最終更新日:2026/7/22

ワールド開発工業(株)

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
長野県

取材情報

先輩100人100の就活

常に進化を続ける業界で成長しながら、会社の発展を支える品質管理の醍醐味

PHOTO

知識の幅を広げて自信を身につけ、将来は海外事業での活躍を

高い技術と重機保有率で国内外の特殊な道路舗装工事のニーズに対応するワールド開発工業。信頼の要でもある品質管理の部署で活躍する若手社員から、学生時代の就職活動状況や仕事の魅力、今後の目標などを聞いた。

宮坂大裕さん
本社技術部 技術開発・品質開発/生産工学部土木工学科卒/2015年入社

現場に応じたアスファルト混合物を安定的に供給し、高い品質を支える役割

学生時代は土木工学科で舗装工学を学びましたが、指導教官が現在の私の上司である技術部長と同級生という縁から大学に試験機を貸していただき、一緒に仕事をしたのが入社のきっかけです。長野県外の大学に通っていたため、地元の長野県に戻りたい思いもありましたし、当社の海外事業にも興味がありました。そこで、就職活動は当社一本に絞って行いました。
ただ、就職活動開始前の大学3年生の時には、夏休みを利用してインターンシップも経験。長野県庁で下水道や道路舗装の現場見学をメインに行い、これによって多分野で広く浅く仕事ができる県庁の仕事を知り、もう少しひとつの業務を深く掘り下げて働きたい思いが明確になりました。この体験も当社への入社を決めたひとつになりました。

現在は入社5年目。他社では行えないような特殊な工法を多く所有しているのが当社の強みですが、その独自工法でより的確な道路ができるよう、品質管理の仕事をしています。道路舗装に使われるアスファルト混合物の製造、原材料や舗装後の道路が規格や基準値を満たしているかの確認・管理が主な業務。一口にアスファルト舗装と言っても、施工の場所や用途などによって条件は異なるため、現地調査に応じてアスファルト混合物の原材料である砕石や砂、石粉などの材料の質や密度などを試験室で確認し、アスファルト量を設計して配合しています。そこから実際に試験施工という形で一度舗装し、問題がなければ現場でその材料を使って舗装をかけていきます。ここまでで早くて1~2カ月、長いと4~5カ月ほどかかることも。その後、施工が始まってからもたびたび現場に出向き、アスファルト混合物の温度管理などを行っています。
さらに施工後は、新設の舗装を円形にくり抜く「コア抜き」というものを行い、アスファルト舗装が指示された厚みを満たしているかをチェックします。このように、施工現場に常に安定したアスファルト混合物を供給し、その品質を支える重要な役割を担っています。

品質管理の仕事拝見!

常に新しい技術や施工についていかないといけない業界であるため、さまざまな文献を通して知識の向上を図る宮下さん。部署内では最新技術の情報の話が飛び交うことも。

知識や経験を身につけないと業務が成り立たない難しさ。日々の努力で少しずつ成長。

加えて自分が得た知識を売り物にしなければならないのが、この仕事の難しさ。特に入社後は大学の研究室で得た知識をもとに即戦力として働いてきましたが、仕事では試験を経て施工を行い、舗装後の品質管理をするという一連の流れがあるのに対し、大学の研究室でやっていたのは試験のみで、試験結果をどう生かすかということは何も考えずに取り組んでいたため、その違いに苦労しました。加えてこの業界は年々新しい技術や材料が生まれている上に、当社は自社研究施設で常に新材料や工法等の開発も行っているため、技術系の専門書や論文から常に新たな知識を得る必要があります。学生時代は文献の内容に対し深く考えることはしていなかったため、現在も日々、勉強不足を痛感しています。

印象に残っている仕事のエピソードも、輝かしいものより失敗した経験ばかり。特に大変だったのが、昨年携わったアフリカ・リベリアでの事業です。初めて関わる海外工事だったため、事前に内容を予習し、業務の一連の流れも考えていたのですが、実際の現場ではわからないことがあったり迷いや不安が生じたりと、思うように次の行動に移せず、3週間の滞在中は戸惑うことばかりでした。
それに、私は自分の知識や考えをしっかりと説明することが苦手で、特に工事現場で現場代理人や発注元である役所の担当者などに向けての説明がうまくいかず、よく上司から注意を受けています。やはり、自分が得た知識を相手にうまく伝えることがこの部署にとって大事なこと。まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあると実感しています。そのような中でも、とある現場では私が直接品質管理の試験に行き、発注元から施工方法について聞かれたので答えたところ、その対応がよかったと言っていただけたことがあり、とても嬉しかったのを覚えています。
そんな社内は明るい雰囲気で、部署や年齢の垣根を超えて気さくに話す方が多く、他愛もない雑談もよくしますし、居心地のよさを感じています。入社前は厳しい会社ではないかと少し心配でしたが、実際は明るい方たちばかりで安心しました。ただ、現場に出れば真面目で仕事に厳しい人たちばかり。そうしたメリハリある職場の中で、和気あいあいと楽しく仕事をしています。

品質管理の仕事拝見!

