最終更新日:2026/6/1

(株)三澤牧場

業種

  • 農林・水産
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

成長を続ける牧場経営で、規模拡大も計画中。やりたいことが実現できます。

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学生時代の学びにかかわらず、チャンスの多い会社です

約700頭の乳牛を飼育し、牛の快適性を最優先に考える「カウコンフォート」を追求した牧場運営を行っている三澤牧場。若手社員も多く在籍しており、早い段階から責任ある仕事を任され、現場で活躍しています。

★木村佳鈴さん(写真右)/哺育/2024年入社/麻布大学 獣医学部動物応用科学科卒
海の幸に恵まれたエリアで、牛や人間同士の関係性も良く、待遇面も充実した会社で働きたいと入社を決めた。

★齋藤明日香さん(写真左)/繁殖 リーダー/2023年入社/鹿児島大学 農学部農業生産科学科卒
農業高校の頃から動物が好きで、大学でも畜産を勉強。家畜人工授精師の資格を活かしたいと入社した。

★溝越拓人さん(写真中)/治療・ロボット搾乳 リーダー/2021年入社/立命館大学 経済学部経済学科卒
酪農業のインターンシップに参加し、業界に興味を持つ。実家からのアクセスに便利なため、関西の大学からUターン就職をした。

子牛たちの個性を見極める「哺育」を実践しています/木村さん

神奈川県で育った私にとって、北海道での暮らしは新鮮でした。広大な景色の中で四季をはっきりと感じられる環境も気に入っています。学生時代のインターンシップで感じた、カウコンフォートを大切にする当社の姿勢や、社員一人ひとりの意見や挑戦したい思いに真摯に向き合ってくれる風土があることも、入社を決めた大きな理由のひとつです。

当社には「搾乳」「外回り」「哺育」「繁殖・治療」の4つの部署があり、配属は本人の希望を尊重して決定されます。私自身、学生時代に家畜や生体について専門的に学んできたことから、その知識を現場で活かしたいと考え、哺育部門を希望しました。自分の意思をきちんと受け止めてもらい、希望する分野で経験を積める点も、この職場の大きな魅力だと感じています。

哺育の仕事は、便の状態確認や体温測定といった日々の健康管理をはじめ、症状に応じた投薬、ミルクやりなど多岐にわたります。現在は約170頭の子牛を6名のスタッフで分担して管理しており、その中で私は治療を担当しています。ミルクは1日3回、投薬は1日2回が基本で、子牛一頭一頭の状態を見極めながら対応しています。

入社当初は、先輩が判断した治療内容に沿って処置を行うところからスタートしましたが、2年目に先輩が異動したことをきっかけに独り立ちしました。現在では、症状を観察し、自ら治療薬を選択する立場を任されています。仕事を進めるうえで心がけているのは、仲間とのコミュニケーションです。ただ決められた作業をこなすのではなく、気づいたことや改善点を共有し、チームでより良い方法を考えながら取り組める点も、この職場の魅力だと思います。
子牛には一頭一頭異なる個性があります。ミルクの飲み方ひとつをとっても違いがあり、日々の小さな変化に気づけるかどうかが治療の質を左右します。懐いて近寄ってきてくれる子牛もおり、そうした反応を感じながら成長を支えられることに、この仕事ならではのやりがいを感じています。

今後は、さらに多くの症例を経験しながら専門性を高めていくとともに、将来後輩を指導する立場になった際には、自分が学んできたことや経験を分かりやすく伝えられる存在になりたいと考えています。自分のやりたいことに挑戦し続けられるこの環境で、これからも成長していきたいです。

三澤牧場のイチオシ

多くの牛を飼育している中で、ミルクの量や治療方法を一頭一頭に合わせて細かく管理している点です。丁寧な管理体制には、とても驚きましたね。(木村さん)

