最終更新日:2026/7/15

芝電機(株)

業種

  • 重電・産業用電気機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • コンピュータ・通信機器
  • 精密機器
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

社会インフラを支えながら、自分自身の成長の手ごたえもつかむ

  • 電気・電子系 専攻の先輩

PHOTO

若手社員が語る、挑戦の日々と仕事のやりがい

鉄道や通信、電力など、人々の暮らしを支える電源装置を製造する芝電機。極めて公共性の高い仕事にチャレンジしている設計職と営業職の先輩たちに、仕事の魅力や成長の歩みについて伺ってみた。

T・Yさん
生産本部 技術部 設計課
工学部電気電子工学科卒/2023年入社

T・Kさん
生産本部 技術部 設計課
電子専門学校電気工学科卒/2022年入社

S・Wさん
営業部 営業1課
経済学部経済学科卒/2025年入社

【T・Yさん】自分の設計が世の中の役に立つ。その実感がモチベーションになる

大学時代は電気電子回路を専攻し、研究室では光ファイバをテーマに学びを重ねていました。就職先としては学科に関連する電機系のメーカーを幅広く志望したところ、マイナビ経由で当社が設計職を募集しているのを知りました。電源装置を介して鉄道や通信といった公共インフラを支えている事業内容に魅力を感じたのが入社の決め手となりました。

最初の3か月は新人研修期間となり、部署内の先輩から電気の基礎や回路図の書き方などをじっくりと教えていただきました。配属後は設計業務からスタートしました。営業が受注した案件について、お客さまの要望に合わせて回路図や外形図、仕様書などを作成。すべてがそろったら、図面のほか部品等に関する情報を添えた製作伝票を茨城にある工場に渡す。これが設計者の一連の仕事となります。

最初は先輩の指導を受けつつ、過去に同様の事例がある案件を担当。お手本となる設計がありましたので、少しずつできることが増えていきました。しかし、初めてゼロから耐雷トランスを設計したときは、試行錯誤の時間が長く続きました。それでも先輩に質問をすると快く答えてくれたおかげで、何とか無事に完成させることができました。

2年目以降は図面に私の名前が正式に記載されることになり、責任がぐっと重くなりました。この前後から自社以外のメーカーからの依頼で製作するOEM製品を担当することになり、お客さまと直接メールや電話でやり取りしながら、要望を叶えていく中でコミュニケーション面で考えさせられる場面が増えました。丁寧に言葉を紡ぎながら、何とか設計を完成させて、無事に工場で製品が形になったときはホッとした感覚に包まれます。

私自身、鉄道や電力会社向けの設計を数多く担当していますので、いつも使う身近な施設でも自分の設計した電源装置が使われていると、非常にうれしく思います。今後はOEM製品のみならず、自社ブランドも手掛けたいですし、より複雑な機構の製品にもチャレンジしたいです。そのためにも勉強が必須ですから、まずは第二種電気工事士の試験を目標に自己研鑽に励むつもりです。

先輩からのメッセージ

「設計部にはコツコツと集中して作業できる環境が整っています。先輩に気軽に相談できますので、資格や経験がなくとも挑戦できると思います。」(T・Yさん)

【T・Kさん】学び続けることで、ワンランク上の設計者に成長を遂げる

学んできた電気の知識を活かして働きたいと考えていた私は、就職先としてはセンサーや無線などの電気部品メーカーを意識していました。電源装置メーカーに関しては、たまたま存在を知った当社に応募しました。入社の決め手となったのは社内の雰囲気にほかなりません。面接で出会った当時の部長を通して、役職にかかわらず気兼ねなく意見が言える風通しの良さが伝わってきたことから、ここならば安心して働き続けられると感じました。

それ以来、鉄道会社などに納入する電源装置を軸に、幅広い製品の設計に携わっています。新たに覚えることが山積みの毎日でしたが、わからないことも最初は一人で考えてみて、それでも解決できないときは上長に頼ることを意識していました。“自分で何とかしてみよう”という姿勢を持つことが、知識の定着につながっていくのだということがよくわかる新人時代でした。

3年目の途中からは全社的に依頼が増加したこともあり、多くの経験を重ねる中で自分自身の設計力も高まっていきました。ちょうどその頃、原動機用の電源装置に関して、外装は現地にそのまま残し、中身だけ入れ替える特殊な案件を担当しました。普段はオフィスで設計している私たちですが、この時は現場での状況確認に出かけました。さらには過去の同様の案件の設計を調べ上げるなどして何とか設計は完成。顧客とのやり取りも含め、ほぼ初めての経験ばかりでしたが、おかげで自分の中の知見が増え、成長のきっかけになったと思っています。

設計した製品が工場で形になり、出荷に至るまでには問題が発生してしまうケースも少なくありません。しかし、経験を積んでいくと事前に問題が起きそうな場所に対処ができるようになり、何も問題なく出荷できたときには大きな達成感を味わうことができています。しかも、苦労して作った装置が、聞いたことのある施設に納入されるというのも感慨深いものがあります。

技術や知識が増えたとはいえ、効率的に製品づくりができているかといえばまだまだ未熟なところばかりだと感じています。資料やマニュアルを再整備して臨機応変に対応する力を高めるとともに、資格取得などにも挑戦してさらなる上を目指すつもりです。

先輩からのメッセージ

「表立っては見えませんが、私たちは暮らしに関わる大切な製品の電源を設計しています。誇りを持って取り組めるこの仕事に、ぜひ興味を持ってほしいですね。」(T・Kさん)

