最終更新日:2026/8/7

本四高速道路ブリッジエンジ(株)【JB本四高速グループ】

業種

  • 道路管理
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 建設
  • 建設コンサルタント
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

長大橋を200年先の未来へ。壮大な挑戦だからこそ、やりがいも無限大! 

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橋のドクターとして巨大インフラの安全・安心を支える

高度な技術を駆使して本州四国連絡橋3ルートの保全に挑む本四高速道路ブリッジエンジ。技術者として経験を積み、現在は人材育成に携わる中森さんに、仕事のやりがいや働きやすさを重視した職場環境について伺った。

■中森 光 2011年入社/本社 人材育成部 人材育成課 課長
鹿児島県出身。技術者としてキャリアをスタートし、これまでに児島保全センター(岡山)、本四高速坂出管理センター(香川)、向島保全センター(広島)の3拠点で工事の管理業務を通じてスキルを磨いてきた。事業全体を俯瞰して働きたいと自ら手を挙げ2024年に現在の部署へ。さらなる成長を目指し、技術士の資格取得にも挑戦している。仕事のモットーは「初心を忘れず、何ごとも謙虚に」。

橋を守る技術者から、次世代を育てる担い手へ。現場で培ったすべての経験が人を導く力になっています

もともとモノづくりに興味があり、高専では土木工学を専攻していました。土木構造物を巡る研修旅行で神戸にある世界規模の長大橋梁を訪れた際に「こんな巨大な構造物が現実にあるんだ!」と圧倒され、スケールの大きな仕事に憧れを抱くようになりました。当社を志望したのは、暮らしの基盤を整備する土木分野で縁の下の力持ちとして働くことに惹かれたから。本州と四国を結ぶ3ルート(神戸淡路鳴門自動車道・瀬戸中央自動車道・西瀬戸自動車道)は代替路線がなく、当社の保全業務(点検、維持補修、調査検討・技術開発)は将来にわたって欠かせない重要な役割を担っています。そうした社会貢献度の高さや事業の安定性に加え、高専の先輩が活躍していることにも心強さを感じて入社を決めました。

技術者としてキャリアをスタートし、最初に手掛けたのは下津井瀬戸大橋の塗り替え塗装工事です。新米の私にとって課題だったのは親世代の職人さんとの信頼関係の構築でした。でも、厳しい人が多いのではという先入観はすぐに覆されましたね。皆さんとても面倒見が良く、ミスをしても広い心で受け止めてくれる人ばかり。もちろん厳しい指摘も受けましたが、期待に応えたい一心でがむしゃらに頑張るうちに少しずつ認められ、信頼関係が育まれていきました。入社4年目から耐震補強工事の施工管理を、9年目からは橋の伸縮装置の交換工事の責任者を任され、さらに新人の教育係を担当。昨年より本社人材育成部で人事業務や社員教育の仕組みづくりに携わっています。

私にとって十数年にわたり現場で培ってきた知識と経験はかけがえのない財産です。橋の保全に関する専門知識はもちろん、新人の指導に取り組むなかで学んだ「自分の考えを相手に伝える力」や「納得してもらえる言葉の選び方」は、学校を訪問して学生さんに当社についてお話しする場面でも非常に役立っています。当社は、橋の総合病院であり、橋のドクターとして、点検・維持補修・調査検討・技術開発はもちろんのこと、管理部門での企画立案や人材育成などさまざまな業種があり、多様な経験を積みながら自分らしいキャリアを築けるフィールドが広がっています。

こんなところにも当社の技術!

本州四国連絡橋は巨大かつ複雑な構造物群なので、土木構造物・橋梁・機械設備・電気設備のチームに分かれ、点検を行います。こちらはケーブルからの橋梁点検の様子です。

入社4年目に瀬戸中央自動車道の耐震補強工事の施工管理を担当。完了したときの感動は今も忘れられません

当社のミッションは、本州四国連絡橋3ルートにある計17の長大橋を200年先まで利用できるよう健全に保つことです。橋は自動車や人が行き交うだけのものではありません。たとえば上下二層構造の瀬戸中央自動車道では下部に鉄道が走っています。さらに水道、電気、通信などライフラインに関わる設備も設置され、橋を守ることは毎日の暮らしや人々の命を守ることに直結しています。

社会インフラを支える使命を胸に仕事に取り組んできましたが、特に印象に残っているのが入社4年目から5年間かけて取り組んだ瀬戸大橋の耐震補強工事での施工管理です。東日本大震災を受け、また将来の南海トラフ地震に備えるための国家プロジェクトの一環としてスタートし、私が現場を任されることになりました。初めの2年間はコンクリートの高架橋を、次の3年間は鋼橋の吊り橋を担当しましたが、何しろ耐震補強工事に携わるのは初めてのこと。橋の構造や材料によって施工方法が異なるために毎日が学びの連続で、最先端の耐震補強技術に触れ、刺激を受けながら工事を進めていきました。

発注者側の立場で検査や各種資料の照査などの施工管理を行うだけでなく、工事全体を統括する役目も担っているため、特に気を配ったのが両者の調整です。受注者の要望で採用した工程や品質・予算が、工事に関わる各部署や他現場の工事業者に影響を生じさせないかなどを綿密に検討し、「それは難しいですね」とはっきり伝えることもありました。こうして意見をすり合わせながら解決策を導き出すなかで、物事を俯瞰して見ることの大切さを学ぶことができました。

そんな私の奮闘を上司が見ていてくれて、コンクリートの高架橋の現場が終了した時、「次は吊り橋を担当してみないか。中森君に任せるよ」と声をかけられたときは本当に嬉しかったですね。発注者と受注者の架け橋となり、力を合わせてプロジェクトを進め、紙に描かれた図面が実際にカタチになったときの感動は今も忘れられません。

こんなところにも当社の技術!

