最終更新日:2026/7/28

布目電機(株)

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 重電・産業用電気機器
  • その他電子・電気関連
  • 自動車・自動車部品
  • 精密機器

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

専門知識がなくても、ニッチな業界の力になれる

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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技術者として活躍できる背景

トランスや制御盤などを生み出している布目電機(株)。理系出身でも、学生時代に触れる機会が少ない専門性の高い業界だ。今回は、技術者として第一線で活躍する2人の先輩社員に仕事内容や教育体制について伺った。

【写真左】 尾崎 竜之介さん
(佐織事業部 トランス設計課 トランス設計グループ/2022年入社/工学部 電子情報工学専攻)
【写真右】 長屋 颯真さん
(愛西事業部 パネル設計課 回路設計グループ/2024年入社/工学部 ロボット理工学科)

数十年先も人々に必要とされる技術を支える仕事に挑む【尾崎さん】

大学では電気学科の電子情報工学を専攻し、通信ネットワークシステムの研究室に所属していました。コンテンツを大量に扱うシステムの中で、それらを保存・管理する仕組みが適切に動作するよう、情報処理方法の改善や精度・品質の評価などを行う、いわゆるITインフラ部分を研究していました。ただ、完成形が目に見えない分、作り上げたという実感が得にくい面がありました。就職活動を通じて、目に見える製品に携わりたいという思いが強くなっていきました。

「安定性」を最も重視しながら就職活動を進める中で当社を知ったのは、大学の企業展でした。当社が主に製造している変圧器は、家庭や工場など身近な生活の中で重要な役割を担っていることを知り、調べるうちに、数十年先も決してなくならない仕事だと感じたことが入社の大きな決め手。また、50年以上の歴史を持ちながら業績を着実に伸ばし、生産体制を強化している点にも将来性を感じました。

現在は入社4年目。最初の2年間は営業部門で働き、約1年前に技術部門へ異動しました。私の業務は、さまざまな工場で使用されるトランスの図面作成と仕様書の作成が中心です。営業部門からお客さまのご要望をいただき、それをもとに製品の仕様を考え、CADで図面に落とし込みます。また、実際に現場で製造する際の手順や材料の選定などを仕様書に記載し、製造部門に渡すことも私の仕事のひとつです。技術部門での仕事を通して、かつて自分がお客さまに提案していたトランスの構造を明確に理解できるようになりました。それをきちんと把握したうえで仕事に取り組めていることに、大きなやりがいを感じています。

日頃心がけているのは、お客さまに信頼していただけるコミュニケーションを取ることです。トランスには、お客さまの要望に応じて柔軟に変更できる部分と、規格や安全面で絶対に変えてはならない部分があります。その線引きを正しく理解し、伝えることが重要。営業職でも技術職でも、お客さまの要望を正確に捉え、自分の解釈を確認することの難しさと重要性を、これまでの経験を通じて痛感しています。工場向けのトランスと一口に言っても、その仕様は多種多様。だからこそ、どんな製品にも対応できる技術者を目指し、新しい製品の設計に挑戦しながら、知識と経験を積み重ねていきたいと考えています。

座談会、語りの場

「当社は、落ち着いた雰囲気。コミュニケーションが取りやすく、先輩後輩を問わずプライベートで遊びに行くほど仲の良い人がたくさんできました」(尾崎さん)

地元のモノづくり企業で、モノづくりの根底を支えています【長屋さん】

大学では、ロボット理工学科で主に制御を学んでいました。私は地元の愛知に、「モノづくりの県」というイメージを持っています。愛知での就職を望んでいたこともあり、将来は学生時代に学んだ知識を生かし、地元のモノづくり企業に入りたいと考えていました。当社を選んだのは、モノづくりの根底を支えているトランスや制御盤を生み出している企業であることに強く惹かれたからです。また、充実した福利厚生や年間休日数の多さなど、ワークライフバランスが優れているところにも魅力を感じました。

今の主な業務は、さまざまなメーカーの工場に設置される制御盤やトランスボックスの回路設計です。お客さまの要望や仕様に沿って、CADを使って電気回路を設計しますが、いきなり図面に落とし込まず、まずは仕様を整理して回路の基本設計を決めることから始めます。ある程度固まってきたら図面に落とし込み、お客さまの承認を得て製造に進みます。その際に役立っているのが、在学中に取得したシーケンス制御や機械製図の資格。動作を理論的に考える力や構造図面を見る力として、今の仕事に生かせていると感じています。

制御盤やトランスボックスの回路設計は、一つひとつがほぼオーダーメイド。毎回違う製品を作れるため、常に新しい発見があり、飽きることがありません。また、規格によっては、仕様が同じでも使用すべき部品が異なります。特に当社は海外規格に関する知識の量と深さが強みなので、それを蓄えることには苦労していますが、自分が携わった製品を出荷前に工場で目にし、作り手としての実感を持てた時が大きなやりがいになっています。

これまでの実務を通して学んだことは、部署間のコミュニケーションの重要性。お客さまや営業部門の方からいただく情報が、100%完全なものではありません。お客さまが求めているものを想像して設計に盛り込み、その確認をしっかり行うことで、仕様を固めることを重視しています。設計後、仕様通りの製品に仕上げるために、製造現場に正確な情報を伝えることも大切にしています。今はまだ簡単な回路設計に携わっていますが、これからはより複雑な回路を必要とする製品づくりに挑んでいきたいです。そのためにも、たくさん経験を積んでいきたいと思っています。

