最終更新日:2026/8/3

スマートキッズ(株)【Z会グループ】

業種

  • 教育
  • 幼稚園・保育園
  • サービス(その他)
  • 福祉サービス
  • 出版

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

社会の変化に応えながら安定基盤を確立。「働き続けたい会社づくり」を目指す

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Z会グループの一員として大切にしている「クレド」にも注目!

■代表取締役社長 野村 景子さん

安定した経営基盤を確立し、関東を中心に放課後等デイサービスの教室を展開するスマートキッズ。2020年より同社の代表を務める野村氏に、同社の強みや大切にしているもの、未来に向けたビジョンなどを語っていただきました。

「福祉」×「教育」の会社であることが、最大の特徴であり強み

当社は2008年、心理学専門校の運営会社として設立されました。2012年に児童福祉法の改正に伴って「放課後等デイサービス」が制度化され、民間事業者も本事業に取り組めるようになったのを機に、同年5月、放課後等デイサービス・児童発達支援事業をスタートしました。

事業開始の背景にあったのは、「発達に悩みを抱えるお子さまに、早期に療育の機会を提供したい」という保護者の方々のニーズの高まりです。それから約14年ほどで、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・兵庫県・宮城県において55教室を展開するまでに成長しました(2026年4月現在)。今後もニーズがある地域があれば、着実に教室を広げていく考えですが、教室数を闇雲に増やすのではなく、一つ一つ丁寧な教室づくりを行いながら、堅実な成長を目指す方針です。

当社の最大の特徴は、福祉としての療育という観点を大切にしつつ、「教育」をベースにした事業展開を行っている点です。当社は「教育の力により、一人ひとりの可能性を最大限支援することによって、共生社会の実現に貢献します」という理念を掲げています。2017年には、この考え方や価値観と親和性の高いZ会グループに参画することになりました。心理学専門校の運営事業者としてスタートした経緯に加え、教育事業をメインとするグループの一員となったことで、「教育」という当社のドメインがさらに強化された形です。

法改正など業界を揺るがす大きな変化もありましたが、当社は早くから資格研修をオンラインで受けられるサービスの提供を始め、自治体の支援もいただきながら拡大を図ってきました。今では全国の業界関係者の中で「資格研修事業のスマートキッズ」として名前が知られる存在となったと自負しています。事業の柱が増えたことは、経営基盤のいっそうの安定化にもつながっており、利益を教室事業に関わる社員たちに還元できるという、非常に良いサイクルが生まれているのです。

スマートキッズの特徴

Z会グループの一員として、教育のノウハウを活かした児童発達支援の事業を展開。近年は「資格研修事業のスマートキッズ」としても全国に知られる存在に。

社員が幸せであってこそ、お子さまにも最良の支援ができる。

代表就任以降、私が最も注力してきたのは、組織体制や制度面の強化、処遇向上といった社内改革です。

ベースにあるのは、社員が幸せであってこそ、お子さまにも最良の支援ができるという考え。社員たちが「長く働きたい」と思える会社にすることが、療育のナレッジの共有や定着、チームの支援力の強化につながります。それによって、お子さまや保護者が「またここに来たい」と思える教室に成長すれば、業績につながり、その利益を還元することで、さらに社員たちの定着につながるのです。

このポジティブなサイクルを回せるよう、奨学金返済支援制度を整えたり、年間休日休暇を120日に拡充したり、福利厚生のアウトソーシングを導入したりと、社員たちが公私ともに充実した生活を送れる仕組みを整えました。福利厚生制度の中では、テーマパークの優待チケットが特に人気が高く、社員たちに喜ばれています。

こうした社内改革の結果、ベテラン社員に加えて、若手の割合も高い会社に進化しています。「TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業所」の認定や、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」3つ星企業の認定なども取得しています。

小学1年生から高校生になるまで当社の教室に通い続けてくださっているお子さまもいらっしゃいます。長く働けるということは、その成長に長く寄り添えるということです。実際に、現場の社員たちの多くが、「お子さまの成長に寄り添っていけること」が何よりの喜びだと語っています。他にも選択肢がある中で、当社の教室に通い続けてくれるということは、「支援者・教育者としての自分たちを信頼してくれている」という証。それをやりがいに感じ、育休復帰後も「再び現場に戻りたい」と希望する社員も少なくありません。

教室の運営を行う管理職になると、売上に対する目線も必要になりますが、数字はあくまで後から付いてくるものです。目標を達成できたということは、良い支援ができて、お子さまや保護者が喜んでくれた結果です。もし目標に届かなければ、課題を見直して改善を図り、より良い支援ができる教室へと進化していけばよいのです。当社ではこうした前向きな考え方を全教室で共有しています。

スマートキッズの特徴

「社員たちの幸せを追求することが、地域の方々に支持される教室づくりにつながる」という考えから、待遇や福利厚生制度の面でも業界内で高い水準を整えている。

変化にポジティブに、広い視野を持てる支援者集団を目指す

問一.その判断でお客様の喜ぶ顔が想像できるか?
問二.その発言で仲間を動かすことができるか?
問三.その行動で社会の尊敬を得ることができるか?
そして、その判断・発言・行動は、理念の実現を真摯に目指したものか?

