最終更新日:2026/6/5

日新工業(株)

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 金属製品

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

クルマづくりの最前線で、挑戦と成長を重ねるエンジニアたち

  • 機械系 専攻の先輩

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実験と開発の現場で求められる役割とは?

自動車の重要部品の開発から設計、製造までを一貫して手掛ける日新工業。ここでは実験と先行開発に挑む先輩たちから、安全で快適な自動車を作るために心がけていること、モノづくりの醍醐味などを聞いてみた。

T.A.さん
実験2G チーフ
2008年キャリア入社

A.I.さん
実験2G
2024年入社

Y.O.さん
先行開発G
2024年入社

【T.A.さん】若手たちの成長を支え、実験のクオリティを高めていく

以前は自動車整備士としてカーディーラーで働いていたのですが、次第にクルマを直すのではなく、作る側に立ちたいとの思いが強くなって日新工業に転職しました。最初の5年間は製造職として、サイレンサーやエキゾーストパイプなどを作っていました。金属パイプを曲げ、溶接をするという技術を駆使しながら部品を製造する時間は、まさにつくり手を目指した私にとっては非常に楽しい時間でした。

開発に位置づけられる実験Gに異動したのは、自動車整備士としての経験があるからにほかなりません。実験Gではエンジンなどを使って開発中の製品の性能評価を行っており、自動車への理解度の高い人材が求められていたのです。異動してからは、確かに自分の経験がフルに活きる反面、未完成の製品だけに予想外の実験結果が続くケースもしばしば。実験Gだけで考えても解決策にはたどり着けないので、設計や解析といった関係部署と密に連携し、最適なアプローチ方法を考えるということを習慣づけています。

日新工業はトラック類を中心に、大手自動車メーカーの排気まわりのシステムを得意としています。クルマの安全と性能に直結する部品だけに責任は重大です。チーフとして実験をまとめる立場になった現在は、約10名の社員たちと個別にコミュニケーションを重ねて細かく状況を確認しつつ、進捗や課題に関して全体を俯瞰するという2つの視点を共存させて仕事しています。

私たちが実験をした結果によって、開発上の課題が浮き彫りになり、モノづくりが前に進んでいくのですから、意義ある仕事に携わっていると強く思います。開発には数年単位の長い年月がかかりますので、携わった車種がようやく世に送り出され、TVCMが流れているのを見ると感慨深さでいっぱいになります

チーフとなってからは指導した若手たちが成長を遂げ、能動的に実験に携わっている姿を見るのが毎日のモチベーションとなっています。2026年4月からは性能評価に加え、実験の最後の関門となる信頼性評価のチームもまとめることになりました。その中でも預かっている若手たちが成長を遂げられる環境を作り、問題なくプロジェクトを進めていけるように挑戦をし続けたいと思っています。

会社の魅力は?

「トラックや建機の部品を作るだけにスケールの大きなモノづくりに携わることができます。街を走るクルマづくりを支えられているのは大きなやりがいです」(T.A.さん)

【A.I.さん】学び続ける姿勢を貫き、自動車開発のプロとしての階段を駆け上がる

自動車系専門学校に進学した私は、ゼロから開発する手法を学びつつ自動車整備士資格を取得しました。就職先としては自動車業界の開発職を志望。そんな中、当社の会社見学をしたとき、学生が話しやすい柔らかな雰囲気をつくってくれたことに共感しました。エンジン回りの技術は学校でも学んできましたし、自分の経験がダイレクトに活かせると思い、入社を決意しました。

3か月間にわたる新人研修では実験、解析、設計のそれぞれの部署での業務を経験。その後、実験2Gに配属されてからは、主に性能評価に取り組んでいます。私はベンチエンジンを使用して試験品の浄化率性能、排圧測定、騒音の評価などを手掛けており、得られた結果は設計や解析にフィードバックすることで開発中の製品の性能向上につなげています。

トラック向けのエンジンはシステム全体が巨大で、配属直後は動かすのが“怖い”という感覚がありました。しかも、どんどん新しい試験に挑むチャンスをいただけたので、知識を習得していくことに苦労しました。その中で頼りになったのは先輩の存在です。1を聞くと10や100で返してくれる人たちばかりで、本当に多くの物事を吸収することができました。おかげで1年も経つと実験の計画策定から報告書の提出まで、すべてを一人で完結させる力が身に付きました。

2年目になると実験で上がったデータの分析に関わるケースが増えました。想定したデータが出なかったとき、数字を見て原因を特定して改善策を考案していくのですが、一人だけで考えていてもできることには限界があります。周囲を巻き込んで多様な意見に触れることが、より良い結果を導く近道にほかなりません。全員で試行錯誤を繰り返した結果、目標となる試験結果が出た時の達成感にはたまらないものがあります。

さらなる実力を身に付けるためにも、新しい技術を自分の中に取り込みたいと考えています。当社は外部のセミナーにも快く送り出してくれますし、先輩の知見を得られる勉強会もありますので、それらの機会を活かして自分を高め続けていくつもりです。

会社の魅力は?