座談会、語りの場

「入社前に感じた通り、ワークライフバランスの良い会社。仕事とプライベートがうまく両立できる環境なので、趣味のケーキづくりも楽しめています」(長屋さん)

専門知識がなくても大丈夫。入社後に、手厚い教育体制でサポート【尾崎さん/長屋さん】

学生時代にトランスについて学んでいた方は、かなり少数だと思います。そのことを会社側がよく把握しているからこそ、当社には手厚い教育体制が整っています。

営業部門から現在の部署へ異動した後は、社内で技術者向けの勉強会で製品の知識や作り方、指示の仕方などを教わりました。学生時代は電気について深く学んでいたわけではなく、CADに触れたのも初めてでしたが、勉強会と並行して簡単な図面作成に携わることで、実践的に使い方を覚えることができました。また、仕様書の作り方については上司がマンツーマンで勉強会を開いてくれたり、製品知識については先輩社員が部署内の希望者に対して勉強会を開いてくれたりと、手厚い対応をしてもらえます。

当社は業界内でも規格に対する豊富な知識が強み。最近は、グループまたは部署単位で海外規格についての勉強会が開かれるなど、継続的に知識を深めていける機会が設けられているので、安心して働ける環境です。また、資格取得支援を受けてスキルアップを図れるところも当社の魅力。私は入社後にITパスポートを取得しました。
(尾崎さん)

私が所属している回路設計グループは、学生時代に電気関連を学んでいた方が多い部署であり、私も学生時代に学んだことの一部を今に生かすことができています。ですが、今使用しているCADに触れたのは入社してからでした。それでも着実に業務に取り組めているのは、入社後の研修・教育体制が整っているからです。特に嬉しかったことは、3ヶ月間の新入社員研修。基本的なビジネスマナーや仕事の全体の流れを学べるため、社会人になることへの不安が和らぎました。さまざまな部署の方々と接点を持てたことも、今の円滑なコミュニケーションにつながっています。

配属後の教育体制も万全。CADについては、簡単な図面の作成から始めることで、少しずつ慣れていくことができました。トランスボックスや制御盤など、それぞれの製品ごとに詳しい先輩がいるので、知識や技術を教わりながら着実に身につけていけます。また、当社は海外規格に注力しているため、規格に関する勉強会も頻繁に開かれています。このように、新しい知識が必要な場面でも会社がサポートしてくれる体制が整っています。
(長屋さん)

座談会、語りの場

「親睦を深めるための懇親会があるのも嬉しいですね」と尾崎さん。「当社は、話しやすい雰囲気。入社したての頃から自然に溶け込める環境でした」と長屋さん。

企業研究のポイント

電柱の上には、バケツのような形をしたものがありますよね。あれが、電気の電圧を変換している「変圧器」です。海外旅行で電化製品を使用する際にも欠かせません。当社の製品は、半導体製造装置や工場の製造ラインなどで使われる産業用の変圧器ですが、私たちの身近で非常に役立つ製品をつくっている会社であることを、皆さんにもっと知っていただきたいと思います。自分自身も学生の時に新しい工場と既存の工場を見学することで、発展性と歴史という2つの魅力的な面に触れることができました。皆さんも企業研究の際は、気になる企業の説明会や現場見学に足を運び、会社の雰囲気を直接感じてみてください。自分の目で確かめることで、そこで働くイメージが湧きやすくなりますよ。
(尾崎さん)

企業研究は、自分を見つめ直すことのできる貴重な機会だと思います。実際に活動を始める前におすすめなのは、自分の軸を持つこと。それがあれば、企業を選択していく際に役立ちます。私の場合は、大学内のキャリアサポートの方と何度か面談を行う中で、自分が何を望んでいるのかが徐々に明確になり、自分の軸を持てるようになりました。また、気になる企業を見つけたら、ホームページの閲覧だけで終わらせず、企業説明会などのイベントに積極的に参加して、会社の雰囲気をダイレクトに感じることも大切だと思います。
(長屋さん)

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2021年、愛知県愛西市に誕生した「愛西工場」。工場見学の際には、「すごくきれいな工場!」「新しさと革新性を感じる」と多くの学生から好評を得ている。

マイナビ編集部から

布目電機(株)は、モノづくりを支える企業だ。営業部門がトランスや制御盤などに対するお客さまの要望をヒアリングし、それをもとに技術部門が製品を設計し、製造部門が形にすることで、多様な工場に電気を安全に使える環境を提供している。また、技術部門の中には、オーダーメイドのモノづくりに、よりゼロに近い段階から携われる「開発」もある。

学生時代に触れる機会の少ない分野であるため、すぐにスキルを高めることは難しい。着実に知識や技術を身につけられるよう、新入社員研修や勉強会、資格取得支援など、手厚いサポート体制を設けているのが同社の魅力だ。社内の話しかけやすい雰囲気も、新しい知識を獲得しやすい環境につながっている。特に印象的だったのは、個別または複数で勉強会が頻繁に行われていること。日々スキルアップを図ることが当たり前のように浸透しているのだろう。この社風も高い技術力を維持し続けている所以だ。

しかも、福利厚生も充実。平均残業時間は11時間と少なく、年間休日数は123日がベース。有給休暇が取りやすく、産休・育休取得率は100%。飲食店の割引などを利用できる福利厚生サービスも、社員から好評だ。仕事とプライベートをうまく両立できる環境も整っていると感じた。

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1973年に創業し、産業用トランスのメーカーとして躍進。海外の安全規格認証を日本で取得し、厳しい要求にも対応できる高い技術力を有していることが強みだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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