最終更新日:2026/8/7

(株)キーテクノロジー

業種

  • 金属製品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計

基本情報

本社
群馬県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

世界を変えるための“機械”は私たちの仕事から生み出される

  • 機械系 専攻の先輩

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働きやすい環境で、自分のキャリアを磨き成長していく

建設機械を中心に、産業機械などの部品を製造・販売するキーテクノロジー。今回は技術部門と管理部門の先輩社員へ仕事内容や仕事にのぞむ姿勢、社内の雰囲気などについて本音で語ってもらった。

■小池 純矢さん 技術開発部 技術開発課
工学部卒 2022年入社(写真右)

■芝入 諒さん 総務部 人事・企画課 係長
地域政策学部卒 2018年入社(写真左)

起こりうる事態を想定しつつ、道具や製造プロセスを考え、より良いものをつくる(技術開発部/小池さん)

私は現在、試作品や新規品の作成のための設計、製作などを行う技術部門に所属しており、その中で担当している業務は主に3つ。一つは自社工場で生産を担当する人たち向けに、作業がしやすくなる道具を開発すること。二つ目は新規品をつくるにあたって、どんな設備が適しているかを選定すること。三つ目は新規品の量産の方法を考えることです。

一つ目の作業しやすくなる道具や環境を整えるということは、作業台をつくるといった比較的取りかかりやすい業務もあるので、配属後はそこからスタートしました。道具類の設計で特に気をつけているのは、安全であること。使う人がケガをしないように、先が尖りすぎていると危険だとか、手をぶつけたら挟まってしまうかもしれないといった可能性を想定し、その点を解消していきます。

これは量産方法を考えるときにも応用できます。たとえば部品を接着するところに目印をつけていても、つける部品を上下逆に接着してしまう可能性があります。作業をしてくれる人の中には外国の方もいるので、文字で書いてもあまり意味はありません。このように想定されるミスをできるだけ洗い出し、解決していくことが求められます。その結果「この新しい道具、とても使いやすいね」とか「作業効率がアップしたよ」という声をもらえると、やりがいを感じます。一方で、ミスの洗い出しが自分の中では充分だという実感がないまま時間との兼ね合いで完成させてしまった場合は、少し不安になることもあります。

他の業務としては、クレーン車の脚の部分をつくるという新規プロジェクトの一部を任されたことがあります。新規品を考える際は、ものづくりのセオリーのようなものが存在しており、それは先輩たちの経験則やアイデアの集積でもあるのですが、それを学びながらも自分なりのひらめきのようなものをプラスして、より良いものにしていく。これがものづくりの醍醐味だと思います。とはいえ、ものづくりには段階や経験が重要だと思いますので、いろいろなものをつくりながら将来的にはお客様へ納品する新規品全体の立ち上げ業務ができるようになれば、一人前なのかなと思っています。

私のオフの過ごし方

畑でパパイヤを育てているという小池さん。「川沿いにサイクリングロードがあるので、そこを走ることが多いです」と、屋外で気分転換をはかっているそうだ。

社員全員が働きやすく満足できるための環境、制度をつくる(総務部/芝入さん)

私は当社のある玉村の出身で社名は知らなかったのですが、地元企業ということで会社見学会へ参加しました。文系出身の私に「管理系の仕事はどうですか?」と声をかけていただいたことから、入社を決めました。経理、営業、システム導入などを経験し、5年目から人事に。現在は総務部の人事・企画の担当者として、人事労務全般、法務、広報、庶務など幅広い業務を担当しています。

その中でも業務の中心になっているのは、人事評価制度の策定と見直しです。当社では各部署ごとに細かく評価基準を決めていて、それを社員へ共有しています。どんなに頑張って仕事をしても、それが評価されなかったり報酬につながらないと社員はやる気を失ってしまいます。社員に納得感を持ってもらうために、各部署と綿密な打ち合わせをして評価基準を見直したり、新たに設定したりするのが私の役割です。同時に職務内容や役割に連動する給与制度についても取り組んでいます。

人事・企画は総務部の中に含まれているので、メインの業務以外にもさまざまな仕事を担当することになります。たとえば、どこかの地方で営業所を起ち上げる際はその総務的な準備、新しい事務所をつくる小規模プロジェクトなど、その都度発生する仕事への対応も多いですね。社内の動きならまだ予測可能なので心の準備もできるのですが(笑)、国の補助金の申請など、当社でも対象になるものがあれば期日までに申請をしたり、少し落ち着いたと思ったら新しい仕事が発生してくるような忙しさはあります。

ただ、ルーティーンだけではなく新しい仕事が発生するからこそ、自分自身の成長もあると思うので、スポット的な仕事にもやりがいはあります。2022年にはグッドカンパニー大賞に急きょエントリーして、関東地区の優秀企業賞をいただいたことも印象に残っています。申請書類を作成するのは大変でしたが、表彰されたことによって会社としての知名度や信用度も上がるため、そのときは大きな達成感を味わいました。これだけが評価されたわけではありませんが、自分自身も2024年4月に係長へ昇進し、20代のうちに部下もできました。自分も含めた社員全員がより働きやすく満足できる環境や制度を整えるために、これからも頑張っていこうと思います。

私のオフの過ごし方

休日はもっぱら子どもと過ごすという芝入さん。「公園や動物園に行っています。今、3歳なのですが、遊んでもらえるのは今のうちだけでしょうから」と笑う。

コミュニケーションが取りやすく、働きやすい環境が整備されている会社(小池さん/芝入さん)

