企業研究においては、食わず嫌いをせず、業界や企業規模を問わず多くの会社を知ることが大切です。条件や待遇だけで見てしまうと、いずれ会社と自分の方向性にズレが出て、働く意義を見失い行き詰まってしまうからです。ぜひ企業を深く掘り下げ、自身の関心が社会のニーズと重なる場所をじっくりと探してください。さまざまな階層の先輩社員や、ときには経営層の方と直接対話できるのは、学生の特権です。
また、学生時代には、今しかできないことに全力で取り組んでおくべきです。部活動や遊びなど、効率とは無縁に見える「回り道」や「つまみ食い」の経験こそが、人間としての魅力を高め、将来の大きな強みになるはずです。私自身、学生時代は勉強より馬術部の活動に熱中していました。しかし、そのときの経験や感じたこと、人間関係が、今自分の糧になっています。
私たちが魅力的だと感じるのは、そんな人間力のある人。また、相手の気持ちを想像し、細やかな気配りができる人です。当社の業務は、市民の方の生活圏で道路工事に携わることも多く、人々の感情に寄り添う姿勢が欠かせません。多様な友人と交流したり、さまざまな活動に打ち込んできた人は、現場でも活躍できると思います。
(山田洋二郎/代表取締役社長)