早くから自家繁殖の現場のリーダーを任せてもらっています/齋藤さん

繁殖部門では、人工授精や受精卵移植、搾乳牛の治療などを行っています。対象となる牛は400頭弱。毎朝、部署全体で発情観察を行い、その結果をもとに人工授精や受精卵移植を進めるほか、妊娠につながらない牛への子宮洗浄や注射づくりなどにも対応しています。
その中で、私は主に注射業務と人工授精、受精卵移植を担当しています。当社では、人工授精を外部の農協や獣医師に依頼せず、100%自家繁殖を行っている点が大きな特徴です。家畜人工授精師の資格が必要なうえ、高い技術力も求められるため、自家繁殖を実践できている牧場は決して多くありません。

技術面では、丁寧さと同時に繊細な作業が求められます。牛の子宮は内臓の一部であるため、子宮頸管拡張棒などを扱う際には常にリスクが伴います。動かし方を誤れば、妊娠しなくなる可能性もあるため、細心の注意が必要です。
私自身も、最初は発情観察を行いながら先輩の動きを見て学ぶところから始めました。家畜人工授精師の資格を持っていたため、早い段階から人工授精には携わらせてもらいましたが、子宮頸管を通して精子を正確に送り込む作業は簡単ではありませんでした。学んだことは必ずメモに取り、自宅で見返すことを習慣にし、一つひとつ確実に自分の技術として身につけてきました。同時に、動物の行動特性や生殖に関する知識など、学生時代に専門的に学んだ内容が現場の理解や判断に大いに役立っています。
そうした積み重ねが評価され、今年4月からはリーダーを任されるようになりました。リーダーとして心がけているのは、私が不在でも業務が滞らないよう、仕事の進め方を部署全体で共有することです。後輩が間違えた時も何度でも丁寧に教え、説明が足りないと感じた部分はメモにして渡すなど、伝え方にも工夫しています。

仕事のやりがいを感じる瞬間は、自分が種付けした牛が無事に妊娠し、分娩まで順調に進んだ時に尽きます。愛着のある牛には「さつまいも」や「牛丼」など、自分なりの名前を付けて呼ぶほどです。
もちろん、学びに終わりはありません。会社には毎週獣医師が来訪するため、その都度質問を重ねていますし、札幌で開催される酪農技術セミナーにも積極的に参加しています。今後の目標は受胎率をさらに向上させること。そして将来的には、どんな牛でも妊娠へと導ける「受精卵移植のプロ」を目指しています。

三澤牧場のイチオシ

培養施設のある点です。現場のすぐ近くにラボがあり、スピード感はもちろん、OPU-IVPといって能力の高い母牛由来の胚の大量生産も可能です 。(齋藤さん)

文系出身からリーダーに。新牛舎も任される予定です/溝越さん

私は文系出身で、酪農や畜産の知識はまったくない状態からのスタートでした。最初に任された仕事は、牛への餌やりや治療後の片付けなどの基本的な作業。牛舎の場所すら分からず、「ホルスタインって何だろう?」というレベルで、どの牛も同じ顔に見え、体調の良し悪しをどう見分ければいいのかも分からず戸惑うことばかりでした。そんな中、先輩がマンツーマンで指導してくれたことが、大きな支えになりました。「ここはこう見るんだよ」と一つひとつ丁寧に教えてもらい、分からないことはその場で確認しながら、少しずつできることを増やしていくことができました。未経験でも基礎から学べる環境が整っていると感じています。

現在は、治療に関しては正常に生まれなかった際の分娩介助や、分娩後の体調チェックなどを担当。またロボット搾乳部門では、牛をロボットへ誘導する作業や、機械・牛のベッドの清掃など、管理業務を中心に担っています。私たちの仕事は、牛の健康と快適さを第一に考えること。そのため、日々の観察やロボットのデータチェックを通じて、牛の個性や小さな変化に気づくことを大切にしています。搾乳には、人が行うパラレルパーラー方式などもありますが、ロボット搾乳は牛が自分で入りたいタイミングで1日3~4回搾乳できる点が特徴です。牛のストレス軽減につながるこの仕組みを、管理面から支えています。