研究・試験室で試験データを収集し、パソコンでまとめる仕事が普段の業務の中心。現場で試験を行う場合も本社に戻って来てからデータをまとめている。

自信をもって業務に取り組めるよう努力し、ゆくゆくは海外事業にも貢献

現在は特殊な技術や工法を強みに、特にアフリカや東南アジアといったODA案件の海外への技術提供に力を入れている当社。上司は1年の3分の1は海外に出張しているほか、同部署の先輩は海外担当として海外に常駐しています。海外では、各国で材料を集めるため、まずどんな材料が使えるかという調査から始まり、砕石の形状や密度の調査など一つひとつに試験を行っていきます。試験機は国内で用意したものを事前に現地の試験室に運んでおく以外にも、現地から日本に材料を送ってもらい、本社で私が検査をすることも。その上で、地盤によって施工方法が変わったり、規制なども国によって異なるので、より高度な知識や経験が求められます。私はまだまだ勉強中ですが、今後は海外に行く機会が増えていく予定で、今はすでにアフリカのガーナと太平洋上に位置するキリバスへの出張が決まっています。将来はどんどん海外事業にも携わっていきたいと考えています。

そんな当社で活躍できるのは、自分の意見をはっきりと持てる人だと感じています。上司や先輩は皆、自分の考えを明確にもち、仕事に取り組んでいます。反面、自分で考えながら行動することが求められる分、指示を受けても言われた通りのことしかできなかったり、流されやすいタイプの人は難しいかもしれません。私はまだまだ中途半端なところがあるので、さらに勉強をして知識をつけ、自信をもって仕事に取り組めるようになることが目標。そして培った知識をうまく説明できるようになるためにも、実際に発注元など外部の人に説明する機会を増やし、経験を積んでいきたいです。
そして、今はまだ営業担当者や上司から仕事をもらっている状態ですが、ゆくゆくは発注元から信頼を受けて「以前に頼んだので今回もお願いしたい」と直接言われたりするような、自ら仕事を取っていける技術者になりたいです。

品質管理の仕事拝見!

舗装後の道路のコアを抜き、アスファルト混合物の粒度や量、厚みなどを確認。供用開始後の不具合やクレームを生まないためには、この品質管理が重要な役割を果たしている。

企業研究のポイント

まずは自分のやりたいことを見つけることが一番大切だと思っています。そのためにも、私も学生の時に体験しましたが、インターンシップでの職業経験は重要です。インターンシップを経験したことで、私は自分の進みたい方向が定まりましたし、周囲の友人もインターンシップで仕事内容が見えたことから、業種を決める人がいました。このように自分の進む方向性を早く決めた人たちは動きも早かったため、インターンシップの影響は大きいと感じています。
とはいえ、私は自分がやりたいことをそこまで明確にしきれておらず、「こういう仕事をしたいから、今はこんな勉強をしなければいけない」という意識が薄かったように思います。将来に対して曖昧な考えしか抱いていなかったので、インターンシップを通じてもう少し将来像をしっかりと思い描いておけばよかったとも思っています。
その点、当社の仕事体験は様々な職種の体験ができ、より具体的に仕事内容が見えるのではないでしょうか。興味がある方には、ぜひ参加をお勧めしたいです。

PHOTO
幅広い年齢層が活躍し、和気あいあいとした相談しやすい環境も魅力。同社ならではの特殊工事に携われるチャンスもあり、多岐にわたるプロジェクトを通して成長できる。

マイナビ編集部から

社名が示す通り、道路の舗装工事を主力に、広く海外事業を展開しているワールド開発工業。いわゆる新興国を中心に急速な都市化が進み、インフラ需要が急増している昨今、同社は高度な技術と重機保有率を強みに、品質管理も含めた海外への技術提供に力を入れている。インフラ輸出は政府も重点政策に掲げていることから今後はさらに市場拡大が見込まれる中、先進的な特殊技術やノウハウを生かし積極的に世界のインフラ需要を取り込めば、さらなる発展が見込めるに違いない。
また、アスファルトの舗装技術は年々進化しており、世界的なスポーツ大会のマラソンコースの遮熱舗装や、環境を考慮して融雪剤を散布せず雪を融かす融雪舗装、雨水の排水性舗装や透水性舗など、さまざまな革新的技術が生まれている。もちろん、それ故に常に高い知識と専門性を身につける努力が必要だが、こうした最新技術を高めていきながらスケールの大きな舗装に携わり、社会貢献できるやりがいは大きいだろう。
加えて、インターンシップで職業経験を積み、業界や企業の理解を深めることは今後のミスマッチ解消にもつながる。
明るく風通しのよい社風で若手を育てる文化が根付いているのも同社の魅力。仲間と切磋琢磨しながら、土木分野から自分の可能性に挑戦したい人には活躍の場が待ち構えているに違いない。

PHOTO
土木業界のパイオニアとして長年の舗装事業で培ってきたノウハウを生かし、国内外で特殊技術の施工実績が豊富。多くの人が利用する道路舗装を支えるやりがいは大きい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. ワールド開発工業(株)の取材情報