最終更新日:2026/6/1

日本赤十字社 東海北陸ブロック血液センター

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 医療機関

基本情報

本社
東京都、愛知県

取材情報

先輩100人100の就活

東海北陸7県のいのちを救う「献血」のバトンを、確かな品質で次へ繋ぐ。

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社会貢献度の高さと温かな職場に惹かれて入職!

日本で献血の受入や血液の製剤化などの血液事業を担う「日本赤十字社」。その中で「東海北陸ブロック血液センター」は、東海北陸7県の血液の検査や輸血用血液製剤の製造業務を一手に引き受けています。

今回は、製剤部と事業部で活躍する先輩職員2名にインタビュー。大学時代の学びや夢中になったこと、就職活動の思い出、入職の理由、現在の仕事内容とやりがい、将来の夢などについて、たっぷり語っていただきました。

(写真右から)
●A.E.さん (製剤部 製剤二課/2023年入職/薬学部出身)
●S.S.さん (事業部 需給管理課/2024年入職/経営学部出身)

薬剤師の専門性を活かし、製造の現場から多くのいのちを支える。

大学時代はマウスを取り扱う研究室に所属し、実験に明け暮れる毎日を過ごしていました。研究テーマは、マウスに希少糖を混ぜた食事を与え、生体にどのような変化が表れるかを比較・分析するというものです。一つの事象に対して「なぜこのような結果になるのか」と納得がいくまで突き詰め、論理的に思考を組み立てるプロセスは、正確性を追求する姿勢の原点となっています。薬学部は実習やレポート提出が多く、試験勉強との両立は大変でしたが、手を動かして学ぶことが好きだったため、非常に充実した時間でした。

学業以外では、卓球部の活動に打ち込む傍ら、日本赤十字社が展開する「SRC(シニア・レッドクロス)」に参加。病院に入院している子どもたちと一緒に工作をして遊んだり、献血の呼びかけを行ったりと、ボランティアにも注力しました。そこでの医療現場や赤十字の活動を肌で感じた経験が、進路に大きな影響を与えたと感じています。企業研究をはじめた5年生の5月頃は、漠然と薬剤師は病院や調剤薬局、ドラッグストアで働くものだと思っていました。転機となったのはSRCの活動で血液センターを訪れた際、職員の方から「薬剤師もここで専門性を生かして働いている」と教えていただいたこと。初めて「血液センターの薬剤師」という道を知り、興味を惹かれました。国内で「血液事業」という公共性の高い使命を担う日本赤十字社で、病院とは異なる「製造・管理」の側面から多くの患者さんのいのちを救いたいと考えたことが、入職の決め手となりました。

入職後に驚いたのは、想像以上に自分の手を使う業務があること。機械化されている工程もありますが、自分たちの手で一つひとつ丁寧に工程を進めていく場面も多く、自分の手で血液製剤をつくっているという実感を日々感じながら、チームで一丸となって業務に当たっています。
(A.E.さん)

「日本赤十字社 東海北陸ブロック血液センター」の魅力

「貴重な血液を扱う仕事は責任重大ですが、自分の手がけた血液製剤が今この瞬間も誰かのいのちを救っていると思うと、この上ない誇りとやりがいを感じます」(A.E.さん)

経営や物流の学びを需給管理に活かし、迅速・確実な供給を実現。

大学時代は経営学部に在籍し、物流やマーケティング、そして物が売れる仕組みについて学びました。その中でも日本と海外の経営手法の違いに興味を持ち、多角的な視点を養いました。プライベートではドーム球場でのチケット販売のアルバイトに打ち込み、卒業論文も「ドーム球場の集客」をマーケティングの視点から分析して執筆。アルバイトでは、限られた座席をお客さまにどう割り振るか常に考え、状況に応じた柔軟な対応力を身に付けることができたと感じています。

将来を意識し始めたのは大学2年生の頃です。当時は新型コロナウイルスの流行直後で、オンライン授業やアルバイトの減少を経験し、仕事に対して安定性を求める気持ちが強くありました。企業研究では安定性を軸に、金融業界や公務員、あるいはゼミに関連したホテル業界などを幅広く検討。転機となったのは、在学中に経験した入院生活です。コロナ禍で面会も制限される中、厳しい医療現場を目の当たりにし、自分も社会貢献度の高い医療業界を支えたいという想いが生まれました。そんな折に合同説明会で出会ったのが、国内の「血液事業」を担う日本赤十字社です。説明会では採用担当者の方の熱意あるお話や、地元から通える距離感、そして何より代えのきかない事業の重みと安定性に強く惹かれました。

入職前は「献血」という言葉から採血現場のイメージが先行していましたが、実際に入職してみると、採血から検査、病院への供給まで、想像以上に壮大なサイクルで動いていることに驚かされました。私たち事務職もその大きなサイクルの一員として、全職員と共に「いのち」を支えているのだと、日々その責任の重さと誇りを感じています。
(S.S.さん)

「日本赤十字社 東海北陸ブロック血液センター」の魅力

「専門知識がなくても周囲の支えで成長できます。事務職としていのちを繋ぐサイクルの一端を担い、患者さんの役に立てる責任感とやりがいが、日々の誇りです」(S.S.さん)