これはZ会グループ共通のクレド(信条)であり、当社でも大切にしている視点です。ともすると近視眼的になりやすい傾向がある仕事だからこそ、常にこの3つの問いに立ち返り、全体にとってのベストを考える広い視野を持つことを重視しており、全社員向けの昼礼でも毎回皆で確認しています。

会社の経営方針を決定する会議においても、「この判断で社員たちは喜んでくれるだろうか」「長くこの会社で頑張りたいと思ってくれるだろうか」という問いを重ねながら、制度や方針を決めています。クレドを判断軸としてきたことで、「社員を大切にし、その幸せを願う風土」が社内に浸透してきた手応えを感じています。

この業界は3年ごとに報酬改定があり、大がかりなルール変更も行われる業界です。だからこそ、当社はそうした環境の変化をポジティブに捉えて挑戦し、変化をチャンスに変えることで企業としての成長を図ってきました。

社員たちが変化にあわせて変容しやすい環境を整えることは私たち経営陣の役割ですが、社員たちにも「変化に柔軟に対応できる人材」に成長してほしいと期待しています。「変化を恐れず、自らも変わっていこう」という意思がある方なら、当社は活躍できる環境が十分に整っています。

この業界で支援者として働くためには、人の痛みを理解できることや、人として誠実に対応できるかが求められます。それだけではなく、変化に対してしなやかに適応し、行動できる人もこの仕事に向いていると考えています。

スマートキッズの特徴

3つのグループクレドを軸に事業を展開する同社。「お子さまや保護者に喜んでほしい」「良い仲間と協力して働きたい」「社会貢献がしたい」といった思いが叶う会社だ。

企業研究のポイント

仕事は生きていく上で必要なものですが、これから社会に出る皆さんには、できるだけ幸せを感じられる瞬間がある仕事に出会ってほしいと思います。

そのためには「自分の関心がどこにあって、何をしているときに自分は幸せを感じるか」を、日常を振り返って見出すことが第一歩になります。「自分がこんなときに幸せを感じる」を見出せたら、次は「どの業界や会社でなら、それを実現できそうか」という観点で、企業研究を進めていくことが有効だと思います。いくつかに候補を絞れたら、その中でも自分にとってより良い環境がある会社や、良い仲間に出会えそうな会社に注目してみるのがおすすめです。

その観点で言えば、当社は「人に何かをして喜んでもらえたとき」に幸せを感じる人が活躍する会社です。別軸で研修事業なども行っているので、物事を組み立て、仕組みをつくっていくことに喜びを感じる人にも、やりがいを感じていただけるはずです。

また、当社の理念には「共生社会の実現に貢献します」という言葉がありますが、現場の教室でも、社会貢献の視点からの“最善”を「最適に」で提供することを目指しています。「目の前のお子さまの支援を通じて、共生社会をつくっている」ということを意識できる人には、非常に魅力的な仕事だと思います。

(代表取締役社長 野村 景子さん)

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ヒントとなるアイテムで困っているお友だちを助ける同社のキャラクター『そらくま』のように、お子さまを支援し、児童福祉の専門家として活躍できる環境が整っている。

マイナビ編集部から

今回の取材を通して、スマートキッズは「安定した会社で、専門性を磨きながら児童の発達支援を行いたい」という意向を持った学生が活躍できる企業だと感じた。教育・研修事業を手がける会社やグループとして非常に充実した教育制度があり、本社には学術的な裏付けを持って現場をバックアップする心理士チームなども存在するため、出身学部や経歴を気にする必要はない。本社の人事が中心となって必要な研修を現場に落とし込んでいるため、新しい情報や学びにもコンタクトしやすい環境だ。

専門的な知見や技術を磨き続けていけるだけでなく、総合職として多様なキャリアの選択肢を持ちうることも、意欲的に事業の多角化を図っている点も同社の魅力だと言える。教室で支援を経験し、エリア全体のマネジメント経験を積んだ後は、本社の部門で力を発揮したり、研修事業の営業職として対外的に活躍の場を広げたりすることも可能だ。

ここ10年ほどで、飛躍的に進化している企業であることも、代表のお話を通じてよく理解できた。理念やクレドを大切にしているため、企業研究ではそれらのメッセージに共感を覚えるかどうかも確かめておきたいところ。また、取材中に社長が社員の様子を気にかけ、繰り返し現場の社員たちへの感謝の言葉を述べていたことも印象に残った。「社員の幸せを願う会社」としての同社のあり方にも注目してみてほしい。

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児童発達支援の仕事は、一度学んで終わりではなく、知見をアップデートする意識や学び続ける姿勢が必要になる。教育環境が極めて充実している点は同社の大きな魅力だろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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