最終更新日:2026/6/16

福寿製薬(株)

業種

  • 薬品
  • 化学
  • プラント・エンジニアリング
  • 試験・分析・測定
  • 受託開発

基本情報

本社
富山県

取材情報

先輩100人100の就活

新薬に欠かせない医薬成分を創る原薬メーカーとして、国内外の製薬会社を支える。

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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富山にじっくり腰を据え、世界の健康に貢献するやりがい。

開発支援のスペシャリストとして、新薬に必要な原薬・中間体の製造を行う「福寿製薬(株)」。「他に真似のできないモノ創り」を合い言葉に、海外を含む50社以上と取り引きし、人々の健康と地域社会に寄与しています。

今回は、合成研究部、営業部、品質管理部で活躍する2025年入社の若手社員3名にインタビュー。学生時代に夢中になったことや企業研究への取り組み、入社の動機、現在の仕事内容とやりがい、キャリアビジョンについて、たっぷり語っていただきました。

●湖山 翔さん
(合成研究部/2025年入社/大学院・薬学研究科卒)※写真中央
●柴田 諒馬さん
(営業部/2025年入社/大学・地域政策学部)※写真右
●脇本 萌さん
(品質管理部/2025年入社/大学・生物資源環境学部)※写真左

有機合成の情熱を糧に、1年目から世界の医療を支える原薬づくりに挑む!

■研究に没頭した院生時代
大学院の薬学研究科に進み、2年間ひたすら有機合成研究に没頭していました。さまざまな原料からまったく新しいモノを創り出すプロセスはおもしろく、朝から晩まで研究室でフラスコと向き合う日々。試行錯誤の末に目的の物質が合成できた時の達成感は、何物にも代えがたいものでした。

一方で、研究の合間を縫って情熱を注いだのがマーチングバンドの活動です。数十人から百人規模のメンバーで一つのショーを練り上げる経験を通して、周囲と連携して物事を進める大切さを学びました。

■自己分析で見えた緻密な性格が武器
修士1年の11月頃から自己分析をスタート。その中で「細かい数字まで突き詰める緻密さ」や「作業への集中力」が研究職に向いていると再確認し、培った有機合成の知見を100%活かせる製薬業界に的を絞りました。

エリアにこだわりはありませんでしたが、重視したのは働きやすさと若手の裁量権です。数ある企業の中で当社に惹かれたのは、1年目から主担当として案件を持てる環境でした。「早く成長したい、主体的に動きたい」という私の理想と合致したことが決め手となり、縁もゆかりもない富山の地でしたが、新しい環境に飛び込む不安よりも、挑戦への期待の方が勝っていました。

■合成研究部配属から3か月で主担当に
入社後の研修を経て、6月に合成研究部に配属されました。まずは先輩の案件を手伝いながら、9月には早くも案件を任せてもらうことに。委託元からの資料をもとに研究開発を行い、現在は実際の工場設備で大量生産するためのフェーズに入っています。

学生時代と異なり、仕事には納期と責任が伴います。実験室では成功しても、製造現場で予期せぬトラブルが起きることもありますが、その試行錯誤こそが成長の糧でありおもしろさ。自分が手がけた原薬が数年後には薬となり、世界中の誰かの健康を守る、その手応えを1年目から噛み締めています。
(湖山 翔)

「福寿製薬(株)」の魅力

「配属3か月で案件を任される不安もありましたが、分からないことは何でも聞ける先輩方の手厚いサポートに支えられ、原薬づくりに挑戦できています」(湖山さん)

文系の壁をワクワクに変えて。未知の世界に挑む好奇心が営業の原動力

■ゼミで培った聞く力の基礎
一人暮らしを経験したかったため、地元である富山を離れて島根の大学に進学しました。学生時代に力を入れていたのはゼミ活動。地域の企業や住民が抱える課題をヒアリングし、解決策を提案していました。

空き家をリフォームしてカフェを開設し、地域活性化の拠点にするプロジェクトでは、現場でのコミュニケーションを何より大切に活動。もともと人と話すことが得意な方ではありませんでしたが、これらを通じて聞く力の基礎を習得しました。また、軽音楽部や居酒屋のアルバイトでは、チームプレーの大切さも学びました。

■偶然の出会いが人生のターニングポイントに
将来は公務員をめざしていたため、3年生から公務員試験対策に取り組んでいました。しかし4年生の夏、視野を広げるため何気なく参加した合同企業説明会で、当社に声をかけられたことが大きな転機に。それまで「製薬=理系の世界」という先入観があり、化学に疎い自分が活躍できる場はないと思い込んでいましたが、「文系でも営業職として活躍できる場が必ずある」と断言していただき、興味を惹かれました。

最終的な決め手は、自分自身の心が躍るかどうか。まったく知らない化学の世界だからこそ好奇心が刺激され、ここで新しい自分に出会いたいとワクワクしたのです。周りが内定を得ていく中で遅めのスタートでしたが、友人の経験談を吸収し、自然体で挑んだ結果、納得のいく就活ができたと感じています。

■お客さまの期待に応える営業への第一歩
入社後は同期と研修を受け、自社のモノづくりを深く理解するために、お盆明けまで製造部の研修に参加しました。薬の核となる原薬が創られる現場を肌で感じた経験は、現在の営業活動において大きな自信に繋がっています。

配属後は、先輩の商談に同行して、実践的にスキルを習得。現在は社内における窓口業務など、主体的に任せてもらえる案件も増えてきました。慣れない業務に戸惑うこともありますが、部署を越えて温かくサポートしてくれる先輩方に支えられ、着実に前進している実感があります。近い将来、最後まで責任を持って案件を見届けられる営業になりたいです。
(柴田 諒馬)

