最終更新日:2026/7/22

(株)スズキエンジニアリング【スズキ(株)100%出資子会社】

業種

  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
静岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

スズキ車の外装・内装部品の設計者として、スペシャリストを目指せる企業です。

  • 機械系 専攻の先輩

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入社時から設計職に携われる環境で、やりたい仕事に専念

山口 大輝/工学部 機械工学科卒
設計部 設計2課 ドア設計係/2020年入社

宇都口 理斗/工学部 機械工学科卒
設計部 設計1課 インパネ・内装設計係/2024年入社

「自動車が好きで設計職を目指す人も、設計業務に携わりたいという思いから自動車業界を志望する人も、どちらも最近は大多数ではないのかもしれませんが、必ず存在します」。そう語った山口さん。本当に車が好きで、設計が好き。そんな人が集まったエキスパート集団である(株)スズキエンジニアリング。なぜこの会社を選んだのか、設計職のどこに惹かれたのか。さらに、仕事を進める上で大切にしていることについて、二人の設計者に語ってもらった。見えてきたのは、チームコミュニケーションの重要性だ。

自動車関連の設計職に就きたいという思いを叶え、日々充実しています。

◆車好きが高じて
小学生の頃から自動車に興味があり、親がスズキ車の販売に携わっていた影響で、最も身近な車はスズキでした。中でもジムニーが大好きで、その思いは今も変わっていません。大学選択でも自動車関連の仕事に就きたいと考え、自動車システム開発工学科という学科を選びました。就職活動では設計現場で働くことを第一条件に企業を探していましたが、当時は学部卒で設計に関われる企業はほとんどありませんでした。一方で大学院進学も考えていなかった中で出会ったのが当社です。会社説明会に参加し、自分のやりたいことと仕事内容が合致していると感じました。カーメーカーでは必ずしも設計に配属されるとは限らなかったため、入社時から設計業務に携われる点が決め手でした。

◆一連の工程に関われることが大きな魅力
入社以来6年間、ドア設計に携わっています。デザイナーから出てきたデザインをもとに、ドア一枚分の部品構成をゼロから検討するところから業務が始まります。二次元での部品レイアウトや寸法を決め、コストや加工性などを考慮しながら、CADを用いた3Dデータの検討を行って設計を進めていきます。ドアでは、板金などの部品は社内で設計し、ゴム部品など一部の部品は社外の協力会社と連携して開発します。スズキの車両の開発を行っているため、本社の開発の担当者とは日々連絡を取りながら業務を進めています。ほとんどの場合、初期デザインの段階から、デザインの要望を優先させながら、機能や法規・生産性の確認を行い、課題をデザイン側へ提起するところから始まりますが、そこから車種によっては試作品の確認や量産開始まで、一貫して関わる場合もあります。初期設計から製品化までの流れを実務として経験できる点にやりがいを感じています。 一方で、前例の少ない先行開発品に携わることもあり、判断に迷う場面もあります。その際は、本社の担当者や社内の先輩・上司にフィードバックを求めるなど、コミュニケーションを重視して業務に取り組んでいます。

◆車全体の外装品の設計に対応できるエンジニアに
将来は、ドア設計にとどまらず、自動車全体を見渡せる設計者になることが目標です。私は自動車が好きで設計者を目指したので、その情熱を原動力に、当社が扱う目に見える外装品について、そのすべての設計に対応できるようなエンジニアになりたいと思っています。
(山口 大輝)

休日の過ごし方は?

