最終更新日:2026/6/5

藤本化学製品(株)

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 化粧品
  • 受託開発

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

使命感をやりがいに変え、高品質な医薬品の安定供給と人々の健康増進に貢献する

  • 化学系 専攻の先輩

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高品位な医薬品原薬・中間体などを生み出す技術者ファミリー

創業以来培ってきた高い技術力と品質保証力をベースに、医薬品中間体から原薬までのプロセス開発、分析、製造を行う藤本化学製品(株)。それぞれの部署で活躍する先輩3名に仕事内容ややりがい、目標について伺った。

●K.Sさん(写真左)/2021年入社
プロセス開発研究所 研究開発3グループ
岡山理科大学 大学院 理学研究科

●F.Rさん(写真右)/2021年入社
泉北工場 製造3グループ
九州産業大学 生命科学部 生命科学科卒

●N.Eさん(写真中)/2022年入社
泉北工場 品質管理1グループ
和歌山大学 システム工学部 化学メジャー卒

治験薬製造のスケールアップで生じた問題点を解決、より良い開発プロセスを構築し続ける(K.Sさん)

大学院で専門的に研究していた有機合成化学と有機反応化学について、自分の知識を活かしたいと思い、企業研究に選んだのが医薬品業界でした。特に当社は、大手企業との取引があり、実験室レベルでの研究開発からトン単位の生産体制を確立しているという規模感に惹かれました。スケールが大きくなると、実験では見られなかった現象が起きることもあり、そこに面白さとやりがいを感じたのです。

私の所属しているプロセス開発研究所では、製薬会社から委託された薬の有効成分の製造プロセスの構築を主な仕事としています。主軸となるのが、数グラムから数百グラムといったラボスケールでの実験データを基に、数百キロにスケールアップする作業で、その過程で起こりうる問題を常に意識して取り組む必要があります。

実際、ラボスケールでは問題なかったことが、実機では問題になってしまったり、反応が進みすぎたりなど多くの問題が生じることがあり、先輩方のアドバイスをもとに問題点を探し出し、安定した生産方法を構築していくのが私たちの役割です。
私が最も大切にしているのは、常に疑問を抱きながら作業をすること。そのためにも、以前のさまざまなデータをできる限り頭に入れ、作業に取り組んでいます。大学で研究した有機化学の知識と経験、問題点の洗い出しと修正などのノウハウが役立っていますね。

今、新たに取り組んでいるのが、当社で生産することになった既存の医薬品のプロセスの確認作業と注意点の洗い出しです。何か困った時や疑問に思うことなどは、先輩方がすぐにサポートしてくれますが、これからは一人で仕事をこなせるようになりたいですね。そのためにも、機会があれば外部講習や学会などにも参加したいと思っています。

私が感じる仕事のやりがい

「スケールアップで生じた問題の原因を突き止めた時は嬉しく、作業の一つひとつが人々の健康に貢献しているんだとの思いで、日々仕事に取り組んでいます」(K.Sさん)

安全で高品質な医薬品原薬の大量生産体制を基盤に、安定供給に取り組む(F.Rさん)

大学では、食品用抗菌セロハンなどに塗布されている銀の抗菌作用の研究を主に行っていましたが、新素材や化粧品、医薬品などの開発技術を学ぶ学科であったこと、また、母が登録販売士の勉強をしていたことから医薬品業界に特に興味を持ちました。
その後、視野を全国に広げ、企業研究をした際にであったのが当社でした。当社は、一般医薬品から高い薬理活性をもつ医薬品まで幅広く対応。新薬開発に欠かせない医薬品の原薬・中間体・治験薬の研究開発や受託生産を行っており、その製造に携わることで、自分も社会や人々の健康に貢献したいと思いました。

私が所属している製造3グループは、医薬品のもととなる原薬の量産を担っており、現在私は2つの製品を担当。いずれも、大きな反応釜に原料と溶媒を仕込み、反応、濃縮、晶析、ろ過、乾燥といった工程で作業を進めていきます。この流れにおいて難しいのは温度管理ですね。その日の外気温や湿度によって反応時の温度が変わることから、品質を一定に保つためにも反応釜内の温度の調整に気を配っています。

製造は、研究開発でスケールアップした後の作業になるため、1ロット何百キロという単位で生産しています。高い品質を保持しながら原薬の量産体制を確立しているのも当社の大きな特色といえますね。
私自身は、服用する人に悪影響を及ぼさないよう細心の注意を払うとともに、危険な溶媒を扱うこともあるため、安全面には特に配慮しています。現在、フォークリフト免許と有機溶剤作業主任者の資格を取得していますが、仕事の幅を広げるためにも、危険物取扱者の資格にも挑戦するつもりです。

先日、新しい機械を導入して行った新たな製造工程に関するプレゼンがあり、役員や上司の方々から評価していただきました。お褒めの言葉を直接聞くことができ、モチベーションもがぜん高まりました。このように、当社は、若手でも意欲があれば、新しいことに挑戦させてくれる風土があります。これからはもっと積極的にいろいろな仕事に携わっていきたいです。私が仕事をする上で大切にしているのは、だれが今何をしているか、次に何が求められているか、常に先のことを想定して気を配り、異変がないかなど周囲を見ること。これからは、先輩から教えていただいた技術や知識、考え方を後輩たちに継承していけるよう指導力を身につけるとともに、私のポリシーも伝えていきたいと思っています。

私が感じる仕事のやりがい

「自分が携わった医薬品が患者さんの病気の治療や人々の健康増進に役立っていると思うと、大きなやりがいと社会貢献を実感することができます」(F.Rさん)

新管理棟の完成により業務の効率もアップ。品質の安全性と有効性を守り抜く(N.Eさん)

