最終更新日:2026/6/26

旭洋造船(株)

業種

  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
山口県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

多種多様な船づくりの最前線!! 設計から関わるモノづくりのやりがいとは?

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地元に根ざした環境で、世界中の船づくりに挑む!

【写真左】機電設計部 電気設計課 T.S.さん(2022年入社/工学部卒)
【写真右】船体設計部 船体設計課 Y.T.さん(2020年入社/工学部卒)
【写真中】船体設計部 基本設計課 S.I.さん(2022年入社/理工学部卒)

下関市を拠点に、あらゆる船づくりに挑戦している旭洋造船。設計の上流工程から詳細設計に至るまで幅広く携わり、一隻一隻に想いを込めて、その姿を海へと送り出しています。今回は、現場で活躍する若手~中堅社員に、仕事内容ややりがい、学生時代の学びがどのように活かされているのかを語ってもらいました。社内の雰囲気や働き方など、リアルな声をぜひ企業研究の参考にしてください。

【電気設計】自分が設計した電気系統で船が動く。その瞬間を支える大切な仕事

2022年に中途入社し、現在は設計本部の電気設計課にて船の電気系統設計を担当しています。船は海の上を動く大きな建物のようなもので、照明や居住設備はもちろん、エンジンの動力や航海に必要なセンサーなど、あらゆる機能に電気が関わっています。それらすべてに安定して電力を供給するための系統を設計するのが私の仕事です。

以前は船の配電盤を設計するメーカーに勤務しており、業務を通じて当社と関わるなかで入社のきっかけをいただきました。実際に入社してみると、周囲の方々は穏やかで話しやすい方が多く、落ち着いた雰囲気のなか仕事に取り組めています。前職で培った設計の知識を活かしながら、より幅広い仕事に携わっているという感覚です。

仕事は基本的にデスクワークが中心ですが、自分が設計した電気系統で機器が動く瞬間には大きなやりがいを感じます。特にエンジンが動いたときは達成感が大きく、「この仕事をしていて良かった」と思えます。近年では、ニュースにもなった捕鯨母船の電気設計を担当し、無事に動いたときはホッとすると同時に、とてもうれしかったですね。複数の船の案件を同時に担当することも多く、それぞれ条件や仕様が異なるため、頭のなかで整理しながら進める難しさもあります。だからこそ大切にしているのは確認を怠らないこと。どんなに細かいことでも丁寧にチェックし、トラブルを未然に防ぐよう心がけています。

学生時代は工学部の産業機械工学科でメカトロニクスを専攻し、プログラミングを中心に学びました。当時の知識は、機器の動作や仕組みを理解するうえでの土台になっていると感じています。また、アルバイトでさまざまな人と関わった経験も、多くの関係者と関わる造船の現場で活きています。

当社には、知らないことを「知らない」と言える雰囲気があります。新しい船をつくる際には初めて扱う機器や仕様も多いですが、周りとともに一つひとつ学び、形にしていく風土があります。困ったときも相談しやすく、前向きに仕事に取り組める環境です。今後はAIなども活用しながら、より効率的で、誰もが取り組みやすい設計の仕組みをつくることが目標です。
<T.S.さん>

会社の好きなところは?

「地元に密着した企業ならではの働きやすさと安心感があります。私の弟も当社に勤めており、こうしたケースは当社では珍しくありません」

【船体設計】一隻ごとに異なる答えが。それぞれの知見を活かし、チームで挑む船づくり

もともと船が好きで、造船業界で働きたいと思っていました。地元が下関ということもあり、地域に関わりながら働ける点に惹かれて入社を決めました。また、国内外を問わず、さまざまな船を手がけていることも魅力に感じました。

現在は船の詳細設計を担当しています。基本設計で決められた仕様をもとに、機器の取り付け方や配置を図面に落とし込む仕事です。塗装やコンテナの搭載、クレーンの設置といった外装に加え、船員の居住スペースや調理室の配置などの内装設計も行っているため、船全体に関わっている実感があります。どうすれば使いやすいかを考えるのは簡単ではありませんが、その分、自分の設計が形になっていく過程にやりがいを感じています。

船に取り付ける家具などは協力会社の方と打ち合わせを重ねながら進めるため、一人で完結する仕事ではありません。現場の方から「この方が使いやすいよ」と教えていただくことも多く、自分だけでは思いつかない視点に気づかされることもあります。そうしたやり取りを重ねながら船をつくり上げ、お客様に喜んでいただけたときは、この仕事をしていて良かったと感じます。

当社では年間5~7隻ほどの船を建造しており、設計段階では常に2~3隻を並行して進めています。それぞれ仕様や条件が異なるため、頭の切り替えは大変ですが、同じ船は一つとしてなく、毎回新しい発見がある点におもしろさがあります。

学生時代は航空宇宙工学を学んでおり、専門知識そのものよりも資料や文献を調べる力が役立っています。造船は規則が多いため、それを正しく読み解く力が重要です。また、数学的な思考や論理的に考える力も活きています。課外で打ち込んでいた弓道での経験や、これまでの失敗・挫折を乗り越えてきた経験も、今の仕事をするうえで支えになっていると感じています。

今後は「この人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるような存在になりたいと考えています。そのために、今は周囲を頼りながら、一歩ずつ知識やスキルを身につけることに注力しています。「下関の造船所といえば旭洋造船」と言ってもらえるようになることも目標の一つ。会社に少しでも貢献できるよう、これからも努力を重ねていきます。
<Y.T.さん>

会社の好きなところは?

