最終更新日:2026/8/7

天龍製鋸(株)【東証スタンダード上場】

  • 上場企業

業種

  • 金属製品
  • その他メーカー

基本情報

本社
静岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

モノづくりの原点を支えることの面白さとやりがい

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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安心してチャレンジできる環境があります

丸鋸を開発するなど、機械鋸の老舗メーカーとして知られる天龍製鋸(株)。100年を超える歴史がある当社で、どのような働き方ができ、どのような未来を描くことができるのか。若手社員の視点を通して紹介します。

さまざまな場面で若手を積極的に登用し、チャレンジを促すなど、人材の力を核に躍進を続けている当社。今回は将来を嘱望されている技術者2名と営業職1名に、それぞれの仕事内容や取り組む姿勢、今後の目標などを伺いました。

写真左から
田村 良晃/営業一部 営業一課/2023年入社/国際関係学部 国際言語文化学科卒
堀川 颯飛/開発技術部 品質管理課/2020年入社/理学部 生物学科卒
濱谷 太一/開発技術部 開発技術二課/2021年入社/工学部 数理システム工学科卒

新たなチャレンジにふさわしい環境【堀川颯飛】

大学では主に植物について研究していましたが、それにとらわれず興味を持ったことを調べて、その中から自分に合う会社を選ぼうというスタンスで企業研究を始めました。当社との出会いは見学会の会場。そこで当社はモノづくりの始まりである「切る」ことに特化している会社であり、さまざまな材料に合わせて材質を変え、最適な刃物をつくっているという説明を受け、自分の幅を広げて新しいことにチャレンジできる会社だと感じたため、入社を決意しました。

入社後は開発技術部の品質管理課に所属。品質管理の業務は文字通り製品の品質を守ることであり、クレーム対応から工程内における不良品の削減に向けた集計・データ取りや計測器・測定器具の管理まで、作業の改善や会社全体の信頼性の向上に繋がる活動をしています。その中でも私は工場全体の計測器の管理と不良品に関する業務や、工場内の不良品の発生を削減するための作業標準書の作成や改訂などを担当。現場にも頻繁に足を運び、現場スタッフに作業工程をヒアリングするなど状況確認に努めています。

そんな品質管理課は人数が限られていることもあり、分担するのではなく、すべての工程をチェックすることとなります。カバーする範囲が広く、一貫したモノづくりを網羅的に見られることは非常に面白いですし、全体を把握できることにやりがいを感じています。また、現場の方々と踏み込んだ話ができるのも楽しい点です。

こうした業務の幅広さは向上心に繋がっていますが、その一方で作業の効率化も重要になります。これまでは不良品が発生した場合、さまざまな部署から上がってきた報告書を品質管理課で集計し、取りまとめて報告していました。ところが、報告書は作成者によって手書きだったり、データだったりとさまざま。データとして取りまとめるために、丸1日を費やしていました。そこでどうにか効率化できる方法はないかと考え、VBA(プログラミング言語)について勉強し、その導入を上司に提案したところ「良いね、やってみよう」ということに。そして導入した結果、さまざまなファイルの切り貼りで行っていた集計がクリック1つでできるようになったことで、作業は半日程度に短縮。時間的なゆとりができたことでメリハリがつき、趣味の弓道に打ち込める時間も増えました。

それぞれの仕事術

「上司からの依頼に対し完璧を求めず、まずは早く提出して『大丈夫かな』といった不安を解消。やりとりを重ねながら、ブラッシュアップしています」堀川颯飛

地道なトライ&エラーが実るやりがい【濱谷太一】

私は兵庫県出身で、大学への進学に伴い浜松市に来ました。一人暮らしを継続したいという思いが強かったので、住み慣れた静岡県内で企業研究を開始。当社のことを知ったのは見学会の時ですが、その際、そもそも鋸は専攻している人が少ないため、全員が横一線のスタートになるという説明を受けて興味を持ちました。大学ではプログラミングが主で、モノづくりは専門外でしたが、専門知識は入社後に身に付ければ良いということだったので入社を決めました。また、会社の自己資本比率が高く、経営が安定しているため、安心して働ける会社だという点も大きかったですね。

私が所属している開発技術課は、鋸の設計と新製品の開発を行っており、切る材料や装着される機械の種類によって一課から三課に区分されています。一課は手で持って使用するタイプの電動工具用の鋸、二課と三課は機械付けの鋸で、二課は木工・非鉄金属・樹脂の切断用、三課は鉄用の鋸というように分かれています。私は現在、二課に所属しているので一般木工や樹脂を切断する鋸を担当。具体的には、製品設計のほか、新製品に関する案出しに始まり、試作品をつくって評価・分析するといった開発業務、従来製品の切れ味や切断面の状態などにクレームがあった場合の調査を行っています。

ほかの業界と同様、鋸業界にもセオリーがあり、切削に関する常識のようなものがあります。既存製品のブラッシュアップに取り組む中、セオリーや常識を忠実に守っているだけでは解決できない場面に出くわすことも。例えば刃先の角度について、時に常識に逆行すると上手く行くというケースがあります。セオリーや常識に囚われず、1つ1つ泥臭く試して潰すという作業を行うことは先が見えず苦しいものです。しかし解決して製品に反映した後、営業経由でお客様から「良くなった」というお声をいただけたと知ると嬉しいです。そして何より多くのトライ&エラーを繰り返し、それが実ることに技術者としてのやりがいを感じます。

現在携わっているのが製品の表面処理に関する課題で、着手してから1年以上経過しています。今考案している表面処理法は当社として初めての方式であるため、解決するまでにはもう少し時間がかかりそうです。それでも入社4年目である私に、いろいろなことを任せてもらえているので、とても恵まれている環境だと感じています。

