最終更新日:2026/6/23

伊藤忠エネクス(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • 商社(化学・石油・ガス・電気)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

くらしと経済、そして環境負荷も考えた「新しいエネルギーのあり方」に挑む

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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様々な部門で活躍する理系出身の社員をクローズアップ!

エネルギー専門商社として多彩なソリューションを提供している伊藤忠エネクス。石油やガス、そして電力や車の領域まで多角的な事業展開を行っている同社で活躍する3名の先輩社員に話を聞いた。

◆山下 俊彦さん(写真左)
2014年入社/工学研究科 エネルギー化学専攻卒

◆川上 葵さん(写真中央)
2015年入社/理工学研究科 物質応用化学専攻卒

◆川嶋 北敏さん(写真右)
2021年入社/理工学府 数物・電子情報系 理工学専攻卒

新しい仕組みを考え、工夫ができる「電力」という商材の面白さ/山下さん

1年目はグループ会社の熱供給事業に従事し、2年目後半から関西拠点にて電力部門の法人営業を1年半担当しました。ここでは大きな裁量を持たせてもらい、今のキャリアの基礎となる力を培えた実感があります。関西から四国・九州まで飛び回る毎日を過ごし、スケジュール調整能力や効率よく業務を進める力を鍛えられました。

東京に戻り、ガス部門で2年間の経験を積んだのち、再び電力部門の法人営業を担当。この時期は様々な外的要因の影響でエネルギー価格が高騰。お客様との契約変更が急務となりました。契約変更は各お客様への説明・問い合わせ対応など多くの業務処理が必要で、目標期日もかなり厳しいスケジュールでしたが、チーム内ですぐに必要な業務の棚卸しを行い、目標期日までに業務を完了し、収支収益確保に貢献できたことで、大きな達成感を得られました。

9年目の秋からは、グアムでの海外研修に参加。学生時代に東南アジアでのボランティア活動を経験して以来、「海外のインフラ整備に寄与したい」という思いを持っていて、海外研修制度には入社時から希望を出し続けていました。現地では太陽光発電の販売プロジェクトを担当しましたが、日本人が一人しかいない状況で、言語が理由で効率よく仕事ができなかったり、巨大台風が来て長期にわたる停電・断水を経験したりと、日本ではなかなかできない多くの経験を積むことができました。1年半の滞在が終了し帰国した後も、海外事業への思いは変わらず持っており、今後もチャンスがあれば挑戦したいと思っています。

現在は再生可能エネルギーの法人営業を担当していますが、業界を取り巻く環境の変化にいかに気づき、対応できるかという目線を常に意識しています。私が当社を選んだのは、諸条件に加え、魅力ある社員たちの力で仕事をしている専門商社だと感じたことが理由です。しかし、入社してからは人の魅力だけでなく、「品質に差をつけられないエネルギーという商材を、工夫や仕組みによっていかに提供していくか」を追求している会社なのだとわかりました。社会の動向をキャッチアップしながら、新しい商材や売り方を考える力を発揮できることも、この仕事の醍醐味だと感じています。

先輩たちのワークライフバランス

「子どもの誕生時には1ヶ月間の育休を取得。翌年には海外に赴任しましたが、家族と過ごす時間もとることができ、公私ともに充実した研修となりました」(山下さん)

理系のバックグラウンドを活かし、エネルギーサービスの営業として活躍/川上さん

私は産業ビジネス部門に軸足を置いてキャリアを積んでいます。最初の4年間は工場や運送会社向けの燃料販売の部署で新規事業開発を担当。新規事業立ち上げの際には、社内認可を取るための資料作り、パートナー企業の選定、全国の支店の取りまとめやセールスの教育など、ゼロからイチを生み出す仕事に全般的に携われたことで、達成感を感じました。