「福寿製薬(株)」の魅力

「新社屋のカフェテリアでは、温かいご飯を囲みながら部署を越えた交流を楽しんでいます。明るい社風に支えられ、毎日新しい発見にワクワクしています」(柴田さん)

品質管理のプロをめざし、着実に信頼を築いていく

■乳酸菌の研究に明け暮れた日々
大学では生物資源環境学部に所属し、食品生化学研究室で乳酸菌の研究に没頭していました。石川県の伝統的な漬物などから採取された14種類の乳酸菌株を比較し、なぜ特定の株だけが優れた機能を持つのか、その持続力や消化速度を細胞レベルで解析する毎日。

自分の手でデータを分析し、目に見えない菌の効果を明らかにしていくプロセスには、何物にも代えがたいおもしろさがありました。研究室での緻密な実験は、正確さが求められる現在の品質管理業務の大きな土台となっています。

■福利厚生と人の温かさが決め手
2年生の冬から企業研究をはじめました。大切にした軸は「大好きな地元で働くこと」と、「医薬品に関わる仕事」です。その理由は昔から薬に関心があったことと、同じ学部の先輩方が製薬会社の品質管理職へ進んでいたから。「薬都とやま」として知られる富山県は、関東や関西へ医薬品を供給する一大拠点であり、製薬に関わる企業が数多く存在しています。

その中で当社に惹かれたのは、拠点が富山1か所で腰を据えて働けることと、充実した福利厚生です。特に、自立して働く上で家賃補助が完備されている点は、非常に魅力的でした。また、工場見学で社員の方々のやさしさに触れ、「この環境なら安心して働ける」と確信したことが最終的な決断に繋がりました。

■1年目から試験の主担当へ
入社後、全部署を回る研修や1か月間の製造部研修を経て、6月に品質管理部へ配属されました。製造現場を直接体験したことで、部署を越えた連携の重要性を肌で感じられたことが大きな収穫に。「困った時は何でも聞いてね」と支えてくれる先輩方のおかげで、1年目から着実に成長できています。

現在は、原料のサンプリングや分析試験を一任されるように。経験不足な点もありますが、自分が得意とする計画を立てる能力を活かし、効率良く正確に試験を進められた瞬間に、大きなやりがいを感じています。今後も自分が下した判断が薬の安全を支えるという責任を感じながら、信頼されるプロをめざして研鑽し続けたいと思います。
(脇本 萌)

「福寿製薬(株)」の魅力

「頼れる先輩に囲まれ、1年目から試験の主担当としてやりがいを感じています。家賃補助など手厚い福利厚生や年間休日125日のおかげで、プライベートも充実!」(脇本さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 湖山さんが感じる職場の雰囲気
  • 柴田さんが感じる職場の雰囲気
  • 脇本さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

自己分析サイトの活用に加え、友人や家族に自分がどう見られているかを聞く他己分析を行い、客観的に自分を知ることが不可欠です。研究職をめざす方は、学生時代の研究テーマがその会社でどう活かせるか、そこで実際に働く姿を具体的にイメージできるかを重視してください。当社には早い段階から仕事を任せてもらえる環境と、孤立せずに周囲と連携できる環境が整っています。
(湖山 翔)

まずはその会社の強みや社会的存在意義に注目してください。私はHPでの情報収集に加え、地元の知人や家族にもヒアリングし、その会社の客観的な評判を確認することも大切にしました。またインターンシップなどに参加する際は、自分を取り繕わず、自然体で正直に臨むことが重要です。当社は、文系出身の方でも、好奇心さえあれば活躍できる環境。新しい発見を、成長ややりがいに繋げることができます。
(柴田 諒馬)

やりたいことを明確にし、軸を定めてください。その上で、できるだけ多くの企業に足を運び、実際の職場の雰囲気を肌で感じることが大切です。私は地元の富山で医薬品に携わりたいという軸を持ち、インターンシップや工場見学を通じて、働く姿を具体的にイメージしました。当社は家賃補助などの福利厚生も手厚く、自立して長く働ける環境が整っている点が大きな魅力です。
(脇本 萌)

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ルートスカウティングから製造、顧客ニーズを汲み取る営業までシームレスに連携。各セクションの専門性を結集し、高品質な原薬を安定供給する体制を構築している。

マイナビ編集部から

医薬品の有効成分である原薬およびその中間体の受託製造を主軸とする「福寿製薬(株)」。最終製品を製造する製薬会社とは異なり、薬の品質を左右する化学合成プロセスそのものに強みを持ち、医療インフラに貢献している。最大の特徴は、受託製造に留まらない開発提案型の体制。学術研究機関含む外部アドバイザー陣とのネットワークを構築し、技術的難易度が高いとされる特殊な化学合成にも積極的に対応している。さらに、多品種小ロット生産を可能にする設備環境を有することで、顧客の多様なニーズに対応することが可能だ。

2025年に竣工した新社屋は、これまで各工場や管理部門に分散していた事務・管理機能を集約。社内コミュニケーションの活性化と業務効率の向上が実現されたと教えてくれた。また、新社屋の完成によって生まれた旧社屋跡地には、数年後を見据えた新工場の建設を計画中だとか。これにより、高度な研究成果を確実に製品化するための製造ラインを拡充。「専門性を役立てたい」「社会貢献度の高い仕事に携わりたい」、そんな学生にとってはぜひ企業研究をおすすめしたいと、取材を通して感じた。

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「クロスコミュニケーションオフィス」がコンセプトの新社屋が2025年10月に完成。オープンワーク型エリアでは、気分や仕事内容に合わせフリーアドレスで業務に取り組める。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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