■技術開発の仕事は生産現場との協力が大切です。私も入社後半年くらいは現場で研修があり溶接なども経験したのですが、試作品をつくるときは研修で経験したことよりもっと高度な技術が必要。その場合は技能系の社員と協力して取り組むため、社員間の信頼関係が重要になります。当社のオフィスは広いワンフロアに主な部署が集まっているので、コミュニケーションが取りやすいところも魅力の一つです。

入社前はあまり気にしていなかったのですが、当社は社員が働きやすいように福利厚生も整っていますし、新入社員の育成にも注力していると思います。たとえばメンター制度がその一つで、別の部署の先輩と月に1回、就業時間内に相談できる機会が設けられます。私自身悩みはあまりなかったのですが、部署の上司や先輩には話しにくいことがあれば相談できますし、別の部署の動きや人間関係も知ることができてとても良かったと思います。それに、月に1回、費用は会社負担でごはんに行ける制度もありますので、会社の中でコミュニケーションが取りにくいということはないですね。
(小池さん)

■都市部ではリモートワークが主流になっていると思いますが、当社では逆に人と人とのリアルなコミュニケーションを大切にしていて、懇親会や部活動、社員旅行など、交流の場がとにかく多いのが特徴です。そのため、社内で孤立するような心配がありません。『技能向上委員会』のように、技能の継承など純粋に仕事に関連する委員会もありますが、親睦目的のイベントでは会社が費用を負担してくれるのも嬉しいところです。実は昨年の社員旅行はハワイでした。もちろん、費用は会社負担で家族は半額負担。他にも子ども手当や産休、時短勤務などで、子育てがしやすい環境の整備やライフイベントに合わせた一時金の支給もあります。

社内には300円以下で食事ができる社員食堂や格安で飲めるコーヒーマシンのあるカフェテリア、トレーニングジムなどもあります。これらはやはり、経営基盤がしっかりしているからこそ実現していることなので、安心して仕事に取り組める企業であり働きやすい環境の証だと思っています。
(芝入さん)

私のオフの過ごし方

部活動、社員旅行のほか、若手社員による『若手委員会』では、定期的に懇親会、バーベキューなどのイベントを開催し、部署間の垣根を越えて交流を深めている。

企業研究のポイント

■「ものづくりをしたい」という意欲があって会社を探す場合は、工場見学をおすすめします。工場を見れば新しい設備を入れているかどうか、スペースに余裕があるかといったことがだいたいわかると思います。古くなった道具は壊れやすくても、慣れ親しんでいるものを使えば間違いないという安定志向の会社もあれば、慣れるまではちょっとリスクがあるかもしれないけれど、新しい道具や設備を入れてチャレンジしようという会社もあります。自分の性格と照らし合わせて、どちらが合っているのかを考えてみることは必要だと思います。
(小池さん)

■まず会社の業績や自分がやりたい仕事かどうかということは基本ですが、自分の力が発揮できるような社風かどうか、というところにも注目してみてください。インターンシップや会社見学会では、その企業の社長や役員といった人たちの話よりも、若手社員の人たちに話を聞いたほうが良いと思います。会社の上層部はどうしても、自社をよく見せようという意識が働きがち。その点、入社3年目くらいまでの若手社員の人は、仮に自分が入社したときに同じように直面する問題や悩みを抱えていることがあるので、参考になると思います。若手社員は数年後の自分自身の姿でもあるので、その人たちがいきいきと働いているかどうか。実際に話をしてみて、それが感じられるかどうかは大きなポイントではないでしょうか。
(芝入さん)

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群馬県佐波郡玉村町にあるキーテクノロジーの本社社屋。2017年にこの地へ移転し、設備も一新。社員食堂やジムなど、充実した設備も自慢のひとつだ。

マイナビ編集部から

学生のみなさんにとってB to Bの企業の仕事は触れる機会がないこともあり、注目しづらいのではないだろうか。しかし「その業界の中では、知る人ぞ知る企業」や「地元の優良企業」というところも存在する。群馬県に本拠地を置くキーテクノロジーもそんな企業の一つで、ものづくりにおいて欠かせない鋼板の加工メーカーとして、建設機械を中心に、産業機械の部品などを自社で開発・製造している。21世紀に入ってからは、中国、ベトナムのハノイにも現地法人を設立し、世界で存在感を示す日本の建設機械メーカーをサポートする。

同社を取材して感じたのは“余裕”。社員間の交流を深めるイベントや資格取得のサポートなど、あらゆる面において社員に負担がないよう、費用面でのサポートだけでなく働く環境を整えるための配慮が感じられる。これはやはり経営基盤が安定しているからこそ、実現するのだろう。実際、群馬県では「中小企業モデル工場」や「IT推進モデル企業」に認定され「群馬県優良企業表彰ものづくり部門」を受賞しており、地元群馬での存在感は決して小さくない。

評価基準を公開したり給与制度を変えようという取り組みも含め、現状維持にとどまることに固執している企業ではないことを感じた。群馬県をはじめ、関東エリアでものづくりに携わりたい、福利厚生を含め、働きやすい環境で仕事がしたいという人にとっては見逃せない企業であろう。

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同じユニフォームに身を包む、若手社員たち。役職や職務を細かく分けて、階層別研修のプログラムもしっかり組まれており、社員のキャリア形成にも余念がない。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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