祖父の形見でもある古いジムニーを手に入れました。休日には手直しを楽しんでおり、大切な時間となっています。(山口さん)

専門スキルと並行してコミュニケーションスキルも向上しました。

◆自動車設計のスペシャリストを目指して
親戚に車好きが多かったことをきっかけに関心を持ち、自動車産業が盛んな愛知県の大学へ鹿児島から進学しました。機械工学を学び、就職活動では東海地方で自動車設計に携われる企業を中心に検討。やりがいを最も重視しつつ、福利厚生や賃金などの条件も比較しました。自動車設計を専門とする企業は多くはなく、研究室の教授から当社を紹介され、設計業務に携われる点や、転勤が少なく腰を据えて働ける環境に魅力を感じ、入社を決めました。

◆仕事のカギはコミュニケーション
入社以来、インパネ内装の設計を担当しています。将来発売される車両の部品が、デザインの要望や必要な機能・生産要件などを満たしているか、法規に適合しているかなどを検討し、重量・コストの低減や部品の共通使用の可否などについても検討しながら、社内の設計ルールに沿って形状を考えています。現在は、コンソールボックスやメーターフード周辺の部品を、先輩の指導を受けながら担当しています。世に出る前の車を知ることができる点や、過去の設計者が「どうすればお客様に喜んでもらえるか」を考え抜いた意図を、逆算して読み解くことに面白さを感じています。入社1年目の研修ではバンパー設計の課題に取り組み、「今までで一番良い」と評価を得られたことが印象に残っています。その際は、多くの人とコミュニケーションを取りながら情報を収集し、理解を深めて設計に反映しました。一方で、2年目の配属直後に、デザイン形状が設計要件を満たしているかの検討について、まずは自力で取り組むよう指示されたのですが、進め方や相談のタイミングが分からず、一人で悩み続け業務を停滞してしまった経験もあります。この経験から、進捗報告の重要性と、期限を自ら確認することの大切さを学びました。

◆グループ全体を見据えて
現在は、関係者と円滑にコミュニケーションを取ることを意識しています。気軽に相談できる関係性が広がることで、業務の効率向上にもつながると考えています。AI活用が進む中でも、人と人とのコミュニケーションの重要性は変わらないと感じています。今はスズキ本社を含む約10人の同期との連携を活かし、困った際には教え合い、協力しながら問題解決につなげています。今後も経験を重ねながら、本社とのやりとりの窓口を担えるよう成長していきたいと考えています。
(宇都口 理斗)

休日の過ごし方は?

浜松は初めての地なので、浜名湖や天竜川へのドライブ、バーベキューなどを楽しんでいます。連休には鹿児島の実家に帰省しています。(宇都口さん)

孤立しにくい風土や、自分らしく働ける環境が整っている点は大きな魅力です。

◆コミュニケーションを第一に考える企業風土
私たちの設計現場で共有されているのは、「コミュニケーションこそ設計を進める上で重要」という考え方です。自動車は何万点もの部品が集まって成り立っており、隣接する部品の担当者との細やかな調整は欠かせません。ドア一枚、インパネ一つの設計でも、本社の担当者、社内の先輩や上司と日々連絡を取り合いながら、自分の考えを共有し、フィードバックを受けて形にしていきます。各チームで週に一回程度、検討内容を共有する場を設けて、お互いの進捗や課題を持ち寄りながら設計をブラッシュアップしていくよう心掛けています。

こうした風土があるからこそ、社内には「とても話しやすい」雰囲気があると感じています。コミュニケーションが苦手な人にも周囲が自然と目を配り、声をかける文化があります。入社直後の研修期間中でも、現場で実際に働く先輩や上司に質問することができますし、積極性は評価してもらえます。だからこそ、私たちは早い段階から「自分一人で抱え込まず、人に頼りながら形にする」という設計を進める上での大切な考え方を身に付けられると思っています。(山口)

◆働く環境整備も充実
働き方の面での魅力も多くあります。フレックスタイム制のおかげで、プライベートな用事に活用したり、自分の生活のスタイルに合わせたりすることができるのはありがたいと感じています。また有給休暇は取りやすい環境ができているように感じます。業務が長期スパンで進む設計職の特性上、スケジュールの調整がしやすく、月に複数日取得する場合も少なくありません。また夏季、冬季、ゴールデンウィークには9日間ほどの長期休暇が取れますし、例年7月には4連休があったりします。上司や先輩との距離が近いので、「来週この日に休みたい」と気軽に申請できる雰囲気があります。

