最終更新日:2026/8/27

サカイ産業(株)

業種

  • 繊維
  • 化学
  • 医療用機器・医療関連
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)

基本情報

本社
静岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

若手社員たちが果敢に挑み、100年の歴史を土台に伸びやかな成長を描く

  • 生物・農学系 専攻の先輩

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若手社員が語る、ニッチなモノづくりとは?

高機能繊維を使用した織物とFRP製品の開発・製造を手掛け、幅広い産業分野を支えるサカイ産業(株)。モノづくりの中心でチャレンジし続け、力強い成長を遂げている若手のエンジニアや営業パーソンに迫った。

■T.K.さん(写真右)
事業本部 繊維事業部 営業課 開発技術G
2024年入社(2年目)
大学院 総合理工学研究科 繊維学専攻 修了

■K.A.さん(写真左)
事業本部 繊維事業部 営業課
2022年入社(3年目)
教育学部 心理学科 卒業

Kさん「学生時代の学びと仕事での経験を活かし、産業界に貢献したい」

学部生時代は応用生物科学を専攻していましたが、ゼミを通じて繊維に興味を持ち、さらに深く学ぼうと思い大学院に進学。繊維が衣服だけではなく、いろいろな分野に使われているところに関心を持ちました。就職先として当社を選んだきっかけは、素材から製織、複合材の製造と繊維の可能性にチャレンジし続けている点に惹かれたからです。入社後は繊維事業部内の各工場で織る・編む・出荷の工程を体験。併せて計3回の研修で社会人としての心得を学びました。その後の1年間は3ヶ月に1度同期が集まり、お互いの進捗状況を報告し合うなど、振り返りを行っていました。入社前は特殊な新しい機械ばかりがある現場を想像していましたが、昔ながらの機械も活躍している点は驚きと発見でした。また、製品化までに複雑な工程がたくさんあることもわかり、最初は工場の配置を覚えることに苦労することもありました。

私たちの部署では、お客様の用途に合わせた特性を持つ製品化に向けた試作を中心に手がけています。求められることは「強度」「破れない」「電気を絶縁する」などさまざま。試作から量産までは早ければ1~2ヶ月程度、試作や試験などを何度か行う場合は数年に及ぶケースもあります。私は渡された製品規格に基づき、過去の記録を参考に条件を設定。機械に糸を仕掛け、布にしていく作業を任されており、規格値に合っていなければ検討・改善を繰り返すこともあります。

学生時代の学びが仕事に直結することは少ないですが、繊維集合体としての布に関してはイメージがつきやすく、高機能繊維やFRPなどの言葉を理解できていた点は自身の仕事にとって大きなメリットでした。しかし、業務自体はなかなかスムーズにはいきません。だからこそ自分の想定通りに物事が進んだ時の達成感は格別です。なにより私自身、糸を布に加工する流れや、各工程にどんな要素が影響するのかを知りたかったため、日々の仕事内容がモチベーションになっています。また私たちが提供する製品は、人目につかないところで使われているケースが多いですが、発電機モーターや航空宇宙産業、鉄道・道路、建築物の耐震補強など、さまざまな社会インフラを支えているという実感が得られる点もやりがいにつながっています。

先輩たちが挑むモノづくり

先輩からの指摘は、素直に受け止めるようにしているというKさん。「考え方の違いを聞き、自分の中で噛み砕いて消化することで、成長も早くなると確信しています」

Aさん「先輩社員のあたたかい人柄と、ニッチなモノづくりに惹かれて入社」

企業研究では大学で学んだ心理学の知識を活かせる道に進むか悩みましたが、まずは浅く広く企業を調べてみることに。その際、業種や職種は絞らず、「社員の人柄」と「事業内容に興味がもてるか」の二つを軸に設定しました。そのなかで、実家から通える距離にある企業としてヒットしたのが当社です。当時はコロナ禍だったため、多くの見学会がリモートになるなか、当社は対面でのインターンシップを開催すると知り参加してみることに。そこで学生に真剣に向き合ってくれる担当者の姿勢に惹かれました。印象的だったのは「社会人としてどのように成長したいか」という質問です。私は「今は言われたことしかできないが、プラスアルファの工夫ができるようになりたい」と答えたのですが、担当者は「求められていることに応えるだけでもすごいこと」と認めてくれました。学生に寄り添ってくれるのを感じ、ここで一緒に働きたいと入社を決めました。

その後の面談では、和気あいあいとした雰囲気のなかにも、私の人間性を知ろうとしてくれるのを強く感じました。会話のなかで「趣味は絵を描くこと」に対して「実際に絵を見たい」と言ってくれたのは、当社だけです。さらに出身学部や配属職種にかかわらず、入社後まずは生産課でモノづくりを経験するということに対しても素直に面白そうだと感じましたね。当社が手掛ける「高機能繊維資材」や「繊維強化複合材料」について詳しいことは分かりませんでしたが、ニッチな分野の将来性も入社の決め手となりました。

入社して新入社員研修を受けた後は、すぐに複合材事業部生産課に配属。工場内の説明を受けてから、最初に担当したのは織物に樹脂をつけたプリプレグを貼り重ねる作業です。型に沿って貼り付けるのですが、これがとても難しい!先輩にサポートしてもらいながら、船舶の電波系部品となる製品を支えました。秋ごろには安全防護関係の製品の担当として、素材のカットから梱包、出荷まで一連の工程を行うまで成長。ここでは自ら積極的に行動することを心掛けました。2年目には織物をつくる部署に異動し、小さな異常も見逃さない=製品を見る目を養いました。生産課での経験はすべて、現在の営業の仕事に活かされています。