その後、電力部門のグループ会社への半年の出向を経て、6年目よりGTL燃料の事業に携わりました。販売開始にあたって省庁の方々と関係法令の確認をしたり、GTLを使用する機器のメーカーにメーカー補償のお願いに回ったりと、幅広い業務を経験することができました。GTL燃料は環境負荷が少ない次世代エネルギーで、天然ガス由来の軽油代替燃料です。軽油代替燃料は大学院時代に研究していたテーマだったため、お客様と専門的なお話ができることは、理系出身として一つの強みにできたと感じています。

8年目には、希望していたエネルギーサービス課へ。環境負荷の低いエネルギーへの転換や、高効率エネルギー設備導入の提案などを行っています。業務では熱力学の公式や熱計算などを使う機会もあり、学生時代のバックグラウンドが大いに活かされています。プロジェクトはパートナー各社とも連携しながら進めているため、学生時代の研究室の活動やバドミントン部で培ったチームワーク、コミュニケーションスキルなども役立っています。今後は、お客様先への提案の中で、エネルギー設備導入から運用まで、一連の流れを担当して経験を積みたいと考えています。

卒業後の進路を考える際、メーカーの研究職や生産技術職と当社で、最後まで迷っていました。最終的には「自社の製品や特定の商材に縛られることなく、幅広い経験ができそう」と感じて当社を志望したのですが、当時の期待通り、異動のたびに新しい経験ができています。先輩社員と話してワクワクするような感覚を覚えたことも、入社の決め手になりました。実際に働いてみると、面倒見の良い方が多く、一人で放っておかれることがない社風だと感じます。新人時代の頃から現在まで、何かと「大丈夫?」と声をかけてくれるような優しい方ばかりです。また、私は産休・育休を経て4ヶ月前に仕事に復帰しました。同じ会社で働く夫も計3ヶ月間の育休を取得するなど、安心して働ける制度や環境も充実している会社だと思います。

先輩たちのワークライフバランス

「2児の育休を経て復職し、子供の看護休暇制度を活用しながら両立しています。妊娠時、悪阻などで体調がすぐれない時に利用できる休暇制度も有難かったです」(川上さん)

電力供給の分野は「情報収集力」が重要になる仕事。変化する情勢に合わせて正確な知識を習得/川嶋さん

大学時代は電力および再生可能エネルギーをテーマとした研究室に所属し、企業選びの際にもエネルギー関連や自動車メーカーに注目していました。最終的には”働いている人の人柄”を重視し検討した結果、先輩社員が楽しそうに働いていると感じた当社へ入社を決めました。

入社後は、電力事業の川上から川下まで担っている電力供給部に配属が決定。1年目は電力の需給管理に関わる発電所のオペレーションや需要予測などの業務を経験しました。

2年目からは石炭発電所にかかわるプロジェクトを担当。燃料価格の急激な高騰を受けて、新たなオペレーションや抑制スキームの考案、発電所や発電に関わる関連企業との調整や施策の結果分析まで、幅広い業務を経験できました。先方担当者様からいただいた「川嶋さんが担当してくれて良かった」という言葉は今でも心に残っていて、当時のオペレーションが継続していることも嬉しく思っています。自分のなかで、「新人だから」という意識を卒業し「自分がやるんだ」というマインドになれた点でも、貴重な経験でした。

3年目には決算分析や国への環境報告などの後方業務を担い、今年からは小売電気事業者間の取引やリスクヘッジを目的とした取引に携わっています。各燃料市場の動向を見つつ、リスクオフできる最適なオペレーションを考えるのが主な役割で、「安定的な電力供給」という大命題に向けてゼロからイチを生み出す仕事ができている充実感と手応えはとても大きいです。

学生時代の知識はもちろん仕事に役立っていますが、実務においては必要な情報にリーチしていく力も重要です。世界情勢の影響に従って取り巻く状況や制度はどんどん変化するので、常にアンテナを立て、情報をキャッチアップすることに努めています。資源エネルギー庁の審議会資料は頻繁に確認し、時には直接連絡して質問することもあります。他部署の人に情報を共有することも多く、社内の誰よりもこの分野に詳しくなることを目標にしています。

