企業研究では、まず「行動すること」を大切にしてほしいと思います。実際に動いてみることで、自分にとって何が心地よいのか、どのような仕事に興味を持てるのかが見えてくるからです。私自身も、最初からやりたいことが明確に決まっていたわけではありません。インターンシップや会社見学に20社ほど参加するなかで、「ブランド品が好き」「経営にも関わってみたい」といった自分なりの軸を見つけることができました。
また、企業だけでなく、「業界の将来性」にも目を向けてほしいと思います。どれだけ個人が努力しても、業界全体が縮小傾向にあると成果につながりにくい場合があります。一方で、成長を続けている業界であれば、挑戦できる機会も多く、キャリアアップの可能性も広がります。学生のうちは、給与や休日といった条件に目が向きがちですが、長く働き続けるためには、「会社が安定して成長しているか」「継続的に利益を生み出せる基盤があるか」といった視点が欠かせません。
そして何より大切なのは、「比較すること」です。複数の会社を見ることで、自分がどのような環境に魅力を感じるのか、反対にどのような点に違和感を覚えるのかが少しずつ明確になっていきます。行動し、比較し、気づきを得る。その積み重ねこそが、自分に合った会社と出会うための一番の近道だと思います。
【H.K.さん】