遠方から入社した社員向けには、会社近隣に寮(アパートの1室ずつを借り上げる形)が用意されています。また、2026年6月より福利厚生制度としてカフェテリアプランが導入され、社員食堂や提携施設などで、新たな形で補助や割引が利用できるようになりました。私は現在補助金を使ってジムに通っています。オンとオフのメリハリのある生活は、仕事への集中力も高まりますし、日々充実感を得られるので、働きやすい環境だと感じています。(宇都口)

休日の過ごし方は?

案件ごとにチームで取り組みますが、業務スケジュールは個々の担当に任されているため、自分で計画的に休暇を取得できる点はありがたいです。(山口さん、宇都口さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 山口 大輝さんが感じる職場の雰囲気
  • 宇都口 理斗さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

みなさんに伝えたいのは、まず幅広く、様々なことにチャレンジして欲しいということです。自分の視野を広げる上で、これはとても大切なことだと思っています。私は単純に車が好きで設計の道に進みましたが、たとえばキャンプや釣りが好きで、その分野の仕事に就いた人もいます。ただ、こうした道は、実際に体験してみないと、どのような点に魅力を感じるのかは分かりません。「これが好きだからとにかくこれをやり通す」という考え方ももちろんありますが、少しでも興味のあることがあれば、まずは挑戦してみる。そこから新たに見える世界もあるかもしれません。これを私は学生時代に意識して実践していました。

業界がある程度絞れてきたら、同業他社のどのような点を見て選べばよいのか、迷うこともあるかと思います。自動車業界であれば、メーカーごとの車づくりの考え方に注目することも重要な視点の一つだと思います。たとえばスズキは「いい車をできるだけ安価に」ということを掲げています。ポルシェやフェラーリなどとなると、まったく違う発想で車を作っていると思います。そのため、自分はどのような考え方で車をつくりたいのかを軸に、それと合致するメーカーを探してみてください。その考え方を調べていくと、企業研究や業界研究につながっていくと考えています。
(山口 大輝)

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工業高校出身の同級生たちは休みが短いとよく言っています。しっかり働くために、しっかり休む。長く働く上でも大切なことだと感じています。(山口さん)

マイナビ編集部から

自動車メーカー「スズキ(株)」の100%子会社であり、グループ内でエンジニアリングを専門に手がける企業である(株)スズキエンジニアリング。バンパーやドアなどの外装部品、インパネなどの内装部品の開発から設計、試作、検証、生産部門との調整までを担っている。中でもバックドア設計などにおいては、スズキ本社から特に厚い信頼を得ている。

魅力の一つは、入社時から設計業務に携われる環境である。自動車メーカーでは配属によって業務内容が決まる場合も多いが、同社では配属先は自動車の設計開発部門であるために、それを理由に入社を決めた若手社員が大勢いる。教育制度や働く環境の整備も進んでいる。同社は約100名の企業であるが、スズキグループの教育システムを活用し、様々なeラーニングを中心に受講できる。新入社員には長期の研修期間が設けられており、CADの習得も可能である。情報系や電気電子系出身者であっても基礎から学べる環境が整っている。また、ファブレス企業であるため生産実習は行わず、設計実習を中心に実務に近い経験を積むことができる。

また、週休二日制に加え、浜松の地域行事に合わせた連休制度やフレックスタイム制も導入している。借り上げ寮やカフェテリアプランなど福利厚生も整備されており、仕事とプライベートのバランスを取りながら働くことが可能である。こうした制度や環境の整備も同社の特徴の一つだと感じた。

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自動車設計の中でも、エンジンなどの内部ではなく、目に触れる内外装品であるため、自分が設計したものを実際に見ることができる点は、大きなやりがいの一つとなっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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