最終更新日:2026/8/3

富士シリシア化学(株)

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 化粧品
  • 食品
  • 日用品・生活関連機器

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

私たちの暮らしを支える、合成シリカ製品を手がける専門メーカーです!

  • 化学系 専攻の先輩

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若手にも裁量が与えられ、のびのびと活躍できる環境!

1965年創業の合成シリカ専門メーカー、富士シリシア化学(株)。工業製品、食品、日用品、化粧品、医薬品など多様な分野で使用されるシリカ製品の研究開発から、製造、販売、輸出まで一貫して手がけています。

今回は、テクニカルセンターで新製品の開発に挑む若手社員にインタビュー。学生時代の学びから、入社の動機、入社後の研修、現在の仕事内容とやりがい、今後の目標、そして会社の魅力まで存分に語ってもらいました。

◆加藤 利企さん
(テクニカルセンター/2023年入社/応用生物学研究科 応用生物学専攻 修了)

職場の「雰囲気の良さ」に惹かれて入社。手厚い研修が、開発者としての礎に

大学で在籍していた応用生物学研究科は、化学と生物の両分野を幅広く学べる学科で、私はそのうち化学の道を選択し、ワインの成分分析の研究に取り組みました。その研究を最後までやり抜きたいという思いから大学院へ進学。大学時代は主に原料となるブドウの糖分の分析がメインでしたが、大学院では香りの成分に着目しました。当時新規導入されたガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)を使用し、ワインを揮発させたときに出る多種多様な香りの成分を一つひとつ分析し、どの成分がどう作用してどういう香りを生み出しているかを総合評価する研究に打ち込みました。

企業研究では「モノづくりを通して何かを生み出す仕事がしたい」と考え、地元である愛知県の化学系メーカーを中心に探しました。シリカの専門メーカーである当社を見つけたのは、就職情報サイトで検索したことがきっかけです。実は大学院の研究室で、仲間が当社製のシリカゲルを使用していたため、社名自体は知っていました。最終的な入社の決め手は、職場の「雰囲気の良さ」です。先輩社員たちの円滑なコミュニケーションから風通しの良さが伝わってきただけでなく、面接では役員や責任者の方々が気さくに私の研究の話にも熱心に耳を傾けてくれました。この親しみやすい環境なら、自分らしく働けると確信し、入社を決意しました。

こうして入社したものの、シリカの専門知識はゼロからのスタートでした。しかし、当社は入社後の研修が非常に手厚く、大きな安心感がありました。約半年間の研修では、シリカの基礎知識や用途だけでなく、実際の工場で製品がどのように製造されているのかという一連のプロセスを深く学びました。この経験が、研修後に配属された現在のテクニカルセンター(旧研究開発グループ)で新製品の開発や既存製品の改良を行う際に大いに役立っています。「工場ではこう製造しているから、ここはこう変更できる」といったイメージが湧いてくるのです。製品として着地させる現実的なプロセスを具体的にイメージしながらアイデアを形にしていく、その視点を得られたことが良かったと実感しています。

富士シリシア化学(株)の魅力

年次に関わらず新技術や新製品の開発に挑戦できる環境です。開発で培った知識を活かして営業へキャリアの幅を広げるなど、自分が希望する未来を実現できます。

まったく新しい分離剤開発に挑む。「誰も歩んでいない道」を切り拓くおもしろさ

現在、新しい分離性能を備えたシリカゲル製品の開発に挑んでいます。これまでは化学的な性質を利用して分離させる方法が主流でしたが、今回は物理的な機能も利用する、まったく新しい概念でのアプローチです。シリカゲルに機能性分子を化学反応で結合させたり、コーティングを施したりと、試行錯誤を重ねています。この新製品が本当に機能するかどうかはまだ未知数ですが、成功すれば新しい視点の分離剤になると思います。

日頃から心がけているのは、細かい変化を見逃さないよう、よく観察することです。例えば、1から10までの反応ステップがあるとしたら、その過程のステップ2や3で得られた反応の結果もすべて記録します。この詳細な記録を後で見返すことで、ブレイクスルーにつながることがあるからです。開発の難しさは、想像と異なる方向に進んでいったときに、元に戻すために一から考え直すのか、あるいは想定外の結果を「新しい可能性」と捉えて発展させていくのか、という判断にあります。開発過程では最善の道がわからないからこそ、あらゆる可能性を潰さないよう、これまでのルートを再現できるように残しておきながら次へと進めていきます。

この仕事のやりがいは、新しい技術領域に挑戦できる点です。自らの手で開拓しながら進んでいくのは楽しいですし、最初にゴールに辿り着くことで自分が歩んできた道が正解になり、大きな達成感が得られます。また、早い段階で大きな裁量を与えてくれるのも当社の魅力です。特に私が所属しているチームは、一人ひとりにテーマが与えられて個人で成果を上げていくスタイルのため、自分でスケジュールを組み、行き詰まったら別の方法を試すといったことが自由にできます。

これまでに自分が世に送り出した新製品はまだありませんが、入社2年目から約2年間、開発業務と並行しながら、技術的な視点を活かして当社製品の特徴や使い方などをまとめる営業用パンフレットの制作を一手に担いました。製品の性能比較や用途確認のために一からデータ取りを行うなど非常に時間がかかりましたが、苦労して完成したときは本当にうれしかったです。この経験を通じて製品への理解が格段に深まり、自分の力になったと感じています。

富士シリシア化学(株)の魅力

「土日完全週休2日制で残業もほとんどなく、有給休暇も気兼ねせずに取得できる働きやすい職場です。ワークライフバランスを大切にして活躍できます!」(加藤さん)

やりたいことにチャレンジできる環境。会社の制度を利用して海外留学へ!