こうした経験を積む中で、2年前にリーダーを任されるようになりました。決して特別な経験があったわけではありませんが、目の前の仕事に手を抜かず、努力を続けてきた姿勢を評価してもらえたのだと思っています。現在は部署の取りまとめと若手育成が主な役割です。特に未経験で入社した人には、自分がつまずいた経験を踏まえてアドバイスを行い、ただ言われた通りに動くのではなく、自分で考える力を身につけてもらうことを意識しています。

仕事のやりがいを感じるのは、自身や後輩の成長を実感できた時です。できることが増えれば、それが牛乳の生産量向上など、目に見える形で会社への貢献につながります。
今後は、治療に関する理解をさらに深めていくことが目標。牛舎の増設とロボット班の新設も予定されており、そのリーダーを任されることになっています。自分自身もさらに成長しながら、未経験からでも挑戦できる環境づくりをしていきたいと考えています。

三澤牧場のイチオシ

常に新たなことに挑戦している点です。最近はロボット搾乳の方法を見直し、作業効率の向上を実現したり、足の負担を軽減させるベッドも導入したりしています。(溝越さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 木村さんが感じる職場の雰囲気
  • 齋藤さんが感じる職場の雰囲気
  • 溝越さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

私はできるだけ多くの現場を知りたいと考え、各地の牧場に自ら連絡を取り、インターンシップのアポイントを取っていました。実際に社員の方々と接し、仕事内容や職場の雰囲気を体感できたことは、後になって振り返ると非常に大きな財産になっていると感じています。また、オフィス系ソフトの操作に慣れておくことで、そうしたスキルも社会に出てから十分に活かすことができますよ。
(木村さん)

企業研究を進める際には、ホームページやSNSを活用し、具体的な業務内容や部署構成、その会社でどのような仕事ができるのかを重点的に確認していました。インターンシップへの参加などの実体験を通じて、「自分は何をやりたいのか」「どの会社が一番合っているのか」を明確にして、将来の自分を想像しながら企業研究を進めてほしいと思います。
(齋藤さん)

もし軸がはっきり定まっていないのであれば、まずは実際に動いてみることが大切だと思います。私の場合、夏休みで実家に戻った際にアルバイトを経験して、知らなかった世界に触れたことで、新たな発見につながりました。インターンシップも特定の業界に絞らず、少しでも興味を持った企業には積極的に参加し、実際に足を運ぶことで、企業の考え方や雰囲気を、ホームページ以上に深く感じ取ることがおすすめです。
(溝越さん)

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「学生時代にアルバイトをしておくのも、企業研究を進めるうえでおすすめです。たくさんの世代の人とコミュニケーションを取れるいい機会ですよ」と先輩たち。

マイナビ編集部から

オホーツク海とサロマ湖を望む湧別町に拠点を構える三澤牧場。280ヘクタールという広大な作付面積を有し、約700頭を超える牛を飼育する牧場だ。牧場運営においては「カウコンフォート」を重視し、乳牛がストレスなく、快適に過ごせる環境づくりを徹底。培養施設の完備や自社での飼料生産、さらにはバイオガス発電への取り組みなど、環境と生産の両立を見据えた特色ある取り組みも積極的に進めている。

職場の雰囲気に目を向けると、今回登場した3名をはじめ、若手社員が数多く活躍している印象を受けた。実際に現場からは、「他部署や事務スタッフとも日常的に会話があり、自然と情報共有ができています。最近導入されたマッサージ施設の利用費補助も魅力です」(木村さん)、「同世代が多く、趣味の話で盛り上がることも多いですね」(齋藤さん)、「会長の運転で船釣りやクルージングに出かけることもあり、リフレッシュできます」(溝越さん)といった声があがった。

さらに、同社のインターンシップでは、年次が近い先輩社員から仕事のやりがいを直接聞いたり、食事をともにしたりする機会も設けられているという。牧場の仕事だけでなく、その土地や人の魅力に触れられる貴重な機会として、理解を深めるうえで大きな意味を持つはずだと取材を通して感じた。

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どんなに規模が大きくなっても、一頭一頭の牛を大切にする姿勢は変わらない。学生時代の学びに関わらず、“動物が好き”という人材が多く活躍している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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