「地元に根ざした企業として広く知られており、目を引く船のご依頼をいただくことも。宣伝にもつながるような船づくりに携われることは、貴重でおもしろいですね」

【基本設計】仲間とともに。ゼロから船のコンセプトを描き、形にしていく

大学や大学院では船舶工学を学び、就職先は造船所を考えていました。いくつかの会社を見るなかで当社を選んだ理由は大きく3つあります。多様な船を手がけていること。研究開発に力を入れていること。そして、インターンシップで感じた社内の雰囲気の良さです。部署間の垣根が低く、風通しの良い会社だと感じて入社を決めました。

現在は船体設計部の基本設計課に所属し、いわゆる上流設計を担当しています。お客様からの要望をもとに船の長さや幅といった主要寸法、全体の形状や機器配置などを大まかに決め、船として成立するかを計算しながら形にしていく仕事です。細かな設計は別部署が担いますが、その土台となる最初の一歩をつくるのが私たちの役割です。

やりがいは、船のコンセプトとも言える方向性を自分たちで決められる点。形のないゼロの段階から1を立ち上げる分、責任も大きいですが、その分おもしろさを感じています。一方で、当社はさまざまな種類の船を手がけているため、前例のない設計に向き合うことも多く、何を基準に考えればいいのか悩むことも……。そんなときは一人で抱え込まず、先輩や他部署に相談しながら進めています。周囲が自然と力を貸してくれる環境があるのはとても心強いです。

仕事で大切にしているのは、正解のない課題に対して自分なりの仮説を立てて考えること。たとえば船の重量は設計の根幹になりますが、完成するまで正確な数値はわかりません。それでも初期段階で見積もる必要があるため、なぜその数値になるのかを論理的に説明できるよう意識しています。学生時代の学びが仕事に活きている部分としては、仮説を立てて検証するという研究の進め方や、専門外の人にわかりやすく説明する力です。また、大学1年生の頃や高校で学んだような基礎的な数学や物理の知識は実務のなかで重要で、今でもたまに教科書を見返して学び直しています。

今後の目標は設計業務の効率化を進めること。日々の業務に追われるなかでもAIなどの技術を活用して無駄を減らし、将来的には関心のある研究開発にも取り組めるような時間をつくっていきたいと思っています。
<S.I.さん>

会社の好きなところは?

「幅広い船舶の設計に関わることができ、忙しい時期もありますが、経験を積みながら成長できる環境です。周囲に相談しやすい雰囲気で、安心して仕事に取り組めています」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • T.S.さんが感じる職場の雰囲気
  • Y.T.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.I.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

職場を見られる機会があれば、ぜひ実際に見ておくことをおすすめします。また、造船所に興味のある理系の方であれば、今ご自身が学んでいる分野に関係なく、どこか活かせる部分が必ずあると思います。「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、企業研究を進めてください。応援しています!<T.S.さん>

昔は船乗りになりたかった私ですが、「船が好き」という気持ちをもとに企業を探していくなかで、今の会社とのご縁がありました。興味のあることや好きなことといった“芯”を大事にして企業研究を進めることで、自分らしい道を見つけることができると思います。また、人に聞く力や頼る力も、働くうえでは重要な要素です。仕事はチームで進めていくものなので、素直に聞いたり頼ったりする姿勢も、ぜひ身につけておいてください。<Y.T.さん>

企業研究では焦ることもあるかもしれませんが、まずは実際に興味のある会社へ足を運んでみることが大切だと思います。インターンシップなどに積極的に参加し、ウェブサイトだけではわからない雰囲気を自分の目で感じることで新たな気づきを得られるかもしれません。当社でも実施していますので、ぜひ一度参加してみてください。また、旅行に行くなど、さまざまな経験も自分の視野を広げる大切な経験になると思います。<S.I.さん>

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船のオーナー様にとって価値ある船を。船づくりの依頼が殺到している当社では若手からベテランまでが協力して、世界に一つしかない船をつくり上げている。

マイナビ編集部から

山口県下関市に拠点を構える旭洋造船(株)は、多様な船舶を手がける造船会社だ。設計の上流から詳細設計まで一隻ごとに異なる仕様や要望に応えていく点に、この仕事ならではの奥深さがある。ただ図面を描くだけではなく、船の用途や性能、使う人のことまで考えながら形にしていくプロセスには大きなやりがいが感じられるだろう。また、当社の特徴として挙げられるのが、複数の船の設計・建造を同時に進めていく点だ。それぞれ異なる仕様や目的を持つ船に並行して関わるため、常に新しい課題と向き合うことになる。同じ船は一つとしてなく、その都度、試行錯誤が求められる環境ではモノづくりの醍醐味を存分に味わえるはずだ。

お話を伺った社員の方々からは、船やモノづくりが好きというシンプルな想いを軸にキャリアを重ねている姿が印象的だった。専門分野が異なっていても、学生時代に培った基礎力や調べる力、人と関わる力などが現場で活かされている点も興味深い。知識だけでなく姿勢や経験が仕事につながっていることが伝わってきた。さらに、部署や立場を越えて相談しやすい風通しの良さや、自然と支え合う風土も魅力だ。多くの人と関わりながら船をつくり上げていく環境は成長の機会を与えてくれる。「スケールの大きなモノづくりに関わりたい」「多様な経験を積みながら成長したい」。そんな想いを持つ方はぜひ一度同社を調べてみてほしい。

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オーダーメイドの船づくりに若手のうちから挑戦。コンテナ運搬船やタンカーなど、多彩な船の建造・修理に携わることでやりがいを実感し、着実に成長できる環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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