入社4年目を迎え、自身の成長を実感しています。特に手応えを感じているのは、効率的に仕事を行えるようになったことです。スケジュール管理がうまくなり、「この作業にはこれだけの時間が必要」「この合間にあの業務を組み込める」といったことを自分で考えて仕事を進められるようになりました。初めて取り組むことでも、ある程度推測して行動できるようになったことも効率化につながっています。

当社は、主体的に行動する人にはどんどんチャンスを与えてくれます。自分から手を挙げれば、新しい仕事や様々なことに挑戦させてもらえるのです。その環境が私の原動力になっています。また、資格取得の支援も手厚いです。危険物取扱者やエネルギー管理士、公害防止管理者といった資格の受験費用を3回まで会社が補助してくれるなど、社員の成長や学びたいという意欲を強力にバックアップしてくれる会社だと感じています。

今回、私は大きなチャンスをつかむことができました。会社の制度を利用して、アメリカのノースカロライナ州立大学へ、研究員として2年間留学させてもらえることになったのです。渡航費用や家賃なども会社がすべて補助してくれますし、留学期間中も給与は通常通り支払われます。現地では、大学から与えられたテーマの研究に取り組みます。今後は、まず滞在中に英語力を磨き上げること。そして帰国後は、これまでにテクニカルセンターで身につけた専門知識と語学力を活かし、営業部の国際グループで、技術に精通した営業として当社製品の海外展開の推進に貢献できればと考えています。

当社は、非常に風通しが良く、年次に関係なく意見も通りやすいです。上司や先輩との壁をなくして誰もが気兼ねせずに発言できるようにするため、役職では呼ばず、「さん付け」で呼んでいます。また、「こういうことをやってみたい」という明確な目標やビジョンをもった人を全力で応援してくれる環境です。たとえ失敗しても、先輩たちが「成功へのプロセス」として温かく受け止めてしっかりフォローしてくれるため、若手ものびのびと活躍しています。「モノづくりに携わりたい」「何か新しいものを生み出したい」という人には魅力を感じられる会社です!

富士シリシア化学(株)の魅力

部署の垣根を越えたコミュニケーションが活発な社風です。業務中だけでなく、ゴルフや釣り、ハイキング、フットサルといった同好会の活動を通じても親睦を深めています。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 加藤 利企さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

学生の皆さんは、「自分がやりたいこと」を軸に企業研究を進めていく方が多いのではないでしょうか。それ自体は素晴らしいことです。ただ、それと同時に意識してほしいのが、やりたいことが明確なほど視野が狭まってしまい、他の魅力的な企業を見逃してしまうかもしれない、ということです。

例えば、食品会社に興味があるなら、メーカーだけでなく、原料や包装容器などを扱っている会社にも目を向けてみてください。そうすることで、新たな面白さを発見でき、自分に本当に合う会社が見つかる可能性が高まります。まずは視野を広げて調べることをおすすめしたいです。

また、興味を持った会社には、一度は足を運んでみることも大切です。会社によって職場の雰囲気や働き方は異なり、自分に合う環境かを感じる有効な材料になります。現場を知る機会として、インターンシップやオープンカンパニーには可能ならぜひ参加してください。当社でも、最長1週間程度の幅を持たせたインターンシップを実施しています。実際に、実験ベースですが、当社が扱っているシリカゲルの製造から分析、評価までを体験できるプログラムを組んでいます。当社のモノづくりや職場の雰囲気などをリアルに知ることができますので、興味のある方はぜひ参加してください!
(テクニカルセンター/加藤 利企さん)

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部署や役職、社歴に関わらず、コミュニケーションが取りやすい風通しの良い社風です。わからないことがあっても周囲に気軽に相談できるため、安心して仕事に臨めます。

マイナビ編集部から

「シリカ」という言葉になじみのない学生も多いかもしれないが、実は私たちの身の回りにある多種多様なモノに欠かせない素材だ。例えば、塗料やプラスチックフィルムなどの工業製品、ビールや粉末食品などの食品類、歯磨き粉などの日用品、さらには医薬品や化粧品にまで幅広く使用されている。この合成シリカの専門メーカーとして、国内外の大手企業を支えているのが、富士シリシア化学(株)だ。

今回のインタビューを通じて強く感じた同社の大きな魅力は、年次を問わず研究開発の現場の第一線で活躍できる点である。付加価値の高い「特色ある製品づくり」をモットーとする同社では、入社4年目の加藤さんもこれまでにない新製品の開発に挑んでいる。さらに社員の成長支援も手厚く、業務に役立つ資格の取得費用補助(3回まで)だけでなく、海外留学制度も整えられている。実際、加藤さんも、アメリカの大学へ2年間留学する予定だという。こうした自分を高めていける環境があることに加え、残業がほとんどなく、オンとオフのメリハリをつけた働き方ができるからこそ、高いモチベーションを維持して仕事に取り組むことができるのだろう。

「モノづくりに携わりたい」「自分の手で新しい製品を世に送り出したい」という人は、専攻にとらわれず、ぜひ同社を企業研究の対象に加えてほしい。

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愛知県春日井市に本社とテクニカルセンターを構える同社。国内の主要都市だけでなく、アメリカにも営業所を開設してグローバルに事業を展開し、成長を続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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