また、当社は自己研鑽のための制度が充実しており、私は通信教育補助制度を積極的に活用し、資格取得に向けて学習しています。先々のキャリアとしては、電気以外の他商材を扱う部門やアセットマネジメントの部署などにも興味があります。当社は、幅広い仕事ができ、かつ若手にも裁量を持たせてくれる会社なので、モチベーション高く、やりがいを持って取り組めると思います。

先輩たちのワークライフバランス

「会社の福利厚生を利用し、最近ジムに通い始めました。資格取得促進一時金をモチベーションに、簿記・FP・宅建など様々な資格の学習にも励んでいます」(川嶋さん)

企業研究のポイント

企業研究では、その業界の「今」を調べることが大切です。たとえばエネルギー業界は今、大きな変革期にあります。カーボンニュートラルという言葉をニュースで聞かない日はありませんし、再生可能エネルギーや水素など、新たな技術の開発や活用も急速に進んでいます。変化が激しいからこその新たなビジネスチャンスも生じており、そこに醍醐味を見出す人には、非常にやりがいのある業界だと思います。

一方で、エネルギー業界には社会基盤として「安定供給」という普遍的な使命もあります。当社も長年、信頼関係を築いてきたお客様への貢献を変わらず大切にしながら、積極的に挑戦も行っていこう、という2つの方向性で成長を図っています。

企業は「こんな人と一緒に働きたい」というメッセージを出しているところが少なくありません。そこに注目すると自分との相性や、その企業で働くイメージを想像できると思います。当社の場合は「未来を動かすチカラとなれ。」というメッセージを出しており、自分なりのロジックでオリジナリティある意見を出せる人や、情報感度が高く、自分で行動して問いの答えを導き、ともに未来を創造できる人と一緒に働きたい、という思いを込めています。

「業界の最新動向」と「企業が出しているメッセージ」に注目しながら、ぜひ自分が働きたいと思える業界や会社を見つけてみてください。

(人事総務部 人事課/新田 真也さん)

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先輩社員たちからは、企業研究+自己分析の重要性を語る声も。「過去の経験を洗い出して連想ゲームのように書き出していくと、自分のストーリーが見えてくると思います」

マイナビ編集部から

石油・ガスを扱う専門商社としてスタートした同社。2010年には電力小売事業に参画し、2014年以降はモビリティ領域にも進出するなど、精力的にポートフォリオの多様化を図っている。現在は2030年に向け、多様な企業とアライアンスを組みながら事業拡大を推進し、積極的に投資を進めているとのこと。事業やサービスの拡大に伴い、社員が活躍できるフィールドもさらに広がっていく様相だ。

取材では3名から様々なプロジェクトのエピソードを伺ったが、同社の風土には、臆さずに挑戦するマインドが浸透している印象を受けた。今や収益基盤の一つとなっている電力小売事業も、始まりは石油部門の一社員の発案だったそうだ。若いうちから大きなことに挑戦できる環境があり、自ら進んで変革を起こしたい人にとっては好ましい環境だと思われる。

エネルギー商社というと、従来は「休みが取れない」「体育会系で飲み会が多い」といったイメージで語られることも多かったが、現在の同社はその限りではない。「ENEX EARLY BIRD」という働き方改革を強力に推進しており、有給休暇取得率80%以上の徹底、顧客や社内の会食・飲み会は22時までというルールがあり、働く環境は大きく変わっているそうだ。年次や立場・バックグラウンドにとらわれず、フランクに話せる雰囲気があり、理系出身の社員も年々増加している。こういった企業風土が、伊藤忠エネクスの柔軟な事業活動を支えていると思われる。

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最新の経営計画で「くらしの原動力を創る」というスローガンを掲げる同社。最前線で顧客のニーズに応えていく“現場力”を強みに、よりよい未来の実現を図っていく構えだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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