「正しいモノづくりをするために、活発に意見交換するのが当社のスタイル。計測データに違和感があったとき、若手も遠慮せずに意見を述べることができます」(A.I.さん)

【Y.O.さん】この世に存在しない技術を、新しく形作るために

大学時代は機械工学を学び、CADを使った設計にも携わっていました。就職活動では機械や自動車などの設計職を志望。インターンシップの段階で10数社を回ったのですが、当社は先輩社員が丁寧にCADの操作方法を教えてくれて、わからないことを聞きやすい社風が根付いているのがわかりました。社風の温かさがよく伝わってきたことが入社の決め手となりました。

私も3か月の新人研修を受講しましたが、その中で興味を持ったのが先行開発です。プロジェクト化、量産化する前の技術を開発する職種であり、世の中にまだ出ていない技術に触れられる点に憧れを抱きました。希望が叶って配属されてからは、製造に用いる接合技術を開発したり、プレス製品の解析に臨んだりと、さまざまな角度から新しい技術に向き合っています。

先行開発の場合、設計や解析をするのはもちろん、治具を作ったりして試作を重ね、実験をして分析を進めていったりと、モノづくりに関するあらゆる業務に精通しなくてはなりません。それだけに毎日多くの物事を勉強し続けており、展示会や外部セミナーなどにも積極的に参加してスキルアップに励んできました。

そうした努力が実って2年目中盤には新しい接合技術を考案する担当者となりました。製造の根幹技術だけに経験の浅い私が任されたのは驚きでしたが、期待されて任されたことが伝わったので、精一杯頑張っています。現在は材料探しの段階で、どういうアプローチが良いのか検討を繰り返しているところです。この新技術に対応する装置の選定なども任されていますので、おかげで多角的に技術を見つめる目が養われています。

並行して解析業務も任されており、仕事の幅はどんどん広がってきました。未知なる技術を形にするこの仕事を全うし、日新工業のモノづくりをさらなる発展に導ければと思っています。ちなみに働く環境の良さも当社の自慢の一つ。1年で9連休が3回取れますし、有給休暇も取りやすいので、自分の時間も大切にしながら仕事に没頭することができています。

会社の魅力は?

「先行開発は社内の多くの部署と連携する必要がありますが、誰と話しても距離感が近く、なんでも丁寧に教えてくれるので仕事がしやすいです」(Y.O.さん)

企業研究のポイント

■多くのメーカーは学生に工場などを見学できる機会を設けているはずです。モノづくりをしたいのであれば、現場を見るのが一番。そういう機会はためらわずに活用してほしいですね。日新工業でいえば、どの部署でも考えながら主体的に行動する姿勢が問われます。アクティブにモノづくりしたいという人は、実際の現場を見ることで、共感できるものがあるかもしれません。
<T.A.さん>

■Web上の情報だけではなく、実際にその企業に足を運んでみて、そこで働くイメージを具体的に掘り下げていくことを意識しましょう。言葉では伝わらない物事も非常に多いので、多くの気づきが得られる時間になることもあります。訪問をすれば交通の便なども体感できると思います。通勤についてあまり意識しない人も多いですが、実は大切な要素なのでしっかりとチェックしてみてください。
<A.I.さん>

■学生時代を振り返ると、社会に出るのは確かに不安でいっぱいでした。だからこそ、私は多くの企業のインターンシップに出かけて、その場でしかわからない情報の収集に努めていました。会社と直接コミュニケーションできる場所を有効活用して、自分に合う場所を探してください。自己分析で悩んだときは、友人や先生などに自分自身の強みについて聞いてみると新しい発見と出会えるかもしれません。
<Y.O.さん>

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本社は神奈川県にあり、大和工場と鶴間工場を構えているほか、栃木県にも工場を有している。

マイナビ編集部から

日新工業は主に、トラックや建機などの商用車に用いられる自動車部品の研究開発・製造で確かな実績を残している企業である。中でも得意とするのはエキゾーストシステムだ。排気や消音、振動吸収、排ガス処理など多様な機能が網羅されており、複雑な技術体系の上で成り立っているからこそ、完成車メーカーや車種によって、求められる形は微妙に変化していく。それだけに“多品種少量生産”にしっかりと対応することで、クライアントの多大なる期待に応える盤石のモノづくりを展開してきた。

今回は栃木県栃木市にあるテクニカルセンターに所属する先輩に話を聞いたが、黙々と機械に向き合うのではなく、部署を横断して活発にコミュニケーションを重ねながら成果を出そうとしている姿が印象に残った。人と人とが力を合わせてこそ、初めて有用なモノづくりができるというのがよくわかる取材だった。

社員が活き活きと働けるようにと、働く環境の整備にも取り組んでいる。年3回の9日間の長期休暇があるから旅行などを楽しむ社員の姿も少なくないそうだ。また、新卒社員の社宅の利用料は最大月4,000円と破格の設定となっている。暮らしの面でもしっかりサポートしてくれるから、不安なく思い切り仕事に臨むことができるだろう。

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1959年の会社設立以来、日新工業は多品種少量生産のプロフェッショナルとして、自動車業界に大きく貢献を果たしてきた。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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