選んだ

大学時代は情報学を専攻し、研究室ではユーザーインターフェース領域、特にVR/ARをテーマに学んでいました。一方で、将来は社会基盤としてのITを支える仕事に携わりたいと考えていました。停止が許されないシステムを縁の下から支え、誰かの役に立てる仕事に携わりたいと考えたことが理由です。インターンシップや仕事体験の段階から、サーバーやネットワーク分野に加え、交通系や金融機関など、継続的な稼働が求められるシステムを扱う企業を中心に調べていました。

その中で出会ったのがJPRSです。「.jp」ドメイン名を管理するという、他にない役割を担っている点に強い関心を持ちました。加えて、社員の学びを支援する制度が整っており、休日などに行った自己啓発について一定時間を勤務時間として扱う制度や、自己啓発の費用の補助制度があることも入社を決める大きな要因となりました。

入社後の3カ月間は、技術職と総合職合同の研修期間として、全部署を回りながらJPRSの業務内容を理解しました。その後、技術職は最長9カ月にわたり技術研修センターでの研修を受けます。当社の技術職には、ITインフラや機器を扱う「システム部」と、アプリケーションを開発する「開発部」の2部門があり、研修期間中はその両分野について幅広く学びました。

研修の中での実習では、DNSサーバーを構築・運用する課題に取り組みました。試行錯誤を重ねた末にシステムが正常に稼働した際に大きな達成感があり、システム部への配属を志望しました。現在は、「.jp」ドメイン名を管理する各種サーバーの維持管理や、関連するネットワーク・セキュリティの調整業務に携わっています。

「.jp」のDNSサーバーには1秒間に10万件を超えるアクセスがあり、日本国内のWebやメールサービスを支える重要な役割を担っています。安定稼働を維持するため、サーバーは国内外に分散配置されており、システム部では各地のデータセンターと連携しながら、継続的な運用・管理に取り組んでいます。

先輩の横顔

休日には友人と一緒に個人でプログラム開発をしているという。勉強の一環となるだけに、月10時間まで“業務時間”として認められているそうだ。

責任ある仕事に挑み続け、講師として学生を指導する機会にも恵まれる

1年目の1月にはシステム部へ仮配属され、2年目の4月から本格的に業務を担当するようになりました。早期に携わったプロジェクトの中では、老朽化に伴う社内ネットワーク機器の更新に取り組んだことが印象的です。このプロジェクトでは機器の選定から担当し、外部の協力企業へ価格や仕様を確認しました。そして、金額規模が大きい案件であることから、社内での説明や調整にも深く関わりました。分からないことも多い状況でしたが、迷った際には先輩に相談する姿勢を意識していました。先輩方が過去のノウハウを記録として残してくれていたこともあり、検討の土台となる情報が揃っていた点は心強く感じました。

3年目になると、難易度の高いシステムのアップグレードや機器調達などに関わる機会が増えました。同時に後輩が配属され、自身も指導する立場になり、後輩がどこまで理解しているのかを把握したうえで説明する必要があるため、日頃からこまめなコミュニケーションを重ね、寄り添う姿勢を大切にしてきました。

また、この頃から社外で実施される出張講義の講師も担当するようになりました。大学を訪問し、主にDNSについて専門的な立場からわかりやすく解説するなど、学生の前で話す機会が増えました。「自身の説明が学生の理解を深めるきっかけとなっている」と感じられる点に、大きなやりがいを感じています。

企業や業界関係者向けのセミナーに登壇する機会もあり、「.jp」に限らず他のドメイン名を扱う関係者と意見交換を行うこともあります。技術や制度の変化が速い分野のため、こうした場を通じて新たな知識を得られる点に学びの多さを感じています。

システム部では運用・保守も重要な業務の一つです。2026年からは夜間障害対応の担当にもなり、外出時もスマートフォンやパソコンを携帯し、必要に応じて遠隔で状況を確認し対応しています。インフラを支える立場としての責任を、日々実感しながら業務に取り組んでいます。

先輩の横顔

ITインフラを守っているI.K.さんだが、一方で社内にはアプリケーション開発に特化した技術職の社員も数多く活躍中。さまざまな角度から「.jp」やDNSに関わることができる。

技術研修の講師も兼務し、多様な仕事を通して厚みある経験を重ねる

現在はシステム部の業務に加え、技術研修センター(技術職の社員を対象に、JPRSのエンジニアとして必要な知識・技能を身につけるための研修を行う部署)で講師も兼務しています。主に新入社員向けの技術研修を担当しており、「.jp」やDNSの仕組みに関する講義のほか、DNSサーバーを構築する実習を通じて、新入社員の成長を支える役割を担ってきました。講師として、質問に対して正確に答える必要があるため、事前の資料作成や講義カリキュラムの設計には時間をかけて取り組むよう心がけています。

