最終更新日:2026/9/30

ネクシオン(株)

業種

  • 放送
  • 通信・インフラ
  • 芸能・映画・音楽

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

イベント現場の感動を捉えた高品質な映像をリアルタイムで放送局へ届けるネットワーク

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映像伝送で世界をつなぐ、確かな対応力と技術力

世界的なスポーツイベントや注目のライブなど、さまざまな分野の現場をリアルタイムで放送局へとつなぐ映像伝送を専門に担うネクシオン。放送分野におけるインフラ企業である同社の思いや事業の可能性とは。

■中尾 宙蔵さん
代表取締役社長

世界中の感動を高品質かつリアルタイムで届ける、映像伝送という仕事

ネクシオンが中心に据えている事業は「映像伝送」です。これはスポーツの試合やコンサートなど、全国で行われるさまざまなイベントの映像を、放送局などへと届けていくというもので、いわば映像における宅配便のような役割を担います。光ファイバーをはじめとするさまざまな電気通信回線を使い、リアルタイムに映像を届ける仕組みと技術を提供することが当社の役目と言えるでしょう。この“リアルタイム”に映像を送る技術によって、スタジアムや競技場、ライブ会場で収録・制作された熱のこもった映像が、高品質な状態で放送局などに届けられます。そしてその映像を放送局などがそれぞれの環境で視聴する皆様へと届けていくことで、熱狂を共有することができるのです。

私たちの最大の強みは、国内の主要なスタジアムやイベント会場に、専用の光ファイバーネットワークを構築しているという点にあります。これほど大規模な通信インフラを揃え、運用までを行う企業は、国内大手キャリアを除けば他に類を見ません。しかし、私たちが大手キャリアと異なっているのは、映像を送るという一つの役割に留まらないきめ細かな対応といえるでしょう。会場ごとに設定されるルール、時間や場所の調整、そして映像の送り先である各放送局の規定など、案件一つひとつに膨大なコーディネートが求められます。これらに対して、柔軟なカスタマイズを行い、相手に合わせていくという、人手をかけたクラフトマンシップこそが、多くのお客さまから当社が選ばれる理由なのです。

今の世代が映像コンテンツに対して求めることとして、体験の共有が挙げられます。一人でスポーツの試合やライブを楽しんで満足するのではなく、その瞬間の感動を誰かと共有したいという気持ちを持つ人が多いのです。この感動の共有という社会的ニーズに応えていきたい、放送局や映像コンテンツ制作者の思いを、私たちは映像伝送技術というインフラによって実現させ、より多くのコンテンツを、たくさんの視聴者のもとへと届けていくことによって、人々の生活を豊かにしていくことが私たちの使命だと考えています。

ネクシオンの特徴

「イベント現場の熱狂と放送局をつなぐ、BtoBの事業を担っています。国内外、さまざまな現場と接続するネットワークを構築してきました」

大切なのは興味とポジティブな意欲。インフラを支えているという誇りを持って仕事に向き合う

当社の仕事は、大きく分けて4つの部門があります。お客さまである放送局や映像制作者とコミュニケーションを取り、映像の伝送へのニーズを聞き取った上で私たちが実現できるサービスの提案を行う営業、営業と連携しながらその提案をシステム開発も含めて技術的に組み上げてゆく技術開発、国内外のお客さまと接続する回線を24時間つなげる環境を維持しつつ当社のサービスの提供を行う運用、そして社員や事業の管理などバックオフィスを担う経営管理。これらの部門が連携しながら、より良い映像伝送の可能性を追求していきます。

この仕事の面白さは、何と言っても世界的なスポーツイベントや誰もが知るアーティストのライブなど、社会的影響力のある現場に携われることです。放送局の制作チームが切り取った最高の一瞬を、遅延や途絶なく放送局に届ける私たちの仕事は、視聴者の目に触れることはありません。しかし、自分が伝送に関わった映像が話題になり、多くの視聴者が楽しんでいる反応を見たときは、大きな達成感を得られるはずです。

専門的な技術や知識が求められる仕事ですが、これらは入社してから学んでいくことができます。それよりも大切にしてほしいのは、映像を届ける仕組みに興味を持ち、目の前で起こる課題に対してポジティブに取り組む姿勢と、周囲とのコミュニケーションです。私たちの仕事は一人で完結することはできません。社内外さまざまな役割、立場の仲間たちが一体感を持って動いていくことで、映像がつながり、目的とするところまで届けていけるのです。

私は社員たちに、市場価値の高い人へと育ってほしいと願っています。ネクシオンという会社に依存せず、どこへ行っても通用するスキルを身につけ、その上で敢えて当社で働く楽しさを見いだして成長していってもらいたいのです。そのため資格取得への支援や報奨金制度、実際の設備を使用しながらスキルを高めていけるラボ環境の整備など、社員一人ひとりのステップアップを応援する体制も用意しています。当社のようなインフラの整備を担う分野のやりがいは、分かりやすいものではないかもしれませんが、日々の仕事の中から、「自分がこの放送を支えている」という誇りを持ち、前に進んでいってほしいですね。

