最終更新日:2026/8/10

(株)Joshin【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • 専門店(家電・通信・OA機器)
  • 専門店(複合)
  • 専門店(書籍・音楽・インテリア)
  • 通販・ネット販売
  • 商社(通信)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

ライフステージや部署が変わっても、新しい学びがあったから前向きに取り組めた

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一人ひとりの魅力を活かし、誰もが自分らしく成長できる環境を

◆T.N.さん
人事総務部 人事グループ 教育担当 課長/2002年入社

多彩な活躍フィールドがある家電専門店Joshin。従業員の教育を担うTさんに、現在に至るまでのキャリアや道のりについて伺った。

入社1年目は店舗で理美容家電の担当に。5年目には新店舗の立ち上げメンバーに抜擢され、スタッフの指導・育成を経験する。人を育てる喜びを知ったことをきっかけに、希望していた人事総務部に異動し、採用・教育に携わった。

2021年には、新設されたダイバーシティ推進室に異動となり、「ダイバーシティ&インクルージョン」の実現に向けた制度改革を実施。現在は教育担当の課長として、同社の強みである「人」の魅力をさらに高めるべく教育体系の構築に挑む。

自分で考えて行動し、チームで成果を出す。現在のキャリアにつながる原点となった1年目

学生時代に接客のアルバイトの経験がなかったため、入社後に大阪市内の店舗に配属された当初は、不安も大きく「とにかく一生懸命にやろう」という思いで頭がいっぱいでした。商品知識を身につけながらの接客で、お客さまへの対応も十分とは言えなかったと思います。だからこそ「できることを精一杯やって、信頼を得るんだ!」という一心で取り組んでいました。

当社では1年目から担当商品を持ち、自分のアイデアを活かした売場づくりやイベント企画を任せてもらうことができます。私が担当した理美容家電では、髪の長い方に向けた大風量ドライヤーのコーナーを展開したところ、多くのお客さまに注目していただくことができました。「自分の工夫がお客さまに届き、売上につながる」という面白さを実感した瞬間でした。不安の大きい時期でありながらも、楽しさとやりがいを感じながら取り組むことができたのは、あたたかくフォローしてくれた先輩や同僚の存在があったからです。新入社員時代は、私にとって原点とも言える思い出深い時間となりました。

その後、5年目のときに新店舗のオープニングスタッフに抜擢されました。新店舗では、レジコーナーの責任者として、スタッフの教育・指導をすることに。初めての業務に当初は緊張もありましたが、今思うとその後のキャリアにつながる、とてもいい経験だったと思います。レジでは精算以外にもお客さまからの問い合わせ対応や、商品の配達手配など、業務は多岐にわたります。だからこそ、スタッフがそれぞれの役割を全うし、店舗がスムーズに運営できるよう、全体を見渡しながらサポートすることに注力しました。

こうした経験を通してレジコーナーのコントロールを学ぶとともに、スタッフを育成し、成長する姿を見る喜びも得ました。売場のキャンペーンの企画・運営を任されたときは、成功させるために、周りのスタッフを巻き込みながら全員で取り組めるように工夫をしました。まずスタッフ全員にキャンペーンをしっかり認知してもらうことが大切だと考え、休憩室の机にもチラシを貼って徹底アピール。スタッフへも認知が行き届き、店舗全体でキャンペーンのご案内がお客さまにできた結果、2日間という短期間で目標を達成し、チームで力を合わせることの素晴らしさと喜びを感じることができました。

モチベーションになっていること

長く仕事を続けられたのは、いろんなことを任せてもらえたからだと思います。新しいことを学ぶたびに楽しく、自分の成長を感じてきた25年間。今もワクワクしています。

出産や育児の経験から、育休中の従業員向けに『オンラインセミナー』を企画

当社には年に一度、従業員が自分の目指すキャリアや働き方を会社に伝える「自己申告制度」があります。5年目でスタッフ育成に携わり、人を育てる喜びを実感した私は人事総務部を志望。7年目に希望が叶い人事総務部に異動し、採用・教育に携わることになりました。新しいことに挑戦できること自体が好きなので、楽しみな気持ちが膨らんでいきました。

携わったのは、新入社員研修や新店のスタッフ研修など。店舗での教育は一対一での指導でしたが、人事総務部が実施する研修は多数の参加者を集めて実施されるもので、新入社員研修では100名以上を前に話すこともありました。時には、「難しくてわからない」と言われることもありましたが、先輩のアドバイスを参考にしたり、一人ひとりの理解度を確認しながら進めたりと、試行錯誤しながら内容を改善していきました。人事総務部が発信する情報は、会社全体に届く。そう考えるとプレッシャーもありましたが、大勢の前での話し方や情報を分かりやすく伝える力など、社会人として必要なさまざまな力を身につけることができました。

2015年には出産を経験し、産休・育休を取得。私の前にも多くの先輩が育休を利用されていたので、不安なく申請することができました。復帰後も周囲が自然に助け合う体制が整っており、安心して仕事を続けることができました。

こうした経験をもとに企画したのが、育休中の従業員を対象にした『オンラインセミナー』です。育休中は会社とのつながりが薄れ、不安を感じやすいものです。その不安を少しでも軽減し、育児短時間勤務制度などの活用方法を共有することで、スムーズに復帰していただこうと考えました。このセミナーは現在も継続しており、年2回の開催で毎回10名ほどの従業員が参加してくれています。参加者同士で離乳食の相談をするなど、交流の場としても活用されています。

モチベーションになっていること

子どもも小学校高学年になり、いい話し相手になっています。「大変やな」と労ってくれると気持ちも軽くなり、私生活とのメリハリがつき、よい気分転換になっています。

私自身がダイバーシティを体現する存在。教育体系を磨き上げ、全社員のキャリアアップを支えたい!