先輩たちが挑むモノづくり

入社後は職種にかかわらず、全員が生産課でモノづくりの経験を積む。実際に製品に触れながら知識を深めるだけでなく、現場スタッフとの仲を深める貴重な機会となっている。

チャレンジを楽しむ日々が、ワクワクする将来につながる

◆より専門分野の知見を深め、スキルアップをめざす!/Kさん
先輩たちを見ていると、スピード感に圧倒される時があります。特にトラブル時の原因追求の速さと正確さには驚きます。ローテクの機械などは感覚で調整するのですが、「ここを変えると、こうした問題が生じる」「このトラブルは、ここで発生している」といったことを瞬間的に把握しているところを見ると、やはり経験の差は大きいなと感じます。

当社には穏やかな人が揃い、居心地の良い職場環境があります。さらに、最近のトレンドを知るために展示会などに行く機会もあります。そうしたチャンスをこれからも積極的に活用していきたいです。1年目は、ひたすら現場での作業に取り組んだ日々でしたが、2年目からはお客様と接する機会も増えると聞いているので、各工程の理解をより深めることが今の目標です。「この機械を使うとどんな製品をつくることができるのか」など、自らの言葉で根拠を持った説明ができるようにしていきたいです。将来のビジョンは、その後にじっくり描いていこうと思います。

◆生産課で培った知識と人脈を活かし、営業として大きく成長!/Aさん
入社3年目に営業課に異動した後は、電気通信関係や土木建築関係のお客さまに対して提案活動を行っています。当社の先人たちが築き上げた技術とノウハウ、そしてお客さまとの信頼関係を大切に受け継ぎながら、メーカーとしてお客さまのお困りごとやご要望にお応えするのが役割です。生産課で習得した製品知識は、日々の商談に欠かせないモノなので、生産課が知りたい知識を先回りしてお客さまに確認し、スムーズな製造を支えています。

営業は現場スタッフに頼みごとをすることが多いのですが、2年間の現場経験で関係が構築されているので安心です。もちろん伝え方を工夫していますが、快く引き受けてくれます。営業に異動したばかりのころは目の前の仕事に手一杯でしたが、現在は優先順位を考えて行動する余裕も生まれています。今後も営業として仕事の幅を広げ、いつかは航空・宇宙産業にも携わるという夢を叶えたいです!

先輩たちが挑むモノづくり

案件によっては、繊維事業部と複合材事業部が連携して進めることもある。風通しの良い社風の上、同じ敷地内に互いの工場があるため、相談などもしやすい環境だ。

企業研究のポイント

【Kさん】私は大学院に進み、すぐに企業研究をスタートしました。夏には自分の目で職場を見てみようと当社の1day仕事体験に参加。会社の紹介を始め、糸を通す体験やFRPをつくる体験、工場見学なども行い「どこでどんな人たちが働いているのか」のイメージを持つことができました。その後の進路決定にもとても役立ったので、学生のみなさんにも、そうした機会は積極的に活用するとともに、各社の事業内容を詳しく調べることをお勧めします。まだ何がしたいかが明確でない場合は、これまで何に興味を持ったかを振り返ってみれば、自身の傾向が見えてくるはずです。

【Aさん】最初はできるだけ視野を広くもち、さまざまな企業を調べてほしいと思います。その際、「やってみたい」や「面白そう」など純粋な興味を大切にしてください。じっくり時間をかけて取り組むのもいいのですが、個人的には2週間くらいの短期集中がおすすめです。気になる企業があればその企業がどんなモノやサービスを提供しているのかよく調べ、そこでどのような働き方が実現できるかイメージしてください。当社は機械加工、設計・解析、検査・測定などさまざまな設備がそろっているので、モノづくりに興味のある人にはおすすめです!

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1年目の社員にはメンターが付き、業務や生活面などのアドバイスをしてくれる他、月に1度は面談を実施し、悩み等に丁寧に答えてくれる。新人にとっては心強い存在だ。

マイナビ編集部から

1918年、産業用繊維の工業化に伴って創業して以来、100年以上の歴史を刻んできたサカイ産業。高機能繊維の製織技術と、繊維強化複合材料の成形・加工技術を確立し、高機能繊維と複合材の総合開発加工メーカーとして強みを磨き上げてきた。一般的な知名度は高くないものの、航空・宇宙、自動車、医療福祉、建設など幅広い産業から信頼を集め、エキスパート企業として認知されている。

そうした同社が誇る技術の根源は、「人」に他ならない。企業の平均寿命は約30年といわれるなか、同社が長きにわたって活動を続けている理由にも、人を大切に育み、社員たちの既存にとらわれないチャレンジを後押しする社風があることが挙げられる。例えば、早い段階で若手社員を抜擢して成長機会を創出するとともに、それぞれが能力を発揮しやすい職場環境を実現するため、具体的な行動計画を策定している。また、産休・育休の活用促進はもちろん、ライフイベントに応じた支援制度の拡充などにも積極的に取り組んでいる。

今回取材した先輩社員も、早くから同社のモノづくりの中心で力を発揮し、これまでにない製品開発や付加価値の創造にチャレンジしている。その姿はとても頼もしく、社員一人ひとりの成長によって同社の未来が開かれることを予見できる取材となった。

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参加者を募ってのバス旅行、忘年会やサッカーなど、年間を通じて社内イベントも多い。普段の仕事では接する機会のない人とも、そうした機会に交流を深めることができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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