【S・Wさん】失敗を恐れずに挑戦しながら、営業としての在り方を学ぶ

私自身は文系出身ですが、実家が地方都市で電気に関わる事業を営んでおり、自分の価値観や育ってきた感覚が活かせるのは電気関係の会社だと思うようになりました。首都圏の何社かに応募したところ、出会った一社に芝電機がありました。面接では社長と営業部長が対応してくれて、会社の長所ばかりではなく、ネガティブな部分も包み隠さず語ってくださった正直さに惹かれて当社へ入社を決めました。

配属されたのは、大手鉄道会社に対する営業を担う部署。鉄道業界の場合、お客さまが年度予算を組み、その中で必要な製品や設備の要望を提示していただくところから仕事がスタートします。営業は要望を分析して合致する適切な製品を提案するとともに、細かな仕様を打ち合わせながら内容を固め、設計部門や工場と連携して製品を形にし、間違いなく納品されるまでのすべてに携わっていきます。

最初の1年間は上司である課長の営業に同行しながら基礎を固める時間となりました。あいさつ回りや仕様の決定、工場との調整などさまざまな業務に関わる中で、上司とは長い時間を過ごすことになりました。私の質問に対して丁寧に答えてくれて、芝電機がどのような考えのもとで事業を営んでいるかも細かく解説してもらえたおかげで、“営業とは何か”を体感する貴重な時間となりました。

2年目になると上司の担当を一部引き継ぎ、簡単な依頼であれば私が中心となって資料などをまとめています。ある重量物を生産したとき、納品までの調整を任されたのですが、お客さまの工事予定に合わせた納品を実現できず、ご迷惑をおかけしてしまったことがあります。上司のフォローでことなきを得ましたが、「失敗をしてもそこから学んで次に活かせばいい」と背中を押してもらえています。期待に応えるためにも同じミスは繰り返さないように、関係各所に確証を取ってから依頼に入るのを習慣づけるようになりました。

営業はお客さまの要望を社内へ正確に伝え、納期まで問題なく完成に導いていくために社内調整をしていく立場となります。難しい仕事ですが、一つひとつを積み上げていくことで確実に仕事をこなす力を身に付け、いずれ後輩ができたときには堂々と教えられるようになりたいです。

先輩からのメッセージ

「せっかく社会に飛び出すのですから、当社のように挑戦できる環境に飛び込んで自分を成長させていきましょう。」(S・Wさん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • T・Yさんが感じる職場の雰囲気
  • T・Kさんが感じる職場の雰囲気
  • S・Wさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究においては、縁の下の力持ちとして社会を支えている業界にもぜひ注目をしてください。産業用電気機器の業界もその1つです。停電時の病院、災害避難所の体育館、鉄道の信号・通信設備、携帯電話の基地局など、非常時のバックアップ電源が必要な施設は世の中にたくさんあり、身近な社会インフラに不可欠な存在と言えます。そして当社は、その産業用電源一筋で取り組んできたメーカーです。大きな企業ではありませんが、お客さまのさまざまなご要望にオーダーメイドで応えられることを強みとしています。企業研究において、企業の強みや社会的な需要に着目すると、新たな一面が見えてくることでしょう。
(代表取締役 寺西 孝一郎)

SDGsの観点から、近年、リチウム電池や水素電池など新たな電源の開発が進んでいますが、当社でも、新製品を本格的に生み出していくための開発本部を設立しました。新しい技術を産業用製品に取り入れ、今までになかった分野にも役立てていく方法やサービスを模索するチャレンジを始めています。電気系は専門知識が必要な業界というイメージがあるかもしれませんが、当社では意欲があれば誰でも一人前に成長できる環境を用意することに注力して参りました。開発の仕事がしたい人は、そのチャンスがある会社かどうかも、入社前に確かめておくと良いでしょう。
(常務取締役 開発本部長 渡邉 悦男)

PHOTO
企画から開発、設計、製造、納品までの一連の流れを一貫して手掛けることで、芝電機は信頼を集めてきた。部署を超えたコミュニケーションも日常的な光景だ。

マイナビ編集部から

1943年に創業した芝電機は、産業用電源装置のメーカーとして、鉄道や通信キャリア、電力会社などの公共性の高い分野に特化して技術提供している。基本的にはお客さまの依頼のもと、“一品一様”の製品を製造しているだけに、きめ細かく要望を叶えるためにも、営業、設計、製造が密に連携する体制を構築している。今回の取材でも設計と営業の若手に話を伺ったが、社員数約150名のコンパクトな会社だということもあって、非常にコミュニケーションがしやすい環境だというのが話の端々から伝わってきた。

企業理念に掲げるのは「社会の発展を支え明るい未来を創造する」の一文。これからも電源を通して、安心できる社会づくりに貢献していく構えだ。しかし、80年の伝統にあぐらをかくようなことはしない。常に変化し続けてきたからこそ、同社はここまで長きにわたって信頼を集め続けられたのである。実際、若手の柔軟な発想を果敢に取り入れようとしており、取材に応じてくれた先輩たちもどんどんチャンスをつかみ、わずかな期間で成長を遂げている。

その一方で上司や先輩たちも手厚くフォローしており、長い目で見て下を育てていこうという姿勢も根付いているから、若手たちも思い切ってチャレンジできているようだ。古きと新しきをバランスよく融合させることで、同社はさらなる未来を開拓していこうとしていると、今回の取材を通して感じた。

PHOTO
新しい試みでいえば、公式キャラクター「エレしばくん」の活用が進んでいる。グッズなどにも用いられており、お客さまからも「かわいい!」と好評を博している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 芝電機(株)の取材情報