大学で学んだ化学の知識を生かし、人の健康や生命に貢献する仕事がしたいとの思いから、医薬品業界を志望。いろいろな企業を見る中、品質管理という仕事に目が留まり、特に当社では、原料・中間体・医薬品・治験薬など多品目の分析ができることを知り、興味がわきました。

泉北工場の品質管理グループは2つに分かれており、1グループは既存の製品や入荷される原料の分析を担当。2グループは新規開発や高薬理活性の製品分析を行っています。私は1グループに所属し、担当する製品に関して、製造に利用できるかを判断する原料分析と、正しいプロセスで製造が進んでいるかを要所要所で確認する工程内試験、完成した製品の工程管理試験を行っています。
分析には、高速液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、カールフィッシャー水分計、粉末X線解析装置などの多彩な分析機器を用いますが、これらを使うには、それぞれに社内認定が必要です。私も教育訓練という形で使い方の基礎から学び、必要に応じて取得していきました。分析業務において予測値と実測値に誤差が出た場合、試行錯誤しながら原因を究明するプロセスや向き合い方などは、何度も大学の研究で繰り返してきたこと。培ってきた経験が非常に役立っていますし、その試行錯誤の過程も、品質管理の仕事の醍醐味だと思います。

泉北工場には、2023年7月に、オフィスや品質管理試験施設、福利厚生関連施設を有する新管理棟が完成しました。品質管理では、試験エリアが理化学試験エリア、機器分析試験エリア、高薬理試験エリアと区画化され、念願だった新しい機器が何台か導入できたことで、より効率よく試験ができるようになりました。また、事務作業をするオフィスと試験室が分かれたことで業務にメリハリができました。非常に広く綺麗で開放的で、それだけでテンションが上がりますよね。

医薬品の品質管理は、人の命に関わる重要な仕事。でも、それをプレッシャーに感じるのではなく、私の支えとして、だからこそ妥協しない、責任をもってきちんとやり遂げようというプラスの作用になっています。
今、後輩にアシストしてもらっている時、製品試験のコツや段取り、実務からでなければ伝えられない感覚などを伝えるようにしています。これからも、経験を通して得た多くのことを教えられるよう、自分自身の学びを深め、経験値を高めていきたいと思っています。

私が感じる仕事のやりがい

製品の原料から出荷試験までを担当することは「一つのミスも許されない重要な任務だと感じています。責任もありますが、十分な達成感を味わうことができます」(N.Eさん)

企業研究のポイント

「大学で専門に学んだことを生かしたい」「新しいことに挑戦したい」など、企業研究をする際に抱く思いはそれぞれでしょう。まずは、「自分がやりたいことは何か」ということを明確にしてほしいと思います。その企業でできる仕事内容と自分の描く将来像が合致していると、ミスマッチを生じることなく、ビジョンをもって仕事に取り組めますよね。

そして、企業体力という点にも目を向けてみてください。自己資本比率の高さは企業経営の健全性を表す重要な指標。当社の場合、60%を超えて経営が安定しているため、革新的な設備投資など新しいことに挑戦しやすく、2023年7月には泉北工場に新管理棟を新設。さらに、岡山県内に「医薬品原薬等製造工場」を2024年7月に着工、2027年の1つ目のプラント操業開始を皮切りに、全4工場の建設を予定しています。当該地域は、交通・物流アクセスが優れ、詳細な調査の結果、地震等の災害リスクが小さいことから、医薬品の安定供給が可能になります。このように設備投資を積極的に行い、事業を拡大展開する背景には企業としての確固たる目的があり、それが社員のキャリアビジョンにつながるといえるでしょう。

知名度や規模などにとらわれず、ポジティブに仕事に取り組めるワークエンゲージメントをはじめ、さまざまな視点から企業研究を進め、自分を生かせる会社でスキルを発揮してください。
(新卒人事担当)

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「面倒見の良い上司や先輩をはじめ社員同士の仲が良く、フレンドリーな社風と充実した福利厚生制度が当社の魅力。賞与は夏冬のほか、期末には業績連動賞与も出ますよ」

マイナビ編集部から

医薬品の原薬と中間体のプロセス開発・製造・研究を行う事業を主軸に、化粧品原料の調達など多彩な事業を展開する藤本化学製品(株)。高薬理活性物質製造施設を複数保有するほか、2023年には泉北工場に新管理棟が完成。さらには、医薬品の安定供給を期して岡山県内に医薬品原薬等製造工場の建設を予定するなど、医薬品業界における新規技術のニーズの高まりに対応し続けている。

今回の3名への取材を通して感じたのは、「医薬品の開発・製造を通して広く社会に貢献したい」という思いを軸に、誇りと熱意をもって仕事に向き合っているということ。実際、知識や技術、資格の取得など、自身の能力開発に熱心に取り組んでいるという。会社としてもその意欲や思いを受け止め、将来を見据えた支援を徹底。同社にはGMPに基づく社内認定制度があり、「だれかについて仕事ができる」「自分一人で仕事ができる」「だれかに教えることができる」の3段階でスキルアップ。自分の能力を可視化できることで、将来のキャリアパスが描けるわけだ。

また、3名が口をそろえて語るのは同社の人間関係の良さだ。若手にも積極的にチャンスを与え、先輩のフォローのもと失敗を成功に結びつける体制が整っている。自身の成長を実感しながら、社会貢献したいという上昇志向のある人には、働き甲斐のある環境といえるだろう。

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新管理棟には、品質管理施設のほか、カフェテリア風の社員食堂や更衣室など社員の声を反映した福利厚生施設も充実。働く社員のため、快適な空間を提供している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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