それぞれの仕事術

「一貫生産している当社では、開発部門と生産部門との連携が重要となります。そのため工場に頻繁に足を運び、密にコミュニケーションを取るよう心掛けています」濱谷太一

安定基盤を舞台に成長を手に入れる【田村良晃】

私は滋賀県の出身ですが大学への進学を機に静岡へ。サウナ好きが高じて「サウナの聖地」と呼ばれる施設にはまり、地元へは戻らず、そのまま静岡県内で就職することを決意。業界や業種に対するこだわりはあまり強くなかったため、将来にわたって安定して働ける会社を条件に企業研究をスタート。自分なりに上場企業や経営指標の良い会社を調べ、候補を徐々に絞り込みました。最終的に当社に決めた理由は、対応してくれた人の人柄が良かったこと。包み隠さず話してくれる雰囲気に信頼感と親近感を持ち、入社を決意しました。

現在は営業一部営業一課に所属しています。当社の営業部門は取引先によって営業一部営業一課と営業二部営業二課と三課の3つに分かれていて、私が属している営業一課は大手電動工具メーカーを受け持っています。個人プレイではなく、課全体で取り組むスタイルであるため、各自が役割を分担しながら連携を取って対応。私は愛知県内のお客様への訪問と、依頼を受けた案件に関する要望や条件の整理、開発との情報共有やお客様への説明などを行っています。さらに、製品パッケージのグラフィックデザインや鋸の盤面デザイン作成のサポートを担当するなど、業務の幅が広く、楽しみながら取り組んでいます。また、直属の上司である部長は欧州や豪州のお客様にプレゼンテーションしに出張することもあり、いつか私も海外出張を経験したいと考えています。

そんな営業一課は常にチームワークを大切にしているため、こちらから聞きやすい雰囲気をつくってくれていることに加え、意識的に声をかけてくれるなど、配慮してもらっています。また、私はボディービルが趣味で普段から食事に気をつけているのですが、弁当を持参することに対しても理解を示し、応援もしてくれているため、本当に良い職場だなと感じています。

入社当初は右も左もわからず、ただがむしゃらに言われたことをこなす毎日でした。それでも一生懸命に仕事に取り組みながら組織や人を覚え、必要な知識やスキルを習得していくうちに仕事全体の流れが把握できるようになりました。その中で少しずつ余裕が生まれ、主体的にも動けるように。仕事に対する視点も変わるなど、入社2年目の今は成長していることを実感しています。今後も引き続き経験を積んでスキルアップを図るとともに、将来的なポジションアップを目指しています。目標は営業部長です!

それぞれの仕事術

「商談などにおいて第一印象が大切なのは当然のことですが、取引先が大手の場合、担当者だけではなく、上層部を説得できるだけの論理的な説明が求められます」田村良晃

企業研究のポイント

企業研究は、おそらく人生設計について真剣に考える初めての機会だと思います。この機会に、自分がやりたいこととやりたくないことを考えてみることをお勧めします。そして将来的にどのようなキャリアを描けるのかを考えて企業研究に取り組むと、働きたい会社や就きたい仕事が見えてくると思います。最も大切なのは自己実現できることであり、本来持っている自分の能力を発揮できる会社を見つけてみてください。

企業選びにおいて福利厚生や給与水準、休日日数など、気になるポイントはいくつかあると思います。それらは企業を推し量る指標となりますが、それがそのまま従業員に対する優しさの指標になるとは限りません。これから企業研究に取り組むのなら、会社の方針や行動が今の世の中の流れに沿っているのか、SDGsや脱炭素、健康経営など、企業に求められているキーワードについて開示されているのかどうかを是非チェックしてください。上場企業はこれらの情報がすべてオープンにされていますし、非上場企業でもホームページを持っているので、これらの観点から企業を調べることは非常に有意義だと思います。調べすぎて失敗するということはありません。会社に入ってから「イメージと違った」とならないように、納得できるまで調べてみてください。

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「今やどの会社も従業員に学ぶ姿勢を求めていると思います。そのため学ぶ癖・習慣をつけておくことが大切になるのではないでしょうか」人事担当:袴田(左)・高橋(右)

マイナビ編集部から

新卒入社は人生で一度きりのことであり、失敗は避けたいもの。そのためさまざまな手段を使って、将来自分が入るかもしれない会社について調べるのだが、外から見るだけで本質を見極めるのは非常に難しい。
そこで参考にしてほしいのが社員の言葉だ。実際に働いている人の評価は、どんな職場なのかを知る手立てとなり、雰囲気を感じ取る手掛かりとなる。かつ学生に年齢の近い若手社員であれば、自分が働いている姿をイメージしやすくなるに違いない。

今回取材した堀川さんは「働きやすい環境づくりが行われ、さらに良くしようという取り組みがされている」と評価、さらに「就業中だけでなく、プライベートのケガも保険で補償されていて助かった」とその充実ぶりを教えてくれた。
また、濱谷さんと田村さんはともに静岡県内の大学を卒業しているが、県外の出身。気になるのは家賃だが「住宅手当が手厚く設定されている。いくつか条件はあるものの、若いうちは自己負担がかなり少なく生活できます」と濱谷さん。遠方出身者の受け入れ体制が整えられていることがわかる。
また、濱谷さんは「入社後にわかった当社の良い所は現場と近いことと、いろいろ試せること。やりたいと思ったことをどんどん試せる環境は、1人の技術者として有難い」と改めて振り返る。
自分の人生を自分の手で切り拓きたい、そんな人には是非注目してほしい会社だ。

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東証スタンダード上場企業である同社。自己資本比率が高く、企業としての安定度は抜群。ハード面とソフト面の両方から社員をバックアップしている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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