作業車を使用した機械点検も実施しています。海峡からの風雨によって厳しい環境にさらされる長大橋を守るには、当社の点検・調査による機能保全が欠かせません。

充実した教育体制と安心して働ける職場環境が、社員の成長と挑戦の原動力になっています

橋のドクターを目指す社員を後押しするため、当社ではOJTを中心とした教育スタイルをとっています。先ほどご紹介したように点検・維持補修・調査検討・技術開発などさまざまな業種があり、業務内容も必要な専門知識も異なります。そのためあえて共通のプログラムは設けずに、教育担当の先輩がマンツーマンで丁寧に指導していきます。また業務に必要な資格の取得については会社が費用を負担し、社内で定める国家資格などを取得すれば資格手当を支給。私も1級土木施工管理技士、コンクリート技士、コンクリート診断士などを取得しながらスキルを高め、仕事の幅を広げてきました。特に近年は構造物の維持管理に欠かせない診断技術が注目され、コンクリート診断士や土木鋼構造診断士の資格を目指す社員が増えています。

縁の下の力持ちとして人々の暮らしを支えるやりがいを感じられるだけでなく、ワークライフバランスに配慮した働きやすい環境があることも当社の特長のひとつです。完全週休2日制かつ年間休日は125日以上で、有給休暇は初年度から20日付与。さらに5月~9月には有給休暇とは別に夏休み8日間の取得ができます。安心して長く働き続けられる制度も整い、育児休暇取得や入居期間に制限なく利用できる借り上げ住宅制度、家を建てたりマンションを購入したりする際には、利息の一部を補助する住宅利子補給制度も用意されています。その他にも、社外の会員制福利厚生サービスで使えるポイントでリゾートやレジャー、グルメを楽しめます。健康管理面では、家庭用常備薬の配付や人間ドックの受診料負担、産業医の配置、会社負担での所得補償保険へ加入しています。

これまで当社は予防保全の思想で長大橋の劣化初期段階で補修を行い、経済的にして長寿命化を図る取り組みをしてきました。しかし建設から50年近く経過し主要な部品交換をしなければならない橋もあり、当社の業務も “今あるものを守る” から、“先端技術を駆使して作り替えながら守る”へと進化しています。難易度が格段に上がりますが、だからこそ挑戦のやりがいがあり、大きな達成感を味わえることでしょう。

これからも人材育成部の仕事を通じて学生の皆さんに当社の魅力を発信するとともに、社員の声に耳を傾けながら満足度の向上に取り組み、一丸となって「200年橋梁」への挑戦を続けていきたいと考えています。

こんなところにも当社の技術!

因島と生口島を結ぶ生口橋は、しまなみ海道を構成する橋のひとつ。車道と自転車歩行者道があるこの橋は地元住民の生活道路でもあり、そこを守るのも私たちの仕事です。

企業研究のポイント

まずは「自分が何をしたいのか」を明確にすることが大切です。何に興味関心があるのか、得意分野は何かをじっくり分析し、それを活かすにはどんな仕事があるのかを考えてみましょう。また周りの意見を聞くこともおすすめです。家族や先生などさまざまな立場の人の考え方に触れることで、これまで気づかなかった自分の可能性が見えてくるはずです。

気になる会社が見つかったら、インターンシップや職場見学などに積極的に参加しましょう。当社では毎年、現場体験型のインターンシップを実施しており、先輩社員の指導のもとで明石海峡大橋や瀬戸大橋で補修現場の見学や点検業務を体験することができます。参加いただいた方々がたくさんの情報を得られるように工夫しており、参加者のアンケートでは「実際の現場を見ることで自分が働くイメージが出来た。」「他の企業にはない構造物や技術を持っていることが印象に残った。」と嬉しい声を寄せてくれました。

どんな現場で、どんな先輩と、どんな仕事に取り組むのかを知ることは、前向きに働くうえで非常に重要です。だからこそ仕事のリアルを実感できる機会をしっかり活用し、自分が納得できる出会いへとつなげていってください。
(中森さん)

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技術事業本部、神戸・岡山・尾道の支店、それぞれに紐づく12の事業所があり、各拠点で働く社員は15名ほど。小規模拠点なので雰囲気はどこもアットホームなのが特徴です。

マイナビ編集部から

本州四国連絡橋ルートの維持管理に携わる本四高速道路ブリッジエンジ(株)は、長大橋に特化する高度な技術と経験を持つ企業である。国内外でも同業他社はごく少なく、橋の維持管理に関する国際会議に主要メンバーとして参加して技術交流を行うなど、独自のスキルを持つ稀有な存在。そんな同社が目指すのは「200年以上の長期にわたり利用される橋」を保全技術によって守ること。最も古い橋でもまだ50年ほどしか経っていない現状を考えると、200年維持するのがどれだけ途方もないことかは想像に難くない。しかし、その方法を一から考え、自分でカタチにしていけるのは同社ならではのやりがいだろう。

取材を通じて印象に残ったのは、社員の挑戦を応援する社風が根付いていること。社内での業種が多いため、ジョブローテーションを通じて幅広い経験を積めるだけではなく、本人の適性と会社の方針が合えば中森さんのように自らの可能性を切り拓くことができる。社員の方々に共通する資質を中森さんに尋ねると、「好奇心と向上心です」と返ってきた。もっと知りたい、もっと成長したいという一人ひとりの想いが、誰も成し遂げたことのない壮大なプロジェクトの推進力になっていることを強く感じた取材だった。

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事業所は神戸市および瀬戸内のみ。拠点以外への転勤がないから将来設計がしやすく、慣れ親しんだ地域に根ざして働くことができるのも魅力です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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