ネクシオンの特徴

真面目にコツコツと仕事に向き合う社員が多いと話す中尾社長。「その中で、日々のコミュニケーションを大切にし、互いに情報を共有しやすい環境を作っています」

変化する映像業界のニーズをキャッチし、付加価値の高い伝送技術で世界をつなぐ

映像を取り巻く環境は、驚くほどのスピードで変化と進化を続けています。私たちは常にこれらの変化の先を読み、求められる技術や時代のニーズをキャッチしていかなければなりません。それにはお客さまとのコミュニケーションで、映像を中継して放送することへの要望や、困りごとを丁寧に聞き取り解決に向けての技術を提案していく力が必要となるでしょう。現状のシステムに満足することなく、これからどのような付加価値を生み出していけるのか、それがこれからのネクシオンの課題でもあります。

世界中に映像のハブとなる施設がありますが、当社の回線センターはアジアにおける映像ハブとしての位置づけになりつつあります。世界中から届く映像を日本の放送局へ、そして日本の映像を各国の拠点へと、コンテンツが国を越えて行き交う環境を作っていくことも、当社の役割といえるでしょう。また、今後は映像伝送ができる範囲、スポットを広げることに加え、映像制作と伝送がより深く関わるようなサービス展開も考えています。安定した伝送の環境を維持するため、困難にぶつかることもありますが、改善を重ねてお客さまからの信頼を得られる企業として、未来に向けての挑戦をしていかなければなりません。お客さまから「ネクシオンに言えば、映像の中継は安心」と言っていただけるように、技術と運用、そしてアイデアの提案で貢献していける存在でありたいですね。

これからもコンテンツを共有し、体験や感動を分かち合う文化は、廃れることはないでしょう。そこにあるのは、場所は違っていても「今を共に楽しんでいる」ことへの、視聴者の皆様の思い。そのかけがえのない瞬間を支えるプロフェッショナル集団として、社会に貢献していくことが私たちの変わらない役割なのです。

ネクシオンの特徴

たくさんの人とコンテンツを技術でつなぎ、感動の瞬間を支える裏方の仕事。派手な役割ではないが、人々の笑顔に貢献できることにやりがいを持って挑戦していける。

企業研究のポイント

メディア業界には、テレビ局や人気のWebメディアなど、有名で目立つ企業が多く存在します。そのため企業研究では、つい「知っている会社」ばかりに目が向きがちです。
しかし実際には、番組や記事の制作、配信、技術支援などを担う“目立たないけれど実力のある企業”が数多く存在します。そうした企業にも目を向けることが、視野を広げた企業研究につながります。

まずは、自分が日頃見ているテレビ番組やWebサイト、SNSなどのメディアに注目し、どのような企業が関わっているのかを調べてみましょう。
番組のエンドロールやWebページのフッターなどから、思いがけない企業との出会いが生まれることもあります。

また、エージェントからの紹介だけでなく、業界研究本や学内のキャリアセンター等を活用して幅広く情報を集めることで、知名度は高くなくても魅力的な企業を見つけやすくなります。
企業のWebサイトや社員インタビューなどから、どのような人がどんな思いで働いているのかを知ることも重要です。気になる企業が見つかったら、OB・OG訪問を検討するのも良いでしょう。
たとえ知名度が高くなくても、あなたが活躍できる「自分にとっての良い会社」はきっとあります。広い視野で業界研究を進め、自分に合った企業を見つけてください。
(経営管理本部 副本部長 大川 顕央さん)

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メディア系業界の中にもさまざまな会社が関わっています。関心のある業界内にはどんな仕事があるのか、どんな会社が存在しているのかを研究することが大切です。

マイナビ編集部から

2000年に映像伝送専門の会社として誕生したネクシオン。自社ネットワークで全国のイベントの“現場”と放送局を結び、リアルタイムで映像を届けるというサービスを提供している。専門企業だからこそのノウハウやリスク管理の実績があり、インターネットではカバーできない、安定した伝送環境と高画質な映像にも対応できるシステムで、多くの放送局とのタッグを組んできた。同社のサービスの導入事例を見ると、世界的なスポーツ大会や注目度の高いコンサート、そして報道分野では選挙の中継など、誰もが知るイベント名が並ぶことからも、同社に対する信頼の高さがうかがえる。

そのサービスの提供を支えるのがさまざまな研修制度だ。専門性の高い分野であることから、知識ゼロから入社してスキルを磨いていくのが同社のキャリア。新入社員研修では、1ヶ月かけてさまざまな部署や施設を訪問して、同社の事業の内容やその全体像を学んでいく。「映像伝送」の仕事を具体的に理解した上で、配属先の業務に就くことができるプログラムだ。他にも年次に合わせた研修や必要なスキルを磨く研修、資格習得支援、eラーニング制度なども用意される。インタビューでは「大切なのは興味とポジティブさ」という言葉がたびたび聞かれ、未知の分野に挑戦したい、その意欲を受け入れ、育てる社風が感じられた。

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2026年の1月にオフィスを移転。営業職と技術職の業務を1拠点に集約することで、コミュニケーションが取りやすい環境に。気軽に打ち合わせできるスペースも作られた。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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