2021年には、課長代理に昇進。また、同年11月には、多様な人財の活躍推進を目的に新設されたダイバーシティ推進室に異動しました。そこでの取り組みの一つとして参加していた「ファンベースプロジェクト」では、Joshinのファンを増やすためにはどうすべきか、CS推進部や販売促進部、アフターサービス部門のメンバーと一緒に意見を出し合いました。このときに築いた他部署の仲間との関係は、その後の仕事にも大いに役立っています。

この頃は育児と仕事を両立するため、育児短時間勤務制度を利用していました。限られた時間の中で、課長代理としての責任を果たすため、どう動くべきかを常に意識していましたね。単に業務量を減らすのではなく、時間内で質の高い成果が出せるようサポートしてくれた上司の配慮には、本当に救われました。短時間勤務でも責任ある立場でしっかり活躍できる、そんな新しい働き方の形を自ら示していくことこそが、会社の「ダイバーシティ&インクルージョン」を進める第一歩だと思っていました。

また、社員の声をもとに制度改定を進め、育児短時間勤務を柔軟に取得できるように見直しました。取得可能な期間を「小学6年生まで」から「中学3年生まで」に延長し、仕事と育児を両立しながら安心して働ける環境を形にしていきました。

2026年4月からは再び教育の仕事に携わることとなり、同時に課長へと昇進しました。かつてと同じ業務でも、今回は自分が責任を持って物事を決めていく立場。組織を引っ張るという新たな挑戦へのワクワク感を改めて感じています。

現在の私のミッションは、現状の教育体系をさらに磨き上げ、経営戦略を実現するための人財育成の仕組みをつくりあげることです。入社以来、さまざまなことを学んできました。子育てを通して今の子どもたちを取り巻く環境を知り、ダイバーシティ推進室では他部署のメンバーとも関わってきました。私とは異なるキャリアや立場の方の思いにもたくさん触れてきました。そうした経験を活かし、全社員が体系的にスキルを身につけ、お客さまによりよいサービスを提供できる体制をつくりたい。昇進してまだ2か月と日も浅いですが、これから自分が何ができるのかを楽しみにしています。

モチベーションになっていること

助け合える仲間の存在はありがたいですね。社内には、部署や立場の垣根を越えて協力し合える仲間がたくさんいて、さまざまな人とつながりが支えになっています。

企業研究のポイント

企業研究を進める上では、やりたい仕事内容や、自分が大切にしたいことを考えるのはもちろんですが、それ以上に「その企業の価値観や社風が、自分の思いとマッチするかどうか」がとても大切だと思います。

私自身、入社前は接客の経験も家電の知識もありませんでしたが、当社のお客さまに対する考え方に惹かれ、ここで働いてみたいと感じました。また、担当者の雰囲気からもリアルな社風を感じ、面接では一方的に質問されるのではなく、「私という人間」を深く知ろうとしてくれたあたたかさが、最終的な入社の決め手となりました。実際に配属後も、先輩方があたたかくサポートしてくれ、どの部署でも明るくアットホームな雰囲気は共通していると感じています。

もう一つのポイントは、「自分自身がこれまでの人生で、何に喜びを感じてきたか」を振り返ることです。私は学生時代に家庭教師をしており、人に教える楽しさを知りました。入社後、店舗でスタッフを指導する中でも、その成長を見守ることに一番の喜びを感じ、それが現在の教育担当へのキャリアへと繋がっていきました。学生時代に感じた思いが、形を変えて今、大きなやりがいとなって叶えられています。過去の経験が、将来のどこでどのように繋がるかはわかりません。だからこそ、自分の原点にある「これが好き、これが嬉しい」という思いを大切に、視野を広く持って企業研究を進めていただければと思います。

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「店舗から人事総務部に異動したときは、別の会社に来たかと思うほどの感覚だった」とTさん。業務は違っても明るい雰囲気は同様。仲間を思う、魅力的な人が集まっている。

マイナビ編集部から

創業当初から、社是「愛」の精神と「まごころサービス」の実践に取り組んできた(株)Joshin。豊富な商品知識と笑顔のおもてなし、お客さまのニーズに寄り添った接客ができる人財の育成に力を注いでいる。人事総務部で人財育成を担っているのが、取材に応じてくれたTさん。ご自身のキャリアについて伺う中で、何度も「人の成長に関わる楽しさ」と「他部署の仲間とのつながりが、次の仕事に影響を与えた」というお話をされたのが印象に残った。

家電製品の販売が同社の根幹ではあるが、実際の仕事は接客販売にとどまらない。店舗での役割も大きく売場とレジにわかれ、お互いにフォローし合う。そこから店長やエリアマネージャーにキャリアアップする人もいれば、商品の仕入れ、人財の採用・教育、ダイバーシティ推進、販売促進、CS推進などを担う部署で能力を発揮するケースもある。Tさんは店舗をはじめ、さまざまな部署での業務や社内のプロジェクトなどの取り組みを通して、これら多彩なフィールドで活躍する仲間と出会い、刺激を受けた。その経験が社員のキャリアアップや、不安を感じることなく働き続けられる環境を生み出している。

そんな(株)Joshinならどの部署でも成長する喜びとやりがいを感じ、一人の社会人として充実した人生を送っていけるだろう、と感じた取材だった。

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長年“ジョーシン”の名で親しまれてきた同社。2026年4月、商号を“(株)Joshin”と変更し、ブランドロゴの表記と商号を統一。心も新たに未来への一歩を踏み出した。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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