システム部の業務と技術研修の講師の両立には難しさもありますが、その分、時間管理の意識が高まりました。分かりやすいカリキュラムや資料作成を意識することで、新入社員がJPRSの業務内容に関心を持ってくれる様子を見られることは、印象深く感じています。配属後に自信を持って業務に取り組む姿を見て、新入社員の成長を感じられるのも楽しみの一つです。また、人に教える経験を積む中で、出張講義の内容も見直しながら改善を重ねてきました。こうした取り組みを通じて、講師としての自身の成長も実感しています。

現在システム部内では、社内向けシステムの設計や運用・保守などの業務を中心に担当しています。直近では、社内業務システムのサーバーをクラウドへ移行するプロジェクトに携わっており、移行方法やセキュリティのあり方について検討を重ねています。

複数の業務を同時に進める難しさはありますが、さまざまな分野に挑戦できる点にやりがいを感じています。周囲を見ても幅広い業務に取り組む社員が多く、新しい仕事が発生するたびに前向きに関われる風土があると感じます。今後も多様な業務を経験しながら専門性を高め、自身の強みとなる分野を一つ確立していくことを目標としています。

人をまとめる役割にも関心があるため、将来的にはチームを率いる立場として貢献したいと考えています。出張講義や各種イベントにも積極的に関わっていきたいですし、国際的な連携が求められる組織であることから、語学力を高めることも重要だと感じています。今後は、社内の研修支援制度を活用しながら、英語学習にも取り組む予定です。

先輩の横顔

I.K.さんはイベントの壇上に立つ機会が多い。参加者からは非常に多くの質問が寄せられ、JPRSへの関心度の高さや重要性を毎回再認識している。

企業研究のポイント

まずは、自分がやってみたいことや興味のあることを基軸として、企業研究を進めていくことが大切だと考えています。ただ、自分の視野に入っていない業界であっても、実はやりがいのある仕事が多く存在します。そのため、最初はできるだけ幅広く企業を調べていくことも一つの方法だと思います。企業の魅力をより深く知りたくなった際には、人事担当者と直接話をすることで、多くの気づきを得られることもあります。機会があれば、インターンシップや仕事体験といった場を活用するのも有効です。
自己分析をする際には、自分の行動やその結果と、行動の動機を往復して掘り下げ、自分についての理解を深めてみてください。そうすることで、自分の人となりや性格が、その根拠となる行動と共に見えてくると思います。しかし、一人で考え続けると行き詰まることもあります。そんなときは、家族や友人に、自分がどのように見えているかを聞くと、新たな発見につながるでしょう。第三者の視点が入ることで、より実践的な部分も研究することができるので、学校のキャリアセンターで相談をしてみるのも一つの手段です。
そうしたプロセスを経て、JPRSに興味を持っていただけたならうれしく思います。理系・文系を問わず、それぞれのバックグラウンドを生かせる場があり、技術を通して社会を支える仕事に関心のある方には、じっくりと企業研究を進めていただければと思います。
<人事部・大野さん>

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「JPRSは社会インフラを担う極めて責任の重い仕事に携わる一方で、新技術も積極的に取り入れています。そうした環境のもと、新しい挑戦を楽しめる人材が集まっています。」

マイナビ編集部から

インターネットのドメイン名は、Webサイトや電子メールのアドレスとして利用される識別子の一つである。ドメイン名の種類のうち「.jp」は日本を表すコードとして使用されており、日本レジストリサービス(JPRS)では、「.jp」ドメイン名の登録管理と、ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みであるDNSの運用という2つの事業を行っている。
「.jp」ドメイン名の登録件数は180万件に達している。日常的にWeb上で動画を視聴したり、離れた場所にいる相手と情報のやり取りを行ったりできる背景には、ドメイン名やDNSが安定的に運用されていることがある。JPRSの業務は、国内外のインターネット利用を支える基盤の一端を担っており、その役割には責任が伴う。
そのため、I.K.さんをはじめとする社員は、技術に向き合いながら専門性の向上に取り組んでいるという。会社としても、年間25万円を上限に、研修や資格取得などスキル向上に関わる費用の一部を支援する制度を設けており、人財育成に継続的に取り組んでいることも、今回の取材を通して感じられた。
JPRSでは、新たな制度や技術動向にも対応しながら、インターネット環境の安定的な運用に取り組んでいる。

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新技術について自主的に勉強を重ねるアクティブな社員がそろう。技術職だけでなく総合職も勉強熱心な人材ばかり。お互いに刺激し合って、成長できる環境が広がる。

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