先輩2名が語る「仕事内容とやりがい」と「職場の雰囲気」。

現在は製剤二課にて、主に血液製剤を製造する業務を担当しています。全血献血で採取された血液は、白血球除去フィルターの操作や遠心分離、副作用を予防するための放射線照射、ラベリングまで、一つひとつの工程を丁寧に進めています。1日1,000本もの血液を扱うこともあり、想像以上に自分の手を動かす側面もありますが、製品が形となって完成する瞬間に大きな達成感が得られます。医療従事者の友人からの感謝の言葉や、研究機関への供給を通じた貢献も日々の大きな励みです。

職場は非常に活気があり、チームで助け合う文化が浸透しています。同世代の職員も多く、忙しい中でもすぐに相談・確認ができるため、安心して業務に打ち込める風通しのいい環境です。育休や時短勤務を活用する先輩も多く、ライフステージが変わっても長くキャリアを築ける環境も整っています。今後は製造工程の管理を担う「製造責任者」を目標に、さらなる専門知識を習得し、血液のプロフェッショナルとして安全な血液製剤の安定供給を支えたいと思います。
(A.E.さん)

現在は事業部の需給管理課に所属し、東海北陸ブロック7県の血液製剤の在庫管理を担っています。中でも血小板製剤は有効期間がわずか6日間と非常に短いため、極めて精緻な管理が不可欠。これまでの受注データから需要予測を立て、各血液センターと連携して過不足なく供給することが任務です。在庫を最適な状態に保ち、期限切れによる廃棄を出さずに運用できた瞬間、この仕事ならではの大きな達成感を感じます。

職場の雰囲気はとても温かく、専門知識が必要な場面でも、先輩方が快くサポートしてくださるため安心して挑戦できる環境です。さらに残業時間が1分単位で管理され、有給休暇も取得しやすいなど、ワークライフバランスが整っている点も大きな魅力です。今後は現在の需給管理業務を極めるとともに、将来は異動を通じて多様な部署の業務を経験したいと考えています。現場の最前線をさまざまな角度から見渡し、献血者の想いを患者さんへと繋ぐ架け橋として、組織に貢献できる職員へと成長していきたいです。
(S.S.さん)

「日本赤十字社 東海北陸ブロック血液センター」の魅力

若手が多く活躍する職場は居心地がよく、安心して長く働き続けられる環境です。困った時はすぐに助け合い、誰にでも気軽に相談できる抜群のチームワークも自慢!

企業研究のポイント

自分の希望が明確な人も、企業研究では視野を広く持ち、さまざまな現場を実際に比較してみることをおすすめします。中でも薬剤師をめざしている方は、薬局やドラッグストア、病院などを中心に調べると思いますが、現場で使われている機械の違いや、職場の雰囲気の違い(和やかなのか、それとも緊張感があるのか)など、文字情報だけでは分からないリアルな情報を肌で感じてください。私自身、見学の際はお手洗いがきれいに保たれているか確認することで、職員への配慮や環境のよさを見極める一つの目安にしていました。

当社には、国内で「血液事業」に携われるという公共性の高さがあります。病院や薬局のような対面での服薬指導はありませんが、製造という川上の立場から、より多くの患者さんの治療を支えることができます。また、代えのきかない事業だからこその安定感があり、将来にわたって長く腰を据えて働けることもできる。これが、私が企業研究をしていた際に感じた、大きな決め手です。

職場は同世代の職員も多く、チームで助け合う文化が根付いています。忙しい中でも分からないことはすぐに先輩に相談できる温かさがあり、新人の方も安心して成長できる環境です。育休や時短勤務を活用して活躍する先輩も多く、ライフステージの変化を考えても、非常に働きやすい職場だと思います。企業研究をする際には、こういった部分にも目を向けてほしいですね。
(A.E.さん)

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「血液センターでは施設見学も可能です。血液が血液製剤となり患者さんへ届くまでの過程や、いのちを救う現場の使命や責任を、ぜひ肌で感じてください」(A.E.さん)

マイナビ編集部から

日本赤十字社は国内で「血液事業」を担う、公共性の高い組織である。その中で東海北陸ブロック血液センターは、東海北陸7県(富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)において献血された血液の検査や輸血用血液製剤の製造業務を担っている。血液製剤を医療機関へ安定供給する役割は、まさに「いのちのインフラ」を支える根幹といえるだろう。

今回のインタビューで驚いたのは、薬剤師が「製造・品質管理」のスペシャリストとして活躍できること。高度な専門知識を駆使して血液製剤をつくり、その品質を守り抜くことで、間接的に数え切れないほどの患者のいのちを救う。これは薬学を学んだ者にとって、ほかでは得られない貢献の形である。また、需給管理を担う事務職の役割も極めて重要だ。有効期間の短い血液製剤を、刻一刻と変わる医療現場のニーズに合わせて最適に配分する業務は、地域の医療体制を守る責任ある調整役といえる。

「赤十字」という名から厳格な雰囲気を想像しがちだが、実際は若手が多く、活気に満ちている。部署の垣根を超えたチームワークが根付いており、困っている同僚がいれば自然と手を差し伸べる温かな社風が大きな魅力。医療を裏側から支える確かな手応えこそが、血液事業というフィールドで働く最大の醍醐味だと、取材を通して感じた。

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献血という善意を血液製剤に変えて病院へ届ける。そのバトンが、今この瞬間も誰かのいのちを救っている。その確かな手応えこそがここで働くやりがいであり、一生の誇りだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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